早朝の玄関前の気温がマイナス15度。雪を踏むときゅっきゅと音が鳴る。こういう雪は滑らない。
昨日の夕方温泉に行ったら、水道屋をやっている若い衆が家の外で名のやら作業してましたが、今日風呂で話を聞いたら、自分の家の水道が凍り付いてしまったとか。水道屋が自宅の水道凍らせては笑いごと。「よそ様の水道凍結に飛び歩いていたら、自分の家の水道が凍っちまったんだ。もう、情けねぇこと。てめぇの家の水道直しても一銭にもならねぇ。」と、大笑いしてました。
今日もスキー場でしたが午前中は雪が降ってました。大した積雪にはならなかったけど。
インド、インドネシアに匹敵する新たなへたくそ軍団が出現しました。フィリピンです。歩くベスビオ火山ともいえるそりゃもう目も当てられないありさまで、スキー・スノボやる以前にスポーツそのものに向いていないんじゃないか?えらいもんでした。リフトの乗り降りのたびに停めてやるのですが、降りてから滑って転んでまともに歩くこともままならない。雪の上を歩いても15分もあれば降りられるコースを1時間ほどかけて滑り降りてました。ほとんどお尻で。
でも、アジア系はいいんです。むしろまともに滑れる方が怪しい。オーストラリア人のインチキラクターが連れてきたガイジンさんの生徒がこれまたえらいもんだったのですが、ガイジンさんの要旨で下手だと異様にみじめです。転がって動けないので助けに行きましたが、小柄なフィリピン人と違って重量感が違う。骨格も違う。これだもの、オリンピックでメダル取れないわけだよなと思いました。
東京都立大学の学生バイトのにいちゃん。平日の休みの時にスノボに乗って乗り場通り場でこけてリフトを停めたそうです。「恥ずかしいやら情けないやらで、こけた人の気持ちがよくわかりました。」と、親切に対応することを心掛けたいるそうです。いい経験でしょうね。
70代のおやじさんと座敷牢の話をしました。農家の合間に大工をしていた人なのですが、改装に行って古民家でかつて座敷牢だったと思われる格子の柵で囲まれたs部屋を目にしたのだとか。
私が小学生の頃もそんな家が残ってました。大きな古民家なのですが、ひげもじゃでガリガリに痩せたおにいちゃんがいて、髪の毛なんかまさにレゲエミュージシャン。もともとは旧家のご子息で、お江戸の大学に行って学生運動に首突っ込んでヤク中になって帰ってきた人で、時折暴れるので座敷牢を作ってそこに入れられているという話でした。外に出るときは手かせをしてこうして日向ぼっこさせていたようです。
受け入れる施設そのものが少なかったこともありますが、半世紀のさかのぼれば精神障害の扱いなんてこうしたもので、家計に与える負担も大きかったことでしょう。
この家も絶えてしまい。いろいろ持ち主は変わったけれど、今はガイジンさんが住み着いています。お祓いしたのかな?