のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

お疲れ様です

2022年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム

 しめましてお疲れ様でございます。

 今日もスキー場でした。昨日はインドネシア人の団体が20人ほど来ておりまして、そりゃもう目も当てられないようなありさまでした。一人ひとりリフトを止めて載せてやって、降りるときにもリフトを止めておろしてやる。スノボをつけて滑るのではなくほぼお尻ではいずりながら、今日中にしたまだたどり着けるのか?と言う勢いで下っていく。そして、お時間が来ればお祈りをしている。

 こんなのが2億5千万もいるのだからあの国の大統領って大変なんだろうな。しかも、デビ夫人みたいな嫁さんもらったからには人生終わるわな。

 なんてことをしみじみ考えましたが、今日はインド人ツアーがバス2台。そりゃもう筆舌に尽くしがたい凄惨な現場となりました。しかも、土曜日なので従業員食堂のメニューはカレーライス。カレー民族てごわいでっせ。ラーメン民族はもっとたちが悪いけど、こちらにはほとんど来ません。

 転がったカレー民族を足す池起こすのに山形芋煮青年が奮闘してましたが、その姿たるや介護施設で動けないお年寄りを介護するヘルパーさん。しょうゆ風味とみそ仕立ての芋煮が存在する山形県ですが、この経験を生かしてカレー風味の芋煮ができるぞ!と、励ましましたが、しょうゆと牛肉の芋煮地帯出身なので、「牛肉入れられないと芋煮は成り立ちませんよ。」カレー風味の芋煮は鶏肉となってしまうのだろうか?

 年越しそばはカレー蕎麦にしてみました。

 考えてみればすごい文化だよなぁ。カレーと蕎麦が一つどんぶりの中で融合できる。ハイブリッドな食べもんだよなぁ。日本人でなけりゃ思いつけない食べ物だぜ。

 この一年を振り返ると。なんて悠長なこともなかったあわただしい年末。

 とりあえずお疲れ様です。

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ブーム

2022年12月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 スキー場の帰りに、雪松食堂によってワンタンメンと餃子を食べてきました。なんだか妙に混んでいて、皆目当ては餃子。テイクアウトで20人前の焼き餃子って、どんなパーティーやらかしているんだ?昨年の今頃じゃなかった光景でした。

 地元では雪松の餃子は隠れたマイブームで、雪松食堂と言えばかつ丼が王道。なんかこの1年で様変わりしてしまった。

 そんな有様の中だすっかり忘れ去られていたのが私のワンタンメン。最初に来た餃子をたいらげてビッグコミックオリジナル読みながら待つこと30分。「あ!あんちゃん、ワンタンメンだったよね!」と思い出したおばちゃん。ようやく食べることができましたが、「黄昏流星群」と「昭和天皇物語」を読みふけってました。

 リゾートバイトで各地を転々としている岡山県人のにいちゃんが来ています。津山と言うので八墓村のモデルになった昭和13年の津山30人殺しの土地だね!と言うと、「変なこと知ってますねぇ。西加茂村は僕の出身地の隣の村ですよ。事件現場はひそかな観光スポットになっているみたいですよ。」と言うので、私も殺人現場巡りに行ったくらいですからミーハーには興味あるところですよ。

 津山から山を越えて鳥取に入れば映画「絶唱」の智頭町。もちろん、ミーハーなおじさんは聖地巡礼してますよ。ラーメン屋巡りばかりが旅ではない。

 リゾートバイト生活で昨年は苗場に行ってたらしいのですが、プリンスホテル系は中国資本が買いあさっているので、苗場もシンガポール資本が買収。ホテルで働いているスタッフなどバングラデシュやネパールやマレーシアなどアジア系外国人ばかりになっているみたいです。昔は冬になるとこちらから大型の従業員バスが2台も出ていた産業でしたが、今やだれも相手にしなくなっています。スキー場が斜陽と言うより、リゾートビジネスそのものが怪しくなっているんじゃなかろうか?

 ユーミンが提唱したリゾート地で恋愛と言うのか発情?時代が変わったのか化けの皮がはがれたのか?恋愛しなくなったからリゾート地もいらない。これからは車に寝泊まりしながら殺人現場巡りがいいんじゃなかろうか?見分広まるし。

 ブームなんて去ってしまえば始まる前よりひどくなってしまう。遊牧の民が食い尽くしたら別の土地に移り住むように、ゴビのように砂漠化した元草原になるだけ。

 雪松餃子ブームの中、本家本元は「あたしたちには関係ないから。」と、のほほ~んとラーメン作ってかつ丼作って、注文されたことを忘れても毎度のこと。案外時代に左右されず生き残る秘訣かも?

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時差が

2022年12月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 今日はスキー場。

 山形県の青年がバイトに来てました。どのあたり?と聞くと「米沢の隣。」と言うのでじゃ、南陽?「え?あのあたり詳しいですか?」今日、芋煮作って食べる予定なので。しょうゆ味の。「芋煮はしょうゆ味ですよね。」あ、やっぱ内陸型山形人だ。海洋型ならみそ味になるはず。

 川西町と言う米沢の西の町の出身だとか。それなら米沢牛飼っている農家が多い土地じゃねぇか。親しくなっておこう。上杉ゆかりの地でもあるし。まずは餅を食いなせぇ。

 山の上での昼飯に、セブンイレブンで龍上海のカップ麺持っていたのですけど、毎日食べに行ける環境にいながら「いつも行列していて行ったことがないんですよ。」大湯の本店のほかに米沢や山形市にもあるし、その気になれば横浜のラーメン博物館に行っても食べられるのだから、山形県人としての矜持でぜひ食べておきなさい。と、プレゼントしてしまいました。お礼は牛肉で。

 ラーメン大国山形。ラーメン情報がしいっれられそうです。

 このところ山の上にくぎ付けになっているので、なかなか行くことができないスキー場の従業員食堂。曜日によってメニューが決まっているので、昼飯を食べてきたスキースクールのインチキラクターに「今日は何だった?」と聞くと「天ぷらうどんか蕎麦。」え?これって月曜のメニューだよな。「今年は順番に変化があったみたいだよ。」

 この3か月ほど休みが取れない生活が続いたので、最近、曜日感覚がおかしくなっており昨日は火曜日だと思ってました。

 今日は何曜日?と、カレンダーを見るとすでに来年一月のカレンダーになっており、こういう日に限って携帯を家に置き忘れてくる。

 元日は日曜だったけかな?お寺の役があるので元日は休みますが、本業の薪の仕事が山積みになっているので、今年も元日に半日ほど仕事せにゃならぬのかな?

 年末年始、時差ボケになりそうです。

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御用納め

2022年12月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 何とか年内の仕事は終了し、年明け早々に来る大忙しの準備をしました。これで多忙だった本業のほうは御用納め。明日からスキー場です。

 元々スキーのタダ券目当てで始めた休日のスキー場のバイトなんですが、脳梗塞やってからスキーをやらなくなったので、今の目的はなじみのメンバーとの再会や、どんな連中が来るかわからないけれど、学生バイトと楽しく過ごすこと。

 近所の農家に餅をもらったので、スキー場で食い意地のはった貧乏学生に食べさせるのも楽しみです。この連中が何十年か経って「あんなことがあったな。」と思い出して、下の世代に何か食わせてやれば草葉の陰からそれを眺めて満足できそうです。

 学生のころは浅ましいくらいでちょうどよい。しかしながら50代以上になってくると浅ましさは著しく品格を落とすし、笑い事ではなくなる。浅ましさは若いうちに吐き出しておくべきでしょう。

 巷では、地方移住支援金なる制度があるらしい。お江戸23区や首都圏に在住者が地方に移住して5年暮らすことを条件に出る資金らしいのですが、もともとこの山奥で生まれ育った私などは対象外です。むしろ、上京支援金もらって南青山当たりのダンディーなおじさまになりたい気分ですが、地下鉄の乗り方もわからなくなってきたし、都会で暮らすのはもはや無理かな?

 この1-2年でこのあたりに外国人居住者が増えました。欧米オーストラリアにニュージーランドなど多様な国々の人たちですが、どんな悪いことして成形立てているのか?リモートワークとやらでやって行けるみたいです。

 パソコン相手のリモートワークは拙著・「猫と座敷童」風に言えば墓参をせずとも仏壇があれば供養ができるシステムみたいで、パソコンと言う仏壇がなくても、スマホと言う位牌があれば供養できる業務形態。いよいよITが日本仏教の後追いを始めたか。なぜかキリスト教文化圏のガイジンさんのほうがこの波に乗っている気もしますが、昭和50年代の終わりごろにアルビン・トフラーが「第三の波」で予期した時代になってきた感があります。

 まぁ、私などバーチャルな空間ではなく、材木とじいさんばあさん相手に活躍せにゃならない立場ですが、じわりじわりと時代は変わっている。

 「日本的な美」がこれから刮目されると思いますよ。

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雪の日

2022年12月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 夜明け前に除雪のブルトーザーの音で目が覚めました。早速スコップ手に駐車場の出入り口に押し付けられた雪をどかして、家の周りの雪かき。夜が明けてました。

 年末の仕事が立て込んでいる中、あてにしていた70代の二人が病院の診察日と、近所の葬式で来られなくなり、一人で黙々と薪を切ってましたが、昼頃には雪もやんでいくらか暖かい日差しになり助かりました。

 中学の同級生が、缶コーヒー差し入れにもってきてくれました。

 この同級生の娘が土日のクリスマスで嫁ぎ先から子供を連れて帰省してきて、おおじいちゃんは孫と一緒に寝たそうです。

 朝、目が覚めると腕枕で寝ていた孫がクマのぬいぐるみになっていた。

 「ぶったまげたぜぇ~」と申しておりましたが、孫を連れて布団に潜り込んで眠りについてほどなく、奥さんが孫を取り上げて代わりにクマのぬいぐるみを布団に入れて、孫はおばあちゃんとお休み。

 それに気が付かなかった同級生、布団から方がはみ出していないか?などと、寝ぼけながらぬいぐるみの世話をしつつ、腕枕して一緒に寝ていたそうです。

 朝起きたら見知らぬ女が隣に寝ていたならドラマになるけど、クマのぬいぐるみが隣に寝ていたでは「花王愛の劇場」にはなりません。

 隣に女が寝ていた。そんな艶っぽいダンディーな出来事を話題にできる。そんな年にしたいもんだ。と、来年への展望を語りました。

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クリスマスなので

2022年12月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 クリスマスなので、スキー場にバイトに行ってきました。昨夜からの雪(吹雪)で5~60cmほど降り積もっていましたので、除雪が一番の仕事。75歳のおじさん二人と大汗かきながら朝から作業。

 昭和22年生まれの二人、お互い持病を自慢しあっていましたが、学生バイトなんぞより雪かきには強い。「死ぬ前の日までは働こうって思ってるんだ。今日一日働けたら、明日死んでも食いなんかねぇ!」と息巻いていましたが、午後には体力尽きたのか、ストーブの前で玄米茶飲んで「雪やまねぇかなぁ。」と空を見上げていました。

 期待していた地元の20代がコロナ感染で来られないため、急遽私が呼び出された次第ですが、なんか妙にjハードでした。

 帰りにセフレ(世間話フレンド)仲間の家に立ち寄って四国のミカンいただいてきました。なんたらキャンペーンとやらを使って10日間も中国・四国瀬戸内海ぐるり巡りの駆け落ちをしてきた夫婦ですが、テーマを決めて旅をするのが向上心ある者。

 不倫駆け落ち逃避行の旅にしたのだとか。「父ちゃん」「母ちゃん」はご法度。お互いの名前に「さん」をつけて呼びあい、気を使いながらの旅行。どうやったら見ず知らずの人たちの目に「不倫旅行」に見えるか?試行錯誤しながら不倫カップルを演じて旅してきたのだとか。ややこしいことしねぇで、素直にフルムーン旅行でいいじゃねぇか!「43年夫婦やってると、夫婦に見えないようにふるまうって大変なんだぜ!」と威張ってましたが、道後温泉で泊まった旅館では「なさぬ仲」と察した仲居さんが気を使ってくれてうれしかったそうです。

 宿帳に名前を書き入れるとき、奥さんは旧姓を使って書き入れようとしたのですが、そこで結婚43年で気が付いた真実があった。もともと同じ姓だった。あの地域にはやたら多い姓で、幼稚園から同級生同士だったのでごく当たり前の60年。違う姓が思い浮かばないと、宿帳に書き込むのをためらっていると、仲居さんが「旦那さんだけでけっこうですよ。」と、自分で「奥様」と書き入れてくれたのだとか。「あの仲居さん、絶対俺たちが不倫カップルだと思ったぜ。やったぁ!と、うれしかったよ。」

 不倫カップルに見せるコツは、お互いに気を使って優しくふるまうことなのだとか。その、やや他人行儀さが見ず知らずの人には「なさぬ仲」に見えるのだとか。

 「わたしもさぁ、与謝野鉄幹を奪う晶子になった気分で旅行してたんだけど、おかげでいい短歌ができたんだよ。」「これからも年に一回くらいは禁断の恋の旅をしてみてぇやな。」と、夫婦で危ないプレーに走っているようです。

 昨夜に引き続きクリスマスおでん。一晩おいたら大根とこんにゃくによくだしがしみ込んでいました。

 具材食い尽くしたら最後はこってりだしの煮込みうどんにする予定です。

 キリスト様も喜んでおられるでしょう。

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イブだったんですね

2022年12月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 クリスマスカンパ。恵まれない貧しいモテないおぢさんのために生活支援金と、おねえちゃんの供給を!

 じゃないみたいですね。

 昨夜は星空でしたが明け方から雪になり5-60cm積もりましたかね。午前中は粉雪でしたが、午後から気温が上がってべったりした雪。これで凍ると厄介だぞ!

 薪の箱詰め出荷で倉庫内での作業で下から雪の影響はなかったけれど、外においてた車の周辺に雪が降り積もって帰りに出るのが大変でした。

 帰りにスーパーに晩飯の材料を買いに行ったら、こんな天気にもかかわらずずいぶんな人出。大雪で籠城するための兵糧確保に気担保か?と思いきや。クリスマスイブなんですね。あれ?天皇誕生日は?なんだかんだと30年も天皇誕生日の翌日がイブでしたから、まだ令和の感覚に慣れていない。

 総菜コーナーには鶏肉料理が並んでいました。大方の鶏は足が二本しかないので、立ち並ぶ鶏モモローストを眺めて、クリスマスに準じたニワトリさんがいかに多いことか謹んで哀悼の意を申し上げます。

 今日はおでんね!徹底的におでんね!そう決めて出てきたので迷わずおでんの具材を入手しましたが、クリスマスなんて概念全く持ち合わせていなかった。

 40年も前のことになりますが、お江戸で学生営んでいて、クリスマスの時はアルバイトの稼ぎ時。今日は一日いい仕事ができたし銭ももうかった!と、帰宅しながら眺める他人様の家。暖かそうな家にディスプレイ、そして家族がテーブル囲んでいる姿などを目にして帰ってきて、アパートの部屋の裸電球ともして寝袋に潜り込んで本を読む。

 ラジオをつければ流れてくるのはクリスマスソングばかり。

 一人ぼっちのクリスマスって寂しいなぁ。

 と思ったもんですが、それから幾星霜。一人ぼっちが当たり前になるとそんな情感すっかり忘れて、おでんに塗る練りがらしの粉に熱湯注いで「辛くなぁれ!」

 大根には辛い練り辛しがたまんねぇんですよ。

 おでんで暖を取って家の周りの除雪して、ディケンズのクリスマスキャロルでも読もうかな?と思ったら友人から電話。こちらもクリスマスイブなんてことはすっかり忘れていたようで、けんちん汁の煮込みうどんだったそうです。

 しっとりしたクリスマスなんて縁がなかったねぇ。なんてことを話しましたが、がさつに迎える正月のほうがありがたくなってきた。あと何回迎えられるのだろう?

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若いお年寄り

2022年12月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 日本海側はまだまだ大雪の警戒が必要な様子ですが、こちらは晴れてピーカンでした。が、風が強くて寒かった!

 村内ですが、原沢さんと言う方に薪の配達を頼まれたのですが、注文を受けた人が村外の人なので重要なことを聞き忘れていました。その地区、15軒ほど集まっている地区ですが、そのうち14軒が原沢さん。原沢さん以外だったらすぐわかるんですけどねぇ。

 どんな人だった?と聞いたら、「時々顔出す人で、背が高くて腰が曲がった感じで、頭の毛が薄いの若いお年寄り。」なんとなくだれかイメージはできているのですが、「若いお年寄り」が引っかかる。それに該当するのは私の一年上の人。お年寄りはねぇんじゃねぇか?と疑いつつも電話を入れてみたら大当たりでした。

 我々世代もそう見えるのかな?お・と・し・よ・り。

 若いお年寄りいわく、「ちょくちょく顔出してたから俺んちだっていえばわかると思ったんだけどなぁ。おめえぇだってすぐわかったんべぇ。」地元の人ならわかるけど、よその人にはわからない。

 若いお年寄りと今年の十大ニュースの話題になったのですが、新聞もテレビもないので、どういう世相なのか皆目見当つきめせん。個人的には安部元総理の暗殺かな?と、言うと。「やっぱそうだよなぁ。だけど、なんかこの事件を避けているような気がするんだよなぁ。」案外、身近に起きるかもしれないから避けているんじゃないかな?当たり障りのないことなら取り上げやすいけれど、身の上に起きるかと危機感があると避けるもんでしょ。

 自衛隊の予算倍増させようって時に、殺害した犯人が元自衛官と言うのもつつかれたくないでしょうし、せっかくイメージがよくなってきた自衛隊へのネガティブにもなりかねない。

 マスメディアも承認欲求求めているおばちゃんたちも誰かを叩かないと自分の立ち位置がつかめないと思っているので、叩くにお手頃な獲物を捜し歩いているようだけど、俺らそういう世相とは縁遠いところで暮らしているからなぁ。娑婆の話よりもイネや野菜が欲しているものに耳を傾けるほうが重要だもんなぁ。

 なんて話になりましたが、この若いお年寄りもこの秋にテレビが壊れて見るのをやめちゃったそうです。新聞は農業新聞。欲する情報が違う。

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雑煮は

2022年12月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 ふるさと納税返礼品の薪出荷で大わらわをしていますが、今日は北は札幌から南は宮古島まで、遠方の出荷を済ませました。幸い、新潟はなかったのですが、富山に出す荷があり、あのあたりの雪の情報も気になります。

 私なら返礼品に薪をもらうより、サケやホタテなんかのほうが嬉しいのですが、この時期のブリもいいよねぇ。日本海側荒れ模様なので水揚げできないか。

 ブリの文化圏。新潟の糸魚川あたりが境じゃなかろうか?富山に入ると完全ブリ文化圏。新潟市の北に行けばサケの文化圏。サケが遡上する川の南限がこのラインなんでしょう。

 太平洋側は利根川はサケが遡上してきたんです。今は河口堰ができて上がってこられませんが、私の父が子供のころは家の近くの河原でサケが取れたんです。

 これが山を一つ越して吾妻川になるとサケが遡上しない。原因は草津の硫黄が混ざった水で魚が住めない川だから。

 隣町のセフレ(世間話フレンド)の仲間たちとの話題でも、こちらでは正月の雑煮にサケの切り身を入れるというと驚きます。川が違うだけでこうした生活の違いが出てきます。

 実は、ブリなんて魚もこのあたりに出回るようになったのは昭和50年代半ばで、関西に行った時に食べたことはありましたが、どういう魚か?なんて想像もつかなかった。j冬の魚ならタラ一辺倒でしたね。

 雑煮と言えばこのあたりでちょっと山奥に入ると、ウサギの肉が入るんです。私が幼少のころはどこの家庭でもウサギを飼っていて、冬になると首を切られて血を抜くために軒下につるされたウサギの姿を見たものです。春の彼岸ごろになるとその毛皮を買いに来る商人がいて、生活がにじんでましたなぁ。

 さてさて、年明けの雑煮はどうするか?そろそろ準備をしておかねば。

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猫暖房

2022年12月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 越後の日本海側の大雪で宅配便の越後向けは受け付けない。

 長岡に箱詰めの薪を出荷予定でしたが、送ることができませんでした。と、言っても24日着の予定なのでまだまだ余裕はあるのですが、とんでもない方面にまで影響が出ちまったんですね。

 一昨年の今頃はこちらも一晩で2mの積雪を記録しましたが、気候温暖な我が家の界隈は1m20㎝程度で済みました。

 そういえば、今月初めに回覧板で町が雪かき講習会なるものをやると回ってきましたが、照れ屋のあなたはテレワークとやらで田舎に移り住む人が増えたので、その多くはガイジンさんなのですが、雪かきや屋根の幸雄としなんて知らないから危険が危ない!なので、町が主催の講習会があるのだそうです。

 10年ほど前にこの町の古民家に移り住んだ元パイロットが田舎暮らしのエッセイの本を出したことがありました。よく、スキー場で見かけて親しかったのですが、飛行機は落とさなかったけれど屋根から落ちてくる雪はパイロットといえど避けられなかったようで、その下敷きになって亡くなってしまいました。古民家、屋根が大きく、わらぶきを改造してのトタン屋根。雪が落ちるときは雪崩のようになります。

 電力不足による停電に備えて猫三匹と寝ている同級生が言うには、猫暖房はあてにならないみたいで、飼い主が先に布団に入って温まったころに潜り込んでくるのだけど、冷えた体で布団に入ってくるのでかえって冷たい。肩口から出入りするので寒い。寝返り打ったらかみつかれた。それでも、きまぐれなおねえちゃんに腕枕して、翌朝痺れが治らないなんてよりは健康的だと思うけど。

 同意急性が言うのはそれぞれの猫が布団の中の居場所を決めているようで、左右の肩口から入ってくる猫と、そのまま足元までで布団の中を潜っていく猫。どの猫が潜り込んできたのか寝ていてもわかるそうです。

 猫暖房。地球環境には優しいかもよ。

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クリスマス寒波

2022年12月20日 | 日記・エッセイ・コラム

 こちらは晴天でしたが、越後の国では大雪なのだとか。

 国道の掲示板には大雪で交通マヒしているので、よほどの用がなければ新潟県に入ってくるなと出ているほどで、妙に交通量が少ないです。

 県境の山が雪雲抑えているので、こちらには雪が来ませんが、あと3hpくらい高気圧になれば雪雲が山越えしてきそう。備えあればうれしいな!と、急な籠城にも耐えられる準備はしていますが、そういう季節になりましたか。

 クリスマス寒波なんて言いますが、例年今頃になると寒波が来て雪が降る。

 まだ20世のころでしたが、この地区にも子供がたくさんいて、公民館でクリスマスをしたことがありました。

 私の役目はサンタさんで、プレゼントもって公民館にやってくる。衣装も用意してもらったんですけど、これがねぇ、小さかったんですよ。おなかの部分のボタンが閉まらない。

 雪がやたらと降る日でしてね、公民館の駐車場に軽トラ停めて、プレゼントの袋持ってガキどもの皆さんのところに乗り込むと、小さい子供は目を丸くしてました。本当にサンタさんっているんだって。

 そのサンタさん、おなかの部分のボタンがとめられなくて腹を半分出してプレゼント配って、早々に立ち去ろうとしたんですけど、ガキどもの皆さんがみているから軽トラに乗り込めないんですね。辻まで行って、振り返って子供他r地が公民館の中に入ったのを見届けて軽トラに戻ると、公民館の中から駐車場が見せるもんですから、「あ!サンタさんがまた来た!」って、出てくるんですね。

 結局、軽トラに戻れず、腹を出したままサンタの格好で家まで帰って着替えてから軽トラを取りに行きました。

 「最近、うちの子が、大黒様見るとサンタさんだ!っていうんだけど、あんたの責任だよ。」親には笑われるし。

 その子供たちも30代。一人もこちらに残っていないなぁ。

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んでね

2022年12月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 んでね、昨日、長野県側の軽井沢まで足を運んだわけね。

 12月18日の信濃毎日新聞という地方新聞を入手するためなんですよ。

 拙著「死神」や「猫と座敷童」の表紙絵や挿絵を描いてもらっている妙瞬さくら先生の娘さんの小悪魔が、歴史的大発見をしてこの新聞に出たんですよ。

 小さな記事で出ているかもしんれないといわれてましたが、一面ぶち抜きで出ているじゃありませんか!しかも追加の記事は22面に。

 新聞の一面に出るなんて、悪いことをしても人を二、三人殺したくらいじゃ社会面の端っこ。テロ未遂でも起こさなければ一面になど出られない。別紙面に関連記事が出るなんてプーチンや習近平クラスの悪党でなければそんな扱いをしていただけない。

 どえらいことをしてくれた!と、軽井沢の駅やコンビニの信濃毎日買い占めました。

 小悪魔は大学院博士課程の研究生ですが、日本の中世史を専門としています。

 長野県の県立歴史館が所蔵する文書の中に、梶原景時のものと思われる文書を発見したんですよ。

 決め手は花押と言う右下に描かれたサインで、梶原景時の花押は現在一部だけ残っており、早稲田の図書館が保管していますが、それと同じ花押を発見したんです。しかも、その花押を知っていたのが彼女一人だった。現存する日本で二例目の文書になりそうです。

 何事も興味を持って胸に刻んでおくものですね。こうした機会に一気の開花する。「腑に落ちる」なんていうけれど、スマホでググってわかったような気になっていると、こうした機会を逸するんですね。心にとどめておくことの重要さを見る思いですね。彼女が気が付かなければ、素通りしていたかもしれない文書です。

 んでね、隣町のセフレ(世間話フレンド)の会で、釜めしと麻婆豆腐食べながら「美人すぎる歴史学者じゃねぇかい?」って話になってきたんです。この町にも来たことがあって街の歴史民俗資料館をほめてたよと言うと、皆大喜びで、お母さんはこの町の映画祭のシナリオコンテストで最終審査まで残った人だよと言うと、「それじゃぁ、こっちの人みてぇなもんじゃねぇか!」と大盛り上がり。

 日本舞踊でもやっていそうな感じと言われたので、「舞」もやるようだよ。と言っておきましたが、以前、京都御所で舞と笛の練習していてつまみ出されたことなどは黙っておきました。京都でちょっとしたイベントがあったときなんですけど、梶井基次郎の小説読んでいると言ってたので、レモン持って行ったんです。梶井基次郎が小説「檸檬」の中で、レモンを爆弾に見立ててこっそりおいていくシーンがあるのですが、さすがに即座に反応しましたね。うれしそうな笑顔浮かべて「レモン爆弾仕掛けてきます!」って。お!こやつしっかり勉強しておる!大人の知的遊びに即座に反応はうれしかったです。なので、学部のころ一般教養のドイツ語の宿題を私にやらせていたなんてことは言ってません。.

 釜めしと麻婆豆腐を食べ終えるころには、すっかり地元の出身者にされてしまいこちらではお祝いムードでしたが、梶原景時の評判があまりよくないんですね。演じていたのが中村獅童だそうで、悪そうな顔しているもんなぁ。

 こうして、興味を持って心のとどめておくことで、何かの拍子に開花する。

 そんなもんなんですね。

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軽井沢

2022年12月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 薪の配達で軽井沢に行ってきました。雪でスリップ事故をずいぶん見かけましたが、大方お江戸方面ナンバーでノーマルタイヤ。4wdだってブレーキ踏んだらタイヤの性能次第。走ることより止まることを考えるのが雪国の運転。

 ハイソな街には2トンダンプがよく似合う。もちろんスタッドレスに4wd。

 町中を散策してみましたが、ずいぶん人が出てましたねぇ。ショッピングモールなんか日本語でない言葉がやたら飛び交っている。見た目は日本人なんだけど。おおむねニーハオ系ですね。欧米系ガイジンさんは辺境地を好むので、こうした街には意外と少ない。

 帰りは碓氷峠の旧道を下ってきました。180を超えるカーブと積雪でさすがに車も走っていない。2トンダンプでドリフトしながらイニシャルDしてきました。

 マンガの「イニシャルD」ではこの峠を根城とする走り屋は女の子で、のちにプロレーサーになるマコちゃんっていったけかな?走りやどころか対向車3台すれ違っただけでした。

 旧道を下ってきたのは、もちろん横川の峠の釜めしを食べるためです。

 このところ出不精(デブ症じゃないよ)だったのでこうした名産とは縁がなかったのでご満悦。釜めしの器持ち帰って、何か料理作ろうと考えていると電話が。

 隣町のセフレ(世間話フレンド)からで、今横川の釜めし食っているんだというと、「絶妙のタイミング。釜めしの話をしていたんだ!ついでに買ってきて!」と、頼まれて、釜めし7個買って帰還しました。

 セフレには北軽井沢(群馬県側)に配達があると言ってたので、帰りが通り道になるので、コーヒー飲んで話をしようという誘いでしたが、わけあって長野県にまで足を踏み入れたので、帰り道は遠回りになるけど、うれしい報告があったので釜めしもって回り道しました。

 みんなが釜めし食べているとき、私だけ麻婆豆腐食べながら歴史談義。

 我が家、テレビないので「鎌倉殿」がどうなっているのかわかりませんが、あの時代の話題で盛り上がりました。

 つづく。

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テッポウムシ

2022年12月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 ナラの木を割っていたら中からカミキリムシの幼虫が出てきました。

 この辺りではテッポウムシと呼んでいます。ナラや椎の木などドングリ系の木が枯れて昨今問題になっているナラ枯れ病なども、カシノナガキクイムシと呼ばれるこうした寄生虫が原因となっているので、駆除するに限ります。

 樹木だって防御能力を有しているので、幹を食われるとそこから脂を出して虫を食い止めるのですが、ナラなどはタンニンを出すみたいです。こりゃ渋くてくえねぇとあきらめるような寄生虫じゃないと思いますが、日本海側の国防よりも果敢に抵抗しています。

 セルフディフェンスで身を守ろうとしているナラの木なので、微力ながらもお手伝いせねばなりません。

 米軍のフレンド作戦のつもりで、カミキリムシ駆除に手を貸しました。

 トウモロコシを焼いたような香ばしさが漂うテッポウムシ。大変おいしゅうございました。

 夕方、お寺に行って柚子をいただいてきました。はちみつ漬けの作り方を教わったので試してみます。

 甘いものがごちそうだった時代のことなどを話し込みましたが、私が幼少のころ、葬式があると出てくる葬式饅頭が楽しみで、ご遺族のことなんてこれっぽっちも考えないで饅頭が来るのを楽しみにしていた覚えがありました。

 お寺さんでも高僧が来るとまず砂糖を出して、茶菓子を出し、それからお茶を出す習わしがあるそうで、甘いものはそれほど貴重だったんですね。

 人のエネルギーの中で一番多くエネルギーを消費しているのは脳だそうで、脳には甘いものが必要。

 昨今糖分過多が問題となるご時世で、私も血糖値が高いので悠長なこと言っていられないのですが、体のみならず能でも糖分を消費せねばならぬな。と、難しいことを考えることにして、サルトルの本を引っ張り出してきて表紙を眺めていたら眠っちゃいました。

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アラ環だもの

2022年12月16日 | 日記・エッセイ・コラム

 今月に入って、「醤油を買わねば」とスーパーに出かけて、また今日も買い忘れてきました。メモにまで書き込んでおいたのにそのメモを玄関に置き忘れて。最悪、コンビニに行けばいいや!と、考えているので忘れるのでしょうが、スマホでぐぐるってぇのもそんなもんで、その場でわかったような気になっても記憶に残らない。

 腑に落ちないなと思ったことはメモに書いておくようにして、調べられることは図書館で文献あさって調べようと手帳に書き込むようにしてますが、この1年でずいぶんたまりましたね。調べたものもありますが、なんだかわかんねぇけどそのうち調べようと思っている事案が大多数。何かのきっかけで腑に落ちたときに身につくので、そのままにしています。

 年をとったっていいわけにはしたくないけれど、最近、つまづくことが多くなった気がします。自分では足を挙げた気でいるのだけど、思ったほど持ち上がっていないんでしょうね。おっとっとてなもんですが、今日は点字ブロックにつま先が引っかかってこけそうになりました。

 そのうち、これで事故でも起きればてめぇの至らなさ棚に上げて「点字ブロックが危険だ!」騒ぐ奴らが出てくるのかな?こうして住みにくい世の中になるんですね。

 まぁまぁ、なんたってアラ環世代ですから、相応に体がなじむまでまだまだ時間がかかるんでしょうね。っていうのか、あきらめの境地かな?

コメント
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