熱くてたまらんですなぁ。昨年の今頃はまだ梅雨明けしていなかったけど、結局8月も終わりになってから猛暑になった。
このところ毎日夕方になると雷雨になっているので、ヒグラシが戦法変えてきました。夕方カナカナカナと鳴くのではなく、明け方4時頃に一斉に鳴くのでうるさくて寝てられない。夕方は雷様が太鼓叩いているし雨を降らせているから商売にならないにしても、明け方騒がれるのもねぇ。
今日は例年なら祇園祭なのですが、昨年同様神主様を呼んで役員だけでご祈祷してきました。
元々は疫病をはらうために始まった祇園祭だそうですが、疫病よりも高齢化で年々営むことが困難になってます。こういうご時世、役員だけのご祈祷ですむので、残念だと言いながらも案外ほっとしていたりする。
私が物心ついた頃には祇園の神様の天道さまはこの場所になっていましたが、戦中はここに防空壕があったそうです。幸い米軍の爆撃機も飛んでこない山奥でしたから使うことはなかったようですが、私が幼少の頃は忍者の隠れ里と言うことになっていて、この山の森を飛び回っていたんです。
小学校に入る頃だったと思いますが、大人たちが祇園の祭祀をやっているその周りで、ガキどもの皆さんは木に登ったりターザンごっこして走り回っていましたが、祭祀をやっているのは私の祖父など、明治生まれの人たちでした。お祭りなのにあの爺さんたちは何をやっているんだ?と、眺めていたおぼえがあります。
祠にはブドウやトマトなんかがお供えされて、それを狙っているので「早く立ち去らねぇかなぁ」と見ていたものですが、近年はサルがお供え物を狙っています。サルが進化したのか?我々がサル並みだったのかは難しいところです。
お祭りと言えばコーラとおでんがごちそうで、ワクワクしてたものですが、なおらいの日本酒ちょっともらってお開きでした。
今年は65歳以下の若手が役員でしたが、ごく最近まではこうした祭祀に携わる役員って老い先短い年寄りだったんですよ。そう思っていたのですが、今や忍者ごっこやってた連中が中心になって柏手打っているのですから、歳月ですねぇ。しかもそれぞれ年齢相応の持病を持っている。やはり老い先短い年寄りになっているのだろうか?
集まった人たちの話題でちょっとだけオリンピックの話が出ましたが、世間一般に言われているほどひどい開会式ではなかったようです。ただ、もう少し金かけても良かったんじゃないか?と、手を抜いた感はあったようです。着物がなかったのが寂しかったとか。
テレビがないので競技がどうなっているのか?開会式をネットでも見る気がしないのでスルーしていますが、183億円だったか、かなりの予算がついていたはずです。大方電通が中間搾取して、安く作らせたのでしょうが、消えた予算を追及する野党もいませんしね、やりたい放題でしょう。
電通にやらせるよりディズニーにやらせた方が安くて良いものができたかもしれない。
なんたってこの暑さです。涼しくするにはどうすれば?
競技場にコンピューターグラフィックで、野ざらしの草むらを映し出し、お岩さんや皿屋敷のお菊さんや牡丹灯籠のお露さんたちに出てもらって、化け猫の手招きでダンサーが踊り、疫病下の混乱をイメージさせる。
そこへスキンヘッドでタンバリン持った大黒様が現れて、タンバリンでお清めすると、浅草のロック座や新宿のニューアートや渋谷の道頓堀劇場など、日本各地から集まった踊り子さんたちが森英恵デザインの和装姿でやって来てコンテンポラリーな踊りを踊る。天岩戸にお隠れになった天照大神を呼び戻すためにアメノウズメノミコトが踊ったダンスの再現。そしてそれは日本の歴史をも意味する。
選手たちはタンバリンやリボン持って入場してきて、ポラロイド撮影は一枚500円で、交通遺児に寄付される。
18歳未満ご禁制のステージなので、テレビでは放送されない。
なんてことをやればね、次回はクレイジーホースやムーランルージュなどストリップキャバレーの大国パリオリンピックです。フランスの意地にかけてもアート前面に出した開会式をやって来るでしょうね。オカマショーだって日本のお笑いとは異なる次元で打ってでる。
やっぱヨーロッパだから選手はユーロ札を踊り子さんのパンティーに挟むのかな?
いづれにせよ無観客放送なしで、怪しい魔界の儀式オリンピックになるかも?
イスラム諸国で開催になればベリーダンサーかな?顔かくして下は隠さない。
と、対案を出しておこう。