のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

やることがお下品ですよ

2017年05月31日 | 日記・エッセイ・コラム

 デンマークのコペンハーゲンで人魚像にペンキを吹き付けた連中が出たようです。

 捕鯨反対の団体だそうで、こんなことをすれば世界の反感を買うだけでしょう。ある意味テロ行為なのではなかろうか?

 過去にも頭や腕が切断されたり、台座の石が壊されたり、10年ちょっと前にはイスラム女性が被るブルカを被された事件がありました。

 私も90年代後半にコペンハーゲンでこの人魚像を見たことがありますが、意外と小さいんです。大きさにすれば小学生くらいかな?台座になっている石もどこにでも転がっていそうな石で不安定な積み方していているものだから崩れたことがあるようです。

 何しろ、河川敷のような場所にぽつんと置かれているので潮が引いた時には触れられる場所に行けますが、年中人が取り囲んでいるので、そんな不道徳なことができるのは中国人くらいのものでしょう。

 でも、アンデルセンの人魚姫の話を知っていると何とも言えない哀愁が漂う表情なんですよ。こんな小汚い海で泡になるくらいだったら、うちの村に嫁の貰い手なんぞいくらでもありますが、海がないか。

 人魚がパンツ履かないことは別にして、儚さってのかな、その情感は国境を越えて通じるものがありますね。

 それに比べて隣国のキムヨナ像と来たらブサイクで小汚い景観を損ねるような廃材を、よくもまぁ路上に放置しておけるもんです。ニューヨーク美術館の前に設置したサルバドールダリのモニュメントがゴミと間違われて収集車に乗せられて捨てられた事件がかつてありましたが、鉄くずの値段でも良ければ中国人窃盗団がもっていく程度の価値しかない。金ちゃんの爺さんの像の方が大きいから高く売れるかもしれない。

 残すのは「美」、消えゆくは「醜」。ペンキ塗ろうがどうしようがキムヨナ像は汚すぎる。

 なんだかね、昨日あたり山口とか言うジャーナリストに泥酔させられてレイプされた詩織という女性が、不起訴を不服に再度告訴して会見に及んだとか。今日になって知ったので、そりゃぁえらいことだわ、犯人どんな奴だ?とネットを見ると井筒和幸監督みたいなおやじの写真が出ていました。

 ジャーナリストだとかでのぼせ上がっては美人局(つつもたせ)に引っかかったなといった顔で、まぁ、そもそもこの男のわきの甘さだな。当時TBSの社員だったようだけど、組織に属しているならまず一番注意しなければならないことで、寝物語に企業秘密しゃべっている可能性は大。

 被害者女性も最後に「共謀罪」について言及しちまったもんだから化けの皮がはがされそうですね。伊藤という姓もバレちゃったし、実は「尹」と言う姓の在日では?と言う話も飛び出してきた。周りを固めていた弁護士が民進党の山尾さんのお仲間だとか。

 前川元事務次官の体たらくがばれちまったもんだから、新しい刺客を送り込んだがまたおなじみのブーメランになって帰ってきそうですね。今日は大手メディアもほとんどこの問題を取り上げていなかったとか。シールズとか辛なんたらが支援すると動き出したら急に胡散臭くなってしまった。今回は人権にかかわる問題だけに帰ってくるブーメランの大きさは命取りですよ。

 本来「強姦」と言う力任せは許してはならない重罪だと思っていますが、圧倒的被害者に憑依することで自分の意見をごり押しする手法はもうやめませんか?強姦罪そのものの重要性が失われてしまう。むしろ法に対する加害者ですよ。人権振りかざして人権をないがしろにしているようなものです。

 警察が捜査打ち切る圧力があったとしたら当時勤務していたTBSからでしょうし、その程度の圧力に屈する警察ではありません。まして、山尾さんは元検事なんだからこのあたりの事情などよく知っているはずですし、山尾さんは何も動いていないのかな?

 騒がすだけ騒がせて国外で活躍するジャーナリストに戻って国外に消えるんでしょうか?山尾に利用されて笑いものでは不憫ですね。それよりも、被害者を道具に使うな。

 今回のことが仕組まれていたなら、やはり共謀罪って必要だと思う。

 とは言え、ワシントン支局長務めたような人が、こんな据え膳食うようでは器が知れます。地位や才覚にふさわしいもっといいのを選びなよ。

 双方退場でいいんじゃないですか?

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所詮大人のおもちゃです

2017年05月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 パナマのノリエガ将軍も死んじゃったんですね。ガンだったようです。

 メディスンカルテルと結びついてコロンビアの麻薬を売りさばいたり、カダフィ政権のリビアやキューバにアメリカのパスポート売りさばいたり、しまいにゃアメリカのパナマ侵攻を受けて逮捕された悪党のボス。

 考えてみれば大国アメリカに歯向かった困った独裁者たちって、この何年かで処刑されたり、暗殺されたり、寿命が尽きたりでめっきり少なくなっちゃいましたが、大国アメリカが殺そうと思えばいつでもできたものを、当人の力や生命力が落ちるのを待っていたぶったようなもので、大国のおもちゃだったんですね。

 いよいよ個性的な独裁者は金ちゃんだけになってきた。一日も早く皆の所に行けるといいですね。

 暑くなることは予想されていたので夜明けとともに仕事を初めて昼には逃げ帰ってきました。でも、結局家の周りの草刈りをしてどっぷり汗をかきました。まだ体が暑さに慣れていません。週末にはまた天気が悪くなりそうなので、少しは涼しくなるかもしれませんが、梅雨入り前の暑さではないような一日でした。

 午後、秋田犬のアキタ君は予防接種に連れていかれました。お出かけに同行できると喜んでフォレスターの荷台に飛び乗ったようですが、動物病院が近くなると自分の身の上に起きる事態を察したのか吠えまくっていたようです。でも結局注射打たれて帰ってきましたが、夕方顔を出したらだまし討ちくらってご立腹で、小屋の中でハンガーストライキをしていました。

 アキタ君の犬小屋にはこの冬から野良猫が居候しており、餌も野良猫が先に食べてからアキタ君が食べるので、主従関係とすれば居候の方が主ではなかろうか?

 山村ですからなかなか理屈では計り知れないことが起きています。

 携帯ストアのおねえちゃんに「お孫さんのおもちゃにどうですか?」と旧型スマホの模擬品をもらいました。

 店内に飾ってある見本で、外枠だけで中身がない実物大の模型のような物です。

 それにしても、「お孫さん」というのが引っ掛かる。

 この春、沼田公園に桜を見に行ったとき知人に会い、2歳の孫に綿あめを買っってやるため手をつないで出店に行ったのですが、その時、携帯販売店のおねえちゃんと出くわしました。私の孫だと勘違いしたようですね。に、しても、子供もいないのに「孫」と言われるとなんだか感覚が変です。

 今更「孫などいない」というのも言いづらいので、素直に渋いシャンパンゴールドの模型をもらってきました。

 画面は写真のはめ込みなので何も動きませんが、それを見られないように歩きスマホしたり調べごとをするふりをして遊んでいます。今度都会に出たら自動改札に挑戦してみます。

 やはり大人のおもちゃですね。

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炭焼き小屋で会議

2017年05月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 青森県では40代の女性に有料サイトの料金を支払わなければ「中国に連れて行くぞ」と脅迫する詐欺事件があったようです。

 酷い話ですが「中国に連れて行くぞ!」が脅し文句になる。10年も遡ればどうだっただろう?中国が「行きたくない国」になったんですね。でも、以前から何も変わっていないですよ。ただ、近年になって人民の化けの皮がはがれてだしただけのこと。

 でも、これって使えそう。かつては悪い行いをすると「地獄に落ちる」だったけど、「中国に連れて行く」の方が実感がわきますね。

 日本にやってきてドロンと失踪する中国人は多々いますが、日本人が中国に行ってドロンと失踪はまずありえない。あるとすれば拉致監禁など犯罪の被害にあっている可能性大。一方日本でドロンは犯罪の加害者側。左様に社会そのものが違いますが、近年日本でドロンの横綱にのし上がってきたのはベトナムだそうです。

 群馬栃木とならんで存在感の薄い北関東の一角を占める茨城県。外国人研修生の失踪の数が全国一になりそうなんだそうです。愛知県と一位を競っているみたいですが、それだけ農業や工業など外国人労働力の入り込む余地があるんですね。

 この山奥で生活していると実感がありませんが、世は人手不足のご時世なんだそうです。国も、外国からの労働者を受け入れる考えらしいのですが、「良い労働力」なら話も分かるが「安い労働力」はいかがなものだろうか?生活保護もらうために日本に来ているような連中ばかりでは話のほか。

 日本はそんなに甘くない。

 熱い最中、おじさんたちは炭焼き小屋で「秋田らすく」と「ミスド」を食べ炭焼コーヒー飲みながら相談しました。

 お江戸には貧困について役人に語れる「出会いバー」なる福祉施設があるのだとか。霞が関のお役人さんが話を聞きに来てくれて生活支援もしてくれるのだとか。今何かと話題の忖度の場。現代の「目安箱」みたいですね。社会福祉協議会が運営しているのだろうか?と思ったら「ヤ」の付く自由業の福祉サービスのビジネスみたいですね。忖度しないと「中国に連れて行くぞ!」と脅すのだろうか?

 炭焼き小屋で甘いお菓子食べながらおじさんたちが会議しても世の中は変わりませんが、さすが都会はやることが違う。こうして庶民の声を拾いあげていたんですね。

 「出会い婆」ならこっちでも作れるんだけどなぁ。山のおじさんたちでもできそうな福祉ビジネス。

 天下り問題で首切られた前川元事務次官。再就職先がないみたいですからこちらで「出会い婆」経営しませんか?

 

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情報に疎くなっているから

2017年05月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 日曜日恒例、金ちゃんのドンと行ってみよう!

 三週連続でやらかしたようですが、今日はあまり話題にならなかったようですね。ラジオはいつもの番組…(と言ってもNHKFMのクラシック音楽聴いてたんだけど、ネルソン・フレイレのピアノ演奏は良かった)…のままでしたし、ネットのニュースにもほとんど書かれていなかった。

 災害は忘れた頃にやってくるので、注意は怠らないほうがいいと思うのだけど、J-アラートもならなかったですね。案外、金ちゃんのハッタリで、月末で支払いも多いから実はミサイル実験なんかやっていないで、「ウリナラはまた大成功ニダ!今度はステルスミサイルニダ!」と出まかせ言って、南は南で捕捉できなかったなんて思われちゃ名折れだから「王様の耳はロバの耳ニダ!」とは言えず息をひそめている。愚か者には見えない布地のミサイルかもしれない。

 今週の金ちゃんにはミサイルを打ち上げる余裕はないはずです。週末にキュウリ農家のセイちゃんがパチンコで8万円少々奪還してきたので、北朝鮮の財政に大きく響いたはず。もしかしたら店長以下郎党が粛清されるかもしれない。

 セイちゃんの武勲を祝い、夕方からバーベキューとあいなったわけですが、家のいろりで焼き肉食べながら眺めていたデレビでは「フルタチさん」という番組をやっていました。たまに見るバラエティーも面白かった。

 古舘伊知郎を久しく見ていなかったので名前が出てこなくて、プロレスのアナウンサーつながりか福沢朗の名前が頭に浮かぶ。

 ゲストの徳光和夫アナウンサーの結婚式の司会を話題に2時間ほどの番組になっていましたが、オカマタレントのミッツマングローブが徳光アナウンサーの甥っ子だったことに、バーベキューのおじさん一同びっくりしました。徳光アナウンサーの弟の息子だとか。

 テレビでは結婚式のハプニングなどが楽しく語られていましたが、いろりバーベキュー側では結婚式の胴上げで落とされて救急搬送の実体験を持つおじさんがいたので、大笑いしながら楽しみました。

 私は学生時代に先輩のデートの監視役で、相手の女性の後輩の女性が来てWデートに行ったことがありましたが、私のお相手となる女性が途中で法事を思い出したとさっさと帰ってしまい、遠巻きに「簡単な話、ふられたんじゃねぇの?」「ひとめふられ」と情けない目にあいましたが、後にこの先輩の結婚式に司会を頼まれ、アシスタントとして途中で法事を思い出して逃げた新婦の後輩の女性が出てきて、”少しは気を使ったらどうだ?”と、非常に気まずい思いだった経験があります。

 ゲストには「ひとたらし」や「仕事や済んでうつ地獄に行ってきた」などベストセラーエッセイストでもあるキャスターの丸岡いずみさんが出ていました。番組の終わり近くになって、丸岡さんの結婚式で挨拶に立った徳光さんが「丸岡さんはキャスターとして活舌が悪いが日テレのどのキャスターより愛嬌がある。日テレの他のキャスターは愛嬌がない!」と誉め言葉?を行ってしまったがために翌日新聞沙汰の暴言になってしまったと大騒ぎになっていました。

 丸岡いずみさんは昨年あたり友人と郊外にバーベキューに行って、肉や薪など持って行ったくせに火をつける道具を持って行かず、キャンプ場でひと騒動あったとトリビアな情報が秘密機関から入っております。

 こちらは難なくバーべキュー成功でした。

 このところ世間一般の情報から遠ざかっていたので、大相撲が終わったことに気がつかなかった。

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ニセアカシアの季節

2017年05月27日 | 日記・エッセイ・コラム

 ニセアカシアの花が見ごろになりました。

 養蜂家のミツバチの巣箱を見かけますが、クマ対策で苦心しているようです。クマにとっては労せずに大好物にありつけるわけですから有難いことこの上ないのですが、人里は怖いから山から降りてくるようなことはめったになく、むしろ西洋ミツバチを殺す凶暴なスズメバチの方が警戒の対象だったのですが、この5-6年で驚異の対象が変わりました。

 朝、桑畑で蚕の餌の桑を切っていると、養蜂家の蜜箱の方面から爆竹音がしました。お~朝からやってるな、と感心したいところですが、こちらの桑畑の方にがさがさと足音がするので慌てて軽トラに飛び乗りクラクションを鳴らして応戦。また蜜箱の方から爆竹音、そのためこちらもクラクションで応戦。

 クマも行ったり来たり挟み撃ち状態だったようですが、日光方面では山に逃げた強盗犯3人が山刈りの警察と山の上にいたクマの挟み撃ちにあって逮捕されたようです。前門の熊、後門の警察と言った事態でしょうか。こうなった場合、強盗にとっては「理」の通じる警察の方がクマよりはましなんでしょうね。

 今年もクマに振り回される季節になってしまいました。

 クマと言えば、お江戸に行ったときに奇妙なクルマを見かけました。

 公道をゴーカートのような集団が走っており、新種の暴走族か?と思ったらナンバーもついており、わりとまともそうな人たちが乗っている。こんな物が行動を走れる世の中になったのか?

 道が狭くまともな駐車スペースもないけれど無駄に大きな車ばかり走っている東京。どうせ一人しか乗っていないのならこんな小柄な道具でいいんじゃなかろうか?と考えながら見ていましたが、意外と小回りが利かないみたいですし、ハンドル操作も大変そうです。このままトラックに追突すれば迷わずあの世雪になりそうな危うさもありますが、田舎ならまだしも都会は人が余っているから社会的には大した影響がない。

 もう少し荷物を載せるスペースを確保して、車高を上げて悪路も走れるようにして、飴が降ってもいいようにキャビンもつけてと考えると・・・。

 軽トラで十分ですね。

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そして江戸文化

2017年05月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 週初めの暑さが嘘のように一日雨でストーブをつける寒さでした。

 さて、話は昨日の続きになりますが、乃木坂の国立新美術館を出て六本木ヒルズの森美術館に行き大エルミタージュ美術館展を見学に向かいました。

 今の六本木と雨の西麻布のあたりにかつては霞町と言う町があり、古い建物がたくさんあった町で、伯母が住んでいたことがありました。はたしてどのあたりだったのか?何となく坂の傾斜で見覚えがある感覚はありますが、全然見当もつかないほど景色が変わっています。

 東京の古い町名が消えて六丁目七丁目と数字に置き換えられていく過程で、元々いた人たちはどこかに散り、ビジネスビルとわずかばかりの住人がよそからやってくる。

 六本木と言う町の何が面白いのか全く見当もつきませんが、若かりし頃の予定では今頃ロマンスグレーの素敵なおじ様になった私はAMGのベンツに乗ってこの界隈で女子大生をブイブイ言わせているはずでした。現実は電車の自動改札でおどおどしているおじさんになっていました。

 六本木ヒルズにしてもそこに巣食う人たちは皆にあこがれられても尊敬はされない。そんな奇妙な都市ビルです。

 ソビエト崩壊直後のロシアでよく耳にした言葉で、日本語で言えば「名門と成金は別物」と人を評価する言い回しがありました。トレンドはあってもトラッドは死滅し、文明は花開いても文化は残らない。妙な薄っぺらい人間像はそんな背景なんだろうか?

 なんてことを考えながら52階の展望台にある美術館へ足を運びました。

 サンクトペテルブルグのエルミタージュ美術館も2日ほど見学しましたが、とてもそんな日数では見て回れないほど帝政ロシアが金と権力に任せて世界中からかき集めてきた美術品が並んでいます。よくぞ日本まで持ってきたと美術館の労力に感心するほどの名作が間近に見られました。しかも待ち時間なし。

 エルミタージュに行くと必ず拝ませられる女帝エカテリーナ二世の肖像画が真っ先に目に入りました。きっと今頃ロシア本国では鬼のいぬまに安心して美術品を眺めていることでしょう。ロシアでは皇帝のことをツァーリと呼びますが、女性のツァーリッツィナの称号はエカテリーナ二世だけです。初代エカテリーナもアンナもエリザベータも、皇帝ではありません。

 ドイツからやってきたこの女帝があまりにも活躍してしまったがために、以後女性は皇帝になれないことになり、あれだけ娑婆で女性が活躍している現在のロシアでも女性が首相や大統領になったことはありません。

 民間の美術館と国立の美術館。プロデュース能力は民間の方が優れていると感じましたし、展示のやり方も森美術館の方がわかりやすい。主催者の能力が背景に見え隠れしました。ミュシャと言う一人の画家と帝政ロシアが各国から集めた名作とではバラエティーの違いもありますが、国立新美術館はミュシャの名作を思い切りみられるような展示になっていなかったことが残念です。まだ消化不良なのでまたプラハに行く機会を見つけようと思います。

 今回のエルミタージュ展はルネサンス以降の絵画が中心で。その描写力に圧倒されました。ゆっくり見ることもできましたし、解説も読むことができました。

 ヨーロッパの美を堪能したので何か日本的な「美」を見たくなったので単純明快にわかりやすい浅草に足を運びました。8年前に落語を聴きに来て以来です。

 東京で生活していた頃は隅田川の東側に行くことはほとんどなかったのですが、最近は東京の東側が妙にお気に入りです。

 三社祭が終わったばかりで静かになったかな?と思ってたのですが、外国人観光客が大量に来ていました。

 東京のお祭りは大方ガサツで荒っぽいのですが、梅雨明け頃にここで開かれるほおずき市は不似合いに情緒的です。鎌倉と比べるとお江戸は大味でガサツ、京都と比べるとその鎌倉でさえ荒っぽい。歴史の塾生の違いだろうか?

 浅草は変な人が多いのでこれもまた楽しみです。ミミズクを手にしたガイジンさんを見かけました。食べるのかな?

 フクロウやミミズクは私の生活圏にもいるのですが、鳴き声は聞こえてもなかなか姿を見ることができません。フクロウなんか羽を広げれば1mくらいあり音もなく飛んでいくので頭上を飛ばれるとひやりとします。

 横書きを右から書かれると読みこなすのも困難です。

 いつの時代の昭和だ?

 あげまんの仲見世。あげまんのなかみせ?そして浅草。

 そうだ!六区に行こう!

 その昔、浅草六区にフランス座と言うストリップ劇場があり、渥美清やコント55号、ツービートなどがステージの合間の寸劇芸人として活躍して世に出てきました。フランス座は東洋館と名前を変えて漫才や演芸などの劇場になっています。一度ストリップ時代に見に行ったことがありましたが、浅草キッドがコントをやっていました。

 今もなを存続して参拝者がたえないロック座の「ロック」は浅草六区から来た名前だそうです。その方面の専門家が言うには、近年ストリップ参拝に来る客に女性が多くなったそうで、時代は変わっています。いかがわしさがなく演芸の延長線上にあるような街への溶け込み方。うっかり入るところでした。

 浅草六区と言えばプチカフェテラス風の居酒屋が立ち並び、場外馬券売り場通いのおじさんたちが筋肉の煮込みを食べながらたむろしているイメージがありましたが、街並みもきれいになり、ガイジン客が随分見受けられました。

 六区を歩いていると秋田竿灯祭りの提灯を見かけたので入ってみました。

 およそ秋田とは関係ありそうもないベトナム人のおねえさんと中国人の兄ちゃんが働いていました。奥の方で調理場にいたダンカンに似たおやじさんが日本人らしいです。

 客もほとんど外国人ばかり。もしかしたら六本木より外国人比率が高いかも?

 浅草と言えば謎のカクテル電気ブランと筋肉の煮込み。ちょっと昔ならクジラの煮込みや刺身が一般的でした。

 太宰治が「人間失格」の中で「酔いの早く発するのは、電気ブランの右に出るものはない」と書いているので、その名を知っていましたが、実際に本物を目にしたのは平成になってからでした。

 神谷バーと言う吾妻橋に近い場所にある店がブランデーをベースに開発したカクテルで、明治時代に作られたようです。「電気」と言う言葉が衝撃的だった時代があったんですね。

 最近、ビッグコミック系の雑誌で永井荷風を描いた漫画がありましたが、色好きで遊び人の荷風もよく来ていたようです。高見潤や檀一雄や坂口安吾など無頼派にもアブサンと並んで電気ブランや神谷バーの香りが漂っています。

 この退廃的な雰囲気も魅力な江戸文化ですね。

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ミュシャ展に行ってきました

2017年05月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 お江戸に見分を広めに行ってきました。

 チェコの画家のミュシャ展が開催されており、このチャンスを逃したら生涯こんな機会はなかろうと前々から上京するチャンスをうかがっていました。

 20世紀の終わりにプラハで一連の作品を見てきたのですが、天井画なども近くで見られるそうなので楽しみにしていました。

 早朝、蚕に桑を与えてから新幹線でお江戸に。この3月に行ったときは携帯電話で改札を通過するお江戸人に圧倒されたので新しいガラケーに替えました。通話も5分以内ならカケホーダイと言うプラン。

 地下鉄対策は携帯屋のおねえさんがスイカがどうのこうのチャージが云々と言ってたので、今年はスイカの苗を植えました。そろそろ花が咲くころです。最近珍しくなった黄色い小玉のスイカも作ってみました。問題は収穫の頃になるとサルがかっぱらって行くのでその対策を講じなければなりませんが、今のところスイカは元気に育っています。バッテリーもチャージしました。

 準備万端!クールでアーバンな都会人に変身して自動改札に挑みましたがピクリとも反応しません。メロンも作った方が良かったんだべか?

 券売機には修学旅行の中学生がたむろしていました。関西方面の言葉だったので尋ねてみたら奈良県から来たのだそうです。修学旅行と言うと京都・奈良というイメージですが、向うじゃ日常か。

 田舎者でもできる携帯で自動改札を通過する方法を考え付きました。まず、左手に携帯電話を持ち、右手に切符。そして切符の投入口真正面におもむろに立ち、背後から見えないように切符を投入する。この時センサーに携帯電話をあてると誤作動するのでまだ左手に持ったままで、改札を歩きながらさりげなく右手に携帯を持ち替えて、先に飛び出している切符を携帯で覆うように引き抜く。

 切符は携帯電話の影にしたまま、何気なく振り返って、おもむろに携帯ごと切符を胸ポケットにしまう。はたから見ている人には携帯電話で自動改札を通過したように見え感動と尊敬のまなざしを向けられる。これであなたも都会人です。

 実は、昨日買ったばかりの左右そでの長さが違う300円のTシャツ着て行ったので、ポケットがないからTシャツの上にカメラマンベストを着て行って正解でした。

 ミュシャ展、大エルミタージュ展と美術三昧の一日を送るので、喫茶店のルノアールに立ち寄ってモーニングセットで朝食をとりました。お飲み物プラス120円のハムチーズフォカッチャサンドという聞きなれないセットにしてみました。ルノアールと言えば妙に甘いココアですが、さすがに朝からは胃に重いので普通のブレンドにしました。

 多分、ルノアールに入るのは平成の御代になって初めてだと思いますが、コーヒーが610円になっていました。こちらの喫茶店では350円が相場です。

 昭和の時代ならルノアールのモーニングセットの時間帯になると地元の爺さん婆さんがたむろしていたものですが、年金生活者にとって1000円弱のモーニングセットはきつかろう。都会人営むのも大変ですね。

 何気に店内を観察して客やウエイトレスの人生などを想像してみました。正面で新聞読みながらプラス60円のトーストセット食べている年配の男性。多分このご近所にお住まいなんでしょう。サンダル履きでした。

 私の後ろでスマホ見ながらメモ取っている30代男性。大きなバッグは商品見本の営業マンだと思う。衣料品かな?こんな時間帯ならまだ店も開いていないので飛び込みもかけられない。でも、会社からは直行直帰扱いになっているので、売り上げを出さねばならない。営業回りの道順作成しながらちゃっかり転職の機会もうかがっているような気配。

 せわしなく店内を動き回っているウエイレスのお姉さん。言葉に福島方面のイントネーション。専門学校にでも勉強に来て挫折して、都心から離れた町の家賃5-6万のワンルームに住んでいて、ここの時給では賄いきれないだろうから夜は居酒屋でバイトしているフリーのアルバイターと見た!

 店長。彼女いない歴三十年。就職難の時代にアルバイトで入ったまま運よく正社員に雇用された生真面目タイプでバイトのお姉さんにバカにされ、本社からは売上向上のノルマを押し付けられ、夜レンタルのエッチなビデオを見ることだけが人生の末期青年。

 余計なお世話ですが、こうして勝手に観察してみると結構楽しい。

 さて、11時開演なので乃木坂の国立新美術館に行って見るとすでに長蛇の列で50分待ちの看板が掲げられていました。

 雨が上がっていたのは幸いで、気温もそれほど高くない。そういえばプラハでスラブ叙事詩を見た時も雨の日だったなぁ。なんてことを思い出しながら列に並び建物の中に入ると思い切り蒸し暑い。50分どころか1時間も待たされてしまいました。

 ミュシャ展と言うこともあるのでしょうが7割ほど女性の観衆ばかりでした。広島の福山から来たという元学校教員のおばさんたちと話をしながら列に並んでいました。この人たちはスラブ叙事詩よりもアールヌーボの美人画を見るためにきたそうです。

 人の波に押されるように会場に入ってしまったので、説明のインカムを貸す場所を通り越してしまいました。スラブ叙事詩の絵の中にはスラブ人の神話や歴史などがちりばめられているので説明があるとないとでは随分見え方が違ってきます。日本語で説明を聴きながら眺められる機会などないので重要なポイントを逃してしまいました。

 二カ所ほどストロボを使わなければ撮影できる場所がありました。

 プラハで見た時より会場が明るいというのか光が違うのでしょうが、陰影が薄くのっぺらした感じに見えてしまいました。プラハの空気に色があるとすれば紫がかった青が私の印象で、ミュシャの絵画はその青が素晴らしい隠し味になっている気がしていたのですが、空気感が違う。

 なにより人が多いので、遠目に見れば絵の下部が人の波に隠れてしまう。間近で筆遣いなどを見られるのはありがたかったのですが、あと2m人の列を下げられなかったものだろうか?

 絵画の横にある説明を読みに行くと絵を全体で見られない。全体を見ようと列を離れれば人影が邪魔をする。ちょっと不満が残る絵画展になってしまいました。

 乃木坂でミュシャ展を見た後はそのまま歩いて六本木へ向かいました。 

 セレブとセフレのバブルの塔。ヒルズ族と呼ばれるヤマヒルのような怪しい人たちがたむろす六本木ヒルズタワーの森美術館で開催中の大エルミタージュ美術館展に歩いて向かいました。

 これが見えれば田舎者は嬉しくなる東京タワー。

 さすが東京の人はやることがすごい。六本木のド真ん中で東京タワー眺めながらウンコする奴っているのだべか?北京ならわかるけど。

 夕方、浅草方面に行って見て、六本木ウンコの謎が解けました。

 スカイツリーの手前に黄金のウンコがありました。想像するに昨年ゴジラが上陸した際にオナラもろとも蒲田方面から飛んできたのでしょう。

 東京土着民が多く棲みつくスカイツリー地帯と、北夷南蛮渡来系民族で成り立つ東京タワー地帯。意地の張り合いがあるんでしょうね。

 それで東京タワーの見えるところでウンコする渡来人がいるのか!

 何故か納得。

 続きは後程。

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少々難アリ300円

2017年05月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 久しぶりに雨が降って涼しく過ごせました。

 奇妙な車を見かけました。どうやら韓国のヒュンダイの乗用車らしいのですが、よほど物好きか命知らずの人が乗っているようです。

 今はどうか知りませんが、ヒュンダイの自動車には三菱のエンジンが使われていて、ギャランなどに使われていた4G63型のエンジンなどが使われていました。デーウの乗用車にはスズキの軽に使っている3気筒のF6Aが800ccにボアアップされて使われていましたし、FRのクルマにはマツダのボンゴなどに使われているF8エンジンが用いられているようでした。キーアにはいすゞのディーゼルが使われていたこともありました。

 90年代、ロシアにコリアンカーが進出してきましたが、シャシーがダメで、古いソビエト製の自動車の方が丈夫と馬鹿にされていました。

 ソビエトの大衆車にラーダと言う車がありますが、1960年代のフィアット124のノックダウン製品で、モデルチェンジもせずに1980年代後半まで作っていたようです。90年代後半には右ハンドルの日本の中古車が蔓延して、ラーダやモスコビッチに乗っているのは年配者ばかりと言われるようになりましたが、道路の舗装状態の良くないロシアでは近代的な腹の下が低い自動車が走れないような道路が多々あります。

 日本車でも腹の下が低いクルマは敬遠されました。ホンダのクルマなどがその類です。ガソリンも品質が安定していないので多少状態の良くないガソリンでも安定しているトヨタが好まれたのもこのためだと言われています。

 ソビエト崩壊直後のロシアになだれ込むように韓国自動車が入り込んできましたが90年代後半にはほとんど見かけなくなり、大型のバスやトラックを見かける程度でした。

 一頃日本にも韓国車が入ってきたことがありましたが、今は話も聞きません。昨年あたりは7台輸入があったらしいのですが、今やレアな商品なんですね。

 今日はホームセンターで座布団を二つ買ってきたのですが、ホームセンターの表示には「材料は中国製ですが日本で縫製製造しています。」とカードが掲げられていました。このところ「日本製」をあえて表示する店舗が増えました。

 今日はついでに「少々難アリ」で300円のTシャツがあったので買ってきました。

 バングラデシュ製です。もはや衣料品で中国製を見かけることも少なくなりました。

 家に戻って試着してみると、なるほど右と左の袖の長さが微妙に違う。でも、300円だからいっかぁ!と納得です。

 意味のわからないプリント。300円だからいっかぁ!こんなもんですよ。

 多分、生地も向こうの物で、わりと厚手の綿製品ですが肌触りが昭和の時代の肌着のようで、立体縫製ではないので妙にぺしゃんこ。グリズリーのプリントがなければ昭和40年代の下着のようです。なんだか妙に懐かしいので、サイズがあればもう一着買ってこよう。

 これも、バングラデシュだから許せるのかもしれません。

 NIESとかNICSなんてシンガポール、台湾、香港、韓国がもてはやされたのは1980年代後半。

 日本の製造業が安い労働力を求めて随分韓国に入り込んだ時期ですが、約束事を守る概念がないので技術も投資も持っていかれたまま散々な目にあいました。90年代になるとブラジルインドロシア中国南アフリカのBRICSの時代がやってきますが、韓国で散々な目にあった企業が懲りずに中国に工場を立ち上げ、後にもっとひどい条件を撤退もできないざまになっています。

 おまけに製品レベルは低下するばかりで信用もなくなる。

 波に乗らずに国内でコツコツ作っていた企業がようやく日の目を見る時代になった気もします。

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枇杷を食べながら

2017年05月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 お茶タイムにいただき物の枇杷を食べていたら、大工の棟梁が「ビワには筑前琵琶と薩摩琵琶って種類があるんだってな。」

 大統領、それは楽器の琵琶で、果物の枇杷は字も違いますぜ。「琵琶ってのは枇杷の木で作られてるんじゃねぇのか?ありゃぁ硬い木で丈夫だぞ。」

 琵琶も枇杷も中国の西、ペルシアあたりから来たものらしいですぜ。枇杷の木も常緑で南方系の植物なので、寒冷なこちらでは育たない。つまりパッションでトロピカルなスイーツだったのさ。

 大工の棟梁は「ハウスで作れば実がなるかもしれない。」と種を持っていきましたが、桃栗三年柿八年の説によると実がなるまで十八年かかるのは柚子説と枇杷説があるので、存命中に食べられる可能性は極めて少ないのではなかろうか?と考えると、我々の余生の短さを実感できました。

 お茶飲みながら、高須クリニックの院長が蓮舫と大西と言う議員を名誉棄損で提訴した話になりました。

 裁判に勝った負けたばかりに目が行きそうですが、金なんぞ有り余っている人だから多分本音は別の所にある。

 裁判になれば相手側の戸籍を第三者請求で開示することができるので、狙いは蓮舫の戸籍の開示なんだろうな。院長は最高裁まで争うぞ!と息巻いているので、この先が楽しみですが、いじめっ子撃退法として面白いやり方を披露したと思います。

 この2-3日真夏並みの暑さだったので桑の葉もしっかり育ち蚕の餌もめどがつきました。

 第一弾の蚕は繭を作り始めました。

 でもこの暑さですから出来上がった繭を早く処理しないと蛾が生まれてまた蚕の数が増えてしまう。

 先週末は5mmほどだった蚕も15mmほどに育ちました。

 この調子で育てば梅雨入り頃には4倍の量になりそうなので、また桑が足りそうもない状況になりそうです。

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暑さでさらにぐったりしています

2017年05月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 春の出遅れを取り戻すべくお天道様が気合を入れて働いているおかげで、こちらも30度近い気温になりました。お天道様もボーナス査定が絡んでいるから必死なんでしょうが、振り回されるこちらの都合も考えてもらいたい。

 夜明けとともに仕事を始めて、暑くて作業効率が落ちる午後には早めに切り上げる。これが理想の夏の過ごし方なんだろうか?

 近所のスーパーでトマトジュースを買ってきたつもりが、ワンダモーニングショットでした。暗くなりはじめた時間帯に台所で缶の口を開けてマグカップに入れて塩と胡椒をパラパラとまぶし、口に入れて「あれ?」と違和感に気が付きました。一瞬、自分の体調に何か変化が?と思いつつも、台所の電気をつけて明かりの下でよく見ると、缶の色はトマトジュース色だけど、中身はコーヒーでした。

 「朝専用缶コーヒー」なるほど、夕方に買ったのが間違いだった。

 私の同級生に獣医師は3人いますが、一人は保健所職員、二人は食品メーカーに勤務して、いわゆる獣医師として活動している者はいない。

 ちょうど、獣医学部の制度が変わる年で、私たちの年代で獣医学部現役合格者は4年間の勉強で獣医試験を受けることができましたが、私たちの一年後の世代からは大学院に2年間行かなければ試験を受けられない制度に代わる年でした。

 畜産が盛んな地域なので、昔から共済の獣医師はたくさんいました。90年代初頭の頃はこの近隣の市町村で犬猫病院は1件しかありませんでしたが、現在は十数件あるみたいです。逆に牛などを扱う大型動物を扱う獣医師は激減して、共済獣医はかなり幅広い地域を担当するようになりました。

 近年は獣医学部に女性の数が増えたこともあって、今まで男性しかなれなかった共済獣医に女性が入るようになりましたが、やはり体力的に大型動物を扱うのはきついみたいです。畜産家にとっては獣医師不足は深刻な問題です。日本の獣医師は家畜のためにあるが基本なんですけどね。

 四国に獣医学部誕生か?の加計学園問題。取り上げた讃岐うどん県出身の玉木と言う議員が獣医一家の息子で獣医師会から100万円の献金を受けていることがブーメランとなって突き刺さっているようです。獣医師が増えると客の取り合いで収益が減るから獣医師会も必死なんでしょう。

 でも、やることがセコイですね。その前に、国際競争力を持つ分野に育てないと、遅れすぎている気がします。

 53年ぶりに獣医学部誕生か?と騒がれている今治市と言えばばりぃさん。みかんを食べて健康管理しているみきゃんと違い、ばりぃさんは夏でもラクダの腹巻をしているので腹下しをしやすい体質なんでしょうね。この暑さ。熱射病直でみきゃんやばりぃさんが倒れた時、やっぱ獣医師がいなければ惨事が起きますね。ネコと出雲大社のハイブリットのしまねっこなど獣医師と建築士が治療に当たらねばなりません。獣医師が活躍する場は増えていると思うんだけど。

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日曜ですからね

2017年05月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 真夏のような暑さでした。館林では35度を超えたとか。

 仕事にならないような暑さでしたが、寒冷なこちらでは28度にも達していないはずです。東京都庁が冷房を言える前に私たちならすでにオーバーヒートしている。

 日曜なので金ちゃんが何かやらかすかな?と、朝のうちはラジオをつけて耳を傾けていました。先週、村人の鉄ちゃんがパチンコで8千円すって、クルマに戻ったらダッシュボードに100円玉が一個あったのでまた勝負に行ってすっからかんになり、合計8100円が北の資金になったので、金ちゃんは懐が温かいはずです。

 今日は何もなさそうだなと午後も畑仕事していたら、夕方「またぶっ放したっつぅぜぇー」と、家で昼飯を食べながらテレビを見てきたおじさんから報告がありました。Jアラートも鳴らなかったのでこの近所には飛んでこないだろうと空を眺めていたら、自衛隊の航空機が横切って行きました。

 TOC条約と言う国際条約があります。今何かと旬な「共謀罪」とか「テロ等準備罪」の大元の法律なんですが、国連加盟国187か国が加盟している「国際犯罪防止条約」です。加盟していないのは、日本、パラオ、ソロモン諸島、ツバル、フィジー、パプアニューギニア、ソマリア、コンゴ、南スーダン、イラン、ブータン。法案が通ったら小西議員の亡命するのはこれらの国かな?南スーダンがおすすめです。

 対象となる行為は、重大な犯罪行為に対する合意、犯罪収益金の資金洗浄、腐敗行為、司法妨害。

 鉄ちゃんがパチンコですった8100円が金ちゃんミサイルの資金になっているとしたら、やはり処罰の対象になるのだろうか?セイちゃんなんか今年に入って10万円以上パチンコにつぎ込んでいるぞ。花火大会なら打ち上げ前に提供者の名前を呼びあげてもらえるほどの金額です。そういえば先週、珍しくパチンコで勝利したセイちゃんに景品のせんべいを御馳走になった私も加担していることになりかねない。ブータンにしようかな?

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損択が人生さ

2017年05月20日 | 日記・エッセイ・コラム

 何かと話題の「忖度(そんたく)」とは、他人の気持ちをおしはかることで、主に相手の「意見」を察する場合に使うようです。「斟酌(しんしゃく)」と言う言葉もありますが、こちらは「心情・感情」を察することを指すようです。どちらも決して悪い意味で用いる言葉ではないと思います。

 民主党政権ができた時、国へのすべての陳情は小沢幹事長を通さないとできないことにして、小沢詣でをさせたことがありますが、この人たちの「忖度」は権力の象徴だったんでしょうね。見返りがないと拾い上げない意見なら「商取引」なんだけど。

 商売人の孫さんの御意向を「孫択」して菅直人が法規制とっぱらって導入した再生可能エネルギー発電の買い取り制度も破たんしそうですが、山の木を全伐して太陽光パネル設置したり、畑を一面パネルにしたり、後世に残る負の遺産を作りそうですね。

 自分の身の回りを見るだけでも、こんなことに一生懸命な人たちの顔触れを見るとその場の金第一主義人生の人たちや、威張りたがる人たちが群がっていて、およそ「忖度」とは真逆の種族が「再生可能」とか「持続的」と言う言葉を錦の御旗に、これまた本来真逆の立ち位置にいる「日本死ね」の人たちと結託して猛威をふるっている。両者をつなぐのは「銭」だけなんだけど。つまりはそこなんだね。

 おっちゃんどこだい。〇〇だい。仕事は何だい。炭焼だい。おかずは何だい。生みそだい。

 私が子供の頃は田畑も作れない山奥の林業の人たちが生みそなめながら握り飯食って働いていると笑いものにする歌がありましたが、学校でも「そんなに勉強が嫌いなら一生山で炭焼いて暮らすか?」と先生に言われたものです。

 今、炭焼の技術などお宝ですよ。生半可に学校の勉強ができた奴ほど使い物にならない。

 ハイテクなんて何万人かにひとり優れた人材が出てくればなんとでもなるけれど、ローテクの微妙な匙加減は個人の経験の中で体得していくしかない。コピー大国の隣国との違いはそこなんだけど。

 やっぱ、頭で考えてできることなんて大したことじゃないんだね。

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コント国会劇場?

2017年05月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 「賛成の方はご起立をお願いします」共謀罪満場一致で委員会可決!共産党も民進党もみな席を立っていました。

 なんだ、それなら余計な妨害しないでしっかり論戦すればよかったのに。お笑いコントのような国会中継でした。 

 争点がない会議のために国がつぎ込んだ費用はどのくらいなんだろう?お笑い国会で視聴率を稼げたテレビ局が負担すればよいのでは?無駄じゃ無駄じゃとジャコウネズミさんの心境です。

 無駄じゃ無駄じゃの会議は国ばかりではありません。私の住む地区も近くのゴルフ場にメガソーラーが建設され、地すべりの危険があるのでもめています。ソーラーの会社との交渉が行われているのですが、「何が何でも反対」の感情論をぶつけて暴れまくるおじさんがいるために段々話が本筋からそれて、結果的に何の保証もないような状態になりつつあります。

 2年前にこの計画が持ち上がった段階で私が異を唱えていたのですが、全然別の動きで反原発の人たちが「シェーナウの想い」なんて映画をあちこちで上映して再生可能エネルギーを宣伝しており、なんだか私が悪者にされていましたが、自分の家の上の山に土砂崩れの元凶が来たとなったら急に手のひらを返して猛反対。

 議論にならない感情を業者に一方的にぶつけるような会議になったので、ばかばかしくてやってらんねぇやと、私は会議の途中で帰ってきましたが、騒げば騒ぐほど「鳥も鳴かねば撃たれまい」の状態で、向うの立場が良くなるだけ。やっぱ、左巻きのやることって駄目なんですね。

 自崩れが起きる前にこんな村出て行くぞ!

 腹のそこで思いながら、地域活性のために繭の付加価値を考えねばならない。

 繭を用いたクラフトをあれやこれやと案を出す集まり。こういうことって女性の目線と発想はすごいです。

 手先が不器用なことをしみじみ負い目に感じます。山から桑を背負ってくるのが一番性に合っている。

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ハッカのハッカー

2017年05月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 世界同時テロのような勢いでサイバー攻撃が各地で相次いでいますが、ロシア経由金ちゃんハッカーたちの仕業ではなかろうか?

 パソコン内のデータを人質ン身代金を取り立てているみたいですが、被害者はロシア人が多いみたいです。と言うことはロシアのネットセキュリティーに精通している人間で、金ちゃん国でもロシアでコンピューターの勉強させているので何やら怪しい。

 ロシアのおっさんたちも、自分のパソコンに取り込んだエッチな画像や動画のデーターを使えなくさせられてしまったら、長い冬を越せなくなってしまうので必死です。ついつい身代金に応じちゃうんでしょうね。

 わが家ではハッカを作っています。写真はアップルミントです。他にはスペアミントにペッパーミント、パイナップルミントを作って時折紅茶を楽しんでいます。

 以前お風呂に入れてみたらミントにくっついていた虫がお湯の上に浮き上がってきてえらいことになりました。ウィルスみたいなもんですね。

 虫と言えば、お蚕様。

 こちらはまだ桑の葉が芽の段階で全然育っていないので、下界に桑をもらいに行かねばなりません。日に日に蚕が食べる量が多くなるので予定より早く桑が底をつきそうです。

 この2-3日気温が低かったので、もう一回くらい前橋など温かい土地に桑を探しに行かねばなりません。向うではもうドドメ(桑の実)がなっています。

 大番狂わせの原因は気候ばかりではありません。

 自分たちで交配したカイコの卵が一斉に孵化してしまったため、予想をはるかに超える量の蚕の幼虫が生まれるというよりも湧いてしまいました。しかもやたら元気に5mm程度まで育ってきたので、この調子で育って行くと桑が足りないどころか、蚕を買う場所も足りなくなりそうです。

 事務所の机やパソコンを外に運び出して部屋を開けるか?と意見が飛び出すほどで、もう少し暖かければ外にテントを張って蚕を飼うことができますが、今の気候ではまだ寒すぎる。養蚕の勢いが強かった昭和30年代に戻ったような感覚です。

 この調子で行くと現在の4倍ほどの面積が必要になるので、東京のマンションを参考に明日は単管を汲んで蚕の高層住宅用の棚を作る予定です。

 こんな苦労をしても身の回りに絹製品などない生産者の生活です。

 高須クリニックの委員長が民進党の大西とか言う議員と蓮舫を名誉棄損で提訴したようですね。理由は国会で高須クリニックのコマーシャルを侮辱したからだそうです。民進党もどうせ暇なんだから裁判で遊んでもらえるといいですね。

 ビッグコミックスペリオールの巻末に連載せれている「ダーリンは71歳」によると高須委員長はかなりの曲者のようです。ちなみにマンが書いているのは奥さんですが。

 19日には共謀罪も衆議院法務委員会を通過しそうなので、今度は小西参議院議員の亡命先を探さなければなりません。この法律が通ったら亡命しなければならないと言っていたのですから、自分が危ないという心当たりがあるんでしょうね。

 日本国民が温かく見送って亡命させることでしょうが、行先として今が旬の金ちゃん国への亡命などいかがでしょうか。きっと歓迎していただけると思います。千葉県では参議院地方区の補選が始まりますね。準備しておいてください。

 小西議員は向うでもクイズ王としてガンバッテクダサイネ。

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相当閣下

2017年05月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 共謀罪を巡って野党四党が金田法務大臣の不信任案を提出したそうです。この場合の野党四党とは民心、共産、社民、自由党のようで、最近存在感も含め「野党」がどの党なのかわからなくなってきました。

 国会前では身に覚えがある人たちが太鼓をたたいてたむろしているようで、よほどこの法案が成立したら困るんでしょうね。

 金田法務大臣も「テング」になりたがる人らしく地元では決して評判が良くない。比例区から出ている衆議院みたいですね。どうせ評判が悪いのだからこの最悪役に徹して野党が騒ぐたびに死刑の書類にハンコをつけば拘置所もすっきりするでしょう。民主党政権時代の千葉景子が法務大臣だって「死刑廃止」を訴えながらも、2名の死刑を執行ししかも立ち合っちゃったというのですから正気ではない。

 連合赤軍の死刑確定囚だってまだ生き残っているのだから、この際、国会が空転するたびに「これも重要な仕事です」と処分しちまえばいい。

 法律はあっても適用された事例が一度もない法律に外患罪があります。あのゾルゲ事件でさえ適用されなかった法律です。外患罪は「陰謀」の段階で適用範囲になり、有罪は死刑の厳しい法律です。

 一応、こういう法律もあるんだよ!と世に披露する意味で、鳩ぽっぽやなんたら直人あたりを追求してみてはいかがだろうか?この連中なら有罪になっても「さもありなん」と国民も納得するでしょう。福建省の名誉市民にもなっている翁長さんなんか、ずばり外患罪に適用できるのでは?

 法律は「抑止」につながるというのも民度の成熟を考えると情けないけれど、民度の低い国から随分入り込んでいるみたいですからね。

 法を作っても機能させない「忖度(そんたく)」は取り締まる側の裁量ですが、大小中華のように法があっても機能しない国と言うのも考え物です。

 ドイツじゃないけれど、ゆるいこと並べて「いい人」になったような気でいると、危ないやからがはびこってネオナチズムが盛り返すことになるぞ。

 総統閣下も相当カッカとしておられる。

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