のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

光の波長

2021年08月31日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夜は山岳会の先輩宅に遊びに行ってました。

 最近、山飯作りにこっているようで、山でもできるわかめスープと、怪しい外国産のバターやマーガリンの試食をしてきました。奥さんが警戒して近付かなかったくらいですから、相当危ない作り方をしているような気もしますが、山登りのおじさん達はこういうことが好きなんですよ。

 ニュージーランド産のバター。食べてしばらくしてからバターの風味がしてくる。この味わいの感覚。英国料理みたいでした。大英帝国の一部だからか?

 エゲレスの料理もうまくないよなぁ。なんて話しながら、いろいろ試食してみましたが、英国料理のあのまずさを出すのもなかなか難しい。ジャガイモなんかも腹に収まってから風味がする感じだったもの。ブリティッシュマジックかも。

 巴里のモンマルトルで描いて貰った似顔絵と、上海の揚子江付近のバンドでニーハオ絵かきに水墨画風に描いて貰った似顔絵と、上野駅付近で小汚いおっさんに描いて貰った素描画の似顔絵を持ってきて、「洋画ってのは人の闇の部分を浮き彫りにするような描き方をするな。中国の描き方はなんだか陽気。日本は西洋に近い感じだけど、うっすら闇を描くなぁ。」と、表してました。ロシアなんかもっと暗いけれど。

 多分、緯度による光の違いがあるのではなかろうか?ヨーロッパは妙に影か強く見えるし、美術館に行っても作品に差し込む光と影の感覚がきつい。上海なんか緯度が南ですからね。顔も平面的だしね。

 お彼岸過ぎて日が短くなってくると山の陰影もはっきり出て奥行きが増すけど、まだこの時期は平面的な印象がするね。なんて、光線の波長なんかについて談議してきました。

 まだ残暑の疲労でコクがあるけどキレがない。

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甲子園

2021年08月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 残暑なんざんしょ。月末から9月にかけての暑さというのは妙に身にしみます。

 近所のオヤジさんの本葬も終わり、余りに突然だった出来事にあっさりした告別で残された側も何かもう一つ踏ん切りが付かない思いです。

 猟師で山の中を飛び回っていたこともあり、足腰は達者で、射程距離6kmと言うライフルを持ってました。弾丸が一発350円もするからなかなか撃てないと言ってましたが、熊撃ちができる猟師も少なくなってきました。

 同じ山の暮らしでも猟師の世界は私にはうかがい知れないのですが、鳥インフルエンザというのが初めに流行った頃、養鶏所が閉鎖したり、風評被害も大きかったのですが、このあたりにもチャボを捨てていく不届き者がおり、野良鶏が跋扈したことがありました。

 コケコッコーと鶏の鳴き声で目が覚める。が、はてな?この近所に鶏買っている家なんかあったっけ?なんて時期でしたが、夜活動できない鶏は獣の餌になってしまったのか?半月もすれば姿を見せなくなりました。

 猟師のオヤジさん、キジを撃つために散弾銃担いで山の中に入ったら、鶏がいた。こんなの狩猟目録に入っていたっけ?と、目を疑ったそうです。時代が立てば「民俗学」に入ってしまうエピソードかも知れません。

 お盆の草刈りをした枯れ草が側溝の入り口など排水路を塞いでいるので、予定では今日の日曜はその枯れ草の除去作業を一緒にやる予定でしたが、予定組んだ人が骨壺に入ってしまう日となってしまったので、夜明けと共に2時間ほど一人で作業してきました。

 72歳でまだ若かったのにねぇ。と言われる時代。48年前に死んだ私の祖父はその年齢でしたが、長生きだな。と感じましたし、男性の平均寿命を越えていました。十分に年寄りと感じてましたが、今の時代は「まだ若い」ですからね。

 昭和一桁、元気ですね。平均寿命越えちゃった人は死ななくなるのかな?その人世代下の人たちの方が弱っているような気もするけれど、平均寿命越えると「年寄り」としての身体の使い方でも憶えるのだろうか?

 朝6時前に熊よけの鈴ならしながら散歩しているのですからたいしたもんです。

 オリンピック種目を体重制なんてやめて年齢制にすれば日本は圧倒的なんじゃなかろうか?

 全く興味なかったのでどうなっているのか気にもしていなかったのですが、夏の甲子園をやっており、智弁と智弁どこかが決勝だったそうで、どっちかの智弁が勝ったのでしょう。

 なんでも、どっちかの選手が骨にひびが入っているのに出場してえらかったとか。私の足の骨にもひびが入っているのだけど、誰も褒めてくれないのは活躍できないからなんだろうか?

 本来なら、選手生命縮めるようなことをやって非難されるべき所ですが、甲子園の大会主催者がマスコミですからね。

 私なんかこの年代の時の柔道の怪我の後遺症に数十年経ってから苦しめられていますよ。無茶しないで養生しておくべきだった。と。

 

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無念

2021年08月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 結局、昨日救急搬送されたおじさんは息を吹き返すことなくお亡くなりになってしまいました。死因は心筋梗塞だそうです。

 街の獣害対策をやっている人なので、昨日は一日獣の檻などを見回って飛び歩いており、およそ急死するような様子ではなかったのですが、家で「相棒」観ながら胸が痛いと苦しみだしたそうです。

 今朝は朝から葬儀の騒ぎでしたが、病院から斎場に移送され、組の人たちが集まってお別れの挨拶。こういうご時世なので、お告げの紙を配ることもなく、斎場の人たちにお任せで今夜がお通夜、明日が本葬となりました。

 子供は娘が二人おりますが長女は東京暮らしなので、朝の段階ではまだこちらには戻って来ておりませんでしたが、昼前に到着しました。

 上は101歳から下は60歳まで幅広い年齢層がいる私の組ですが、葬儀の打ち合わせのことで組を回ったのが朝の7時前。みんな既に起きていて活動しておりました。101歳のお婆さんなんか台所で魚焼いてました。やたら早起きです。

 告げに回る必要はなかったのですが、故人と親しい人には顔を出して昨日の状況などを伝えて回りました。

 近所の56歳の青年なんですが、この連休明けに糖尿病から来る壊死で左足を切断したのですが、義足でテコテコ歩いてました。しかも隠すことなく半ズボンで歩いているので目に付きます。中学の柔道部の後輩になるのですが、パラリンピック観ながら「なんかできねぇかな?」と画策している模様。壊死を起こした原因が、この冬ちょっと足をぶつけて怪我をしたら、だんだんと黒くなってきて腐り始めたのだとか。

 私も右足引きずっている状態なんですが、「俺は左足だったからクルマもなんとか乗れるけど、右足だときついかもな。」なんて笑ってました。

 彼のオヤジさんも糖尿病で、畑の軽トラの中で息絶えていたのですが、今頃の暑い時期でした。

 「情けない病気だけど、おまけで患う病気が恐いよな。」なんて言ってましたが、風邪は万病の元と同様に糖尿病は万病の元かも知れません。

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事件?

2021年08月27日 | 日記・エッセイ・コラム

 猛暑でした。晴天に辟易です。

 脱水症にならぬようこまめに水分補給してやり過ごしました。ポットに入れた冷やした水出し緑茶を、100㏄程度を少しずつ五口で飲む。そして作業を始めてまたしばらくしたら同じように小さく含みながら緑茶を飲んで、仕事する。

 それでも、夕方にはズボンの裾までびしょ濡れになるほど汗をかいており、家に戻って体重計に乗ったら今朝より4kg落ちている。脱水症状ミネラル不足で。胸や脇腹、太ももの筋肉が誤作動を起こし、手の指も引きつる。

 トマトかじりながらぐったりしていると、救急車が来て近所に泊まった模様。程なく、工作車も来たので事故でもあったのか?と、痛い足引きずりながら外に出てみると、我が家のすぐ下の家に救急車が止まっている。しかも警察官までいる。

 事件?

 この界隈で唯一の現役鉄砲撃ちのおやじさんがおり、まさか、熊にでもやられたとか?

 痛む足引きずって降りていったら、居間で消防署員が救命処置をしているところ。チアノーゼ起こしているのか顔が黒っぽくなっている。近所の人も集まっており、外に出てきた奥さんが言うには急に呼吸が苦しくなって倒れ込んだので救急車を呼んだのだとか。

 じゃ、警察官は?と、当人に聞くと、パトロールしていたら工作車が来たので、事故かな?と思って足を運んでくれたのだそうです。でも、小さな親切大きなお世話で、警官がいると事件があったみたいに思えてならない。

 元々糖尿病の持病持っている人なのですが、昭和24年生まれだからこの界隈では若い方から数えられる若者。私の組では若い方から四番目。

 昨日の夕方、私がヨレヨレになりながら水路の見回りをしていたら、心配して家に様子を見に来てくれました。昨日も蒸し暑い風のない曇り空で大汗ながして脱水症だったのですが、夕立がありそうなので、家に戻ってから水路の排水状況を見回りました。

 救急隊員の救命処置は30分くらい続いてました。隊員達が交代しながら胸を圧迫する心臓マッサージを続け、ようやく落ち着いてきたのか、胸の上に電動杵つき餅機のような機械を乗せてドスンドスンと、胸部を押しながら救急車は出ていきました。

 どうなることやら気がかりですが、このところ、この界隈の若手が皆具合が悪くなってます。私は足を怪我していますし、二番目に若い人は腰を痛めて杖付いてます。三番目に若い人も肩を脱臼したばかり。

 なんたってねぇ。来月で50代がいなくなるんですからねぇ。

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メンチかシウマイ

2021年08月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 蒸し暑い一日でした。空気がどんよりしていて動かない。空気を吸っても快感がない。密閉度の高い内湯の温泉の洗い場にいるような気分でした。

 10年くらい前ならまだこのあたりにも小中学生がおり、新学期が始まって今頃になるとまだ残っている夏休みの宿題であくせくしていたものでした。

 遠隔授業とやらを経験している今の子供達はどうなんだろう?

 病院で、7月末に膝の半月板に人工骨を埋め込む改造手術をしたオヤジさんに会いました。リハビリを兼ねて毎日2-3km歩いているのだとかで、手術したの?と疑いたくなるほど回復していました。右足リアルタイムで骨折中の私の方が病人みたいだった。

 縫った傷口から膿が出てきたので、やはりワクチン接種の影響か?と、聞いたら。不潔にしているからだよ。靴下はこまめに取り替えな。と、医者に言われてしまった。なかなか副作用だと認めないな。

 3時過ぎだったな。蒸し暑さでぐったりしてきて、水出し緑茶飲みながら考えたのですが、メンチカツの具を餃子の皮で包んだらシウマイになるんじゃねぇか?タマネギも挽肉もあるから餃子の皮とパン粉を買ってきて、同じあんを使ってメンチカツとシウマイを作ってみることにしました。

 ただでさえ蒸し暑い日にせいろでシウマイ蒸すのは身の危険を感じます。

 なので、メンチカツ揚げた油で揚げシウマイにしたのですが、天ぷら油も疲れているんですよ。気持ちもわからなくもない。この暑さだ。しかも。山菜の天ぷらから使っていたので、ブラック企業並みに酷使してきた。

 新盆の挨拶の引き物でサラダ油をいただきましたが、ここは一つ、最後のご奉公と思ってこの油にはもう一回頑張って貰おうと定年退職前の一仕事。私もね、来月還暦だから、手の裏油の気持ちもわからなくもない。

 おかげで随分焦げた揚げ物になってしまった。

 でね。いつもより余計に揚げ物上げていたら、油気にあたっちゃったのか?空腹感がなくなって来ちゃったんです。

 メンチと揚げシウマイ一つずつ味見したら夕飯食わなくても生きて生けそうで、とりあえず早寝することにした。

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2CV

2021年08月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 ウルトラマンのイデ隊員が亡くなってしまいました。

 あの機械オタクのキャラは好きでした。

 小説「死神」の村松管理官は小林昭二さん演じる科学特捜隊のキャップ。ムラマツ隊長をモチーフに書きました。

 ワクチン接種から二日目。足の甲が痛いのは変わりませんが他に異常なし。年をとったからだろうか?

 畑の近くで作業していたのですが、目にしみる用の匂いが漂っていました。夏野菜を収穫した畑に堆肥をぶち込んでいる農家がいたのですが、このきつい匂いは鶏糞ですね。あんな窒素分が多い堆肥をよく熟成もさせずに畑に入れて大丈夫なんだろうか?

 農耕接触も結構ハードです。

 この野菜農家のオヤジさんと堆肥の香り漂う中、お茶を飲んだのですが、最近、ワーゲンのザ・ビートルを買ったのだとか。農業用じゃなくて道楽用に。

 「もう人生残り少ないんだしさ、一度外車に乗ってみたかったんだぁ。」と言ってましたが、復活したビートルももう作っていないのだとか。

 実は私も昭和の時代にお江戸でもらい物のビートル乗っていたのですが、昭和30年代クルマでした。後ろに積んだ空冷エンジン。車検が毎年。2年ほど乗って叔父に引き取って貰ったのですが、叔父にとってはお気に入りで、医者になった息子が受け継いで乗ってました。さすがに夏の大阪では冷房のないクルマはきつかったみたいですが、いよいよガタが来て今はエスクードに乗ってます。

 私がそのビートルを貰ったときは月8千円のアパートに住んでいて、駐車場が1万2千円でした。しかも住宅地にある駐車場だったので、あの音がねぇ、気兼ねしちゃって、夜なんか乗れなかった。

 その頃、シトロエンの2CVに乗っている学友がおりまして、似た様なデザインでしたが、FFで空冷エンジンだったかな?しかも左ハンドルだった。お江戸の町中に停まっていると妙に絵になるのはフランスのデザインだからだろうか?

 私が乗っていたビートルもシトロエンの2CVも、乗り降りしにくい使いにくさがありましたが、よくあのでかい外国人がこんな狭い車内には入れたもんだと感心します。

 軽トラの方が広いかも。

 そういえば、ウルトラマンの科学特捜隊が乗っていた飛行機の名前がビートルだったな。

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二回目終了

2021年08月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 ワクチン、二回目入ってきました。今のところ元気です。

 体調が崩れることを予想して、夕食にはゆでればすぐに食べられるざるそばの用意をしておいたのですが、ピーマン貰ったので、挽肉買ってきて青椒肉絲どんぶりを作りました。

 味覚に異常も来していないし、肩の痛みだけで済むのかな?それにしても足の甲の痛み。骨やられちゃってますからね。

 今回の摂取は16歳以上65歳未満の方々が対象ですが、65歳以上の方が圧倒的に多い土地柄ですからね。既に半分以上がワクチン接種済ませている。高齢化限界地帯の強みかな?

 6人単位での接種なので前回と同じ顔ぶれでしたが、私の小中学時代の一年上の女性がおりまして、一昨日、コンビニに行ったらフジロックに行く県外ナンバーの危なげ慣れ中がたむろしていたので、買い物しないでそのまま帰って来たと言ってました。

 私達が小学生の時に、インフルエンザの予防接種したら体調崩して二日寝込んだ先生がおり、彼女の担任の先生だったのですが、「ワクチン移って軽く病気になることなんだな。」とその時に身にしみたそうです。

 三回目があるのかねぇ。なんて話になりましたが、通常ウィルスは大を重ねるほど毒性が弱くなっていくものですが、ここでまた新たな毒性を持つウィルスが出てきたと言うことは。

 作ってますね。

 三回どころか四回、五回もあるかも知れない。シオノギの薬ができるまで輸入品で利ざやを稼げるから。お役所も国産薬品を認可しないでしょうね。

 我々の上の年代に、自衛隊上がりの看護師さんがおりますが、昨年春からお江戸に助太刀に行っており、今は大阪に助太刀に行ってます。鬼滅の刃全巻持って戦地に赴いているので、なんとかコミック本だけは無事にご帰還願いたいのですが、帰って来たら貸して貰いたいので、マンガ屋敷の周りの草刈りをしてきました。

 この先輩、はいからさんが通るのコミック本も全巻持っていたので、帰国したら貸して貰おうと思っておりますが、歴史的に興味深いテーマが見つかりました。

 歴史書「鬼滅の刃」によると、鬼殺隊が鬼舞辻無惨を討伐してお江戸に平和が訪れたのが大正5年頃。歴史書「はいからさんが通る」によると、紅緒さんと伊集院少尉が出会うのが大正7年頃。そして後にボルシェビキと対抗するシベリア出兵が行われるのですが、この数年の時代って妙に興味深い。

 なので、こうしたテーマを持って読み返したい本なのですが、買ってまで読む本でもないし、図書館にもない。

 コミック本。なかなか手強いぞ。

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疲労が疲れた日

2021年08月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 山の向こうでフジロックをやっているようで、県外ナンバーのクルマが往来してます。

 フジロッククラスターが起きるのかな?

 私は明日二回目の接種です。都会では、ワクチンが足りなくて若者の摂取が進まないと言ってますが、田舎では若者がいないから高齢者が終わった時点で半数以上の摂取が完了している。高齢化で幸いだった。

 二回目は悦が出やすいという話を聞いているので、手間がかからないように明日の夕食まで用意しておきました。ざるそばですけどね。蕎麦で熱を下げられる。

 一回目の摂取の影響かどうかは定かではないけど、右足の甲が痛くて、一日ごろ寝していました。だんだん骨折の腫れも引いてきたのですが、痛みは腫れていたときより多い気がします。

 日曜に雨が降るのがわかっていたので土曜に無理して作業を進めたのがアダになったのか?今日は一にコクがあるけどキレがない。睡魔がやたら襲ってきて、「猫と座敷童・第三部」を書きながら眠ってしまう。ふと、目が覚めて1時間ほどごろんと横になってまた起き上がるのですが、なかなか回復しない。

 夕方、またトマトを貰ったので煮込んでトマトピューレ作りながら、これでドミグラス使ってハヤシライス作ったらいかがだろう?できればオムライスを真ん中においてそのハヤシライスで周りを埋めて、なんてイメージは浮かんでくるのですが、作る体力も気力もない。

 納豆にキュウリの塩もみで夕食でした。

 このところ雨で山の中には入れない日が多いのですが、「猫と座敷童」番外編で、座敷童ではなく木霊の清を中心にして自然を語るストーリーを組み立てているのですが、山の中で対話できていないので、なかなか面白いイメージが出てきません。

 そんな中、「死神」続編を書けという意見も出ており、つまり、自分を幽霊役でいいから出して欲しいという人なのですが、幽霊、結構人気ありますね。とは言え、あれは私の死生観の産物なので、また新たなテーマでもできれば書き出してみるのも悪くはない。

 構想を考えていると・・・また睡魔が襲ってくる。

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ダンディー

2021年08月20日 | 日記・エッセイ・コラム

 夕方、晩飯のおかずを買いに店に行ったら、一昨日斎場であった70代のオヤジさんに会いました。

 千葉真一が死んじゃいましたねぇなんて話をしたのですが、スポーツカーやアクションスターが青春時代の憧れだった世代の人なので残念がっていました。ワクチンは打っていなかったのだとか。

 このオヤジさんは70代なので先月には二回目のワクチン接種を済ませた人ですが、なんの変化もなかったけれど、奥さんは二回目を摂取した後熱が出たと言ってました。このオヤジさんの父親は10年くらい前にインフルエンザで亡くなったのですが、年末に予防接種をして三月お彼岸過ぎにインフルエンザに感染してしまったそうで、「予防したってこういうこともあるのだから、万一だめでも諦めるしかねぇやなぁ。」

 確かにそうだわな。万全を尽くしてもだめなときはある。そんときゃ諦めのブルースさ。

 なんか、話は「西部警察」という昭和の刑事ドラマの話になっていまして。渡哲也が出ていたドラマでした。

 アクションものどころかむちゃくちゃな暴力ドラマで。渡哲也演じる刑事が重心切り詰めたショットガンで犯人を撃ち殺して、のんきに「日暮れ坂ぁ~」と、歌を唄いながら去って行くラストシーンが毎回の定番。

 カーアクションも毎回の定番で、スポンサーが日産だったから日産のクルマがジャンプしたり片輪走行したり最後は爆発するのですが、10年落ちくらいの古いクルマばかり。さすがに新車はこういうスタントシーンに出てこない。

 今の時代じゃ「倫理」が厳しくて作れないドラマでしょうが、見た目は田舎の農民だけれど結構ミーハーなこのオヤジさんは「わかり哲也がかっこよくてのう。毎回観てたんだ。」

 男が憧れるダンディズムを持った人がいなくなってきたなぁ。おやじさんは申してましたが、それだけ自分たちが年をとったからかも知れません。

 粋じゃないけれど、日々も暮らしに追われている我々田舎のおじさん達も結構ダンディーだと思うよ。女性は評価してくれないだろうけどね。

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キーハンター

2021年08月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 ガイジンさんのところに顔を出したので、家出をした猫が帰って来たのか?伺ったら、未だに音沙汰がないみたいです。

 野生動物も多い山のなかですから?無事なのかどうなのか?

 猫のおかげで小説書けている身といたしましては心配ですが、「猫と座敷童」の続編にネタとなって出てきたりして。

 千葉真一が亡くなりましたね。コロナに感染していたようです。 82歳という年齢でしたから、高齢者ってことになるのか。

 千葉真一と言えばキーハンター

 私が小学生の頃、土曜の夜になると「キーハンター」というテレビドラマが放送されており、霞が関ビルに本部を持つ国際警察だったっけカナ。

 修学旅行でその霞が関ビルの前を通ったとき、まだリアルタイムで放送していた時代だったので、「ここに本部があるのか!」と見上げたおぼえがあります。

 今なんかまわりが高層ビルだらけになってしまい、どれが霞が関ビルなのかわからない。

 あの頃マンガ雑誌の怪獣のスペックを紹介するのに、高さでは東京タワーとか霞が関ビルが出てきて、ボリュームを比較するのに丸ビルがよく持ち出されていました。丸ビルってのに、全然丸くねぇじゃん。と雑誌に見入っていましたが、丸ビルもあの時代とは変わっちゃったみたいで、建て替えられちゃっているんですよね。

 夕方、風呂で中学生に会ったら、明日から学校が始まるみたいです。

 元々夏休みが短く冬休みに追加されている土地ですが、例年は25日頃に新学期です。コロナで学校の授業に、お随分遅れが出ておるみたいで、さらに夏休みが短くなったのでしょうが、若い人たちの感染が多い今回の波なので、裏目に出なければよいけれど。

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新型車

2021年08月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 ようやく雨がやみ、夜には久々に星空を拝めました。

 お盆の最中に亡くなった近所の93歳のお婆さんのお通夜に行ってきました。こういうご時世なので、黒服着て出かけていって焼香してすぐに帰ってくるだけですが、足の甲の骨にひびの入った右足が腫れて膨らんでいるので、革靴に入らない。

 ちょうど、パラパラ小雨が降ってきたので、ゴム長靴履いて出かけたのですが、雨は・・・やんだ。

 なんだか異様に目立つゴム長靴。近所の人たちは私が怪我をしていること知っているので、「足が靴に入らなかったのか?」なんて薄々感づいていましたが、異様に目立ってしまった。

 斎場で70代のオヤジさんと立ち話をしました。フェアレディZの新型が出るのだとかで、なんだかわくわくしている様子でした。

 買うの?と聞いたら「買うわけねぇじゃん!軽トラ買ったばかりだもん。」と言ってましたが、スズキキャリィ農繁仕様。この日も乗ってきていた黒塗りの軽トラ。「あれ、黒じゃねぇんだよ。濃紺なんだよ。」と言われましたが、フェアレディZよりは稼ぐと思うよ。

 私が中学生頃、このおじさんは村の農業青年で、日産サニークーペを乗り回してました。いつかはフェアレディZだったのでしょうが、今の若者は自動車なんか興味ないのだろうな。

 でも、買えなくても新型車が出るとわくわくする世代。昭和までなのかな?

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オオカミ少年県

2021年08月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 幼少の頃、夢中になって見ていたテレビアニメ「狼少年ケン」ってのがありました。

 ジャングルなのに、ライオンがいたり、何よりすごいのはヒマラヤ山脈の麓だったり、一体何処なんだこのマンガの国は?ってな番組でしたが、そんなことはこれっぽっちも考えず見入ってましたね。

 いまだに憶えているテーマソング。小林亜星が作曲してたんですね。

 千葉県でオオカミ犬なる動物が逃げて無事捕獲されたとか。オオカミも犬も遺伝子は同じですから掛け合わせて子供を作ることもできるけど、20年ほど前にペットショップでオオカミ犬なるものが売られていたのを見たことがあります。

 ロシアに行くとオオカミを飼っている人がおり、頭の大きさなど一廻り大きく、尻尾がたれているのですぐわかります。あの国はペット大国ですが、犬が人を噛むと殺処分になるので、結構温厚な犬が多く、その反面おばちゃんのみならずおねえちゃんも獰猛です。

 そういえば昭和54年だったかな。お寺で飼っていたトラが脱走して猟友会に射殺される事件がありましたが、あれは君津市だったかな?今回も千葉県ですね。

 不毛なクイズ王が参議院やっているような土地ですから、なんだか緩んでますね。

 ってなわけで、千葉県産の鰯の煮付けを買ってきて夕飯のおかずにしました。

 千葉の漁港で取れたての鰯を食べたとき、鰯ってこんなにうまい魚なんだ!と驚きました。

 私の幼少期のイメージにある鰯はせいぜい丸干しと呼ばれる半分干した鰯か、氷の中に閉じ込められている鰯で、はらわたが破れたような魚。

 神棚にお供えするのは干した鰯で、節分の時には柊の葉っぱと一緒に家の玄関に飾ったもんです。

 この1-2ヶ月は、サバの缶詰よりイワシの缶詰がお気に入りでよく食べてますが、今日は煮物のパック入りでした。

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トマトピューレ

2021年08月16日 | 日記・エッセイ・コラム

 お盆前にトマト農家のお墓の近くで作業していたので、草ぼうぼうになってました。収穫最盛期なので忙しいのだろうと、事のついでにお墓の草刈りもしておいたのですが、そのトマト農家が「世話になったから」と、チェリートマトを大量に持ってきました。

 完熟したトマトだったので、トマトピューレを作っておこうとひらめきました。

 ピューレにしてしまうと10分の一程度の量になってしまいます。

 トマトを一つ一つ庖丁で半分に切って、ゴトゴト煮ると、いい風味が漂ってくるんですね。

 お玉でちょいとすくって口に入れてみると強烈な酸味とサツマイモに似た風味の甘みが気持ちよい。

 ピューレにしてミートソースを作ろうか?ピザの下地にするのもいいなとメニューなんかを考えつつ煮込んで裏ごし。

 ホットなトマトジュースになりました。このジュースに裏ごしした果肉を入れて更に煮込んでペースト状にすればトマトピューレ完成なんですが・・・

 このジュースをお玉ですくって飲むと、またおいしい。塩を一振り入れて飲むとまたおいしい。胡椒をちょいと振りかけて飲むとそれもおいしい。

 で、500ml137円のインチキビールに入れてみると、たまんねぇっすな。

 てなわけで、ビールのカクテルに使ってしまい、全部飲んじまいました。

 トマトの甘みがインチキビールの味をよくしてくれて、今夜は最高です!

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お盆の話

2021年08月15日 | 日記・エッセイ・コラム

 お盆、日本中とんでもない雨にやられてます。

 こちらも昨日は一日良く降りましたが、幸いなことに、今のところ土砂崩れなどはありません。

 骨にひびの入った足が腫れてよい子にしているのですが、この6月に亡くなった近所に住む叔母の新盆で、昨日も手伝いに行っていたのですが、今日は親戚が集まるので、顔を出してきました。

 私のすぐ下の弟が朝から料理作りの手伝いに来ておりましたが、この家の長女が一歳上と行っても四ヶ月なのですが、赤ん坊の頃からいとこにいじめられてきたから、微妙に距離感が面白い。私の弟と一緒に台所で料理作っているのですが、従妹が半歩近づくと、一歩逃げる。そんな間合いで絶妙に弟が逃げる様子を眺めてました。

 三つ子の魂百までもじゃないけれど、半世紀以上経っても今のところ変わっていない。これもソーシャルディスタンス?

 昼近くになって高崎に住む7月に亡くなった叔母の娘がやって来ました。何かとお騒がせの従妹なのですが、いきなりベンツのSUVを玄関横付け。父親と娘を連れてくるのは想定の範囲内でしたが、別れた元夫も連れてきた。

 なんでも、離婚後25周年の銀離婚式の年なので、ちょくちょく呼びつけては家や庭の手入れなどやらせているようですが、まぁ、このくらいはやらかしそうなキャラなので、これもありか。

 こちらの叔母はまだ四十九日が済んでいないので新盆にならないのですが、ちゃっかり位牌を持ってきて「姉妹仲良く新盆の供養ね。」と、飾ってました。

 しかも、白木の位牌じゃ殺風景だからと、ピンクのクリスタルの位牌作ったそうで。

 やらかしますね。とことんやらかしますね。でも、供養なんてことを思いつくようになったのですから、大人になったもんです。もうすぐ50になるんだけど。

 怪我をした足の甲。包帯巻いていると蒸れるので、包帯とってむき出しにしていたのですが、「こういうだらしないことしていると、雑菌が入って腐るよ。いい年なんだから常識をわきまえて行動しなきゃだめじゃない。」と、説教されました。

 「常識」なんて言葉を使うようになったんだから成長したんだな。と、聞いておりましたが、私の弟が近くに住んでいるので、病院勤めのしっかり者の娘が夜勤の時などに料理を作りに行くなど、ちょくちょく様子を見に行っているようです。

 「叔母ちゃんが死んでこの一ヶ月で随分大人になったきたぜ。」と、弟が申しておりましたので、やっぱ人間成長しているようです。

 常識かぁ。そういうことを考えられるようになるんですね。感心しました。

 変えるときにご自慢のクリスタルの位牌忘れていくんじゃなかろうか?と心配しておりましたが、忘れることなくしっかりもち帰りましたから。「成長したよなぁ。」と皆で感心してました。

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レトロなの?

2021年08月13日 | 日記・エッセイ・コラム

 こちらも一日雨で、夜半には3レベルの警報が出ました。

 最高気温が22度。半袖では寒いくらいで快適のはずが、寝るにも快適な温度。

 お休み初日で、「猫と座敷童」の第三章を書いていたのですが、疲れがドカンと出て椅子に座りながらうとうと寝ては目が覚め、ノートに何か書こうとしながらうとうとしだして、その繰り返しで万年筆のインクが乾いていました。

 YouTubeで「山かげに生きる人たち」という映画を見てましたが、60年前、私が生まれたころに作られた映画で、描かれている炭焼きや山村の生活の姿などは身に覚えがある光景がありました。 

 病気の子供が医者に連れて行ったものの手遅れで亡くなる光景など、私の周りでもよくありました。

 リアルタイムで暮らしてきていると、現在とそんなにギャップがある生活に思えなかったのですが、実際に比べてると「どこの国?」ってくらい差がありますね。半世紀後、平成や令和の暮らしはどう映っているのだろう?

 街に出るシーンで、蕎麦屋のラーメンが「50円」の値段。

 この値段は私にも記憶があります。50円玉が大きくてね、穴の開いていない50円玉なんてのも存在してまして、ラーメン食べて、その大きな50円玉を店のおばちゃんに渡して「お利口さんだね」と言われた覚えがあります。

 ラーメン70円の時代が長かった思いがしますが、東京オリンピックの頃からかな。

 そんな時代に自宅でラーメン作って食ってたんだから変わった家で、鶏を飼っていたので鶏ガラが出るんですね。それを煮込んでスープを作り、炒めた野菜にそのスープを入れて塩と胡椒で味付け。タンメンの作り方ですね。

 麺は二食分がワンパックになっている乾麵が売られていて、食堂なんかもこれを使ってましたね。

 小説「猫と座敷童」はこうした山村の時代背景なども織り込んで書いておりますが、「懐かしい」と捉えるのか「ファンキー」と捉えるのか?世代によって違うでしょうが、滑稽に見えてもその時その時を精いっぱい生きて楽しんできたわけです。

小説「死神 前編」には納豆売りからハムカツやコロッケを買うエピソードが出てきますが、平成の初めごろまでバイクに乗った納豆売りのおじさんが売りに来てましてね、コロッケやハムカツなどの揚げ物も行李に入れて売り歩いてたんです。

 ハムカツは縁の赤いハムを使ってましたが、今やその懐かしいハムさえ見なくなりましたね。ロースハムに追いやられてしまった。赤いウインナーも。

 それでも、魚肉ソーセージは根性で生き延びていますね。

 なぜか、お酒のつまみコーナーで見かけるのですが、のんべえがいる限り不滅なんだろうか?

 山仕事に行くときの弁当のおかずやお茶時の茶菓子代わりに魚肉ソーセージは良く持って行くので、キャベツと炒め物にしてみました。

 昭和は遠くなりにけり。

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