のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

リフレッシュ

2020年03月04日 | 日記・エッセイ・コラム

 朝から霧雨が降っていたので、6時半の段階で「今日は休もう」と言うことになり、実に久々一日休むことになりました。

 とりあえず二度寝しようかな?と、横になっても眠れないので、火坂雅志の「天地人」を読みました。

 昨日は毘沙門様のお祭りが中止で越後に行くことはなかったのですが、なんか今一つ釈然としないので、上杉景勝や直江兼続にゆかりの雲洞庵に行こうかな?と急遽お出かけすることにしました。

 で、峠を越えて越後に入ると、異様なまでに雪が少ない。苗場スキー場など5月ごろの様相。

 その前に、お昼はどうしよう?と考えるまでもなくラーメンなんですが、どこのラーメンがいいか?背油たっぷりの新潟ラーメンもいいけど、今日の気分は基本に忠実にあっさり系がいい。それなら松之山の手打ちラーメンだ!

 石打から峠を越えて松之山温泉に直行。

 12時ちょっと前に到着したので、ラーメンと餃子でお昼。

 80代のおじいさんが作ってくれるラーメンですが、いつ食べてもここのラーメンは安心できる。

 ラーメン食べただけで帰るのでは芸がないから、隣の温泉センターでニューヨーク気分になることにしました。

 草津、有馬温泉と並ぶ日本三大薬湯と言われていますが、この二つと比べると極めて小さくマニアック。90度の源泉が湧き出ているので、お湯の量をちょぼちょぼにして湯船の温度を調整しているみたいです。

 私の肌感覚で、内湯は42度くらい、露店風呂は43度くらいありました。毎日44-45度の温泉に浸かっているので、世間一般の熱い風呂が普通に感じる。

 50万年前の海水が温泉の元らしいのですが、塩分が強いので擦り傷に染みる。

 地元のおじさんたちしか入浴していませんでしたが、いろいろ話すことができました。長年炭焼きを生業としてきたオヤジさんからいろいろ技を教えてもらいました。

 この辺りでは見かけない顔だからスキー客と間違えられるかな?と思っていたら地元民に思われていた。まぁ、確かに炭焼きについて語れる都会のスキー客はいないか。

 この界隈、家の屋根より高く雪が積もる土地ですが、今年は積もっていれば珍しいくらい。農家が夏の田んぼの水を心配するのもわかります。

 この雪不足の影響で、50万年後にお湯の出が少ない年が来るのだろうか?私は生きていないけど、デーモン閣下たちなら生きているだろう。

 地元のおじさんたちと話をしながら1時間以上長湯したもんですから妙に疲れた。

 温泉センターの入り口の両側がラーメン屋。いつも手打ちラーメンばかり言っていたので、もう一軒のアゴ出汁スープのラーメン屋さんに入りました。

 ラーメンのはしごね。

 魚介系のラーメンもいいですねぇ。特に最初の一口のスープがたまらん。

 これからは入浴前後のラーメンで攻めてみよう。

 長湯疲れで、途中で車の中で一眠りして帰ってきました。

 いつもより疲れた感じがするけれど、気分は妙にすっきりリフレッシュ。ラーメンはしごしたもんだから夕食も食べたくない。

 さっさと寝て早起きしよう。

コメント
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