2tダンプで薪の配達に出たら広域農道で町議会選挙の先導者の後ろを走ることとなってしまった。そのうちどこかで離れるだろう、それにしてもウグイス嬢うるさいな!と、と後ろをくっついていくと、どうやら同じ方向に向かいたがる気配。
そのうち家の立ち並ぶ集落に入り、沿道や道路に隣接する畑などで作業する人たちが手を振ると、ウグイス嬢が歓喜の言葉を上げる。その後ろをくっついて仏頂面でダンプ運転していても失礼になりそうだから、関係ないけど私も運転しながら手を振っていたんですが、延々10kmも。誤解されちゃいねぇだろうな?あくまで渡世の義理って奴なんで。
三遊亭円楽さんが死んじゃったんですね。どうも私のイメージではまだ世代交代できていないみたいで、先代の顔の長い円楽さんが思い浮かんでしまい。あれ?もう亡くなっていたのでは?と、不思議な気分でした。楽太郎さんのままの印象なんですね。
三遊亭楽太郎として出てきた頃には大卒の落語家と注目されましたが、まだそういうのが珍しい時代だったんですね。
昭和の時代、貸本屋で古谷三敏のマンガ「寄席芸人列伝」を借りてきて読みふけりました。そういえばよく上野や浅草に落語を聞きに行っていた時代でした。でも、楽太郎さんは縁がなかったな。
人様に木戸銭もらって芸をお見せする。芸能ってのはそういことなんでしょうが、落語のように「高座」と呼ばれる高い所から先に木戸銭もらって芸をお見せできる立ち位置にいる芸人とが異なる、太鼓持ちなど芸人がおりこういう人たちは芸を見せるな所を「高座」ではなく「修羅場」と呼ぶ。なんてことを漫画で勉強しました。
大道芸なんてのもありますが、「お代は見てのお楽しみ」で芸を見せて観客が納得したらお代がもらえる厳しい世界。
政治家を芸人に例えたら?と、見まわしてみると、木戸銭いただくような芸をお見せしている政治家なんかいくらもいないんじゃないのかな?週刊誌の後追いやっているような政治家にいくら支払えますか?あんたの財布から。と,問われると、芸人育てるのは観客だねぇ。