山仕事の10時休みにお湯を沸かしてお茶を飲んでました。野点ですなぁ。
茶請けに魚肉ソーセージをかじっていたら、足下に沢ガニがおりました。沢から50Mほど林の中に入った場所で、水辺ではないので、水辺ではないのすが、枯れ葉の下にいる虫などを食べているのでしょう。
少なくも台風の雨による沢の増水を警戒して上に上がってきたとは思えない。およそ雨も降りそうもない空模様。
カニと言えば柿。まだ甘くなる季節ではないし、柿の季節になると涼しくなる、と言うより、寒くなるのでカニも見かけなくなる。あの物語に違和感を感じたことがあったな。
そしてカニと言えばおむすび。今日は天候悪化を懸念してお昼は家で食べようと豚骨ラーメン用意して出かけたので、おむすびは持ってきておりませんでした。カニさん残念!
午後、トラックに鉄くずを積んだおじさんに会いました。
このおじさんの父親というのがその昔は小栗上野介の埋蔵金探しをしていた人で、かつてはこうしたトレジャーハンターが何人もいました。昭和30年代頃がピークじゃなかったかな?今でもとんでもないところにこうした人達が掘った穴が出てくるので、要注意です。
私の同級生の家でも謎の地図が出てきて、埋蔵金の地図では?と、期待された事がありましたが、キノコが出る場所を記した地図だったそうです。
このおじさん、発掘したくて掘り出したわけではないようですが、家の周囲に雨水の排水の側溝をふせようとバックホーで掘ったら、昔穴を掘ってドラム缶や鉄くずを捨てて置いた場所にぶち当たったみたいで、このままにしておくのも後生に禍根を残しそうなので掘り返して廃品業者に出しに行くのだそうです。
埋蔵金よりも、家の周りで出た鉄くずを売った方がよほど金になるそうです。犬がここ掘れワンワンと教えてくれたとすれば、花咲かじいさんならゴミが出てきた悪いおじいさんの方がラッキーで、枯れ木に花を咲かせた良いおじいさんはモリカケ桜と緊急事態宣言で外食制限のご時世故、非難の的になる。
おとぎ話が成り立たない世の中になりました。
このおじさんのおやじさんが生きていた頃、埋蔵金について書かれた古文書を発見した。と、耳にしたことがありました。埋蔵金は幕末の頃ですから古文書じゃなかろうと思いはしましたが、謎の古文書はなんだったの?と聞いてみました。
観音経の写経だったそうです。
有り難い贈り物じゃないか!