ミハイル・ゴルバチョフがお亡くなりになったようで。
てっきり、とうに亡くなっていたと思っていたんですよ。よくよく思かえしてみれば、エリツィンだったり、ゴルバチョフ夫人のライザさんだったのですが、昭和の時代を知っている人でなければゴルバチョフなんてピンと来ないでしょうね。ソビエト崩壊後はロシア国内での存在感がない人でしたよ。
ロシアはご存じの状態ですが、ノーベル平和賞受賞した人だから国葬にするんでしょうかね?そっちの方が気がかり。
私が初めてソ連に入った頃はブレジネフ体制下で、外国人は見ても見ぬふりをするような何とも不思議な国家でしたが、剛腕のブレジネフが死んだら。アンドロポフ、チェルネンコと早死にする書記長が続いてゴルバチョフの登場になりました。
ブレジネフ死去以降それぞれ書記長の葬儀は日本のテレビでも見ることができましたが、アナグマみたいなでっぷりした濃い顔つきのおばちゃん(奥様が)映し出されて、これがまぁ、スーパーの半額セール時間帯になって現れて、善良なおじさんが狙っていた弁当を先取りするような、生活臭漂うおばちゃんたちだったんですよ。
ゴルバチョフ夫人のライザさんが出てきたときには驚きましたね。まともな人が出てきた!と。実際、ロシアの友人なんかも、「西側諸国に出て行って恥ずかしくない人が出てきた。」と言ってましたが、ソビエト崩壊の頃のUSAのトップレディーはパパブッシュの奥さん。これもひでぇ見てくれだったんだけど、ソビエトの勝ちでしたね。
まぁ、なんだかんだ言ってもソビエト崩壊させた実績は大したもんですけど、その頃ニーハオは胡耀邦の時代で、民主化に興味持っていた人なので世界も期待したんでしょうね。でも、雇用補死去後に起きちゃった六・四点天安門事件。あの国に民主化なんて5千年早かった。
結局末端の庶民の意識次第なんですよ。民主化が成功するなんて。ゴミ屑束ねるのは剛腕全体主義が良い。
気を付けなされ。己が欲得ばかりで民主化を語っていると剛腕全体主義に取り込まれますよ。
気を付けなされ。