昨夜は山岳会の先輩宅に遊びに行ってました。
最近、山飯作りにこっているようで、山でもできるわかめスープと、怪しい外国産のバターやマーガリンの試食をしてきました。奥さんが警戒して近付かなかったくらいですから、相当危ない作り方をしているような気もしますが、山登りのおじさん達はこういうことが好きなんですよ。
ニュージーランド産のバター。食べてしばらくしてからバターの風味がしてくる。この味わいの感覚。英国料理みたいでした。大英帝国の一部だからか?
エゲレスの料理もうまくないよなぁ。なんて話しながら、いろいろ試食してみましたが、英国料理のあのまずさを出すのもなかなか難しい。ジャガイモなんかも腹に収まってから風味がする感じだったもの。ブリティッシュマジックかも。
巴里のモンマルトルで描いて貰った似顔絵と、上海の揚子江付近のバンドでニーハオ絵かきに水墨画風に描いて貰った似顔絵と、上野駅付近で小汚いおっさんに描いて貰った素描画の似顔絵を持ってきて、「洋画ってのは人の闇の部分を浮き彫りにするような描き方をするな。中国の描き方はなんだか陽気。日本は西洋に近い感じだけど、うっすら闇を描くなぁ。」と、表してました。ロシアなんかもっと暗いけれど。
多分、緯度による光の違いがあるのではなかろうか?ヨーロッパは妙に影か強く見えるし、美術館に行っても作品に差し込む光と影の感覚がきつい。上海なんか緯度が南ですからね。顔も平面的だしね。
お彼岸過ぎて日が短くなってくると山の陰影もはっきり出て奥行きが増すけど、まだこの時期は平面的な印象がするね。なんて、光線の波長なんかについて談議してきました。
まだ残暑の疲労でコクがあるけどキレがない。