のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

退院

2013年03月31日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨年末に緊急入院した父ですが、胃を半分摘出したものの無事に退院することができました。

 午前中に退院するというので、弟たちも子供をつれてやってきましたが、子供が4人集まるとにぎやかです。病院内は運動会状態でした。

 退院後、スーパーで日用品などを買いに行きましたが、私が子供4人引き連れてスナックコーナーに行き、たこ焼きやアイスクリームなどを食べさせていましたが、会計や品物の受け渡しをしている間に3歳の姪が姿をくらましました。

 4月から幼稚園に行くのにまだオムツをしているおシメ様ですが、足は速い。どこへ行ったのか?と思ったらスナックコーナーの隣のゲームコーナーにいました。

 たびたび失踪する娘らしく、7歳の兄は周囲を一回り眺めて「たぶんあそこだよ。」と冷静に逃走ルートを予想していました。

 病院の功績なのか?入院前より健康になったのは当然かもしれませんが、食事も以前より食べるようになりました。長年使っていた血圧の薬も必要なくなり、健常な血圧状態が続いています。

 歩くのに杖があったほうが良いと言うので、薬品コーナーで杖を探しましたが使いやすいのがない。私が登山用に買った物のほとんど使っていないカーボンの杖があったので、それを使うことになりました。

 退院後、お寺に挨拶に行ってきました。父が檀家代表をしているので、この健康状態だから誰か代理を選んで欲しいと相談をしてきましたが、お寺もまさか退院早々当人が来るとは思っていなかったようでえらく恐縮していました。

 大変なのはこれからなのですが、しばらくは介護の必要もなさそうです。

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ココム

2013年03月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 最近あまり耳にしなくなりましたが、COCOM(Coordinating Committee for Multilateral Strategic Export Controls)対共産圏輸出規制委員会という組織がありました。共産圏の崩壊などで存在意義が薄れ1994年には解散しました。

 軍事目的に転用できる高度な技術が共産圏に入り込むのを防ぐために設けられた貿易規制で、記憶に新しいところでは1987年に起きた東芝機械のNC旋盤のソ連への輸出が問われたことがあります。たしかノルウェーの会社が買い付けてソビエトに売りつけたと記憶していますが、ちょうど米国との経済摩擦の頃でもあり東芝がスケープゴートにされた事件です。

 米軍がソビエト潜水艦のスクリュー音を感知できなくなったのは、日本のNC旋盤機器を使って精密な工作ができるようになったからだと言う強引な言いがかりでした。「てめえらがウォークマンでやかましい音楽を聴いてばかりいるから耳が悪くなったんだろう!訴えるのなら東芝ではなくSONYではなかろうか?」などと笑っていました。

 80年初頭には秋葉原にソ連のスパイが来て部品を買いあさっていると言う噂がまことしやかに流れ(実際そうだったようです)、テレビゲームを軍事転用するために買っているなどと噂が飛び交っていました。

 テレビゲームがなんで?極端な話、子供のおもちゃと兵器と言うあまりにかけ離れた問題なので、軍の福利厚生の一環としてテレビゲームを?などと思ったものです。95年までテレビを持たなかったのでテレビゲームそのものをよく知らないこともあり、高等な技術が使われていたなどと夢にも思いませんでした。

 とんでもない先端技術が何気なく日用品などに使われている日本ですが、便利と危険は紙一重で、技術の使い方です。

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因果応報

2013年03月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 第二次大戦後の中国では国共内戦と呼ばれる国民党と共産党の泥沼の内戦状態になり、国民党が台湾に逃げることで共産中国が誕生しましたが、共産党が人民の支持を受けたのは国民等より規律があったからだといわれています。

 共産党も今でこそこのざまですが、「三大規律」「八頭注意」と呼ばれる決まりごとがありました。

三大紀律

 1)一切の行動は指揮に従う

 2)人民のものは針一本、糸一すじとも取らない

 3)一切の戦利品は全体のものとする

八頭注意

 1)言葉遣いは穏やかに

 2)売り買いは公正に

 3)借りた物は必ず返す

 4)壊したものは必ず弁償する

 5)人を殴ったりののしったりしない

 6)農作物を荒らさない

 7)婦人をからかわない

 8)捕虜を虐待しない

 今これをやったら人民の支持を得られること請け合いですが、腐敗しきった国民党より共産党のほうがましていどの「ねたみ」で人民は八路軍に従って行ったのでしょう。

 試しにやらせたらまったくだめだったと3年少々で民主党が滅んだ日本と違い、民意による選挙制度がない中国では腐敗しきった共産党を変えることはままなりません。再び泥沼の内戦をするしか術がないのがあの国のシステムです。

 なにより、日本の場合創造性ある民度の高い国民がいますが、破壊と消費しかない中国人民が再び選ぶのは同じような連中でしょう。

 選挙に限りませんが、何かを選ぶとき「創造性」につながるよう選ぶことはその後の明暗を分けますね。邪心は必ず自分に返ってきます。

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予感

2013年03月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 女優の坂口良子さんがなくなったそうです。

 40年も前のことですが、「新・サインはV」というバレーボールのドラマに出ていたので、彼女のイメージはバレーボール選手出身の女優でした。バレーボール選手出身のタレントといえば、大林素子さんや江角マキ子さんなどがいますが、なぜか私の中では坂口良子さんもこの分野に入る女優でした。

 昨年当たり何かのドラマに出ている坂口良子さんを見たとき、「妙にしわくちゃなおばあさんになったな」と感じましたが、その頃すでにガンだったんでしょう。なんとなく予感はしていました。

 同様のことを渥美清さんで感じたことがあります。ブリジストンのコマーシャルでったと思いますが、「日本のタイヤが変わります!」のコマーシャルでした。

 渥美さんが妙に痩せてしわだらけになったような感じがしたものです。

 予感も当たることがあるんですね。

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タヌキ

2013年03月27日 | 日記・エッセイ・コラム

 梅畑の枝の剪定をしていたら藪の中からノソノソと太ったタヌキが出てきました。

 キツネとタヌキといいますが性格はずいぶん違います。キツネは警戒心が強いもののヒトに気が付かず出てくることは稀にありますが、ヒトの姿を認識するとピョーンと垂直に1mほど飛び上がってから一目散に逃げて姿をくらまします。 

 タヌキは神経が太いというのか鈍感なのか?こちらの姿を目にしてもあわてる様子もなくノソノソと歩いて去りました。

 このタヌキ、前足とお尻の周りだけ毛が生えているプードルのようなヘアスタイルをしているので今タヌキ界に流行のニューモードか?と思いきや、これ疥癬(疥癬)と呼ばれる皮膚病の一種。

 十五-六年前にもタヌキ界に流行し、毛の抜け落ちたタヌキが人里付近を徘徊していました。タヌキの脱毛症は犬などにも感染するので要注意ですが、毛が抜けると冬の寒さに耐え切れず死んだタヌキの姿をよく見かけたものです。

 今日見かけたタヌキもよく冬を乗り切ったと褒めてやりたいところですが、人里に疥癬をばら撒く怖れあり。

 わずかばかり残っている毛でタヌキと確認できましたが、まるきり毛が抜け落ちて裸のタヌキはちょいと不気味で、なぞの生物?新種の動物だろうか?と戸惑ってしまいます。

 疥癬症にかかったタヌキは人里に出てくることが多いらしく、たぶん体がだるいこともあってヒトの姿を診ても機敏に動けなかったのでしょうが、疥癬症がヒトにも感染しないとは言い切れないので要注意です。

 そういえばこのハゲタヌキを見かけた近くに、頭の禿げたおじさんが・・・・・・・・・・。

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教訓

2013年03月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 子供のころ、「富山の置き薬」と呼ばれるおじさんたちが家々を尋ねては置き薬の入れ替えなどをしていきました。このおじさんたちが土産代わりにおいておくのが教訓などを謳ったパンフレットで、どこの家庭でも壁に貼って戒めにしていたものでした。

一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つという事です。
一、世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事です。
一、世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です。
一、世の中で一番みにくい事は、他人の生活をうらやむ事です。
一、世の中で一番尊い事は、人の為に奉仕して決して恩にきせない事です。
一、世の中で一番美しい事は、全ての物に愛情を持つ事です。
一、世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です。

 福沢諭吉の「心訓」は有名ですが、この張り紙はどこの家庭にもあったものですし、小学校のころは学校で暗唱させられたものです。

 ただ、残念なことに受け取る側がバカなので、「富山の薬売りの名言」としてインプットされていました。

 福沢諭吉が作った大学にいって初めて「これって福沢先生のお言葉だったんだ」と発見したような状態ですから、この言葉通りに生きてこなかったのは明白です。実際は福沢諭吉本人が直接言った言葉ではなかったそうで、後に誰かが作り上げた言葉らしいのですが、今の時代へのアンチテーゼのようにも思えます。否、いつの時代にでも通用するのかな?

 それでも日本人はこうした教訓を心のどこかにとどめているので、どこかでブレーキがかかりますが、大小中華圏では「心訓」の逆が生きかたのようにも思えます。

 まぁ、あの下品な連中はさておいて、七つの訓示というテーマにするとマハトマガンジーの「資本主義における七つの大罪」が挙げられるでしょう。ガンジーの墓碑にも刻まれている言葉で、近年一躍有名になったのはポッポッポの鳩山総理の新年の施政方針演説で、自分のことを棚に上げてこの言葉を引用して「お前が言うな!」とやじらました。

 1.「理念なき政治」(原則なき政治)Politics without Principle
 2.「労働なき富」Wealth without Work
 3.「良心なき快楽」Pleasure without Conscience
 4.「人格なき知識」(人格なき教育)Knowledge without Character
 5.「道徳なき商業」Commerce without Morality
 6.「人間性なき科学」Science without Humanity
 7.「献身なき崇拝」(犠牲なき宗教)Worship without Sacrifice

 孫のアルン・ガンジーはもうひとつ付け加えて8つ目の大罪にこんな言葉を掲げています。

 8.「義務なき権利」(責任なき権利)Rights Without Responsibility

 責任なき権利といえば社会主義者の理想のような気もしますが、宗教を否定する社会主義では七つ目の「献身なき崇拝」と8番目を入れ替えれば「七つの目標」になって、中国などまさに実現に成功した先進国になるでしょう。「資本主義における大罪」というところがミソで、ほんなら「社会主義における正義」なん?とひねると、なるほどなと思えてなりません。

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卒業式

2013年03月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 小学校の卒業式に来賓として招かれて列席してきました。

 小中学生の通学路の世話をするようになってかれこれ20年になりますが、最初このころよたよたランセルを背負って通学していた子供がPTA席にいたりするので、自分では何も変わっていないように見えても歳月とは恐ろしいものです。

 今年の卒業生は61人来年からは30人台に突入します。それでも教員の数は豊富なので、どの学年も2クラスあり、20人に満たないクラス編成になっています。

 朝の通学路に立っているだけの私でさえほぼ全校生徒の顔に見覚えがあるので、教職員は目が届いていることだと思いますが、ひところ問題になった学級崩壊の要因となる児童もいないみたいです。

 私たちなど生徒児童よりその親に対するお目付け役みたいなもので、モンスターペアレントになりそうな親に「てめえら恥を知れ!」と一括する恐いおじさんを演じるのもお役目みたいなものです。

 夕方父の入院している病院に行ったら31日に退院が決まったと報告を受けました。かれこれ入院3ヶ月になるのでそろそろ追い出される時期かな?と思っていましたが、点滴をはずして食事で栄養を取れるようになって半月過ぎたので、そこそこ体力も付いてきたようです。

 本当に大変なのは退院してくるこれからですが、介護保険制度の世話になるのも忍びないのでやれるだけは自分たちでやるらねばなりません。

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迷信

2013年03月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 「食事のときにスプーンが落ちると女性が来る、ナイフが落ちると男性が来る」ロシアの迷信です。これが意外と当たるといわれています。

 ロシアのホテルのバーで朝食をしていたときにコーヒーのスプーンをうっかり落としてしまいましたら、ウェイトレスがそれを拾いながら「次のお客さんは女性ね。」と言うので、若い人でもこんな迷信を知っているのかと、期待しながら入り口を見ていました。

 数分経ったらエレベーターから中国人男性が降りて、こちらに向かって歩いてくるので、「外れたぞ!」と入り口を指さしたとき、一足早くフロアの女性マネージャーが伝票を持って入ってきました。「オ~」と驚きの声と、何のことかわからないまま注目をあびてマネージャーはキョトンとしていました。

 「縁起の悪いことをいうんじゃありませんよ!」日本で言うことばです。ロシアでは「ニェ カールカイ」。ロシアではカラスの鳴き声は「カールカチ」と聞こえるようで、「カラスが鳴くような縁起の悪いことを言うんじゃないよ!」と言った所でしょう。

 悪いことを口に出すと本当のその通りになるという迷信で、「長生きできないかもしれないなあ」「試験落ちたらどうしよう」などといえば「ニェ カールカイ!」と叱られます。

 日本人はネガティブなのでついつい弱音を吐いてしまいますが、彼らにすれば不吉極まりないことを口にしているようなものです。「弱い者は生きていく資格がない!」と嫌われます。縁起の悪い話をしてしまったときは家具でも柱でも近くにある木に触ったり、木の部分を三回叩けば魔よけです。

 病気の話も要注意で、他人の病気の話をしていてその部分を指差すと「うつる」と言われています。ビデオで「王様と私」を見たあと、主演のユル・ブリナーは癌で死んだ話をしましたが、確か、肺がんだったと記憶していたので、「ここの癌」と胸を指さしたら、「なんてことするの!そんなことしたらあなたにうつるでしょう!」と激しく叱られました。

 体を指さして説明できれば簡単なことなのですが、なかなか言葉で説明するのが難しいので絵を描いて説明したり気を使います。

 病気の話は特に気をつけなければならない話題で、日本のおばちゃんたちのお得意の「あたし体が弱いの」式の話は禁物です。自分が経験した病気の話など状況をみながら言わないと余計な心配されてしまいます。病人に対する同情心が欠けていると言うのか、病人の甘えを許さないと言うのか常に健康であるよう心がけなければなりませんし、気持ちは前向きでなければなりません。

 我が家のように田舎に住んでいると、週に1-2回は回覧板やらお触れごとで近所の人がやってきますし、こちらも赴いて行きます。日本人的感覚では人様の家に上がりこむのも不躾な思いがして、大きな用でもなければ玄関のドア越しに用件のやり取りをするものです。

 これがロシア人には不吉な行いなのだとか。ドアの外に出てもらうか中に入ってもらって、ドアを閉めて話をするのが礼儀だそうです。

 寒いロシアではドアを開けたままドア越しに話をしていれば、せっかく温まった家の暖房が大地へ吸い込まれてしまうでしょうし、チョット昔なら壁に耳あり天井に目あり思わぬところにKGBでしたから、ドア越しに安心して話せるはずもありませんでした。

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アポトーシス

2013年03月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 下界では桜が咲くニュースが飛び込んでくるのに、ずいぶん暖かくなっているのにこちらではまだ梅が咲く気配もありません。例年なら梅は春休みの季節に咲くはじめるので、通常通りかもしれません。

 あまり早く咲いた梅は4月の初旬の寒波で実をつけなくなるので、梅の実を主体に考えれば理想とすれば新学期の開花が始まったころなんですが。

 樹木は今年の芽が育ってきている一方で、昨年の秋に落ちた葉は雪につぶされ地面にべったり張り付きやがて土の一部になるのでしょう。

 樹木の葉に限らず、ヒトの細胞なども代謝と呼ばれる過程の中で古い細胞が死んで新しい細胞に取って代わる営みがあります。またウィルスなどに犯された細胞も、ウィルスを包み込んで自ら死ぬことで他の細胞を守る自己犠牲の任務を帯びています。

 こういう営みを「アポトーシス」と呼びますが、細胞の中には稀にこうした役割を担わなわず害悪を垂れ流すふとどき者がおり、悪性のがん細胞などはその類です。自己犠牲の信念を持たないので病に冒されているにもかかわらず死なずに他の細胞をも巻き込んで増殖する。

 アポトーシスを持たない細胞は本体をも殺してしまうので、最終的には自分を含めて早死にする結果にいたるのですが、冬に起きた連合赤軍事件を思い起こすと、あのころの学生運動はアポトーシスをもたないガン細胞によって食いつぶされたのだなと思えてしまいます。最後は自分たちの内ゲバで食い合いをして滅んでいった。

 こうした動きに関わっていた一派は後に「福祉」や最近の「環境」など人様が簡単にNO!と言えない分野にやんわりと寄生し、増殖したようです。その根底にあるのは「妬み」や「やっかみ」で決して褒め称えることをしない他社に対する「批判」によって自らを支えています。

 自然保護運動なども目的が達成されれば活動を終了すべきなのですが、さらに過激化して妙な方向に走ってしまう一派がいたり、もはや自分の自己満足のために活動しているように見える集団もいます。

 物事は始めるときよりたたんで店をしまうときのほうが難しいもので、いい加減おやめになったら?と嫌悪感を感じることもしばしばありますが、当人たちは「俺たちが正義」と自らを問いただそうとしていないので困ったもんです。もう、こうした自尊心のために動く人たちは要らないのですが。

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身の程

2013年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 東京では桜が満開になった模様です。

 自分の記憶では4月の初旬が東京の桜の季節で、それがゆえに進入社員の初仕事が花見の場所の陣取り合戦のはずですが、今年はどうなっているのだろう?新入社員。

 新入社員といえば、採用が少なく就職浪人が多いそうで、就職できながった学生は卒業せず留年するケースが多いとか。

 どうysって留年するのか?現役の学生に聞いてみたら、わざと1教科2教科単位を落として学校に残るのだとか。翌年就職できる可能性もなく、当然1年分の授業料は学校に納めることになるのでどう見ても採算が合わない気もします。

 学生のうちに学ぶことは自分の可能性を広げることなんでしょうが、分をわきまえるというのか、身の程を知ることも重要なことで、むしろこっちのほうがメインではなかろうか?

 日本の三種の神器といえば八咫の鏡に草薙の剣そして勾玉。勾玉は財力の象徴、草薙の剣は武力の象徴。そして八咫の鏡は知力の象徴。何で鏡が知力の象徴?

 鏡に映る己の姿を知ることが「知性」なんだそうです。

 身の程を知ることが知性の姿なんですね。

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ハッカー

2013年03月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 韓国でハッカー攻撃をくらい金融や放送がダウンする事件が起きたようです。

 真っ先に思い浮かんだのは、こういうことって韓国のネットマニアが好きなことなので、だれぞ国内の人間が悪さしたのでは?でしたが、北朝鮮の仕業のようです。

 北朝鮮。たいしたもんじゃないですか。およそパソコンさえ縁遠い国なのに、業師がいたんですね。

 国を挙げて取り組んできた韓国のネット依存度は日本よりはるかに進んでおり、いまだに通帳を基本に運営している日本の銀行と違い、韓国の銀行はネットバンクのようにコンピューター上で展開されており、記録はサーバーにのみ存在しています。

 このコンピューターシステムがダウンし、データーが吹っ飛ぶと、個人の預金の記録を証明することができなくなります。

 先進化の思わぬ落とし穴です。

 個人の預金の記録がなくなり「チャラね!」では困りますが、借金のほうが多くてマイナスなら「ラッキー!」ですが、こうしたものだけは借用書が残っていたりして。そんでもって、どこまで返済したのかだけはデータがすっ飛んでなくなっていたりして、「それでははじめからもう一度ご返済を!」なんてことになれば踏んだり蹴ったり。

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春分の日

2013年03月20日 | 日記・エッセイ・コラム

 春分の日か秋分の日は天気が荒れるのが例年のことで、昨年は不思議なことに両方とも好天でした。

 今年は?

 やっぱ降りましたね。なんだか雨雲の色がうっすらと赤黄色く感じたのですが、PM2.5混ざりなんでしょうか?

 PM2.5は今年に限ったことではなく、今までも石炭を燃やしていたのですから黄砂に混ざって日本に飛び込んできたんでしょうが、本国の中国のほうがのっぴきならない大流行になってしまったがゆえに今年になってようやく注目されだしたのでしょう。

 黄砂はジェット気流に乗ってアメリカ大陸まで届くというのですから、太平洋を隔てて対岸の火事といっていられないと思いますが、どうなんでしょうね?

 あの国ですからPM2.5に限らず飲み水から食品まで、人民の安全なんてものはどうでもいい国なので、共産党上層部さえご無事であればそれでよし。

 対岸のUSAは製造業が中国から中米、南米にシフトしているようですし、日本からの当市や業務移転も先細り。中国経済に明るい未来はなさそうですが、環境には良い影響が起きるのではないでしょうか?

 昔の中原の人は良いことをいいました。「人間万事塞翁が馬」。

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平和主義

2013年03月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 その昔、米ソ冷戦時代のことですが、USAの共和党ニクソンとソビエトのブレジネフの間で両国の緊張緩和をするために米ソデタントと呼ばれる政治対話が行われました。

 民主党のケネディー政権時代に起きたキューバ危機以後、いつ核戦争になってもおかしくない両国の緊張状態と、ベトナム戦争で疲弊しきった米国経済の状態も合ったのでしょうが、この緊張対話を忠実に守ったのは米国側で、初代金ちゃんの金日成北朝鮮に対して朝鮮戦争の制裁もしないままおとなしくしていました。

 その間ブレジネフはちゃっかり派遣を強めアフリカ大陸の国々など次々と赤くなっていきました。

 安易な平和主義は次なる危機を招くもので、どちらかといえばリベラルな米国の民主党時代に大きな戦争が起きているのもそのためです。

 第2次大戦勃発時のアメリカ大統領フランクリン・D・ルーズベルトも民主党でしたが、彼の「リベラル?」な平和的姿勢がスターリンの力を増徴させ、国際連盟を無力化させ、蒋介石に軍事費を貸し付け、その他もろもろ。ルーズベルトの急死に伴い急遽大統領になったトルーマンは核爆弾を現実に投入し、戦後の「リベラル?」な姿勢が分断国家を排出しました。

 ノーベル平和賞受賞者のオバマ大統領がイスラエルに行くみたいですが、曖昧で弱腰の態度がユダヤとアラブの戦争の火種にならないだろうか?

 かつて「友愛の海」なんてほざいた総理大臣がいましたが、その結果「友愛の海」がいつ衝突を起こしてもおかしくない緊張状態にさらされています。自己満足で争いごとから目を背けるのが本物の平和主義だとは思えないのですが・・・。

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ナイチンゲール

2013年03月18日 | 日記・エッセイ・コラム

130317  1853年から56年にかけて、ロシアとイギリス、フランス、オスマン帝国のあいだでおきたクリミア戦争。その現場となったクリミアは現在のウクライナ南部、黒海に突き出た半島です。この戦争には「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」などで知られる大作家、レフ・トルストイも従軍しています。クリミア戦争の勃発は1853年の6月26日でした。

 クリミア戦争では敵味方の区別なくけが人を献身的に看護したフローレンス・ナイチンゲール(1820-1910)が活躍した戦争で、彼女の活躍とその精神は後の1872年国際赤十字社の創始者、アンリ・デュナンが高く評価し、赤十字にも大きな影響を与えました。

 今の時代ですが、あえて「看護婦」という言葉を使わせていただきます。ナイチンゲールは英国貴族の娘で宗教家でもあり統計学者でもありましたが、この時代の看護婦の地位は低いものでした。地位が低いどころか下層階級の人がつく仕事とされていたそうです。他人の汚物や血に触れる仕事でしたし、体力も必要な仕事です。女性の職業が少ない時代ということもあって社会の底辺の女性がこの仕事に従事していたそうです。

 ナイチンゲールの活躍は”博愛”に目が行きがちですが、貴族の娘が看護婦を志願したことも画期的ですし、野戦病院の衛生に注目し改善することで病院での死者の数を減らすことにも成功しました。

 衛生を改善することで死者の数を減らせることを彼女は統計を持って証明し、ビクトリア女王に報告しています。こうしたことができたのも、貧富格差がある時代に彼女が裕福な貴族の生まれで教養があったことが大きく影響しています。

130317_2  人々を納得させるために統計を用いて説明する手法が広まったのもナイチンゲールの手腕によるといわれていますし、統計をわかりやすく説明するために彼女が考案したグラフもあります。

 今日、ビジネスマンがプレゼンテーションに使うグラフを作るためにマイクロソフトのパワーポイントと格闘しなければならないのも彼女のおかげです。

 ナイチンゲールの活躍で看護婦という仕事が女性の仕事として地位を確立し、この仕事に対するプライドが生まれました。

 クリミア戦争の産物にはナースの地位のほかに、もうひとつ面白いものがあります。カーディガンです。

 当時の兵士が着ていた衣服の多くは頭からすっぽりかぶる毛糸のセーターでした。負傷して野戦病院に運ばれ、治療の時にはそのセーターを脱がすか切らなければならなかったので、これも大きな手間でした。すっぽりとかぶる服ですと治療のときに脱がすためには万歳をさせなければなりません。痛めた体がさらに痛みます。

 英国にカーディガン伯爵(1797~1868 年)という人物がおり、クリミア戦争に参加していました。この伯爵がボタンでとめた前開きの衣服を考案し、ボタンで前を開けられるようにしたところ、治療も楽になり患者への痛みも少なくすることができました。

 クリミア戦争以降カーディガンは医療目的以外にも広まり、いまやファッションの定番アイテムにもなっています。

 人を苦しめる新兵器はいくらでも出てくる昨今の戦争ですが、人を助ける新しい技術や概念は現れないものです。

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2013年03月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 新しいローマ法王も決まったようで、南米出身の法王だそうです。今回引退したベネディクト16世が選ばれたのは2005年でしたが、ドイツ出身の法王だと話題になったものでした。

 次はアフリカだろうか?それでもアジアからは出てこないのでしょうね。現在日本人の枢機卿はいません。

 投票権を持つ枢機卿は80歳以下の枢機卿だそうで、「労害」を防いでいるのだろうか?

 教皇選出の選挙をコンクラーベといいますが、ラテン語で鍵をかけるという意味だそうです。

 投票の最中は鍵をかけて中がわからないのですが、その日の会議が終わると枢機卿達が外に出てくるのだそうで、完全密室というわけではなさそうです。

 今の時代、新教皇が決まると白い煙、投票が不調なら黒い煙が立ち上がる知らせ方も面白いのですが、その昔、私が小学生の頃、村の火葬場の煙突から立ち上がる煙を見て「誰か死んだな」とわかったものですが、子供達の間では焼かれているのが男なら白い煙、女なら赤い煙が立ち上るなんて都市(田舎)伝説がありました。さらに、悪い人が焼かれると黒い煙が出るなんて噂もありました。

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