のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

帰ってきたアレックス君

2008年09月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 8月半ばにイランに里帰りしたアレックス君に会いました。日本に帰ってきたことは知っていましたが、なかなかお互いに都合の良い時間がとれないでいました。

 アレックス君が帰国する時、彼らの結婚パーティーの写真をアルバムにして製本し、「ご両親への土産」と手渡しました。これがとても喜ばれたそうで、彼が異国においてもみんなに親しまれて、大切にされていることが良くわかったとご両親も安心されたそうです。

080930  アレックス君が土産に持ってきたのはピスタチオとイランのお菓子。ピスタチオはイスファハンの産物だそうで、私がイスファハンの歴史に興味を持っていることを知っていたので、何かイスファハンにちなんだものをと持ってきてくれました。

 イスラエルはアラブのみならずイランとも中が悪いので、帰国中にイスラエルと戦争が始まるのではないか?と冗談を言っていましたが、戦争もなく無事に帰ってきてくれました。

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苦労?

2008年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 夜、東京12chのカンブリアナンタラと言う番組にヤマダ電機の会長が出ていました。ヤマダ電機は群馬発祥の企業ですが、会長の山田昇氏は宮崎の出身だったと記憶しています。

 ビクターから脱サラして、小さな町の家電販売店を開業し、30年ほどで年商1兆を超える企業を作り上げた人が、もし戻れるのなら電器店を開業した頃に戻りたいか?と聞かれ、「あの頃が一番幸せだった」と懐かしそうに語っていました。裕福ではなかったけれど、近所の人たちにバーベキューに呼ばれたり、奥さんが子供を背負って配達に行く姿など楽しそうに語っていました。大企業に育て上げ、大成した今が幸せなのかと言えば、必ずしもそうでは無いのかもしれません。

 フランス小説の短編にギ・ド・モーパッサンの「首飾り」と言う小説があります。「庶民の家に生まれた美女は不運で、美女は金持ちの家に生まれなければならない」と世間では受け止められているとモーパッサンは冒頭から皮肉を始めます。

 マルチドは安月給とりの家に生まれた美女でしたが、低い身分であったために下級役人ロワゼルと結婚することになります。気位の高い美貌を鼻にかけた性格のマルチドにはそれが不満でなりません。自ら着飾りたくてもそれを満たす収入がないのでマルチドの生活は質素そのものでした。それでも内心は欲望でめらめらしています。毎日大富豪になったらと空想ばかりしています。

 夫のロワゼルはそんなマルチドとの生活をとても満足して気に入っており惜しみなく愛情を注いでいます。華やかな場に出て注目を浴びたい妻のために、苦労して舞踏会の招待状を手に入れますが、舞踏会にきて行くドレスがありません。シンデレラなら魔法使いのおばあさんがドレスとかぼちゃの馬車とガラスの靴をレンタル期間限定で出してくれるのですが、ロワベルは安月給の役人です。

 猟銃を買うためにためておいた400フランのお金をはたいて、マルチドのためにドレスを買います。それとて決して舞踏会でひけらかせるほど上等なものではありませんが、彼の親族の中でももっとも高級なドレスでした。

 マルチドには舞踏会につけていくアクセサリーもありません。幸運なことに彼女にはフォレスチエ夫人という富豪の友人がいました。マルチドは彼女からダイヤをちりばめた首飾りを借りることに成功しました。

 着飾ったマルチドは舞踏会に行き、その美貌とエレガントさと愛らしさで舞踏会に出席していた男性諸子はもちろん大臣の注目まで浴びました。マルチドにとってまさに夢の中の出来事のようで、彼女はこのひと時に酔いしれました。夫のロワゼルもそんな可憐な妻を持ったことに満足していました。

 家に帰りドレスを脱いで、マルチドはとんでもないことに気がつきます。先ほどまであったはずのダイヤの首飾りがなくなっています。

 マルチドとロワゼルは弁償のために同じ首飾りを探し回りますがなかなか見つかりません。ようやく紛失したものと同じ首飾りを見つけたのですが、その値段たるや3万6千フラン。

 夫のロワゼルは親から譲り受けた遺産全てとあちこちから金を借りまくり、なくした首飾りと同じ物を買い、フォレスチエ夫人に無事返すことができました。この日からマルチドとロワゼルの赤貧洗う借金返済の日々が始まります。

 夫婦は屋根裏部屋に住み爪に火を灯すつましい暮らしをし、身を粉にして働き続けること10年。美女マルチドは自分の容姿のことや身なりのことなどまったく気にしないたくましい女性になっていました。10年がかりで借金を返し終わり、街の中で偶然にフォレスチエ夫人に会います。

 マルチドは実は借りた首飾りをなくしてしまいよく似たものを買って返したこと、そのために多額の借金を背負い、ようやく返し終えたことを誇らしく告げます。言われたフォレスチエ夫人にも隠していた秘密がありました。マルチドに貸した首飾りは実はイミテーションで500フラン程度のものだったのです。それを聞いたマルチドですが、自分の成し遂げた人生とその誇りを思うともはやそんなことはたいしたことではありませんでした。

 イミテーションの首飾りをなくしたがために全ての財産を失い、10年も質素極まりない借金生活をして本物のダイヤの首飾りを買って返したマルチドの人生は何だったのだろう?という疑問以前に、この艱難で精神的に著しく成長したマルチドもまた印象的です。

 住宅ローンと子供の学費に小遣いを奪われ、「苦労」の最中にいるた私の友人は、「借金は借りた時が快感ではない返すことが快感なんだ!」と熱く語っています。

 幸せな苦労と不幸な苦労があるのだろうか?あるいは苦労を振り返って「幸せ」と言える人柄と、苦労は苦労でしかないと忌み嫌う性格なのか?人それぞれでしょうが、艱難汝を珠にする。どう向かい合うかなんでしょうね。

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マンガ

2008年09月27日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日引き続きサブカルチャーの話です。なんたって、麻生総理大臣といえばマンガ大好きで有名ですから。

 私が子供の頃は「マンガを読むとバカになる」と言われていたものでしたが、今にして思うとマンガ本には漢字に振り仮名が降ってあるので、これで漢字を憶えた部分も大きいと思います。

 文字より絵、絵より写真、写真より動画のほうが情報量が多いもので、こんな文面読んでいるより写真や動画を見たほうがよっぽどいろいろわかると思われている方、まさにそのとおりです。

 私もできれば毎日こんなネタ考えるより、ビデオ映像でも流してお茶を濁したほうが楽です。

 テレビと読書の違い。読書は自分で意識していないと頭に入りませんがテレビはなんとなく見ているだけで何かしら頭に入るものです。つまりこれは、学校に通うか独学で勉強するかにも似ていて、学校はなんとなく授業に出ていれば頭に入ったものですが、独学は自分の意識がなければ何も学べない。

 そう考えると、読書が一番偉いなら、独学は学校に勝るということで、学校の授業もテレビやマンガと同じサブカルチャーなんだろうか?

 独創性、想像力に乏しい日本人と言われますが、マンガやアニメの独創性を見ると世界でぬきんでています。ある意味、こうしたものが世間的には裏街道の文化なので、その鬱積したエネルギーが生み出しているようにも思えます。

 人民に良くない体制や権力、苦しい生活などのギャップが賑やかな祭りや、優れた小説を生み出すように、満たされているところに新しい文化など生まれないものです。

 そういう意味では、いわゆる恵まれた日本の中で、まだまだマンガやアニメなどどこかで低く見られる影の部分を引きずっているので、優れた作品が生まれてくるのかもしれません。

 学生時代、「アニメ研究会」「マンガ研究会」「SF同好会」なんて暗いやつらが集まっていました。およそこうしたグループとは縁の無い健康そのもの肉体派でしたが、こちらの分野に友人が多く、話してみると一人一人強烈な個性を持っていて、一転集中型というのか、「この分野は絶対の自信がある」と言った強さと弱さのギャップが面白かったです。

080926a  マンガにはあまり興味ありませんでしたし、ジャンプやマガジンなどの少年漫画が私にとってのマンガで、GAROなんてマンガ雑誌を友人に紹介されたときには、正直「よくわからない」と思ったものでした。

 マンガの最高峰は手塚治虫や赤塚不二夫だと思っていましたし、マンガ好きの友人につげ義春全集を見せてもらったときには「なんだこのおどろおどしい世界は?不健康な泉鏡花か?」なんて思いながら読んだものです。

 が、すっかりはまってしまい、よくわからないけど面白かった!

080926  後に、そのマンガ好きの友人に「君が住んでいる近くに湯宿温泉と言う街はあるか?」と聞かれ、”近くも何も、今そこ任住んでいる”と言うと、「そこに大滝や旅館と言うのはあるか?」と聞かれ、”あるも何も次男坊は一緒に地区の役をやっている中だ”。

 つげ義春の代表作の「ゲンセン館主人」はその大滝屋で構想を練って、モチーフになっているのだとか。

 大滝屋の次男坊に聞くと「そうみたいですね。つげさんも時々来ますよ。」

 意外なところにマンガとの接点がありました。

 ゲンセン館主人は佐野史郎主演で映画にもなっています。

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アニメ

2008年09月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 「狂句 木枯の身は竹斎に似たるかな」俳人松尾芭蕉の句です。
 竹斎とは、「竹斎物語」の主人公の京都の薮医者で、食い詰めて京都を離れて江戸に向かう途中、奇行を繰り返しながら当時の世相を皮肉った物語。「薮医者」につきものの愚かしいイメージはこの物語から世に広まったといわれています。

 「この詩の意味は何でか?」いきなり海外から質問が来ると驚きます。日本語教室でこんなことを教えているの?と問うと、「ノルシュテインのアニメに出てくる日本語」だそうです。

 たぶん、森の中で飛び回っている変なおじさんが竹斎で、裁縫をしている老師が芭蕉なんでしょうね。体をボリボリかくしぐさに「馬の尿する 枕もと」を感じさせます。

 アニメの終わりに再度「狂句 木枯の身は竹斎に似たるかな」が再度出て、その後に「たそやとばしる笠の山茶花」と野水の句。

 「奥の細道」の旅に出る5年前、松尾芭蕉が「野ざらし紀行」の旅で立ち寄った名古屋で「蕉風」という侘び寂びに重きを置く俳句のムーブメントが立ち上げ、そのときの6名の俳人の句を記す石碑が地下鉄栄駅の近くにあります。

 それにしてもこのアニメ、日本の「侘び寂び」とは微妙にニュアンスが違うかな?とは思うものの、鋭い!

 サブ・カルチャーと言う呼び方が的を得ているのかは疑問ですが、日本がアニメをシンプルにすることによって多様なニュアンスを織り込むのに対して、ノルシュテインはじめ、ロシアアニメは複雑に手間隙かけながら濃い仕上げを目指す。 切り込み鋭い短編小説や少ない言葉で表現する和歌・俳句の日本と、どっしりとした長編小説が特異のロシア。アニメにもその特徴が出ているように思えます。

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ボチボチ

2008年09月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 日本で一番墓地製作が遅れた都市が東京なんだそうで、都内に墓地をもてないから近郊の件に墓地を買う。行政とすれば墓地なんぞ固定資産税が入らないから、土地を転用するさいにやたら難癖つけて認めたがらないものです。

 21日に高崎に行ったら郊外に墓地が多いこと、そこで交通渋滞ができて、さらに東京方面のナンバーが多いことなど気になりました。

 のみならず、この霊園の周囲には花屋はもとより、法事に使える広間を備えた和風食堂などが立ち並んでおり、一つの産業エリアが出来上がっていました。

 墓地製作が遅れている東京と言われても、青山、谷中と東京には著名な墓地がたくさんありますし、あの大都市で墓地があちこちに点在していることのほうが目立つ思いもしますが、これらは古くからの主がいて、新規参入の新参者東京都民には縁の無い世界。世界的に見れば大都市の真ん中にこれほど墓地が共存している国も珍しいと思います。

 昔からの墓地は決して悪い場所に作られていないもので、日当たりもよく、風通しも良い場所が多いです。昨今、山の斜面を無理やり削って作ったような新興墓地など、大雨や地震で大丈夫か?と気になるものもあります。もっとも、住民は既に死んでいますから、死者が出るようなことも無いでしょうが・・・

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胴上げ

2008年09月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 日曜日に結婚式に呼ばれたウラジオストクの友人。みんなで新郎を胴上げしたものの、着地に失敗し、新郎は地面に叩きつけられるハプニングがあったそうです。幸い、下が絨毯だったこともあり、怪我もなく痛い思いをしただけですんだようです。

 実は、同様の事態を私も目の当たりにしたことがあります。同級生の結婚式でしたが、胴上げの最中、新郎の頭のほうが下を向き、そのまま皆の手の間をすり抜けるようにまっさかさまに落下。怪我こそしませんでしたが、ヒヤリとしたことがあります。

 当人曰く、「酔っ払っていたので、胴上げされた時のことはおぼえていないけれど、落ちた後からはおぼえている。」なんだかわかんないけれど、その後、二次回に行ったんだ。」とのんきなものです。
 その翌日に新婚旅行を控えていたので、怪我でもされたら大変なことになります。
 夫婦とも同級生だったので、6月の同窓会の時に再開したときのこの話題になり、嫁さんのほうが「成田離婚ならぬ成田未亡人になるところだった」と笑い転げていました。

 100kg超級の私の場合、誰も胴上げなどしてくれませんが、胴上げしてもらいとすれば理想のスタイルがあります。両手を真っ直ぐ伸ばして舞うプロ野球の王監督の胴上げ姿で、テレビの映像でこの姿を見るたびになんて美しいのだろうと眺めてしまいます。

 王監督もソフトバンクの監督を今季限りで引退するそうで、ご苦労様と言うよりも、もう一回中に舞う姿を見たいなと思っています。

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占い師

2008年09月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 名古屋の商社に勤務する友人。50人程度のスタッフの中で活躍していますが、最近、人事異動になって東京の支社に移ったそうです。

 「やってられないよ」とぼやくのは、東京勤務が嫌なのではなく、人事を決めているのが占い師ということ。

 何でも社長一家がその占い師に入れあげているとかで、今回の人事は全て占い師が決めて配置したのだとか。さらに、新規事業に取り組むか否かまで占い師が決めているのだとか。

 「どんな仕事にしても食っていくために努力しなければならないから、そこそこのことはできるだろうけど、今までの努力や実績はなんだったんだ?と問いたい!。」長年取引してきた相手は会社の名前よりも担当者の人柄などが大きく影響しているものです。そこに「占いで担当が変わりました。」なんて挨拶したらどうなるのだろう?

 先行きは不安以外ないけれど、そこは日本国民。上はバカでも下がしっかりしているから戦後の復興経済成長今日の国際的な地位を築いたのであります!

 実は私と取引のあった会社も姓名判断で人事を決めている会社があり、社長一家の暴走が過ぎたのか?自分の頭で物事を考えられるスタッフが次々といなくなり、いわゆる共産主義独裁体制化における民衆の愚民化状態になってきた会社があります。

 言われたことだけやっているような素直な人間ばかり残したのはいいけれど、何も考えていないので仕事の流れがギクシャクしたまま効率は下がるだけ、取引していた相手が次々と逃げ出す事態が起きています。

 どういう形で船が沈むのかケーススタディーとして観察しています。

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お祭りくらべ?

2008年09月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 この8月の湯宿温泉の祇園祭の映像です。全国的に見れば大きなお祭りではありませんが、住民総出演で作り上げる手作りのお祭りとしては誇れるのではないかと自負しています。

 元来お祭りのようなイベントが大嫌いで、そんな暇があったら働け!と冷ややかな性格でしたが、交通指導員で行きたくも無い地区のお祭りに引っ張り出されるようになってから、だんだん物の見え方が変わってきました。

 伝統文化の継承と言えば聞こえが良いけれど、そんな不順な目的で多くの人たちが動こうはずもない。やはり楽しいから人が出てくるわけです。何が楽しいのかなぁ?と眺めてみると、人が出てくるから楽しいので、人の輪の中にいるから楽しいのかもしれません。

 実際のところ、お祭りが出来上がるまでの手間隙ときたら、これはもう重労働以外の何ものでもなく、誰かが「こんなことはもう今年限りにしよう」と言ってくれるのを待っているのですが、誰が猫の首に鈴をつけるか云々ではなく、終わってしばらく経ってから「来年はどんなことをやろうか?」と思うようになるのですから、登山に似ています。

 先月までは暑い最中にあんな無茶をやってはならないと思っていましたが、日も短くなり涼しくなってくると、また来年もできるかな?と少し前向きに考えるようになってきました。

 県内では大規模なお祭りに入る沼田の祇園祭。このところ毎年外人さんを連れて見に行っています。

 大掛かりで見ていて華やかですが、それだけです。外国人にはこの華やかさがうけて評判がよく、私も自慢ででますが、中身の濃さでは湯宿の祇園が勝っているように思えてなりません。なぜなら、私も作りてとして参加しているから、手前味噌です。

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メラミン

2008年09月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 中国で強い毒性を持つメラミンが混入された粉ミルクが出回り被害にあった子供達が相次いでいます。

 確か1年前にも中国製のペットフードにメラミンが混入されていたとニュースが流れたことを思い出します。

 メラミンは樹脂など工業製品の強度を増すために使うことは聞いていますが、なぜ食料品に混入したのだろうか?ペットフード事件の時はたんぱく質の含有量が増えたように見せかけるために混入されたと言われています。メラミンは有機窒素化合物なので、窒素量で計るたんぱく質含有量をごまかすのには良かったのかもしれません。

 日本でも年も遡れば森永ヒ素ミルク中毒事件があり、死者はもとより、臓器障害、脳性まひなど後遺症が残る子供達が出てしまいました。

 そういえば、サリドマイド事件も私の世代でした。同い年の知人にはサリドマイドによる障害持つ者がいます。

 不完全な科学の発展途上のために、乳幼児が毒物劇物の被害にあうのは半世紀前の琴かと思っていたら、今の世の中にも起こりうるんですね。

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ベリーダンス

2008年09月20日 | 日記・エッセイ・コラム

 Youtubeへ動画をUPにトライしました。

 映像は今年の7月20日のアレックス君の結婚パーティーのときのベリーダンスの映像です。

 宴もたけなわになった頃ようやく司会が到着して「カンパーイ」になりました。これでようやくベリーダンサーの登場となりました、が、それまで会場の一角にパネルで仕切った衣装替えのスぺースから出入りする彼女らを、何物?と気にしていました。

 このときになって余興のベリーダンサーだったんだとわかりましたが、イラン、フィリピン人はもとより、ペルーやブラジルやもろもろの国々の人たちが集っていたので、「日本人だろうか?ブラジルのサンバチームだろうか?どちらにしても不思議な人たちだ!」と眺めていました。

 バックミュージックはアラブの音楽らしいのですが、同じイスラム圏だからいいのか・・・

 某会社社長のケリーさん。美しい奥様を伴ってきていましたが、ベリーダンスがはじめるとただのスケベオヤジに戻ってしまい、心ここにあらず、お札を持ってお近づきのチャンスを狙っていましたが、奥様に首根っこを抑えられていました。

 そんな間隙を縫って、スケベオヤジの夢を砕くかのごとく、フィリピン人のお姉さんが主催者からのおひねりを・・・一万円札でした。

 映像では良くわからないけれど、右側のムーランルージュのようなおねえさん、背中など見事な彫り物がされていました。ヒンドゥーのマハ・ビシュヌ神(日本では毘沙門様)ではなかろうか?と、学術的目線から私は眺めていましたが、スケベなペルシア人どもは???

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また温暖化?

2008年09月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 温暖化の影響なんでしょうか?
 ウラジオストクの友人が言うには沿海州のサケの遡上がおかしくなっているようです。

 以前、同じような問題について聞かされた話しでは、サケの不漁の原因は、日本がサケの稚魚を大量に放流するため、海で日本のサケが猛威をふるうから、ロシアのサケが少なくなったと言う説でした。
 
 一頃の日本では、「カムバック・サーモン」のスロ-ガンで、きれいな川が戻ったことをアピールするためにサケの稚魚を放流するブームがありましたが、度が過ぎてしまえばこれもまた環境破壊かもしれません。

 本来日本近海に生息しなかった魚やバクテリアなどが、だんだん北上しているそうですから、海流が温暖化の影響を受けているのでしょう。夜チラッと見たテレビでは、本来日本の海にいなかった猛毒を持つプランクトンが、伊豆あたりまで北上していると放送していました。

 温暖になると、寒いロシアが住みやすくなると思ったら大間違いで、シベリアの凍土の中に閉じ込められた二酸化炭素やメタンガスがさらに温暖化を推し進めるので、もはや弾薬庫のようなもの。ロシアは寒いままが地球のため。

 そういえば、先週キノコ採りに行ってきた友人が「私たちは十分採ることができましたが、皆、キノコが少ない秋だといっています。」とこれも温暖化による異常気象のなせる問題なんでしょうか?

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釣り

2008年09月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 性格的に私の場合は魚釣りはあわないようで、じっとしていることができずにうろうろと動き回ってしまうか、集中しすぎて眠ってしまうかのどちらかです。

 釣り好きが多いロシア人。セルゲイ君もアレクサンドル氏も釣りが大好きで、休みの日には先輩が経営する釣堀に連れて行ったものです。
 「あのロシア人は腕が立つぞ、気配が違う。」と先輩が誉めていましたが、つりの上手な人は周囲に溶け込んで気配を感じさせないのだそうです。そばを通ったとき「お、こんなところにいたのか。」と、その存在に気がつくようになると達人なんだとか。
 ある種、座禅に近い世界にも思えますが、私の場合およそ「無」の境地とは程遠い焼き魚の仕上がり具合を想像しながら、煩悩を発しまくっているので釣り向きの性格ではない。

080918  ♪岬のはずれに少年は魚釣り♪「いい日旅立ち」の一節ですが、この光景がなんともいえず郷愁を運んでくれます。
 ウラジオストクの海辺を歩くとこうした光景に頻繁に出くわします。これがまたのどかで美しい光景です。およそ街の雑踏とは趣が異なります。
 日本の海辺や河川でも同じような光景を目にすることはありますが、道具や服装が豪華すぎて、休日のレジャーやフィッシングと言うスポーツになっているようにも思えます。
 釣った魚を食べる食べないは別にして、ウラジオストクの場合は家からありあわせの道具を持ってきて、なんとなく釣竿をたれているような光景で、妙に釣り人の存在感が薄い。
 昔の日本もこんなのんびりした光景があったんでしょうが、どことなく懐かしい感じもします。

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方角

2008年09月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 とってもそんなふうに見えないかもしれませんが、大学では建築を専攻して、設計事務所に勤めていたこともあります。

 その時代、私が受け持った住宅設計のクライアントが、「占い師に見てもらったら方角が悪いから」と私が何日も世を徹して練りだしたプランを一蹴されてしまったことがあります。

 占い師が家族みんなが幸せになる「方角」で作り出した家の間取りときたら、使い勝手などこれっぽっちも考えていないから住みにくいこと請け合いなんですが、泣く子と地頭と客にはかなわぬ。「住めたもんじゃないですよ」と、確認申請用の図面を仕立てました。

 このとき、方角について勉強したことがあります。世に言う「鬼門」と言うのは丑寅の方角で、東北の方角を言います。日当たりが良くないから健康にも好ましくない方角です。

 鬼が角を生やしてトラの革のパンツをはいているのも、丑寅に由来しているのでしょう。

 丑寅の反対には申や酉や戌の方角があります。猿、鳥(キジ)、犬といえば、鬼が島に鬼退治に行く桃太郎に同行しています。

 なるほど、こんな昔話には謎かけがあったのか!と発見しました。

 面白いと思ったのはこのときだけで、方角には散々振り回されました。

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サルビア

2008年09月16日 | 日記・エッセイ・コラム

080917  畑だった土地に一面サルビアの花が咲いている光景を発見しました。発見したと言うよりも気がついたと言うべきかもしれません。今まで自動車でたびたび通っていましたが、”何か真っ赤になっているな”程度の認識しかありませんでした。

 以前はジャガイモなどを作っていた畑だったと記憶しています。
 畑で農作物を作る人がいなくなったのか?それにしても手間隙なら花を作っても変わらない。農産物なら買ったほうが安いから、畑を放り出しておくくらいなら花でも作ろうと思ったのか?などと、余計な詮索をしてみました。

 何を作るにしても草ぼうぼうになっているよりは良いものです。

 今すぐではないけれど、10年20年後には食料の自給率が各国の大きな課題になることでしょう。ことが大げさになってから耕作を放棄した土地を再び開墾する手間や時間を考えてみれば、人の手が入っているにこしたことはありません。

 日本中のゴルフ場に農作物が栽培される日が来ることを楽しみにしているいやらしい農村おじさんです。

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人生楽ありゃ苦もあるさ

2008年09月15日 | 日記・エッセイ・コラム

 米国の大手証券会社のリーマンが経営破綻。これでしばらく円高になるのかな?世界恐慌の引き金と懸念する向きもありますが、何があろうと食って生き抜くのが強い人類。

 6月の同窓会でサンヨー証券に勤務していた同級生がこのときのことを「突然今までの人生が空白になるようなショックだった。」と語っていました。危ないんじゃないかな?とは思っていたようですが彼が取引していた物件が順調で、およそ自分の身にこんな大きな問題が降りかかってくるとは思っていなかったそうです。
 幸いなことに今までの実績で同業他社に滑り込むことができたので、こうして同窓会に来ることもできたのだそうです。

 テレビニュースを見ていたら、本国のリーマンの会社の様子が映っていました。ラフな姿で自分の荷物をバックに入れて会社から立ち去る人や、それを捕まえてヘッドハンティングする者や、”ほとんど悲壮感がないな”とそのドライさに半ばあきれながら見入ってしまいました。
 
 90年代ロシアを目にして、貨幣経済は約束事の上に成り立っていることを実感していますが、その約束事を実態以上に振り回そうとして、約束事が意味をなくしたのが金融不安。
 この混沌とした時代を飄々として生き抜いてきたタフなロシア市民ですが、「アメリカ人が同じ目にあったら絶対堪えられないと思う。厳しいロシアの冬は私たちの心を強くした。」と妙な自信を持っている。「今年はダーチャでたくさんジャガイモや野菜を作ったから大丈夫です。昨日はキノコもたくさん採ってきました。」と強気な某ウラジオストク人。

 もっと強い?と言うのかただ単にバカなのか?日本に留学していた中国人の友人は、天津の貿易企業に勤めています。
 最近、中国製の食品の度重なる問題でガタついている食品会社にちょっかい出しているようで、「ピンチだからチャンスです。これで危ない食品は作らなくなるでしょう。後は中国製の信頼が上がるだけで、もう落ちることは無い。」。言われてみればそうなんですが、後悔役に立たずと言うべきか、喉もと過ぎればなんとやらの民族性だけにリスクが大きい気もします。日本人なら二の足を踏むけど、チャンスと見ればアクセル全開なので、この無責任さに日本企業も苦戦しているのでしょう。

 明るく陽気なことは幸いで、どんな時代になっても笑う角に福が来ます。

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