のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

雨仕事

2019年05月31日 | 日記・エッセイ・コラム

 北海道ではクマ出没に対してのハンター出動で予算不足に陥った村があるそうです。

 ハンター一回出動で2万円。緊急時には3万円だそうで、なんたって相手はヒグマですからね。この値段が安いか高いか?と言われると、出動する側にすれば高くはないでしょうね。

 こっちはな~んも出ないしぃ。たまに十六茶の500ccもらえるくらい。煙火と呼ばれる爆竹だって、最近は役場でもらえるけれど、前は自腹だったしぃ。「鉄砲やればいいじゃないか!」と言う人もいるけど、維持費が半端じゃないしぃ、クマよりも撃ちたい「人」がいっぱいいるしぃ。

 北海道にも米軍が駐屯すればいいのにね。クマよけで。

 昨夜は肩から先がしびれて痛くて何回も目が覚めたので、押し入れから梅酒を出して飲んでまた寝たのですが、体がホカホカしすぎてまた眠れない。上念司の「経済で読み解く日本史・安土桃山時代」を読み始めたら速攻で眠れました。

 今年は4月の雪や5月の氷点下で梅が不作になりそうです。と言っても梅酒をつけるだけで、あとは近所の人たちがもいでくれるのですが、今開けている梅酒は2014年に漬け込んだもの。

 この年は一斗(18リットル)漬け込んだのですが、ほとんど弟たちが持って行ってしまいました。日頃酒飲む習慣がないので、なかなか減らない。

 梅雨で雨で外に出られないときの仕事に木地でもやろうかと相談中です。右手が具合がよくありませんが、幸い利き手の左手はこのところ調子が良くなってきたので刃物を扱えます。

 桜や梅の木を使った箸つくりやスプーン、しゃもじ、マグカップなど作ったことがあります。

 3年ほど前に「トチの木を切ることがあったら、蕎麦をこねる鉢作ってくれ。」と、蕎麦打ち名人のおばあさんに頼まれていましたが、なかなか太いトチの木に出会うことがなく、昨年の秋に切る機会があったので2年ほどかけて乾燥中です。そんなことしているうちにおばあさんは棺桶に入ってしまいました。棺桶ならいいモミの木があるんですけどね。

 なかなか需要と供給が一致しません。

 木地師と言う謎の職業集団は平安時代からいたそうで、山の七合目から上の木に関しては、どんな木でも切ってよいと言う天皇の勅命を受けた集団で、日本各地に出向いたようです。

 近江の鈴鹿山脈の奥深くの小椋氏と言う一族が木地師の発祥の一族みたいで、小椋佳なんかその末裔だろうか?

 私が幼少の頃はウルシの採集に来る山仕事の一派がいました。民泊して山のウルシの木に仕掛けをしてまた別の土地に行き、冬が近くなるころに山に仕掛けたウルシの樹液を集めて、また翌年にやってくる人たちで、「加賀の木地師」と呼ばれていました。

 ミツバチの養蜂家なんかもこの季節になるとやってきて、冬は富山の薬売りが来たものです。こんな仕事にも季節感があったんですね。

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美しいものを

2019年05月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日のクマ出没によって、朝の見回り監視対象は包丁を持ったおっさんから毛深いクマに変更になった。

 が、実際目の当たりに出てきたら?と考えると、どう対応するのかはその場の空気次第になるのではなかろうか?

 ゴルフのアイアンを手に徒歩通学の子供たちに付き添ってきた70代のおじさんが、「川崎の犯人は両手に柳葉包丁持ってたって言うけれど、どういう動きになるんだべ?」とクラブを回しながら頭をひねってました。

 包丁道の四条流包丁儀式では両手に包丁をもって鯉をさばきますが、恋に翻弄され続けた私にはどう対応すればよいものかいまだにわからない。

 池袋で親子をはねた院長も、滋賀県で保育園の列に突っ込んだクルマは事故でしたが、最近子供が被害に会う事件が続出しているので、ふと、嫌な言葉を思い出しました。

 「保育園落ちた日本死ね!」が流行語大賞になったのは3年前の年末でした。本当にそんな母親がいたのかどうか?男妾の山尾なんたらの作った言葉か?はさておき、勘違いした馬鹿な親は「幼稚園落ちた」、「小学校落ちた」と続くのだろうか?そして「中学落ちた」「高校落ちた」と感謝を知らぬままいつの間にか娑婆の落伍者を育てている。

 「a dream come true(夢はかなう)」なんて大ウソで、夢なんざぁ努力のいかんを問わずほとんど夢のまま終わるのが現実で、薬物中毒のどうしょうもない不良が大傑作を生みだすこともあれば、どんなに努力しても下積みのまま終わる人もいる。それが現実の厳しいところで、やっかみも嘆きも何の解決策にはならない。

 ただ、平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼する日本の世間と言うのはとても公平な人たちで作られているので、「うらやましがられる人」にはなれなくても「尊敬される人」になるのはそうそう難しくない。何のことはない、朝1時間早く起きて竹ぼうき持って家の前の道路を4-50分掃除することを10年も続ければ「尊敬」は得られます。でも、尊敬は金にはならないけどね。

 成金の一夜城六本木のヒルズ族は「あこがれ」の対象ではあるけれど、「尊敬」の対象になる人っていないでしょ。

 どうしても教育機関には世俗的栄達を娑婆は求めたがるけれど、本当に求められているのはそういう人じゃないんだよって教育に切り替える潮目じゃなかろうか?

 こうした不幸な事件が起きると、日本人は賦の歌を歌って呪いを消すのが智慧なんだとか。「賦」と言っても月賦で何か買うのではなく、抒景詩と言うのかな?目に入った美しいものを次々と拾い上げることで心を清めるのだとか。春は名のみの風の寒さや 谷の鶯歌はうたえど。

 科捜研の女を見よう!

 昨日、クマ出没の報を受け見回りに行った沢の付近に山蕗が生えていたので一抱えほど採ってきました。

 まだたっぷりあるので他の人が採りに来ないように沢の入り口にロープをはって「クマ出没中!」の張り紙をしておきました。

 あらかた近所に分けたのですが、少しばかり自分で食べようと思い皮をむいたらアクで指先が真黒く染まってしまいました。

 指を酢につけて落とせるものは落としたのですが、爪の隙間などアイラインのように黒くなっているばかりか、匂いまでついてしまいました。

 きゃらぶきを作って保存食にする予定ですが、半分程食べてしまいました。

 我ながらあさましいと思う。

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敵は別にいる

2019年05月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 朝、スクールバス乗り場に行くと、昨日の川崎の事件が話題になっていました。

 「どんな人がいるかわからないから町場は怖いよねぇ。」と言うお母さんがいましたが、どこの世界も一定数おかしな人はいるもんです。ただそれが、田舎ならわかりやすいと言うべきか・・・・・・

 「万一の場合に備えて鉈持ってきたんだぁ。」と孫の見送りに来たおぢさん。おかしな人の原則が違うような気がしないでもない。

 スク-ルバスを見送って一度家に戻ると、「今朝、学校の近くにクマだ出たぞい!」と電話が入りました。見通しが良くなるように2年ほどかけて学校の裏山の手入れをしたのですが、まだ手を入れていない藪山から国道付近までクマが散歩していたようです。猟友会が通り道を発見したらしく頻繁に出入りしているみたいです。そのうち罠が仕掛けられることでしょう。

 熊なら捕まっても鍋になれるけど、狂人は使い道がない。

 川崎の事件に陰に隠れてしまいましたが、昨日は埼玉県でも包丁を手に暴れた男が警官にピストルの弾に当たって死んでいます。こうした事件があるとすぐに警察たたきをするマスメディアも川崎の事件を目の当たりにするとおとなしくならざるを得なくなるようです。

 孟子曰く、自ら暴なう(そこなう)者は、与(とも)に言うあるべからざるなり。自ら棄つる(すつる)者は、与に為すあるべからざるなり。

 自暴自棄と言う言葉は孟子が作った言葉らしいですが、自暴自棄と言えばニダの国など国家ぐるみで包丁振り回しているようなもので、呼びもしないのに勝手に議員団が来て、日本側の対応した議員がワタミの社長一人だったことに腹を立てているようです。

 トランプさんは安部さんと炉端焼きなのに俺たちゃワタミかよ!と怒り狂っているようですが、酎ハイ290円(税別)ですし、焼きおにぎり一個180円です。ワタミにはお弁当やお惣菜を届けてくれる宅食もあります。しかも栄養士さんの献立で。南ニダの立ち位置を考えるとこれでも贅沢じゃなかろうか?

 都会にはセンベロ居酒屋と言って、千円でベロベロに酔っぱらえるリーズナブルな居酒屋があるらしいので、そちらのほうがよろしいかと。

 まだ行ったことがないんですが、お江戸襲撃から凱旋してきた村人が言うには、巣鴨にホルモン二郎と言うドリンク3杯とホルモン焼きで1000円のコースがあるのだとか。キムチは多分別注だと思うけど、ニダの人、ホルモン焼き好きでしょ。巣鴨のとげぬき地蔵にお参りして、お札いただいてホルモン二郎に行っても2000円でお釣りが来る。センベロ居酒屋巡り。お江戸の奥深さを感じてなりません。

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武装箒

2019年05月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 川崎の登戸で大きな事件がありました。スクールバスを待つ子供たちの集団に包丁4本持った男が切りかかり死者が出た模様です。

 同じころ、私はスクールバスを待つ小学生と一緒にバス乗り場にいました。小学校が統合されて今まで歩いて通学していたのをスクールバスになったので、子供たちと一緒に通学路を歩くことはなくなりましたが、バス停に至るまでに見通しの悪い場所や藪があるので、今日はその刈払いをしようと思っていました。

 川崎の犯人はスキンヘッドの51歳のおじさんだったらしいですが、こちらではクマやイノシシなど毛深い系の危険が潜んでいます。

 最近正気ではない人が多いからクマやイノシシの方が道理が通っているような気がしてなりません。

 ちなみに、今朝の私の軽トラには25ccと30ccの刈払い機2台、25ccと40ccと45ccのチェーンソー3台、大小薪割斧3本、大小鉈2本。大小鎌2本。枝切り用ののこぎり1本。助手席にはクマよけのロケット花火。ロープもあるでよ。川崎の犯人よりははるかに武装しています。見た目はジャニーズ系ですがとても温厚な人間なので問題にはなりません。

 通学路の危険個所を見つけながら歩いてみたら、狂人を野放しにしたがるとっても有害で危ないのがありました。

 駆除の対象。

 通学路の見回りを終えてお昼は早めに家に戻ってきました。昨日から我が家のすぐ後ろの山の地崩れ防止工事が始まり、大型の重機が搬入されていましたが、家の中にいると微妙に震度1弱程度の揺れを感じます。

 当初、最近地震が多いなぁ。震源地は千葉あたりか?なんてネットの地震情報を見ていましたが、全然出てこないので気象庁は何をさぼってるんだ?と、地震情報のHPを検索してました。

 昼飯の準備していると救急車が登ってきて私の家の前で一度止まりました。

 呼んだおぼえはないんだけど、私の身に何かあったんだろうか?このところ肩が痛いのですが、救急車呼ぶほどではないし。とりあえず家の外に出てみると、上から大型トラックが下ってきて私の家の前ですれ違うため救急車が一時停まっただけでした。

 奥の家の年寄りが具合悪くなったようで、まだ状態はわかりませんがそのうち情報が入ったら見舞いに行ってこなければなりません。

 朝、小学生と給食のハヤシライスの話をして、私たちの時代にはそんなメニューなかったのですが、林さんが作ったからハヤシライスっていうんだと小学生が言うので、いや、ハッシュドビーフ・ウィズ・ライスがなぜかハヤシライスになってしまったんだなんてやり取りしてました。

 なんだか妙にハヤシライスが食べたくなって。お昼に戻る時にはやし屋と言うスーパーでハヤシのレトルトを買ってきました。

 夕方、近所の家で事件があった小学校の関係者が会見を開いていましたが、私立のカトリック系の学校だったんですね。こんな事件が起きたばかりでインタビューと言うのも酷な気がしますが、会見していた年配のおばさん校長先生など、お花畑系の人みたいで、世の中に悪い人などいないと教えそうな感じの人。神も仏もない現実に打ちのめされているんじゃなかろうか?

 現場に居合わせた教頭も会見していましたが、こういう場に出るのにヒゲはいかがなもんだろうか?私より若そうな感じでしたが「なぜ戦わない!」と叱咤したくなる思いで見てました。

 登戸と言う名に最近何かあったっけなぁ、と思い出したのは陸軍登戸研究所で、戦中に毒ガスや細菌兵器などを研究していた期間があったことなどを最近本で読んだことを思い出しました。

 実際に登戸研究所は今の明治大学の生田校舎あたりにあって、私が学生時代にこのキャンパスに出かけたときに古い建物を見せてもらったことがあります。駅からキャンパスまでの長い急坂を上るキャンパスで、なるほど明治大学の山岳部が強くなるはずだと思ったものですが、今はこの急坂にはエスカレーターが設置されているようです。

 さて、明日もスクールバス乗り場に行かねばならないので、私はどんな武装をすればいいのだろう?

 草を刈払って散らばったので、竹ぼうきをもっていかねばなりません。

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花言葉は天ぷら

2019年05月27日 | 日記・エッセイ・コラム

 連日の猛暑です。

 野良仕事の頭の上をミツバチが飛び交っていました。と、言うのも近くにニセアカシアが群生している林があり、花のシーズンなので養蜂家が蜂箱を設置しているためで、仲が悪いわけではないから人が刺される心配もないので気にはしなかったけど、ニセアカシアの林は気になりました。

 ニセアカシアは1873年に来日した外来植物で、特定外来生物まで危険視されていませんが要注意外来生物になっています。ニダ人やニーハオ人民ほどではないけどベトナム人くらいの扱いですかね。もう少し緩くてフィリピン人ってところかな?

 木質パルプ用のチップにも使えないニセアカシアですが、どうにも使い物にならないニダ人と違って燃やせば火力があるので薪としての需要はあります。昨年は倒木をもらってきて薪にしました。煙がきついけれどストーブなら問題ありません。

 近年河川敷にニセアカシアが勢力を増し、河川敷樹木の代表格だったがヤナギ勢力をそがれています。私が子供の頃には河川敷の柳の木はカブトムシやクワガタを取る格好の場所だったのですが、昨今では大きくなったニセアカシアが居座っています。

 燃やせば段ボールの兄貴分程度のヤナギと違ってニセアカシアの方がまだ使い道はあるのですが、生態系を考えるとこれ以上の勢力拡大は好ましくありません。

 かといってヤナギも役に立たない。特に近隣の柳のじっちゃんときたら言うことだけはいっちょ前だけど、分別はないしやらかすことときたらまぁ迷惑なことばかりで、人の言うことはきかないし、おまけに足腰かくしゃくとしていてやたら元気と来ているからあと10年くらいは生きそう。特定有害土着民なんて分別ができれば柳のじいさまはかなり上位にランクインする逸材です。口は悪いけれど根性も悪い柳のじいさまと比べればニセアカシアはまだ有益です。

 世間一般に言われているアカシアの花のほとんどはこのニセアカシアで、本物のアカシアの花は黄色い花です。

 アカシアの花言葉と言えば・・・・・

 花言葉は・・・・

 ・・・・・・・・・・・・

 知らんけど。

 花は天ぷらになります。

 ニセアカシアの幹や葉には毒性があると言われていますが、花は食用になります。ミツバチが蜜を集めに来るくらいですから甘みがあります。

 野良仕事のおばちゃんが「天ぷらにすべぇ。」と言うのでごちそうになってきました。

 自然はご機嫌を損ねないようにそこそこ距離を取って付き合っていれば、何とか食うくらいは面倒を見てくれます。でも、腹いっぱいになるほど面倒を見てくれないのでそこが難点ですが、とりあえず今日の一食恵んでもらえました。

 なんか、最近こんなもんばかり食ってる感じがする。

 3月に心臓の改造手術をした70代のおっさんが柴犬を連れて散歩していました。昨年生まれた柴犬で、この冬見かけたときはまだ落ち着きがなくて危なっかしい感じがしていましたが、立派な犬に育っていました。

 が、犬を連れているおっさんは急激に弱弱しくなった感があり、どっちがどっちを散歩させているのか?立場が逆転したようにも思えました。かつてはディーゼルエンジンと呼ばれたタフなおっさんだったのですが、排ガス規制の影響かな?

 心臓にペースメーカーと言うモーターをくっつけて、今はやりのハイブリットになったおっさんです。自動車なら税金の優遇などの特典がありますが、おっさんの場合は「身障者になっちまった」と特典が付き、「食が細くなった」と言うので燃費向上もできたようです。

 昔は酔っぱらって女房子供をひっぱたくDVおっさんでしたが、技術の進化はやがて家庭電源から充電できるPHVおっさんとか、食事不要で完全に電化したEVおっさんとか、水素燃料電池で動くFCVおっさんが出てくる時代になるのでしょう。

 道からはみだしを監視するアイサイトや人当たりが良くなるエアバッグなども搭載され、AIの進化で自動運転となれば人畜無害なおっさんになることでしょう。

 なんてことを話したら、「それじゃぁおれの個性がなくなっちまうじゃねぇか!」と言うので、その個性が娑婆との軋轢の元だったんじゃねぇか。

 なんにしても、大病が地域安定に貢献している数少ない例かもしれません。

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勤労奉仕の日

2019年05月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 北海道では39度を記録したとかで、こちらもとんでもない暑さでした。

 早朝から地区の河川敷の刈払い。

 年に二回河川敷の刈払いをするのですが、国交省からお金が出るので地区にとっては大きな収入になります。蛍が出るのであまり川の付近まで図らないのですが、川の周辺の遊歩道はきれいに刈払っておきます。

 昨年もこの作業の時は暑い日で、脳梗塞を起こした人がいて救急車を呼ぶ騒ぎになりましたが、今年は無事に終わりました。

 河川敷の刈払いが終わったら山の上のメガソーラーの視察です。

 かつてゴルフ場だった跡地に外資の大規模ソーラー発電ができてしまい。沢に流れる水が集落を直撃しないように監視の意味もかねての視察です。

 今回はドローンをもっていって上空から撮影しました。

 飛び上がってしまうとどこに飛んで行ったのか全然目視できないほど小さいものでしたが、カメラから送られてくる映像はしっかり確認できました。

 ドローンの持ち主は「皇居の上なんか飛ばしてねぇよ。」と犯行を否定していますが、この界隈でドローンを飛ばせるのはこの人だけなので、地域的には”犯人だったらおもろいねんけどなぁ”と逮捕の日を待ってます。

 このメガソーラーが原因で土砂崩れが起きるのではないかと、夜も眠れないというおばあさんがいますが、視察の報告に行ったら昼寝してました。

 午後からは地区に流れ込む沢の点検に行きました。風倒木などが沢をふさいでいると土石流の原因になりますが、21日の大雨の前に私が一足先に点検しておいたので、あの雨の影響もなかったようです。

 秋の点検の時には途中で行方不明になってキノコ採りする人が続出する点検ですが、春はこうした不真面目な人間は出てきません。

 しいて言うなら、私がシオデ(山アスパラ)採ってきただけで、血行が良くなり関節炎にも良いというのでマヨネーズかけて食べました。

 沢の奥は崖で足場が悪くて普通の人では入れないので、私が一人で見に行ってくるのですが、人が入れないことをいいことにここで葉ワサビを栽培しております。

 ただで勤労奉仕なんかするもんか!ってぇの。

 それにしても、この暑さの中、トランプさんと安倍さんはゴルフなんぞするのですからタフですなぁ。

 クラブを持つ手に唐鍬握らせ、キャディーさんの「ここは一見まっすぐに見えるけれどフックラインとなっております。」のアドバイスで両国首脳が畝を掘る。お互いお気に入りの唐鍬の交換などをして、「チタンヘッドの唐鍬はいいですね。」と道具を褒めあい、お付きの役人たちがサツマイモや枝豆の種をまき「堆肥はダンロップのツーピースがよろしいでしょうか?」「窒素少なめの奴にしてね。」

 カントリークラブってこういうもんでしょ。

 世界的な大凶作が起きて日本中のゴルフ場にサツマイモが植えられる日を夢見てましたが、メガソーラーが社会問題になっているようですね。菅直人の失政です。

 遠からずメガソーラーも破綻するのでしょうが、その跡地は何を作ればいいのか?

 ついついそこまで考えてしまいます。

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モヤシもいいですよ

2019年05月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 ♪お元気ですか幸せですか お返事ください気にしています♪

 久々に清水由貴子の「お元気ですか」が流れているのが耳に入りました。私が高校2年生の頃に流行った歌で、同級生がシングル盤を買ったのを借りたことがありました。

 どちらかというと私には「欽ドン」に出ていたイメージが強いのですが、この人すごい人だなぁと感心したのは成人してからのラジオ番組か何かでの談話で、父親が早くに亡くなった母子家庭で、生活保護を受けながら成長してきた話をしたことです。

 米は米屋から借りることができるけれど、おかずがない。で、お母さんが子供たちを銭湯に行かせるのだそうです。当時生活保護家庭には都から銭湯の入浴券が支給されていて、子供たちは入浴料が半額だから支給された入浴券持って銭湯に行くとお釣りの分を現金でもらえるのだそうです。

 そのお釣りでモヤシを買って、いつもモヤシ炒めでご飯を食べていたと、淡々と感情移入もせず語っていたのがいまだに記憶に残っています。

 その母親の介護疲れで父親の墓参りに行って硫化水素で自殺してしまったのですが、重たい人生を背負っていたのにそんな雰囲気も見せないでえらい人だったなぁと今でも思っています。

 結果的に自死なされた方ですが、不器用に一生懸命生きた人のように思えてなりません。

 なんてことを考えたら「もやし食おうかな。」という気分になってきたので19円のもやしを買ってきました。暑くてモヤシ炒めの気分じゃないのでモヤシナムルを作りました。おかずに食べた残りは次期冷やし中華の具にします。

 トランプさんが来日したようですね。テレビ見ないのでどんな騒ぎになっているのかわかりませんが、令和最初の国賓です。

 宮中晩さん会も催されるようで、何が出るのだろう?

 世界遺産となった日本食ですが、宮中晩さん会はフランス料理なんだそうで、これは明治維新以後日本が西洋文化を取り入れたことを世に示すためなんだとか。

 フランス料理と言えばローズマリーポテトかな?昔作ってみたことがありますが、ローズマリーは枯れてなくなってしまった。土鍋でポトフもいいけど、陛下や阿部さんと鍋を囲んでチーズフォンデュなんかみんなで会話を楽しみながら食べるのにいいかもしれない。宮中晩さん会楽しみですね。

 こんな暑い日には何をするか?そうだ!薪割をしよう!

 この春伐採したナラの木があるので2年後の冬のために薪にしました。

 付加価値?になるかならねぇかわからないけれど、体力作りを兼ねて薪割斧で割りました。肩の痛みも腰の痛みも体動かせば消えると思ってましたが全然よくならない。逆に掌がしびれだした。

 ひたすら汗を流すだけの作業でライザップより効くかもしれない。

 日本の斧には左側に3本、右側に4本の溝が入っています。

 三本の溝は「ミキ」と言ってお神酒を意味しています。四本の溝は「ヨキ」と言って日・土・水・空気の四つの気で、これは樹木を育てるのに必要なもの。それと地・水・火・風を意味しているのだそうです。

 木を切る前に斧を木に立てかけ、作業の安全祈願の儀式があり、この三本と四本の溝は「身(三)をよ(四)ける」と言う意味を持ちます。

 ちゃんと山の神様からの贈り物に対する感謝が道具に刻まれているんです。

 舶来物のアックスにはこんな配慮はありませんけどね。

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真夏日?

2019年05月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 真夏のような暑さでした。

 お昼に戻ってきたけれどあまり食欲がない。暑さのせいかな?予定ではラーメンにしようと思ってましたが、冷やし中華に方向転換しました。創味シャンタンをぬるま湯で溶いて、酢と醤油と砂糖少々にごま油で即興の冷やし中華誰を作り、卵焼きを作り冷蔵庫からキュウリとハム出して刻んで、昨日残り物のポテトサラダちょいと加えて今年最初の冷やし中華になりました。

 ポイントはゆでた面を水で洗って、水切りをした後にごま油を麺にまぶすとイケル味わいになります。

 冷やし中華とは名ばかりで日本発祥の調理法だそうで、中華の本場と思い込んでいるニーハオ国にはない食べ方らしいのですが、冷水を使う料理なのでニーハオ水道水を使ったらアウトです。

 水が良くて良かった!

 つい2週間前には氷が張ったのに30度近い暑さなので妙に体調がおかしい。素直に汗が出てくれれば多少は違うのでしょうが、まだ汗かきモードになっていないみたいで体に熱がこもるような感覚の一日でした。

 暖かくなっても右肩の痛みは相変わらずです。

 世間では金八先生に出ていた女優が乾燥大麻を持っていたとかで騒ぎになっているようですが、どのシリーズに出ていたかはわかりませんが見たことがある女優でした。

 あれだけ卒業生が多ければ犯罪者が出てもおかしくありませんが、武田鉄矢が「担任」として釈明するのだろうか?

 乾燥大麻は作れないけれど、ハーブティーなら作れるのでペパーミントを採ってきて軒下につるしておきました。

 ミントとカタカナになるとありがたみが出てきますが、ハッカと日本語で言うなら悪辣な雑草で、そこら辺の道端にやたら生えています。しかも勢力拡大が著しい帝国主義者なので、他の雑草も駆逐してしまいます。

 近年、サルやイノシシにたかって人里に進出してきたヤマヒルはミントの匂いが嫌いみたいなので、ヒルが好むドクダミ群生地を駆逐すべく移植してみているのですが、毒を以て毒を制す様なものでミントが増えすぎるとまた厄介です。ヒル除けの薬作りにハッカの汁でも抽出するようになれば少しは勢力が衰えるかな?

 ペパーミントは我が家のオレガノ畑にも勢力を伸ばしてきて現在領土争いの真っただ中です。

 カタカナになるとありがたくなるのは台湾ゼリで、田んぼの水路などに生えていて昔は鶏のエサによくむしっていたものです。

 近年、クレソンとカタカナの名前が浸透したらおばちゃんたちが採るようになりめっきり見かけることが少なくなりました。

 ミントに名前を変えたハッカにもいろいろ種類があり、マルバハッカなんかアップルミントに名前を変えたので、これをありがたがってもらいに来る人がいますが、こいつもなかなかの曲者で、領土拡張してレモンバームを駆逐してしまいました。

 畑の周辺では雑草の仁義なき国境紛争が繰り広げられており「友愛」なんざぁ存在しておりません。

 4月にバジルの種をまいて順調に育っていたのですが、連休明けの氷点下で真っ黒になってしまい、間ぁ、こういう年もあるわな、とあきらめていましたが、芽を出すのが遅かった種が発芽して育ち始めました。

 人生もまたしかりで、乾燥大麻のねえちゃんたちのように若くして芽が出て奈落に落ちる人もいれば、晩年になって芽を出す人もいる。

 どちらが良いのかわかりませんが、芽も出さずに朽ちて肥料にも慣れない私なんざぁ相も変わらず土の中でさぁ。

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炎天下

2019年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 金ちゃんばかりに気を取られていたらパキスタンが弾道ミサイル実験に成功したみたいですね。しかもその名前が「シャヒーン2」って、いかにも飛びそうな名前です。テポドンなんて重たそうな名前の金ちゃんミサイルとは響きも違う。豚肉食わない連中が水ブタの金ちゃんより一歩上を行ってしまった。

 思い返せば平成の初めごろのソビエト崩壊時にしっかりした国がソ連の技術者を抑えておけばよかったのに、日本などまだバブルの余波があった頃で、害パブのおねえちゃん取り込むのには熱心だったけど、核やロケットの技術者と北方領土取返しには腰が引けていた。

 結果的にこうした技術者がしょうもない国に流れ出て危険を増すことになってしまった。政治はリクルート事件で大もめにもめていた。金丸訪朝団は1990年だったと思いますが、拉致問題などまだ話の遡上にも上がらなかった。時代が変わる節目に見事に道を間違えた人たちはかつては戦場に行ってきた世代でした。

 平成と言う御代は前の世代の付けを払わされてきたような時代にも思えてなりません。

 真夏のような暑さの中、ビニールは牛の中で燻製用チップの袋詰めをしました。

 半世紀前に植えた幼稚園の初代卒業者が植えた桜の大木が邪魔になったので伐採したのですが、有効活用しようと燻製用のチップを作ってみたところそこそこ売れるようになったので、追加注文が入りました。

 薪にして販売する予定だったのですが、これも粉砕して燻製用のチップになるかもしれません。

 もともと、自分たちで「燻製でも作って食ってみるか。」と楽しんでいたことなのですが、ホームセンターで売っている燻製チップが高いので「お茶代にでもなればいいからついでに販売してみるか」と格安販売したら、誰かの楽しみとも強調したようです。

 この冬、ケンポウナシの巨木を伐採しました。建具の敷居などに使える木なので良く乾かして使おうかと思っておるのですが、これがウンコの香りがするとんでもなく臭い木です。クサヤ好きのマニアのために燻製に使えないものだべか?とビニールハウスの中で燻製してみたら、えらい臭いが充満して1週間ほどハウスが使い物にならなくなってしまいました。

 こうしたひどい目に合うと「幸せのおすそ分け」をしたくなる性分なので、ウルシと混ぜてどこかの家の薪置き場に積んでおこうか?と、日ごろ意地悪されているおばちゃんへの復讐心が芽生えてなりませぬ。

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オフローダー

2019年05月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 あまり関係ないけど、衆参W選挙になるのかな?

 戦争して北方領土奪い返せの丸山議員はもはやこれまででしょうね。でも、何かと話題の泉佐野だからなぁ。

 それより、国会に届け出出さないでロスアンジェルス旅行に行ってた山尾なんたらはどうなんだろう?また浮気相手と一緒に行ったんでしょう。国会のルールを破り、結婚という決まり事も無視して。こっちの方が議員辞職に相当するんじゃないのかな?でも、愛知7区だからなぁ。

 そもそも、議員ってこんなに数が必要なんだろうか?見かけるのは選挙の時だけで後はなんの音沙汰もない。

 かつては国会議員だって地域懇談会のようなものを開いて意見を聞きに来ていたもんだが、近年は国会議員どころか市町村議会だって住民の意見なんぞ聞きに来やしない。

 選挙の時だけ「お願いします」って来られても迷惑なんだけど。

 この春の県議選の選挙の時、決起集会に顔出して「必勝!」鉢巻きをもらってきました。最近は集会が終わると経費削減のために回収するんですよ。

 一見、選挙の時にしか使えない必勝鉢巻きですが、これはこれであると結構便利なツールなんです。基本的に日本手拭いと同じ一枚の布なので、夏休みに小学生のガキどもの皆さん連れての川遊びでメダカすくいに便利なんです。タオルは水の抵抗が大きくてメダカすくいには扱いにくい。

 昨年はさらしを切ってメダカすくいの手拭いにしましたが、今度の選挙でガキどもの皆さんの分も手拭いを持ち帰って来なければなりません。

 オフロードマニアの娘婿を持つ山仕事のおじさんがジムニーをもらってきました。

 改造大好きの婿さんが作り上げたジムニー。これがまぁ、えらい代物で、ドアがスーパーカー並みに縦に開くガルヴィング仕様。山の林道でしか使わないから何でもいいんだけど、人里に下りてくるとちょいと目立ちます。どう見ても怪しい人御用達のクルマになっている。

 ほかにも屋根を切ってオープンカーにしてしまったジムニーや、荷台をストレッチしてトラックにしてしまったジムニーなどがあったそうですが、雨が降っても使えそうなのはこの一台だけだったようです。

 山の中でも奇妙に目立つ。

 究極のオフロードを見てきてからお風呂に行きました。

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臨機応変

2019年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夜深夜から降り出した雨は世間が言うほどの大雨ではなかったようですが、ダムの放流と相まって川は増水していました。

 次の日曜は河川清掃の日で、河川敷の刈払いをするのですが、あと30cm水位が上がれば刈払いする場所も水の中で「こりゃもう手に負えませんな。今回はナシと言うことで。」とさぼれるんじゃねぇのかな?と川の水位を眺めていましたが、敵もさるものです。

 ギリギリのところで水の量を抑えている。

 そこまでして勤労奉仕させたいんかい!雷様ガンバレ!と雨を応援していましたが、雨はやんでしまいました。

 増水したのだから雑炊を作ろう!と、冷や飯を使ってお昼を作ることにしました。

 山でタケノコ採ってきてゆでながらふと思いついた。このところの肩こりには血液サラサラが必要。そのためには玉ねぎがいい!

 玉ねぎ刻みながらふと思いついた。健康のためにはワカメも必要だ!

 なんだかわかんねぇけどこれらを鍋でゆでながら、雑炊よりもクッパだろうか?と、冷蔵庫を覗くと先日作った豚の角煮が残っていた。

 本だしを入れるべきか?創味シャンタンを入れるべきか?人生の岐路に立った時、youtubeから流れてきたのはテレサ・テンの「愛人」。

 そうだ!中華にしよう!と、臨機応変にモヤシも入れて野菜スープを作りました。

 冷蔵庫にあった冷や飯はチャーハンに生まれ変わることになりました。

 鍋に入り損ねた玉ねぎを細かく刻み、冷凍庫にはむきえびが三匹残っている。豚の角煮はそのままつぶしてチャーハンの具に、そうだ!煮汁も味付けに使おう!

 ♪尽くして泣きぬれてそして愛されてぇ 明日が二人を話さぬようにぃ♪

 気分はベトナム人レベルで鼻歌交じりでチャーハンを作っても、砂糖と塩など重要なところは間違わないジャパンクオリティー。

 豚の角煮の煮汁はよくできたのでチャーハンの味付けにも良かったのですが、煮汁が甘いのでむきエビには合わなかった。むきエビは塩気のきいた野菜スープに入れた方がよかった。結局腹の中で一緒になって♪このままあなたの腹で暮らぁしぃたぁいぃ♪なんですけどね。

 昼飯過ぎ、雨がやんできたので行きつけのブティックに作業シャツを見に行きました。

 このところ杉や松など針葉樹の伐採が続いたのですが、できるだけ高いところにけん引のワイヤーをかけるために木に登ることも多かったため針葉樹のヤニでシャツがまだら模様になってしまいました。

 夏物コレクションはまだ出たばかりなので値段も高い。もうしばらく待つか、と、ワイヤーいじるために豚革の手袋一つだけ買ってきました。

 帰路、チェーンソーのプラグを買いに農機具店に立ち寄りました。一番使っているスウェーデン製のハスクバーナの45ccのチェーンソーは10年選手で、もうあちこちガタが来ているのを修理しながら使っています。

 昨年、いよいよダメかな?ともう少し小さい40ccクラスのハスクバーナを買ったのですが、修理したら治ってしまったので新兵器は出る機会があまりありません。普段は古い45ccとはるかに小さい国産の25ccのトップハンドルチェーンソーで事足りています。ほとんど出番がない90ccのハスクバーナは物置に鎮座したままですが、時折これでなければ切れない木があるのでメンテナンスだけはしっかりしてます。

 農機具屋のおっさんが「ハスクバーナの50ccがあるから使ってみろや。」と薦められましたが、コンピューター制御の機種で私が使っている45ccの後継モデル。いろいろ不具合があったことを耳にしていますし、今年モデルチェンジしたことも聞いてます。

 「モデル末期の奴だから不具合は修正したタイプだよ。」と言われたのですが、山で動かなくなったらシャレにならないからというと、

 「半額でいいよ。」と言うので

 そろそろ45ccもガタが来ていたから買い替えの時期じゃねぇのかなって思ってたんだ!と買い足すことになってしまいました。

 こんなところまで臨機応変。と言うより、行き当たりばったり。

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ジャガイモから考える

2019年05月20日 | 日記・エッセイ・コラム

 連休明けの霜で黒くなってしおれてしまったジャガイモの芽がまた新しく生えてきました。ジャガイモ、結構根性があります。寒冷や干ばつに強いと言われるジャガイモですが、遅い霜には弱かったというのを今年は実感しました。

 畑に植えなかったジャガイモも食べつくしましたが、お盆過ぎには収穫できそうなので、何とか次の冬も乗り越えられるかな?今年は小ぶりなジャガイモになりそうです。

 自家製ジャガイモはすべて食べつくしてしまったのですが、インスタント味噌汁にポテトチップ入れたらどうなるんだべ?「それを証明するのが科学よ!」と沢口靖子が言うので試してみたら、クルトン浮かべたスープ気分でおいしくいただきました。まぁ、あんまり前向きに作るべき料理ではないと思うけれど、非常事態に・・・こんなバカやってる暇はないか。

 一昨年の大雨で壊滅的打撃と言われた北海道のジャガイモですが、何事もなかったかのように息を吹き返し、ポテチも安定供給されています。当たり前のように思えるけれど、農家は大変だったでしょうね。遅霜一発でこの冬を懸念する実としては身につまされる。

 我が家のジャガイモの種イモはその北海道出身ですが、もともとは陽気な南米の作物。インドと間違えてお出かけしたコロンブス御一行様が梅毒と一緒に持ち帰った作物の一つで、食糧難にあえぐ寒冷なヨーロッパを救った農作物です。日本には6世紀末にジャガタラの国インドネシアの駐屯地からやってきたオランダさんが持ち込んだのでジャガタラ芋と呼ばれるようになったとか。

 生産性の良い南米原産のジャガイモをヨーロッパに普及させるために各国努力したわけですが、プロイセンと呼ばれた都々逸国では勅令により強制的に国民にジャガイモを普及させ、フリードリッヒ二世なんざぁ自ら国民の前で見慣れない南米の作物を食べて普及を促進したそうで、こうしてジャーマンポテトが生まれる下地を作りました。

 フレンチポテトのおフランスはマリー・アントワネットにジャガイモの花を贈ることで、まずは「花」として認知させてジャガイモを普及しましパンマルティエを発明しました。

 1840年代にジャガイモの疫病が流行り、ジャガイモ先進国だったアイルランドは人口が半減する大打撃を受け、新大陸に移民する集団が続出しました。ケネディー一家もそうですね。

 毎年農産物の不作にさいなまれている金ちゃん国では二十数年前からジャガイモの作付けを奨励しているようですが、米同様年がら年中凶作みたいです。これだけ連続的に凶作を生み出す技術と言うのも特筆すべきことで、ニダ人が好きな「神の領域」かもしれません。

 金ちゃんのところでは田植えシーズン到来みたいですが、今年は干ばつ続きだそうで、早くもコメの不作が懸念されています。

 ソビエトのスターリン時代にルイセンコという学者が「共産主義の下では農作物が良く育つ」とファンキーな学説を提唱しました。ウクライナなんざぁ、豊作の年に種イモや種籾まで全部供出しちまったもんだから翌年には餓死者続出で人口半減するほどの大凶作に見舞われましたが、食糧生産量に合わせた人口調整という意味ではルイセンコの理論も間違えてはいない。

 金ちゃん農業もそれを継承しているのだろうから、虐殺が足りないのだろうか?

 沢口靖子が提唱する「科学説」を支持しつつもルイセンコの「根性説」も嫌いじゃありません。他人事ならね。

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健康的不健康

2019年05月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 健康のための講座を受けに行ってきました。

 このところ肩の痛みがひどくて右肩が持ち上げられないような状態になっているのですが、昨日大工さんに「肩こりは万病の元!明日講義を聴きに来なさい!」と、ほぼ強引に引っ張り出されました。

 香川県の坂出市で病院を経営している医師がわざわざこちらまで講師に来てくれたのですが、こちらにも毎年ツアーを組んでこの病院に健康検査に行く一団がいるのでこの医師となじみの人も数多くいました。

 講義を受けに来た顔ぶれを見ると、こういう人たちが健康であっていいもんだべか?と首をかしげたくなるような顔ぶればかりだったので、年相応に衰えることって案外平和の理にかなってるんじゃなかろうか?って思いました。

 要は病を治すのは薬ではなく自分の体で、その体に体力をつけることは東洋医学の言うところの血脈気脈に繋がっているという話で、なるほど、理にかなっていると感心しながら聞いてきました。

 認知症の原因の重要な一項目は肩こりなんだそうで、肩がこることで血の流れが悪くなり能に血が廻らない。腰痛は前立腺癌の元だそうで、そういえば前立腺の病気やった人ってみな腰痛持ちだったな。

 私の場合、脳梗塞が先か?肩こりが先だったのか?難しいところで、4年前に病気になる前にはすでに肩が凝っていた気もする。いづれにせよ脳の病気と肩こりは何かしら因果関係があるのかな?とこの数日考えていたので腑に落ちた感もありました。

 に、しても、65歳にもなって年金抱えて40歳も年下のホステスのおねえちゃんのアパートに転がり込んで、離婚するのしないの、殺すの殺されるのとつい半月前に大騒ぎしたおっさんが、「健康に自信がなくてさぁ。」と受講に来ていても、この期に及んでまだ娑婆にしがみつきたいんかい!バイアグラ飲んで即死しろ!”あきれるばかり。

 ほどほどに衰えて、娑婆に迷惑かけないよう静かに消えるのがいいんでないかい?

 どう考えても健康に良くなさそうですが、昨日の芋とイカの煮っころがしの残り汁にちょいと手を加えて豚肉の角煮を作ってみました。

 さらに残った煮汁でラーメンの醤油ダレを作れないだろうか?砂糖が甘すぎるか。酢を入れて冷やし中華のタレ作りは?なんでこんなことで頭を悩まさなければならんのだ?嫁がいないからか?

 ベトナム人労働者が砂糖と塩を間違えて混ぜた尻拭いはまだ当分続きそうです。

 これが結構いいお味になったので塩と砂糖の混ざりものをくれた同級生のところにおすそ分けに持って行ったのですが、「まだ50kgぐらい残っているから持ってこようか?」と言うので、頼むからこれ以上持ってこないでくれとお願いしました。

 二日間で使った量が大さじ5杯。まだ3kgちょっと残っています。

 同級生はアリの巣の近くに砂糖と塩の混ざりものを一山置いて一日観察していたそうで、「確かにアリは器用に砂糖だけを運んでいくと思えるんだ。でも、塩だけ残されてもこれはこれで結構困ると思うんだ。」と申してました。

 だいたい、こんなもん後生大事に取っておかないで自分のところでゴミに出すなり処分すればいいものを、砂糖が貴重だった時代を知っている我々世代にとってはなかなか粗末に扱えない。

 結局そんなこんなで貴重な休日は消費されてしまった。

 寝て過ごしたかったのに。

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ソルティーシュガー

2019年05月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 食品加工の工場に勤務している同級生、4月からの法改正で外国人労働者が何人か来ています。彼のチームにはベトナム人とタイ人がいてよく働いてはいるようですが、事件勃発!

 ベトナム人が砂糖のタンクに塩をぶっこんでしまったようで、鼻歌交じりで砂糖のタンクに補充している袋に「食塩」と書かれていたのを日本語堪能な(というか日本語しかわからない)同級生が発見してストップさせて事なきを得たようです。

 件のベトナム人は「塩」と「砂糖」の漢字が読めないと言い訳していたが、その下には「SALT」「SUGAR」と英語で書いてあるのがわかると、どうせ混ぜて入れるのだから先に混ぜておいたんだ!私が何か悪いことをしたか!と開き直って逆切れ。

 そんな外国人クビにして強制送還させたいだろう?と聞くと、「そんなことないよ。軽い殺意が沸き上がっているだけ。」と、温厚な同級生です。

 結局、タンクの砂糖も塩も廃棄処分になってしまいましたが、80kgほどダメになってしまったようです。「おすそ分け」と砂糖に混じった塩を私のところにも持ってきてくれました。

 持ってきてもらっても何に使えたものか?

 できれば別々に持ってきてもらえたらありがたかったんだけど。と言うと「それじゃ廃棄にならないじゃないか!」まぁ、そりゃそうだけど。お汁粉のあんこにちょっぴり塩を加えると甘みが引き立ちますが、そんなレベルじゃないほどしょっぱい砂糖になっている。

 食塩の結晶が妙に怪しさを醸し出していて、深夜のふ頭で取引すれば末端価何千万円の白い粉に見えなくもない。

 サトウトシオでソルティーシュガー。昔「走れコータロー」なんて歌がありましたなぁ。

 メチャクチャ迷惑な土産をもらってしまった。

 砂糖と塩を使いそうな料理。

 イカを買ってきて芋とイカの煮っころがしを作ってみました。ただでさえ塩が勝っている合わせものなので、醤油を入れさらにしょっぱくなる。かといって醤油で黒くならなければ雰囲気が出ない。結局ザラメ砂糖とミリンを追加して甘くして、おろししょうがでそれとなく味を締めました。

 結局大匙2杯程度しか砂糖と塩の合わせものは消費できなかった。

 昨日伐倒した欅の木、雨の日の仕事に餅つきの臼を作ろうと言うことになり、斜面の上にトラックを停めてクレーンで引っ張り上げて搬出しました。

 夏休みの炎天下、餅つきイベントがあるのだそうで、そりゃまぁ、暑い中ご苦労さんなこってす。と敬服しましたが、あんたらが餅つきするんだよ!と、もち米の田んぼ作りからやる羽目になっている現状。心だけがものすご~く冷たくなっています。

 つきたての餅に黄な粉。黄な粉には砂糖が入っているけど、塩はいらないのかな?

 餅つきも悩ましいけれど、砂糖と塩も悩ましい。

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劣化かな?

2019年05月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 昼飯を食べに帰宅してネットニュースの一覧を見たら「ペイ氏死去」という文字がちょこっと目に入りました。

 林家ペーさんが死んだのか、と記事をクリックすることもなく、経済記事に目を通しました。

 昭和の頃、高田馬場駅の階段の途中にあるトイレに入ったら林家ペーさんが出てきて「よお!」っと声をかけられたことがありました。ピンク色の上下のスーツを着ていてヒールの高い靴を履いていましたが、小柄な人だなぁ。と、茫然とすれ違いました。

 帰宅後、なんということはなしに「ペイ氏死去」をクリックしたら、林家ペーさんではなく建築家のイオ・ミン・ペイ氏でした。102歳。

 パリのルーブル美術館のガラス張りのピラミッドなどを設計した人で、ニーハオ系米国人の建築家でした。ルーブル美術館に行って実物を目にしたときに、富山駅前に鉄骨とガラスで作ったこんな建造物があって中で鮮魚販売してたよな、なんてことを思ったもんでした。

 ほかに実物の作品を目にしたのは、確かテキサスのダラスの市庁舎の設計もペイ氏だったと記憶しています。7-8年前に滋賀県でも何か設計していたと記憶しています。その時、まだ生きていたのか?最後の作品になるんじゃねぇのか?なんて考えた覚えがありますが、もはや世界的な建築家と漫談家が区別できぬほど私の方が劣化してまいりました。林家ペーさんはまだ元気だよね。

 今日は一日右肩の痛みがひどくて、ことあるごとに肩をダラ~ンと下げて痛みを抜いてましたが、こういう時に限って厄介な仕事で、樹齢50年ほどの欅の木の伐倒です。

 20mのはしごを伸ばして木に登って枝にワイヤーを仕掛けて枝落としから始める仕事ですが、木に登っていて、もし足滑らせたらぶら下がるほどの握力がないぞ、と、しびれが走る右腕が不安でした。

 ワイヤーワークなどほとんどロッククライミングの技術なので、昨日の山岳会員の葬儀の時に「こいつたぶらかしてこちらに引き込もうかな?」と使えそうな若い衆を物色してましたが、「若い連中は前夜のお通夜の時に来ていたから、本葬は干からびたのしか来てないぞ。」と先輩に言われました。

 最近はフリークライミングの連中がより刺激を求めてアーボリストなどと称して木の枝切仕事をしたがるやつもいるようなので、70歳以下私一人の世界に引き込めるかもしれない。ほとんど地味な作業中心だけど。

 早めに作業を終えて家に戻るなり温泉に駆け込んだのですが、まだ誰も入っていない一番風呂だったので、湯船の温度が48度。水を埋めるホースが劣化して裂けて水道の蛇口にくっつかなくなってしまったので、桶で水を湯船に運んで大汗でした。

 ようやく入れる温度まで落として入浴していたら新しいホースが届きました。時すでに遅し。

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