のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

観察

2013年09月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 「不毛地帯」などで知られる作家の山崎豊子さんがお亡くなりになりました。

 ほとんどの作品を読んでおり、幾人かのモデルになった人物にお目にかかれる機会があったり、小説の舞台になった場所を訪ねたり、結構大きな影響を受けています。

 山崎豊子さんは元毎日新聞の記者から創作活動に入った人物ですが、「徹底した取材」から物事を組み立てていく捜索が知られていました。案の定と言うのか、報道関係がわがことのようにこの姿勢をたたえていましたが、他人のふんどしで相撲をとるときだけは息が荒い。

 

 さて、話は変わりますが、山の中での話です。

 昨年植林したヒノキの林。植林したものの途中で枯れてしまう苗木もあります。どのくらいだめだったのか?調査に行きました。

 林の上に大掛かりな望遠鏡を設置した野鳥観察のにいちゃんが1人いました。

 このあたりならクマタカかオオタカかな?伐採して開けた場所ではタカやワシも活動しやすいので、以前この場所でウサギを捕まえるオオタカを目にしたことがあります。私達が入り込んだことで驚いたウサギが飛び出してきたところを白黒まだらのタカがとっ捕まえて飛んでいく光景を目にしました。

 その、野鳥観察の背後3-40mのホウの木の上に黒い影が。

 ツキノワグマが木の上から野鳥観察のにいちゃんを観察していました。

 我々が野鳥観察のところに歩み寄って、「後ろに熊がいるぞ!」と教えると、クマも我々に察知されたことを知ったのか?木の裏側に隠れようとしたり、木の幹を登ったり下りたり、しばらく右往左往していましたが、2-3分で木から降りて山の上に走っていきました。

 山奥に行くと視線が気になるもので、何かに見られていると感じるときは周辺の藪や木の上から鳥や動物がこっちを見ているものです。向こうだって同様で、私達の視線を感じているし、特にレンズ越しの視線には敏感に反応します。

 それよりのぞきに夢中で自分が見られていることに気が付かない愚かさ。山の中だったから良かったものの、公園でアベックのぞいていたらその様子を警察に見られていたようなものだ。と言うと、ノゾキじゃありません。と憮然としていました。

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トレラン

2013年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム

130929a  武尊山スカイビュートレイルの大会。50kmコースの1800m前後の稜線で応援に行ってきました。

 25kmコースで500人、50kmコースで500人、千人を超えるランナーが走る大きな大会でフランスの専門誌でも取り上げられているそうです。

 私達が立っていた場所は距離で23km地点でしたが、体力的には3分の2の地点で、一番苦しい場所だったかもしれません。後半のランナーほどふらふらでやっと登ってくるような姿でした。

130929b  選手の中には筋肉痛を抱えてやっと登って来る者もおりました。

 大会的には私達は傍観者ですが、手持ちの冷却スプレーやテーピングテープを持ち歩いていたので、ランナーの応急手当手伝いました。

 過酷なコースなので、筋肉や筋を痛めないように事前にテーピングして走っている選手や、テーピングの役割を果たす補強入りのタイツを履いて走る選手も多く、むしろ、何も対策していない選手が珍しいほどでした。

130929c  大会会場にはスポーツグッズのメーカーやショップがデモ店を開いていましたが、テーピング用のテープを製造するメーカーもありました。

 テーピングについて学ぼうといってみたら、地元のおばちゃんたちが「こりゃぁ楽だわ!」と実演を受けていて、ランナーの姿はありませんでした。

 ある程度のランナーならこうしたことは勉強しているのでしょうが、おばちゃん達にとってはテープ張ったくらいでこれほど歩くのが楽になるのか?と驚きだったようです。

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山葡萄

2013年09月28日 | 日記・エッセイ・コラム

130928a  山葡萄を採ってきました。ずいぶん甘くなりましたが、所詮は野生のブドウです。師範のブドウのつもりで食べると酸っぱくて食べられたもんではないかもしれません。

 当然大きな種もあります。実ができ始めたら植物ホルモンのジベレリン処理をすれば種無しブドウになるかもしれませんが、そこまで手間をかけて猿や熊に食われてしまったら元もこもありません。

 ブドウの糖度は10前後は普通で、稀に巨砲などで15程度の甘いものがあるものの、20前後が当たり前の柿などと比べれば決して糖度が高い果物ではありません。

 糖度は太陽光の結晶みたいなもので、日当たりがよく暖かければ糖度が上がり甘くなります。これは楓のように寒さから身を守るために辰の太陽光を当分に買えて保管している植物もあれば、動物に食べさせてその糞から趣旨を広く撒き散らすことを目的とした植物など、植物なりにあざとい戦略で種の拡散をもくろんでいます。

 ブドウが甘くなる土地は夏蒸し暑い土地で、こうした土地には柿や梨なども適しています。ロシアでワインと言えばグルジアワインが広く普及していますが、グルジアも夏は暑い土地です。

 さて、この山葡萄。絞って氷砂糖を加えてジュースにして飲むことにしました。

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出るらしいんですよ

2013年09月27日 | 日記・エッセイ・コラム

 あくまでも噂なんですがね。

130927  出るらしいんですよ。

 森林管理署の隣接する管理署長の官舎なんですが、この何年も誰も住んでいないんです。玄関の戸には蔦が這いずり回り、周辺は住宅地なのにちょっと異様な雰囲気。

 日本各地から転勤して来る人が多い職場ですが、署長もこの官舎には住まず別のアパートに住んでいるようです。山の神様名女性を嫌うので人三化七(人間が三で化け物が七)の豪快な容姿をした女性職員も多い役所です。多少の物の怪などたまげないと思いますが、それでも住みたくないと言うのですからよほどのことなんでしょう。

 どんなことが起きるのか?国の役所ですから国家機密に違いありませんが、そのうち営林署のおっさんとっ捕まえて一杯飲ませて聞き出してみます。

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本日の収穫

2013年09月26日 | 日記・エッセイ・コラム

130928c  本日の収穫です。

 「ならぶさ」と呼ばれているキノコで、我が家の周辺では「あまんだれ」なんて呼び方もされています。各地でいろいろ呼び方が違うキノコですが、「ナラタケ」が一般的に通用する名前だともいます。

 歯ごたえがよく、あまり香りも強くないので味噌汁の具には最高。その他に物などにも使います。

 一応今夜はうどんの予定なので、うどんの具にする計画です。

130928b  さて、もう一つの本日の収穫はキクラゲ。

 中華料理にはなくてはならないキノコです。昔ならこんなの近所の桑畑の桑の幹にやたら生えていたものですが、食用になるとは思ってもいなかったものです。

 中華料理が広まってきても、キクラゲと言うと干した乾燥きくらげで、まさかあのグロテスクなキノコがそれだったなんて思ってもいませんでした。

 中国ではキノコや貝類を干してから使う調理法が多いのですが、これはこれで味を深くする賢いやり方。そんなわけで、このキクラゲも一度天日干ししてから八宝菜の具に使ってみようと考えています。

 山のキノコなんて今何かと話題の「無農薬野菜」そのものなんですが、なんとなく「金かけないで食費を浮かそうとしている」様な後ろめたさもあります。立派な食文化なんですが。

 こうした山菜を必要なだけ、ちょっぴり後ろ髪引っ張られながら食べている分には山の神様のご機嫌を損ねないと思っています。謙虚に感謝しながら自然のお恵みで一食浮かそう。

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どうなることやら

2013年09月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 バイオマスで地域発電をやろうじゃないか!と呼びかけがあり、その協議会の設立総会に行ってきました。

 里山の整備と伐採した樹木や刈り取った草の有効利用を模索していたので、一歩前進するかも?と期待を持って出かけましたが、本当に微々たる一歩前進にすぎませんでした。

 バイオマスそのものがまだ理解されていないこともあるのでしょうが、実現に向けての希薄がまったく感じられない会議でした。

 合議制を旨とする民主主義の限界と言うのか?きれいごとの無責任さを感じずに入られませんでした。すぐ背後まで危機は来ているのに。

 バイオマス発電に関しては八場ダムで名をはせた東吾妻町がすでに取り組んでいますし、郡内でも川場村が既に着手しています。

 特に川場村は森林組合があり、省エネビルの技術を持つ清水建設とCO2排出権でも提携して木材ステーションまで建設予定。既に場所の選定などが始まっています。

 県内一の面積と森林を抱えるみなかみ町は森林組合がないどころか、林業業者そのものが衰退しきって、川場村の森林組合が活躍の場にしています。我々の町のCO2排出権が別の村の販売材料になる仕組み。

 しかも、方やトップダウンでバンバン話を進めていくので、のんきに話し合いをしている間にとっくに勝負アリの状態になっています。実際、森林組合の課長に「難しいでしょうね」と言われたみたいですが、当たり前のことでバイオマスに使う燃料の木材はとっくに連中に握られているのですから。現状は西と東に食いつぶされる巨象。

 しかも、国立公園や環境研究で手をつけられない国有林なども多いので、発電所作っても燃料どうするんだよと言う現実問題について誰も真剣に考えていない。そこで突っ込むのもばかばかしいので言わなかったのですが、森林組合だっててめえらでバイオマス発電や地域暖房をやろうと考えているのですから、簡単に廃材など出すはずもない。発電所作って高い材料買ってきてとオマヌケな結果が見えている。

 方や産業と位置づけて着々とことを進めているマキャべリストに、生ぬるいきれいごとの自己満足など通用するはずもない。勝負あった!と途中で帰ろうか?と思ったけど、ここで何とかしなければおさまらない。3年遅かった。

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ビデオ

2013年09月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 台風19号は台湾、フィリピンを通り越し中国南部で大規模な被害をもたらしたもようです。とりあえず日本へは直撃しなかったものの、20号が列島の東をかすめそうな勢いです。

 知人宅でようやく話題の半沢直樹のビデオを借りてきて最終回を見ることができました。

 このところ妙にテレビドラマにはまってしまい、アンテナを修理しようかな?と思うときもあるのですが、10月半ばになれば山からサルが下りてきます。また屋根の上で運動会をしてアンテナを壊すこと必然。

 安心してテレビを見られるのは8月から10月まで。

 そのうちテレビドラマにも飽きることでしょうから、来年の夏まで様子を見ることにします。

 先ほどの知人から「これも面白いよ」と手渡されたのは「孤独のグルメ」という半分ドキュメンタリーのグルメドラマ。実際にある店のお勧め料理などをドラマ仕立てで紹介しているのが妙にはまってしまいました。

 グルメ番組はくだらない知識ひけらかして批判するのが嫌らしくて好みではなかったのですが、「孤独のグルメ」は「肯定」で進めているので、いつか機会があったら行って見ようと店やその地域にとっても良い影響がある作り方です。

 まだ、私のランチのおにぎりシリーズが続いているので、今週は焼きおにぎりにはまっています。

 来月は「孤独のグルメ」をヒントにまた面白いメニューを考えてみよう。

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ケータイ

2013年09月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 自然環境調査に来た学者先生が話題のiphome5を持っていました。へぇ、こんな流行とは無縁なタイプの人が行列に並んで買ったのか?と感心しましたが、「予約しておいたので翌日には届いたんですよ。」

 泊り込みで並ばなくても入手できるんですね。

 わけあって、こうした最先端の携帯機器とは無縁の人間ですから、iphoneもスマートフォンもどう違うのかぜんぜんわからないのですが、泊りがけで並ばなければ手に入らないなんてドラクエ3並みにすごいんでしょう。

 最近の携帯電話は百科事典を常に持ち歩いているようなものだとその便利さを語っていましたが、ここは土地そのものがガラパゴス。ちょっと尾根の陰に入れば電波が届かない。

 学者先生パニくっていました。古式ゆかしい携帯電話ならかろうじて使えるので、ガラパゴス派はハッピーでナウな気分です。

 今使っている携帯電話はかれこれ6年目。新機種になるたびに使える範囲が狭くなる山奥では、余計な機能なんぞいらないから電波が送受信できる基本が一番重要。

 そろそろ新機種に買い換えようかと思っていますが、ガラパゴス機種しか選択の余地がありません。

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また山の話

2013年09月22日 | 日記・エッセイ・コラム

130922  来週開かれるスカイビュートレイル(山岳マラソン)のコース状態を見るために武尊山(2153m)にまた登ってきました。

 本当は昨日行く予定だったのですが、いつも一緒に歩いているおじさんの一人が、お江戸にいる娘さんがスカイツリーの予約を取ってくれたので、泊まりがけでお江戸見物に行くと、ドタンバで寝返ったてめ、あの快晴だったのに予定が狂ってしまいました。そんなわけで今日は二人で昇りました。

 登山ブームが本当に起きているのか?私達が山頂に付くころは頂上に人が入れないほど込み合っており、私達は頂上付近の岩の上で昼飯を食べてから登頂しました。

130922a  午後から天気が崩れることは予想していましたが、空からは見る見る霧が下がってきました。

 谷からも霧がわきあがってきて、稜線上で上昇気流と下降気流が喧嘩しているような状態になりました。

 本来ならさっさと下山するところですが、どうにも装備が心もとない登山者もおり、少し様子を見てから下山することにしました。

 山頂まで来たものの下山の縦走を考えて心配になっていた親子3人連れがいたので、「一緒に下山しましょう」と誘って、頂上を後にしました。

130922b  途中、岡山県から来たと言う70代の男性が休んでおり、どうやら下山の登山道で足を痛めたもよう。肉離れか人体を傷めたみたいなので、テーピングで応急手当をして、荷物を持ってやり、総勢6名でゆっくりゆっくり山を下山しました。

 話を聞くと二組とも我々が自動車を置いてきたスキー場の反対側の尾根の下に自動車を置いてきたそうで、日没までの時間や体力を考えるととてもそこまでたどり着けそうもないので、我々の自動車に乗るように促しました。

130922c  彼らが下山する予定だったルートにはもう一組危なそうな年配の夫婦が降りていたので、2箇所ほど危険な箇所があるため私が一人で追いかけてそこをクリアするのを見届けてから、一行が自動車を置いた場所に歩いていくことにしました。

 途中でその夫婦に追いつき、無事難所を通過させ、「後はだらだら長い道ですから。」と先に進みました。

 普通に歩けば1時間少々で下りられる山道ですが、私なら30分足らずで駆け下りることができるので、もしかしたら自動車でスキー場を下って尾根をぐるりと一周してくる彼らより早くたどり着けるかと思っていましたが、10分ほど私のほうが早く到着しました。70代のおじさんがスキー場の自動車まで100mほど手前で力尽き、自動車まで背負って降ろしたそうです。きっと、ほっとして力が抜けたんでしょうね。

 一行が自動車を置いた野営場の駐車場で、自動車の数とパーティーの数を数えたら、私が追い越してきた年配の夫婦が到着すれば全員下山。「またどこかの山で会いましょう!」と、岐路に着いたのは午後4時半になっていました。

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おにぎり

2013年09月21日 | 日記・エッセイ・コラム

130921 標高1400m付近の水が滴る岩場にダイモンジソウが花を咲かせていました。ミヤマダイモンジソウと言う種類でしょう。

 漢字の「大」に花の形が似ているからダイモンジソウと呼ばれていますが、日本ばかりではなく樺太にもこの花が存在します。

 この界隈の自生するダイモンジソウはほぼ間違いなく湿った岩場に根を下ろしていますが、ケガイの花屋には鉢植えのダイモンジソウが売られています。土に植えられたものです。

 多年草なので根が残っていれば翌年も花が付くことでしょうが、果たして鉢植えでどれだけ生き残れるのだろう?

 ダイモンジソウが咲く岩の傍らに腰掛けておにぎりを食べました。雲ひとつない日本晴れ、昆布の佃煮のおにぎりと塩漬けキュウリと冷たいほうじ茶。なんか、日本人やってて良かったなぁと、すっごく幸せなひと時でした。

 この1ヶ月ほどアウトドアで食べるおにぎりにプチはまっていまして、おにぎりって日本が誇る最高のアウトドアフーズではなかろうか?とそのバリエーションの広さに感激しています。

 お米を握っただけではないかと簡単に考えがちですが、海の向こうに行くと米の種類が違ったり調理法が違うので、握って固まるご飯になかなかお目にかかれません。米を「炊く」風習がない国が多いこともありますが、冷えてもこれだけおいしい米は日本を離れると貴重です。

 最近葬式に呼ばれていないので引きものの海苔がなくなってしまい、海苔なしのおにぎりが続いていますが、関東と関西ではおにぎりに使うのりが違うのだそうです。関西では味付け海苔が使われるようで、ちょっと私達にはなじみがありませんが、そのうち試そうと思いつつも、ついつい味付け海苔は納豆と一緒に食べてしまいます。

 海苔がないのでラップに包んで食べていますが、おにぎりになくてはならないアイテムの一つ、古新聞。

 古新聞広げておにぎりを取り出し、何気に新聞の記事読みながら食べるのがなかなか渋くて味わいがあるんです。今日はおくやみ欄だったので読まなかったのですが、時々うっかり読み落としていた、気が付かなかった生地なんか発見すると、妙にうれしい。

 明日は味噌とオカカで楽しんでみよう。

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氷の世界

2013年09月20日 | 日記・エッセイ・コラム

130920a  冬のバイカル湖に行ったときの写真ですが、日本で言うなら「御神渡り」と呼ばれる現象です。水は凍りになると体積が増えるので、凍った湖の氷の圧力で砕けた部分です。

 ギー、ギーと氷がきしむ音がして、夜の静けさの中に湖の氷の音が響きます。遠くのほうで雷のような音がして、どこかで氷が砕け散った御神渡りがおきているのでしょう。

 バイカル湖は世界一の透明度を誇りますが、バイカリスクバイカレンシスという藻の類が湖の濁りの元をスポンジのような体に吸い込んでいるからだそうです。

 こうして砕けてできた氷のかけらも透明度が高い板ガラスのような氷になります。

130920b  この氷を砕いて魔法瓶に入れてホテルに持ち帰り、スコッチウィスキーを飲みました。

 世界の淡水の三分の一がこのバイカル湖にあると言われるほど豊富な水は、シベリアの大地に降り積もった北極海からの雪です。やがてアンガラ川からエニセイへと名前を変え、北極海に流れ込みます。

 氷の砕けたラインを横断するのはなかなか難しいものです、万一踏み抜いたりしたらそれこそ命取りですが、砕けた氷の大きなものは人の背丈ほどになるものがあります。

 氷の音のブリリアントな美しさは是非味わってもらいたいです。

130920c  地元の小学校の体育の授業。湖の氷の上でサッカーをしています。男の子も女の子も一緒にサッカーをしていました。

 最初はアイスホッケー場かと思っていましたが、随分大きなゴールポストなのでサッカーでもやるのかな?まさか氷の上ではやらないだろう!と首を傾げていました。

 スケートをするには氷の上の雪を取り除かなければなりません。表面がデコボコで滑りにくいようです。

 思ったほど滑りませんが、重ね着していることもあってやはり動きにくいのか、パスを主体にしたサッカーでした。勝ち負けにガツガツせず、みんなでボールをまわしているようなのどかな光景でした。

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十五夜

2013年09月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 旧暦の8月15日。いわゆるひとつの燃える十五夜で、今夜はまさに中秋の名月ですね。中秋の名月と満月が重なる年は珍しいみたいです。

 昨日は「待宵」明日の16日は「十六夜(いざよい)」と言います。昨日の国土調査の土地境界の立会いのときに阿仏尼の「十六夜日記」の話題になりました。

 息子の土地の所有権をめぐって、今で言う訴訟のために阿仏尼が京都から鎌倉へ向かう旅の紀行文のようなものですが、「こんな時期に土地境界の調査なんて意味アリだね。」などと話していました。

 野口雨情の詩に中山晋平が曲をつけた「雨降りお月さん」と言う同様があります。

 ♪雨降りお月さん雲の蔭 お嫁に行くときゃ誰と行く 一人でからかささして行く からかさないときゃ誰と行く シャラシャラシャンシャン鈴つけた お馬にゆられて濡れて行く♪

 実は、比較的最近までこの歌を♪十五夜お月さん雲の蔭♪と勘違いしたままおぼえていました。野口雨情の「十五夜お月さん」は別の歌だったのですが、たぶん幼少の頃に間違えておぼえたままだったのでしょう。

 3-4歳の頃だと思いますが、祖父母の家でススキに白いだんごと黒いおはぎを飾りつけた縁側で、この歌を大声で歌っていた記憶があります。

 おはぎもだんごもないけど、ススキは野辺に生えているので、ちょっと外に出て満月を眺めてきます。

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電力

2013年09月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 台風一過で増水した川を眺めながら考えたのですが、この莫大な自然エネルギーを何とか有効利用できないものだろうか?とは言え、常時これだけの水が流れているわけでもありませんし。

 そう考えると結局ダムを作って水をためて発電と言うのが一番安定した豊作になってしまうんでしょう。

 今年の8月半ばまでは比較的雨が少ない夏でした。それでも水が枯れることなく常時流れていた小規模な沢がいくつもありました。

 こうした沢の周辺の集落など家の件数も少ないので、もしかしたら沢の水力の自家発電で事足りるのでは?だいたい田舎の農家なら使用電力も大きくない。

 そうそう、それこそ昔懐かしい水車のような水車小屋に最新式の効率のよいダイナモを入れて、♪コットン水車もまわってる♪とモズが枯れ木で鳴いているようなのどかな光景。

 戦前は小規模な個人経営の発電所がたくさんあったのですが、このあたりなら東電一括管理のためにこうした発電所をつぶしてしまいました。おかげで安定した電力を供給することには成功したのですが、3・11のような災害があると一括管理の弱点も露呈しました。

 当たり前のように感じている電力の安定と言うのも曲者で、一定の電力と電圧をいつも供給し続けると言うことは高度な技術を要するみたいです。

 90年代の中国など電力が安定せず、電圧が低くなる分には電気製品が使えなくなるだけで住みますが、上がりすぎることが多々あったようで、突然パソコンが燃え上がったり、電気製品が壊れたり、過電流がもたらす災害は日常でした。

 ちょっとした家庭では家の中にトランスを置いて電力を安定させながら電化製品を使っていたようですが、これが世界の標準なのかもしれません。日本の電力供給が抜け出ていただけのこと。

 それでも、沢の水に水車で発電できないものか?いろいろ調べると、水利権の問題や法律の問題でかなり困難な道のり。法改正すればすむのですが、このところ休耕地に姿を見せ始めたソーラーパネルの5年後10年後を想像すると、水車小屋水力発電のほうが価値があるように思えます。

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サワフタギ

2013年09月17日 | 日記・エッセイ・コラム

130915f  サワフタギと言う低木の実です。ちょっとブルーベリーのようにも見えますが食べ物ではありません。

 別名ルリミノウシコロシなんて名前もありまして、ウシコロシというくらいですから、まぁ、あんまりよろしくないのでは?

 さておき、昨年は見ることがなかった実を今年はつけていました。やっぱ、今年は山の木の実は豊作なんでしょうね。今回の台風でずいぶん落ちたけれど、まだまだたっぷり樹木に実を蓄えています。山の動物達にとってはバブルの到来ですが、来年どうなる?と想像するとバブル崩壊が起きることは必然。来年が山の動物達にとって正念場です。

 今月の満月は19日。中秋の名月の頃になるとなんともいえぬ奥深い哀愁を備えた花や木の実が山に姿を見せるようになります。自分の人生がこの季節に近づいたからかもしれませんが、年齢を重ねるほどにこの季節の山野草がいとおしく思えるようになってしまいました。

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台風一過

2013年09月16日 | 日記・エッセイ・コラム

 なんか、ずいぶん大きな台風になってしまいましたね。明け方、雨と風の音で目が覚めて、雨合羽で武装して側溝や排水路などの点検をしてきました。水の脅威はこれからで、まだこれから川の水位も上がります。

 インターネットでニュースを調べていたら、和歌山の串本で台風の被害があったことを知りました。あの界隈は台風が通過する名所ですが、9月16日がどういう日か思い返すと”こういうのも縁なのかな?”なんて思ってしまいました。

 明治23年9月16日、オスマン帝国(今のトルコ)の船エルトゥールル号が串本沖で座礁し、乗組員が漁民達に助けられたことで、いまだに両国友好の語り草になる事件が起きた日でした。

 たまたま、先日のオリンピック選考会のときに「そういえばこんな事件があったな」とこのエルトクールル号のことを調べていました。

 ちなみに、昨日は私の誕生日でしたが、私が生まれたときに第二室戸台風があり使者行方不明206名の被害が出たそうです。

 まだ台風は東北から北海道方面へ進路を勧めているようですが、青森県の大鰐では町全体が非難するような警告が出ているようです。どこに逃げればいいんだろう?隣の浪岡か?

 川の下流に行くほど危険度が増すような気もしますが。

130916  こちらは午後3時ごろには雨もやみ、日没ごろには夕焼けも見られましたが、上空にはまだ強いかぜが吹いており、ムーンウォークするトンビがいました。

 トンビは必死に前に進もうとしているんですが風に押されて後ろに飛ばされているわけで、決して受けを狙って飛んでいるわけではないのでしょうが、こんなときに空を飛ぶなんて。

 実は猛禽類にとっては雨上がりは案外かきいれ時みたいで、水がしみこんだ土からモグラが顔を出したり、地面の穴に住処を構える小動物が飛び出てくることが多いのです。

 明日はフェーンで蒸し暑くなるのだろうか?

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