のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

ゴルビー

2022年08月31日 | 日記・エッセイ・コラム

 ミハイル・ゴルバチョフがお亡くなりになったようで。

 てっきり、とうに亡くなっていたと思っていたんですよ。よくよく思かえしてみれば、エリツィンだったり、ゴルバチョフ夫人のライザさんだったのですが、昭和の時代を知っている人でなければゴルバチョフなんてピンと来ないでしょうね。ソビエト崩壊後はロシア国内での存在感がない人でしたよ。

 ロシアはご存じの状態ですが、ノーベル平和賞受賞した人だから国葬にするんでしょうかね?そっちの方が気がかり。

 私が初めてソ連に入った頃はブレジネフ体制下で、外国人は見ても見ぬふりをするような何とも不思議な国家でしたが、剛腕のブレジネフが死んだら。アンドロポフ、チェルネンコと早死にする書記長が続いてゴルバチョフの登場になりました。

 ブレジネフ死去以降それぞれ書記長の葬儀は日本のテレビでも見ることができましたが、アナグマみたいなでっぷりした濃い顔つきのおばちゃん(奥様が)映し出されて、これがまぁ、スーパーの半額セール時間帯になって現れて、善良なおじさんが狙っていた弁当を先取りするような、生活臭漂うおばちゃんたちだったんですよ。

 ゴルバチョフ夫人のライザさんが出てきたときには驚きましたね。まともな人が出てきた!と。実際、ロシアの友人なんかも、「西側諸国に出て行って恥ずかしくない人が出てきた。」と言ってましたが、ソビエト崩壊の頃のUSAのトップレディーはパパブッシュの奥さん。これもひでぇ見てくれだったんだけど、ソビエトの勝ちでしたね。

 まぁ、なんだかんだ言ってもソビエト崩壊させた実績は大したもんですけど、その頃ニーハオは胡耀邦の時代で、民主化に興味持っていた人なので世界も期待したんでしょうね。でも、雇用補死去後に起きちゃった六・四点天安門事件。あの国に民主化なんて5千年早かった。

 結局末端の庶民の意識次第なんですよ。民主化が成功するなんて。ゴミ屑束ねるのは剛腕全体主義が良い。

 気を付けなされ。己が欲得ばかりで民主化を語っていると剛腕全体主義に取り込まれますよ。

 気を付けなされ。

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買いそびれ

2022年08月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 8月29日は焼き肉の日なのだとか。

 今月いっぱいで閉店する村で唯一のスーパーが在庫一掃半額セールなので、肉買ってこよう!と、出かけて行ったら、既に何もなかった。キャベツともやししか残っていない。この半額セールを当て込んで先週は極力食材を買わないでいたので、夕食の危機が押し寄せてきました。

 焼肉の日だったけど、野菜スープとモヤシ炒めで夕食にしました。とっても草食系!

 夕方、風呂で近所のおじさんと「何とかこの夏を生き延びたっていえる気候になって来たなぁ。」と、健闘を称え合いました。まだ9月の第一週辺りまでは気が抜けませんが、残暑も乗り越えたと言えるざんしょ。

 ここから先は冬の寒さ対策ですが、例年、毎月備蓄している灯油が全然ない。高いから買い控えて来月には値下がりするだろうと期待しているのですが、ついに下がらなかった。さあさあ、この冬はどうなるか?景気が良いのは武器商人だけ?

 温泉につかりながら岸田政権はよく1年持ちこたえたな。と、話していたのですが、何もしないから批判もない。無難に人気を乗り越えることに集中している中間管理職みたいで、ハニトラ外務大臣とシェーシェー幹事長と三人で息をひそめているだけ。所得倍増はどうなったの?

 案外危機の時には矢面に立たない無難なやり方なんでしょうが、矢面に立たねばならぬ立場なんですけどね。

 いうだけ言って責任追わないのならSNSだって十分だけど、今求められているのは責任持って行動してくれる人。ある意味、馬鹿になれる人。学歴エリートじゃ無理でしょうね。

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OSO18

2022年08月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 台風11号が発生したらしいが、本土上陸は微妙なところ。でも、荒れるんだろうな。

 一日体を休めましたが、脇腹のダメージもずいぶんよくなり、寝返りが打てるようになりました。

 とは言え、横になっていることもままならないので、台風の大雨の警戒もかねて近所の水路の見回りをしてきました。

 夕方、共同浴場で顔を合わせた80代のオヤジさんと、北海道で猛威を振るっているOSO18というヒグマのことを話しました。この3-4年で60頭の牛がやられているのだとか。牛肉狙いの熊なので、いったいどれだけの牛筋の煮込みが作れたことか?

 ヒグマが猛威を振るっている標茶町ってどのへんなんだ?と聞かれたので、東の方で釧路の隣と答えたら「釧路って石原裕次郎の歌に出て来る?」え?そっちの方がわかりにくいけれど、♪夜の釧路は雨になるだろう♪ 天気予報のような北の旅人か?

 釧路には人工授精師の勉強で行ったことがありますが、一日当たり70㎏もの乳を出すスーパーカウなんてのがいるんですね。通常の乳牛なら30㎏くらいですが、二倍の乳を出す。人間で言うなら……あまり巨乳はタイプではないので……思い浮かばない。

 乳牛の場合種オスはほぼアメリカの牧場で開発した牛で、受精卵移植で生まれたことを示すETと言う文字が名前に入ってます。これを日本でまた掛け合わせて乳の出の良い牛を作っているのですが、日本の乳牛見慣れているとヨーロッパの乳牛が小さく見えます。

 このお盆に北海道に里帰りした知人は釧路辺りも散策してきたようですが、コーヒーの匂いが染みついているのでヒグマには出会わなかったようです。きれいなおねえちゃんにも縁がなかったみたいですけど。

 OSO18のOSOはオソベツと言う地名で最初に被害が出た土地の名。18って数字は足跡の大きさなのだとか。この辺にいるツキノワグマから想像してもかなり大きい。牛を襲うくらいだから当然のことですが、これが人間の味でもおぼえたら?と考えると空恐ろしい。

 だんだん習性もつかめてきたらしいからやがて射殺されるのでしょうが、そうしたらそれで「かわいそう」なんて言い出す連中が出て来るんでしょうね。言う前に自らが熊の餌になった方が「自然」のためだとも思うけど。 

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豊かさとは

2022年08月27日 | 日記・エッセイ・コラム

 キッチンカーが来る日なので、夕方になるのを楽しみにしてましたが、バケツをひっくり返したような雨が降ってきました。それでも五時半ごろには雨も止んだので出てみると近所の人たちが集まってきました。

 私は洋食風牛筋の煮込みにはまっているので毎度それなんですが、「なんかこういうのが来てくれるだけで豊かになった気になるねぇ。」と、フライドポテトと出し巻き卵手にしたおばちゃんが申します。

 ああそうか「豊か」になるってのは素晴らしい着眼だなぁ。財布的には豊かと逆方向ですが、なんとなくうれしい。商店はなくなるし、販売機も無くなるし、郵便ポストも無くなるこの地区。ついでに年寄りも随分亡くなった。来ていただけるだけでもありがたい。

 不便が身に染みて知るありがたみ。と、言うよりも、消えていくばかりの土地に来てくれるのがありがたい。

 キッチンカーの生ビールとフライドポテトで乾杯しながら、おじさんたちは「空き家も空き店舗もあるのだから、なんか来て住みついてくれるとうれしいやなぁ。」

 歳の頃なら四十半ば、着物の似合う訳ありの女性なんてのがいいねぇ。なんて始まって、「この前亡くなった島田陽子なんか惜しかったなぁ」「そうかい。おらぁ在りし日の大原麗子の方がいいけどなぁ。」「夏目雅子だよ。なんたって夏目雅子だよ。おらぁ、かぁちゃんに先立ってもらって夏目雅子と再婚してもいいと思ってる。」

 皆、鬼籍に入られた方ばかりで、そこには白石麻衣ちゃんも佐々木希ちゃんのかけらも出てこない。個人的には沢口靖子が科学研究所でも営んでくれると嬉しいのだけど、死なれちゃ困るから名を出せなかった。

 フライドポテトと生ビールで、しばし現実を離れて豊かになっているおじさんたちですが、格差ありすぎだろう!それより向こうが来るより、こちらが出向く方がたやすい年齢になっている。

 雨の間にしばし豊かな気持ちになれました。

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そろばん

2022年08月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 夕方、通い婚ごっこをしているキュウリ農家に顔を出したら、何やらちゃぶ台の上に帳簿を何冊も開いて夫婦で頭付き合わせて談義していた。短歌の勉強でもしているのかな?と、思ったら、そろばんをパチパチやっている。

 そろばんなんてレトロなものを持ち出して何事?と、伺うと、このお盆で奥様の自宅を片付けていたら、そろばんと教科書が出てきて、「どう使うんだっけ?」と練習再開したのだとか。おかげで「ねがいましてぇわぁ~」と、読みあげに付き合わされてしまった。

 60代半ばのご夫妻。幼稚園から同級生同士の夫婦で高校も商業高校。まだ電卓が普及しだした時代だったからハードなそろばん修養をしてきた世代ですが、「おそらく昭和の末期にはそろばんを使っていなかった。」と言ってます。もはや古武術の領域に達しているのだろうか?そろばん。

 そろばんには雲州そろばんと播州そろばんと言う二大産地があるのだとか。出雲=蕎麦。播州=そうめん。以外にも名産ってあったんですね。因みにご両家共に新盆だったので、どちらの家でも双方の親の写真を飾って合同お盆になって、引き物は稲庭うどんでした。

 学校の授業で教わった加減乗除のそろばん扱いに苦戦していましたが、休み時間に流行っていたそろばん相性占いは瞬時にできるみたいで、「こういう余禄が重要なんだよなぁ。」と申してました。確かにねぇ。「ここは試験に出るところだからしっかり覚えておけ。」と言われたところはことごとく忘れるけど、授業の余談で聞いた話はよく覚えていて後々の人生にも役立っていたりする。オンラインでは学べない対面授業の価値なのかもしれないですね。

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鬼滅ボケ

2022年08月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 脇腹の打撲。多少の痛みを伴ったものの、今朝は普通に起き上がることができました。それでも痛かったけど。

 渡り鳥ならぬ渡り蝶のアサギマダラが飛んでいました。台湾辺りから渡ってきて、これから帰国するシーズンです。

 が、アサギマダラの名前が出てこなかったんです。渡り蝶であることや、フジバカマの花が好きなこと。フジバカマとヒヨドリ草は別の花なんだよ。なんてことは浮かんでくるのですが、蝶の名前が思い出せない。

 浮かんでくるのは胡蝶しのぶさんの名前ばかり。

 いかん!鬼滅の刃に染まりすぎた!と、後悔しつつも家に帰ると鬼滅の刃を読んでしまう。

 で、夕飯食べながら思い出した。アサギマダラだった!忘れないうちに早速メモしておきました。

 鬼滅の刃ボケなのか?暑さボケなのか?夕飯を総菜を買いに行ったスーパーで中学の2年後輩にあったのですが、マスクをしているので思い出せない。と、言うのか?2年前に亡くなったこの女性の母親と勘違いしてしまいました。

 いつもはおっす!なんて感じで話していたのに、敬語を使って話す私に「先輩、私と母を間違えてないですか?」と、マスクを取った時に気が付いたのですが、まさしくその通り!こんなばばぁになっていたのか!とはさすがに言えないので、「相応に年を取って来たんだから、若い人たちにも手本となるよう、言葉遣いに気を付けるようにしているんですよ。」とごまかしました。彼女のお母さんの葬式にも行ったのですが、コロナ騒動で受付だけやって帰って来るような葬儀だったので、なんだかまだ彼岸の向こうに行った気がしてなかった。

 次回顔を合わせた時にも敬語で喋らねば、と、頭の中にメモしておいたのですが、ド忘れしてしまいそう。

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オロナイン

2022年08月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 枝豆農家の70代のおやじさんがいうには、米の収穫が始まる前に奥様達が四国に旅行に行くのだとか。またえらいところに。お遍路ですか?と、聞くと、大塚美術館観たりうどん食って帰って来るんだっぺや。

 奥方ツアーの顔ぶれを思い浮かべる限り、世界の美術品とはどうにも折り合わないけれど、思えば毎月積み立てしては歌舞伎を見に行ったりしていたおばちゃんたちなので、コロナの影響でこの2年ほど良い子にしていたことの方が不思議かもしれない。

 パンフレットで見る限り豪勢な美術館みてぇだな。オロナインとオロナミンCででっかく儲けたんだなぁ。ボンカレーもあるよ。なんて話をしていたら、「昔の浪花千栄子のオロナイン軟膏の看板が俺んちにあるぜ。」

 通りに面した家だったので壁に看板つけさせてくれと、オロナミン軟膏や大村崑ちゃんのオロナミンCの看板が掲げられていたのだとか。それ、なんでも鑑定団向きのお宝かもしれないから大事にしておいた方がいいよ。「売れるかな?」マニアがいるからね。「かかぁにはこのこと黙っていてくれ。」家庭争議の元になるかもしれない。

 どうせこっそり売ろうなんてもくろんでいるんでしょう。

 そういえば昔はどこの家でもオロナイン軟膏のチューブがあったもんですが、このところ見かけないですね。そもそも、あれは何に聞く塗り薬だったのだろう?虫刺されによく使っていたけど。中学生の時にはニキビ対策に使っている奴らもいました。

 正露丸、メンタム、赤チン、キンカン。常備薬としてこれらもよく見かけたものです。キンカンは虫刺され用に手元にありますが、オロナイン軟膏は、と、薬箱を見たら…あった。3年くらい前に買ったものが。

 それにしても、これらの薬で傷や病気を治してきたのだから氏より育ち。以前、ボルタレンと間違えてボラギノール買ってきて、関節炎治してしまったのも、お育ちなんでしょうね。

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バーコードで

2022年08月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 安倍元総理暗殺の一番の問題点は、警備とそれに関する法整備、未然に防ぐための法整備と態勢作りだと思うのだけど、なぜか統一教会たたきにメディアは奔走している。目くそ鼻くそでどうでもいいやと、記事も読まないようにしていましたが、統一教会側も関連があったテレビや新聞を暴露すると報復に出てきました。

 映画ゾンビで、ゾンビと喧嘩する暴走族みたいなもので共倒れになっても人類は困らない。

 総理がコロナ感染する中、統一教会と接点があったなんてどうやって説明すればよいのだろう?一昨年ごろはココアなんてアプリがあって、コロナ感染者が近くにいたことなどがわかるシステムがありましたが、国の発注金額の大半が中間搾取に消えて、実際に運営する会社には雀の涙。だから使い物にならないソフトしかできなかったようですが、統一教会のみならず、勧誘などでうっとうしい宗教が近くにいるとわかるソフトでも開発したほうがいい気がします。それでわかっていて戦況要因に使ったと言うのなら責任も負える。

 某政治団体の支持母体の教団もその対象にすれば、練馬や板橋などアプリが鳴りっぱなしでしょうね。

 kindleで発売中の電子書籍。拙著「死神 第二章」に加筆したのですが、三途の河原での冥界入国審査の時、亡者の額にバーコードが貼られていて、各部署ではバーコードリーダでそれを読み送り先を決める。あの世での審査を簡略化させて鬼たちの仕事負担を減らそうと言う冥途の労働改革。

 これを今生で用いればよいのであって、バーコードリーダー当てればやらかす奴がわかる。なんてシステムを作れば、ロボコップの時代になるのかな?

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慇懃に

2022年08月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 痛いわき腹を騙し騙し仕事しましたが、なんとかもちこたえられました。

 値上げ相次ぐご時世で、傷みにも音を上げず働く自分を美しいと思いながら作業していると、およそ美しいとは言えない人たちがやってきました。

 10月ごろに町長と町議会の選挙があるとかで、そのご挨拶と言うのか事前運動みたいな連中が「暑い中お仕事ご苦労様です。」と、やってきました。他人事のように逝ってないで手伝ってけ。と、思いつつも、慇懃な性格なので、あんたらみたいに暇じゃねぇという思いを込めて、「そちらも暑い中熱心ですね。え」と挨拶。

 今月いっぱいで村の唯一のスーパーが店じまいしてしまうので、空き店舗に違いスーパーでも承知できないものかねぇと、提案してみると「検討するように伝えておきます。」

 検討どころか来週には無医村ならぬ無スーパー村が到来するわけで、あんたらがみこしに担ぐお年寄りや弱者は買い物難民になる。複数の対案持って「いかがでしょうか」と、やってくるくらいの気構えはないのかね?福祉ってのは、あんたらが乗っかるものではなく提供していくもんでしょう。と、やんわりと説教モード。

 昭和の時代の候補者なら、こうした話を聞く時はメモを取っていたものだけど、そういう姿勢はありませんね。と、笑顔で五寸釘打ち付ける気分。世に理不尽なことは多々あるけれど、それに対してどう対応しようか?と、提案もって接するのが代表する人の心構えじゃないのかね。と、もう一発五寸釘打ち付けときましたが、どうなることやら?

 閉店セールに入っているスーパー。来週の三日間は半額セールになるらしいけれど、今のところは2割引き。めぼしいものは?と夕方見に行ったのだけど、入荷抑えているから既に品物がない。半額になったら買うつもりだったバターが一個だけ残ってましたので、2割引きでも妥協して買ってきました。

 こちらも生活をめぐる争奪戦が始まっている。

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八ッ場ダム

2022年08月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日しこたま打ち付けた左わき腹。寝返りも打てぬほど痛かったのですが、涼しくなったのでよく眠れました。朝、起き上がる時大変でしたが、肋骨の下だったので骨は大丈夫。

 咳き込んだ時のその瞬間が来ました。ボコッという感触があり、外側の外腹斜筋と内側の内腹斜筋が絡まるような感触。同時にすごい痛みがやって来て起き上がっていられない。とは言え、こればかりは時間をかけて治すしかないので、薬!と薬箱を見るとインド製バイアグラが。腰じゃない。脇腹だ。ロキソニンの張り薬を貼り付けました。

 なんとなく効いているような気がします。これがだめなら新三共胃腸薬も正露丸もボラギノールもインド製だけどバイアグラもある。昔おばあちゃんに教わったマタタビを使った湿布薬の作り方。そろそろマタタビが実っている頃です。そして最終手段は妖怪アマビエ様のお札もある。

 十二鬼月打倒後の竈門丹治郎のように横になって回復の呼吸をしていると、お盆に墓参りに来られなかったからと一番下の弟が顔を出したので、息抜きに八ッ場ダムを見に行ってきました。水量は半分程度と言ったところですが、これが大雨が降ると満水ラインまで一気ですから、この時期の水量調整は重要です。

 ダム建設を巡っては何十年も闘争が続いた曰く付きですが、ようやくダム建設に入り、完成近くになって民主党政権。前原だっけがダム建設中止を出したら、それまで建設反対運動やってた連中が建設中止反対運動を始める。自分の承認欲求のための運動だったことが露呈したようなもので、まじめに考えちゃいないことが露呈したようなものです。ここで受け入れられなければ次の路地に移動する、大道芸を政治と勘違いしている連中が多いのだなぁ。と、話に耳を傾けることもしなくなりました。

 謎のバスを発見。

 ひこにゃんのようで、微妙にひこにゃんとは違うキャラクター。

 水陸両用バスなんだそうです。ダムの中をこのバスで遊覧できるのだとか。3500円だったかな?

 一緒にいた弟が子供の時なら「乗るんだぁ!」と駄々こねて大変だったでしょうが、近年だいぶまともになってきた。

 後部にスクリューが付いていてなるほどザ・ワールドと思いましたが、前輪を見るとデフがなかったので四駆ではなさそう。湖から這い上がる時前タイヤが駆動しないと楽じゃないのでは?と思いますが、それでも何とかなるのでしょう。

 エンジン音もさせず乗客を乗せて出て行きました。多分モーターとのハイブリッドなんでしょうね。

 八ッ場ダム、通り過ぎるだけでまともに観光したことなかったので面白かったです。

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因果因縁

2022年08月20日 | 日記・エッセイ・コラム

 私が小学生の頃は8月20日で夏休みは終わり。二学期が始まると、朝布団から出るときに寒さを感じる季節。秋ですね。

 あの頃は残暑なんて感じなかったけど、これがきついんだよね。

 小雨は降ったものの、暑くもなく作業出来ました。

 夕方、柔道の先輩の家に顔を出して世間話をしてきたのですが、帰る時に階段から滑り落ちてしまいました。鉄製の外階段で雨に濡れて滑りやすくなっていたのは認識していたものの、見事に滑って5段ほど転げ落ちました。

 左側、腰とわき腹をしこたま打ち付けてすぐには起き上がれなかった。幸い、分厚い脂肪がクッションとなって骨には異状ないけれど、やっぱ痛いものは痛い。

 柔道やっていれば受け身の基本ができているからこういうときでも怪我をしない。と、先輩はご満悦でしたが、柔道やっていなければここに顔出すこともなかったから階段を滑り落ちることもなかった。因果とはこういうもんなんじゃないでしょうか?

 興味ないので全然知らなかったのですが、夏の甲子園の四強に東北勢が二つと滋賀県に山口。東北勢の一つは福島県だとか。ならば、戊辰戦争で因縁がある福島と山口で決勝なら面白いよなぁ。なんて話をしていたんですよ。結局山口県は決勝に進み、もう一つは仙台みたいだけど。

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笑いの藁人形のお話

2022年08月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 一日快晴でしたが風もありカラッとしていて割と耐えられる暑さでした。

 昨日一日休めたのですこぶる快調!と、思いきや。3時過ぎにはエネルギーが切れた。マズイ!脱水症状が出始めてる。ペースダウンを余儀なくされましたが、来週から天気が下り坂なのでコマは少しでも進めておかねばならない雷様との駆け引き。

 かなりヨレヨレになって帰って来ると、近所にキッチンカーが来ている。あれ?今週の金曜に来るとは聞いていたけど、もう金曜なのか?米をといで牛筋煮込みを買いに行く。

 キッチンカーの話を聞いて近隣地区から買いに来たおじさんと雑談したのですが、お盆開け、このおじさんが犬を連れて散歩に行った神社で呪いの藁人形発見!

 おじさん曰く。

 昨今では稲の収穫もコンバインで、藁はその場で裁断して田んぼに還元してしまうので、藁人形を作る素材確保もままならない。で、神社のしめ縄を勝手に利用して藁人形にしたようだった。とのこと。さらに打ち付けた釘は五寸釘ではなく三寸の釘だった。とのこと。そのうえ。根性が尽きたのか?たいして深く打ち込んでいなかったのですぐに引っこ抜けたとか。とどめに。あんな人形、ひっこ抜いて沢に放り込んでやった。

 おじさん曰く。

 丑の刻参りってぇのはよう。民家に近い神社でやって効力があるもんでのぅ。夜中に響く五寸釘を打つ音が巷に響いて、人様を恐怖に陥れることで効力があるっつっぅもんでの、誰も知らなきゃ相手にされん。

 それを聞いてたおばちゃん曰く。

 夜中にあんな神社に行ったら熊が出てくるかもしれねぇじゃねぇの。よく大丈夫だったねぇ。

 確かにその神社の床下でクマの住処が見つかったことがかつてありました。

 おじさん曰く。

 だから真昼間にやったんじゃねぇか?なんにしても、けが人が出なくてよかったよかった。

 一同。

 よかったよかった。

 こうして呪いの藁人形はのろまなお笑い人形になってしまうのでございました。

 牛筋煮込み買ってきて、ご飯が炊けるまでお茶を入れてちょいとスプーンで汁をすすると。おいしい!じゃ、牛筋もひと切れ。と、口に放り込むと。おいしい!

 なんてことをやっているうちに牛筋の煮込みが蒸発してしまいました。そして、気が付きました。炊飯器のスイッチを入れてなかった。

 これが呪いの正体だったのだろうか?

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平家物語

2022年08月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夜から雨で朝は土砂降り状態。午後には晴れるのは予想してましたが、この状態ではぬかって仕事にならない。雷様の思し召しだから一日仕事を休むことにしました。

 お盆前から右足の太ももの裏側に痛みがあったので、できるだけ横になって過ごそうとサロンパス貼って横になって読書することにしました。

 昭和の時代。平清盛の時代に平家の都だった神戸の福原に歴史探訪に行ったことがあります。ソープ、ピンサロ、いかがわしいおもちゃの店など、平安文化の奥深さを感じる歴史町でございました。すすきの、吉原、堀之内。お金がないからこうした教科書にない歴史をたどることはなかったですが、コロナで影響出てるんでしょうね。

 入浴料、サービス料なんてない地元の温泉の3回ほど入って足の養生しました。

 このどころ極力メディアとの接触は避けるようにしているので、ネットにもつながないようにしていますが、たまたまネットのニュース見たら森英恵さんが亡くなったんですね。

 森英恵さんは島根県出身ですが、小学生時代にお江戸の杉並の桃井あたりにいたんですね。学生時代にその界隈に住んでいて、森英恵がこの近くにいたんですよ。と、食堂のおばちゃんに聞いたことがあります。私がそのあたりにいた頃近所に例のヨガ教室もあったみたいですけど。

 デザインと言うといかに気をてらった奇抜なものをと言うご時世にあって、森英恵デザインってトラッドでクールなんですね。どこか「日本」を感じさせる。孫娘はバタ臭いけど。

 やっぱ「日本」をしっかり身に付けているんだなぁ。それが美しいんだなぁ。と、デザインに見入ったことがありました。

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君の骨付きカルビを食べたい

2022年08月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 先日伺った家で処分する本から何冊かいただいてきた中に「君の膵臓を食べたい」がありました。6-7年前のベストセラーで映画にもなったようで、レバニラとかもつ煮ならわかるが膵臓はなぁ。シビレっていうんだっけ?骨付きカルビの方がいいなぁ。

 因みに昨日の送り火による焼肉は豚ロースとホルモン焼きでした。牛肉、いいよねぇ。お盆明けで安くならねぇかな?

 膵臓に病を持ち余命いくばくもない高校生の少女と、読書好きのクラスメートの少年の学園物語なんですが、ある意味、平成の純愛小説ですね。現実はもっと下半身丸出しの肉食系がはびこっているのでしょうが、暗さもなくさらりと現代の高校生。読んでいて不快感はなかったです。

 さらに、男子校で柔道なんかやっていたらこういう物語とは無縁だなぁ。と、残念な高校生時代を過ごしたことを後悔してます。締め技で首絞め落とす事なんざぁたやすいことですが、女の子口説き落とすのは練習してなかったなぁ。実際、社会で要求されるのは後者の方でした。

 一日降ったりやんだりの天気でどちらかと言えば涼しかったのですが、雨でずぶ濡れになりました。水も滴るいい男になって帰ってきて水風呂に直行。さすがに水風呂では厳しい気温。このまま秋に突入ならこれも良いのですが、これからの暑さがダメージが大きい。何とか夏を生き延びたと言えるまであと半月は油断できません。

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送り火

2022年08月16日 | 日記・エッセイ・コラム

 チャーチャラチャチャチャーチャチャーチャチャ チャンチャチャチャチャー チャンチャチャチャチャー ピリピピリピピーリン ピリピピリピピーリン チャラチャンチャチャラチャンチャン ズーシャラチャーチャズラチャチャチャッチャ ズーシャラチャーチャズラチャチャチャッチャ ♪鯉のから揚げ夢芝居 鯉洗いは酢味噌で食べる♪ ズーシャラチャーチャズラチャチャチャッチャ ♪アユをつったら鯉釣れた 行き先の影は見えない♪ ズチャチャチャチャララー ♪男と女ァ 関係ないけどぉ 鱗がから揚げぇ 骨は鯉こく♪ ズッチャチャチャチャ ♪恵子かあちゃん 松はとうちゃん 鯉はいつでも生き作り♪

 猛暑でしたねぇ。意識もうろうとしながら仕事してましたらマッチャンから電話がありまして、アユ釣りに行った息子が鯉釣って帰ってきたので、帰りに立ち寄って料理してくれ。と、鯉の遍歴が豊富な私に依頼してきました。

 おとりアユでどうやって鯉が釣れたのか?その技術に感心してしまいますが、高校出てからずっと東京に行ってた息子ですから、何か新しい技術でも身に付けてきたのだろう。

 アユの塩焼きの準備はしていたけれど、まさか鯉が釣れるとは予想していなかったようで、マッチャンの奥さんの恵子さんは魚の三枚おろしができない。無殺生のお盆だから殺傷したくはなかったんだけど、息子は明日お江戸に帰国すると言うから食べるチャンスは今日しかないのだとか。

 20cm少々の小ぶり鯉でしたが、トンカチで頭ドツイテ気絶させ三枚におろし、身はあらいように薄く切って熱湯で殺菌。白みそ:2、酢:1、砂糖:1で酢味噌を作り、骨の周りは鯉こくに。

 今日は送り日。京の都では3年ぶりに五山の送り火が復活したようで、こちらでは送り火で焼肉を焼きました。大文字より実用的です。

 送り火をしながら考えました。五山の送り火でひとまとめ仏様を送り返してしまう京都のやり方は合理的だけど、中には失踪中国人留学生みたいにあの世に帰らない不法在留の幽霊がいて、こいつらが犯罪起こすから秋になると科捜研が動き出す。お!そう言うからくりだったのか!

 この何年か送り火さえしていなかったから悪いことばかり起きている。奈良の安部さん襲撃なんかも案外そうだったりして。

 焼肉の煙と一緒にお帰りですね。それが安泰。

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