のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

朝から雨でした

2023年04月30日 | 日記・エッセイ・コラム

 朝から激しい雨が降ってました。雷様に労務管理されている都合上、今日は仕事になりません。休むぞー!と気合を入れて休むことにしましたが、今夜は鬼滅の刃がある日。なので、今までの復習をせねばならないのでアマゾンプライムビデオですでに放送された3話を見ました。

 軽トラの夏タイヤ。だいぶすり減ってきて、フォークソングでいうなら松山千春まではいかないけれど、谷村新司さんくらいになってきました。この夏までもたせたかったのですが、雨でぬれた路面だと滑る。なにより、連休明けには値段が上がるというのでタイヤを新しくしてきました。

 およそSUVなんかじゃ入れない山の中を走り回るので、オフロードタイプのタイヤを軽トラに装着してきました。

 このところ煮っころがしにはまっていて、イカやジャガイモ里芋をつぎ足しながら食べてきましたが、そろそろビーフシチューなんかいいな。と連休に作る計画。帰りに隣町のヤオコーに行って牛筋と、今夜鬼滅の刃を見ながら同級生と猫と一緒に食べるモツの煮込みの補充用に白モツを買ってきました。

 スーパーでばったり会ったのがセフレ(世間話フレンド)仲間の姐さん。還暦記念でこの連休に18年ぶりに高速道路を運転するので助手席に乗ってくれと頼まれているのですが、妹が息子と帰ってきているので連休は出られそうにないとのことで、心中は先延ばし。搭乗者保険のお世話になることもなく寿命が延びました。妹の息子、東大法学部卒の失業者。失業者のエリートともなるとなかなか再就職が見つからないみたいです。失業保険で何とかなっているけど、山のおじさんなら病気やケガをすればアウトだぜ。それよりなかなかできない経験だから失業ライフを満喫しよう!

 姐さんはカレーライスを作る予定で、トマトの缶詰を探していましたが、熟したトマトに熱湯かけて皮をむけばなかなかいい味が出るよ。と教えときました。次回作ろうとしているビーフシチューも最後にバターをくわえると味わいが深くなることなど、おじさんは行かず後家より料理の技が豊富です。とはいえ、姐さんは介護施設で給食作っているので、「質より量なら。」と自信を持っているようです。

 ちょっと待ってて。と家に戻った姐さん、箱買いした醬油を持ってきておすそ分けしたもらいました。山菜料理の得意なおばあさんたちに醬油と砂糖を配ったので、家に残っている醤油もわずか。最近、葬式の引き物にもなかなか出てこないので、買おうかな?と思っていたタイミング。さすがです!ありがたく使わせていただきます。

 夕方、金田屋旅館のヨーデルおやじさんから呼び出され、私の小説読んだお客さんが来ているというので会いに行きました。「猫と座敷童」を読み終えてこれからを読むそうですが、この地域の歴史や民俗学に興味を持たれているようです。お江戸からきているヨガの先生なのですが、彼の友人がこの土地でカフェをやるので、地域の話などをするシンポジウムを開きたいというので、パネリストとして参加させていただきますとお願いしました。

 今日は神刀一心流の櫛淵師範に会われてきたようで、剣術の無駄のない動きはアメリカの生体学が説いた理論そのものになっていると驚いたそうです。この地域の歴史にも精通しており楽しい会話ができました。機会があったら案内してみたいです。

 さて、今夜は鬼滅の刃の日。テレビを見に行かなければなりません。その前にモツを煮なければ。

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儚きは

2023年04月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 浮いた浮いたと浜町河岸に 浮かれ柳のはずかしや 人目忍んで小舟を出せば すねた夜風が邪魔をする

 幼少の頃、祖母が大正琴をやっていたので「明治一代女」は毎度耳にしていました。どんな歌の意味か?なんてことも知らずに。

 花井お梅と言う今でいうなら新橋芸者が色恋沙汰で男を殺してしまった事件と言えばそれまでですが、新劇なんかで世に知られるようになったんですね。浜町河岸ってどこ?特に気にしていたわけでもないのですが、7-8年前にお寺の旅行で両国でちゃんこ鍋食べる機会があったんです。その時、隅田川にかかる両国橋から「日本橋浜町」の看板が見えたので、ちゃんこ鍋屋に行く途中現地人らしき年配の方に伺ったら、浜町河岸と言うのが川のほとりにあったらしいことを知りました。

 痴情のもつれの殺傷事件がこんな小粋な歌になる。いい時代だったんですなぁ。昭和10年ごろの歌らしいけれど。最初にこの歌を歌った新橋喜代三なる芸者さんは後に中山晋平の奥さんになる人なんですね。

 怨みますまいこの世のことは 仕掛け花火に似た命 燃えて散る間に舞台は変わる まして女はなおさらに

 なんか、このはかなさが粋ですねぇ。人の夢で儚いですからね。パンツだったら履かないって書くんですよ。

 花井お梅、阿部定、高橋お伝を日本三大毒婦と言うらしいのですが、死刑になったのは高橋お伝だけですね。しかも、最後の絞首刑移行時の斬首刑と言う肩書入り。高橋お伝は私の村の出身ですし、親せき関係者もこちらに多数いるのですが、現在のワイドショー並みの演出をされた演劇と違って、不憫な人生だった人でした。下の写真も「はかなさ」を感じるでしょう。

 阿部定は明治38年生まれ(明治39年の丙午と言う説もある)と若かったのですが、これもまたニュース関連で有名になった「チン切り」事件。大島渚の「愛のコリーダ」で再び着目されて、その頃には新潟の三条にいたのを聞いてます。晩年は伊豆で亡くなったそうです。

 ある意味「女性の悲哀」を感じさせる明治毒婦。平塚らいてうや与謝野晶子の方がよほど毒を持っている気がしなくもない。平成一代女や令和一代女ともなればそりゃもう豪快なことになるんでしょうな。

 そんな「昭和の日」。

 おじさんはスーパーの見切り品半額セールに挑んできました。並みいるおばちゃん。どう見ても人生の半残者のようなおっさんたちと相まって、金沢風カツカレー498円の半額品を勝ち取ってまいりました!税込み268円!気分は鬼滅の刃無限列車編。

 はかない女の半生ならドラマになるけど、はかない男の半生なんかゴミ箱扱いさ。

 いやな都政だなぁ。

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遅かった!

2023年04月28日 | 日記・エッセイ・コラム

 いつも鬼滅の刃や科捜研の女を見に行っているテレビを持っている同級生。

 一昨日、炊き込みご飯で釜めし作ると話したのですが、炊き込みご飯に入れる具材を作って持ってきてくれました。昔からそういう男でしたが、タイミングが一歩遅い。既に一昨日に釜めしを作っちまいました。こんにゃくが入れば歯ごたえよかったのになぁとは思っていたのですが、二日遅れで手製のこんにゃくも来た。

 しかも炊飯器で白米炊いている真っただ中に。

 そして、ピーマンと玉ねぎとショウガのサラダ。イカとイモの煮っころがし作るのにショウガ買い忘れた!しょうがねぇなぁ。とあきらめのブルースの2日後、ショウガも来た。

 大器晩成とは言うけれど、なんでこんなにもタイミングが悪い奴なんだ?

 しかも、「ドレッシングを今考案中なんだ。そのうちできたら持ってくるよ。」そん時野菜も持ってこんかい!

 何事も先を読む私は30日の鬼滅の刃に備えて、もつ煮を作り始めているのですが、三匹の猫はもつ煮を食べるのだろうか?「あいつら雑食性。問題ないよ。」

 きたるべく独居老人について話しましたが、この同級生。隣にお姉さん一家が住んでいるし、猫も三匹いるので独居老人には認定されにくいらしい。でも、孤独死なら?と期待すると、「毎晩姉御の家に風呂入りに行ってるから、腐乱死体になるまで発見されないってことはねぇんじゃねぇか?」この道も道のりは厳しいのだ。

 独居老人と言えば、彼の地区にはターザンオヤジがおり、林の中で木の上に小屋を作ったり、洞穴掘って生活している奇特な70代の狂人。薪つくり作業していると短パンいっちょで上半身裸で通りがかってはホラ話していく野生のおやじでした。昔は埼玉や千葉で勤め人をやっていたようですが、枝野や小西なんてのが出てくるような土地ですからろくなことはありません。酒で身を持ち崩してこちらに逃げ帰ってきたらしいのですが、住むところも終われて林の中でホームレスしているような人でした。

 なんか、最近変死していたなんて話を聞いたので同級生に聞いてみると、今月の初めごろに住処からちょっと離れた林の中で見つかったそうです。「おめぇさんがいつも近道に突き抜けてくるあの林の中。」え?鬼滅の刃は深夜なのに今のところお目にかかっていない。よかった!次回からルート替えよう。

 民生委員さんが孤独死していないか山の中に入って行ったら、何度行っても住処に誰もいない。プチ山狩りしたら見つかったようで、遠くからも匂いでわかる状態だったようです。しかも、程よく熟成されたところでタヌキやキツネに食われたらしく、鬼滅の刃でいうなら遊郭編の妓夫太郎のようなありさまだったとか。

 孤独死の道も「険しいっすなぁ。」

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持病

2023年04月27日 | 日記・エッセイ・コラム

 薪を作る材木の搬入。

 文明の利器を使うと大した重さではないのですが、ここから先の手作業が人力なので体いに大ダメージとなってのしかかってきます。これから暑くなってくるとチェーンソーの排気する熱もこたえるんだよね。

 作業の様子を見物に来た散歩のおやじさんと立ち話したのですが、私の近所に住む50代後半の男のことで、亡くなったとうわさされているけど本当か?と言う話でした。

 一週間前に腹が痛いと救急搬送され、その翌朝に多臓器不全で亡くなったのですが、葬儀もせず身内だけで送ったので伏せられていました。もともと糖尿病で片足を切断して、義足つけて散歩してましたが、今月の初めに家に顔を出したらこたつに寝転んで、「どうももう一本の足も切ることになりそうだ。両方無くなったらいよいよ幽霊だな。」なんてことを言ってましたが、両方無くなる前に幽霊になっちまいました。

 柔道の後輩なのでよく顔を合わせてましたが、「柔道関係者って心臓病とか糖尿病が異様に多くねぇか?」なんてことを先日も話しまして、この近所でも心臓にペースメーカーが入っているのが3人。心臓に入っているカテーテルもおよそ段位の数と比例する。「おらぁ三本で済むけど、あんちゃん五本入れなきゃならねぇな。」と言われ、きたるべく心臓病にも覚悟せにゃならねぇのか?

 もともと脳溢血系の家系なのか?彼のおじいさんも家で倒れて、半身不随のような状態になり、リヤカーの荷台にのっておばあちゃんが共同浴場まで入浴に連れてきてました。彼の兄貴は私の柔道部の2年後輩でしたが、20代後半で脳の血管が切れて家で亡くなってしまい、父親も畑の横で軽トラの中で亡くなってました。脳梗塞だったかな。

 近所に彼の伯母さんが住んでいて、煮もの料理が上手な人でした。今頃の季節になると砂糖や醤油もっていっておいて、山で山菜採ってきて預けておくと翌朝には煮物になっている便利なおばあさんだったんだけど、このお方もこたつの中でぽっくり亡くなってしまい、ひところ山菜料理の危機になってしまいました。近年、新しい煮物おばあちゃん育てて何とか山菜食いつないでいますが、このおばあちゃんの領域に達したばあさんはまだ出てきていません。匠の技の伝承問題ですね。

 散歩のおじさんが立ち去った後、なんか妙に寂しいなぁって感じちまいました。

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釜めし

2023年04月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 右肩痛から始まって、腰が痛くなり、左足のふくらはぎを痛めて対角線筋肉痛の状態。押し寄せる睡魔。

 きのう、近隣の和尚さんに聞いた話では「スピリチャルな話だけど、人格のステージがアップする前の前兆だよ。」と言われました。

 なんだかなぁ。歳だからあきらめるしかねぇやな。と、あきらめの境地に達すのが人格のアップかな?まぁ、そう考えながらも、「通過点」と受け止めてぼやかずに向き合うしかねぇかな?

 人格とは関係なく、昨日の大施餓鬼のまかないで出た混ぜご飯がおいしかったので、手伝いに来ていたおばちゃんに混ぜご飯の汁をもらいました。峠の釜めし弁当の容器があるので、これで釜めしを作ろうと、石油ストーブの上で釜めし弁当の容器に入れた混ぜご飯を煮込みました。

 具は?冷蔵庫にきんぴらごぼうがあったので、それに水で戻した干しシイタケを一つ刻んで入れて、コトコト煮込んで釜めしにしました。

 そろそろいいかな?とスプーンでかき混ぜると予想したほどおこげはできなかったけれど、グッドなタイミングなのでいただきました。

 スーパーの半額セールで買ってきたイカとジャガイモで煮っころがし。いつもならすりおろしショウガが入るのですが、買っていなかったのでしょうがねぇなと、ショウガなしで煮込みましたが、近所のおばちゃん風の柔らかな煮物になりました。

 最近、煮もの料理の腕が上がったなと感じていますが、こちらは確かにステージがアップしている。

 なるほどなぁ。

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大施餓鬼会

2023年04月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 お寺の大施餓鬼会に行ってきました。

 この三年ほど疫病自粛で規模を小さくして行ってましたが、今年はこのお寺に曹洞宗を持ち込んだ老師の六百回忌と言うことで、規模を戻して執り行われました。列席者はもちろん、僧侶もマスク着用でしたが、スキンヘッドのお坊さんがマスクして集まっていると何やら怪しい雰囲気に見えてしまいます。

 大施餓鬼会に来られない高齢者世帯も多いので、供養の塔婆などを預かって届けに行くのですが、「ついでにお墓にお供えして拝んできてくれ」と墓参り代行までやらねばならない役員です。

 とはいえ、こちらも右肩痛と腰痛に加え、昨日丸太を動かしたときに左ふくらはぎにビビビっと走り、対角線上に痛みを持っている状態。座椅子に座るのも「ヨッコラセ」と声を出さねばならん枚ありさま。高齢と足の痛みを理由にこの大施餓鬼会で引退する90間近の総代長と同じようなありさま。「おめぇ、俺より先に行くなよ。」と励まされてしまいました。筋肉痛と若年を理由に引退できねぇもんだろうか?

 昨年末に65歳になった知人が参拝に来ていたので、独居老人認定されたのかと聞いたところ、入退院繰り返してはいるが親がまだ健在なので独居老人にはなれないのだそうです。この道もなかなか厳しい。その代わり、老々介護には参入できたものの、何の特典もないのだとか。雀百まで踊り忘れずじゃないけれど、自分の息子の顔も名前も忘れて待っているけれど、歌を歌ったり踊り踊るのは全然平気なおふくろさん。三味線も弾ける。歌って踊れる認知症なんですが、「芸事ってぇのも仕込んでおくもんだなぁ。」と感心してました。

 お昼はうどんと混ぜご飯を中心とした振る舞いが出ました。これも施餓鬼。施しですね。

 甘露門と言うお経には善人も悪人も関係ない集まって食事していきなされ、ごちそうしますよ。と究極の平等について説かれていますが、ともに飯を食うというのは重要なんですね。

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多様性?

2023年04月24日 | 日記・エッセイ・コラム

 土日も作業したうえ、日曜の深夜はテレビ持っている同級生宅に鬼滅の刃を見に行ってたので鬼と戦った鬼殺隊並みにダメージが残っとります。

 腰が痛いのでうつぶせになって腰のあたりに猫乗せてもらってテレビ見たのですが、テレビ見るためには首を上げ続けなければならなかったんでかえって疲れた感がある。しかしながら友情と猫のご好意をむげにはできないので文句は言えない。

 43インチ4Kとかいう大画面テレビなのでパッドで見る配信動画よりはるかに迫力ある映像で鬼滅の刃を見られるのですが、科捜研の女もいいんだよね。

 この大画面で見る裏ビデオがと、この同級生は自慢してましたが、人生、一度くらいは結婚したほうがいいんじゃないの?現実大変だぜ。体力も使うし。猫より気まぐれだし。

 多様性の世の中です。何があってもそういうもんですか。と受け流すに越したことはない。否定も同調しなくてもいいから受け流す。腑に落ちなかったら静かに立ち去る。

 昭和の時代だったら「オカマの東郷健です!」と、オカマを売りに選挙に出ていた常連がいたけれど、多様化の今の時代ならそれを売りにしては逆差別になる。なんたって多様性の時代です。オカマが選挙に出たって個性にもなりゃしない。

 が、暴力団の組長がラーメン屋の店主で、結構おいしいラーメンを作っていた人らしい。抗争事件で射殺されて「あのラーメンはどうなるのだろう?」と沈んでいるファンも多いのだとか。おいしいラーメンを提供する一般人には普通のラーメン屋さんだったとか。むしろ黒いシャツ着て頭にバンダナ巻いて薄くひげはやして横柄にしているラーメン兄ちゃんたちよりよほど真っ当。

 なんたって多様性の時代です。暴力団の組長がこだわりのラーメン作ったっていいじゃないか。極道ったって道を極めるってなもんだから通じるもんがあるのだろうけど、なんか、こういう人間って筋が通っていて日本的で好きだなぁ。世界を使い分けている。

 世界的に見ても組長がこだわりのラーメン出すことに尽力している国なんてないと思うよ。恐ろしく多様性に富んでいると思うのだけど、何が不満なのかね?

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木になる話

2023年04月23日 | 日記・エッセイ・コラム

 薪にするための材木が集まってきました。これを玉ぎって割って乾燥させて、世に出るのは1-2年後。気の長い話ですが木が育つのはもっと気が長い話。年輪を見る限り平成生まれの雑木でしたが、山のみならず耕作放棄地などで荒廃が問題になりだした時代でしたね。

 平成5年が大凶作の冷害、翌年が猛暑で水不足。昭和生まれの樹ならこうした記録が年輪に刻まれているのですが、今や阪神淡路の震災を知らぬ若者が酒を飲む世の中。あと10年もすれば東北の津波さえ知らぬ世代が酒飲んでいるのでしょう。かくいう私も太平洋戦争や関東大震災を知らないけれど、リアルタイムで見た人たちが世から去っていくばかりで、京都では「先の大戦」と言う応仁の乱知っている世代なんか500年も前に絶滅しちまったぜ。

 うつろひってやつですなぁ。

 気圧計より精度が高いと思われる腰痛。どうもこの先天気は下り坂だな、気温も下がるなと予想してますが、先日花見で中森明菜のミ・アモーレ歌って踊って救急搬送された50代のおねえさんが言うには腰にコルセットすると筋肉が一枚増えたみたいで楽になるそうです。

 コルセットと言えばガーターベルトに網タイツ。パンツはガーターベルトの上に履くのか?下に履くのか?はかないよのなかなのでパンツを履かないのか?世の男性諸氏には永遠の謎でございますが、いかがなもんでございましょう?

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お休みの日

2023年04月21日 | 日記・エッセイ・コラム

 あちこち筋肉痛で一日休みました。土日も仕事なので先に休んでおこう。

 ひたすら横になって過ごそうと思いましたが、貧乏性なので用もなく横になっていると不安になってくる。結局刈り払い機もって家の周辺の藪の刈り払いに行ってきました。

 午後は車のオイル交換に行ってきました。例年五月連休が過ぎたころに春のオイル交換して11月の中頃に冬のオイル交換するのですが、なんかこのところ物価の値上がりが激しいので早めに済ませておいた方が財布の安全につながりそう。整備してくれたのがダボダボのつなぎを着た若いおねえちゃん。この世界にも女性の技師が出てくる時代になったのか。と、感心すると同時に、営業戦略として見事。下心持ったおじさんたちがオイル交換に来るぞ。次のお休みの時に軽トラのオイル交換もしておこう。

 夕方、近所の従妹の家に顔を出したら、30代の息子が煉獄さんのマントを着て鬼滅の刃のビデオに見入ってました。微動だにせず。まだ刀鍛冶の里編は二話までしか放送していませんが、毎日一話、二話を二回見ているのだとか。勉強熱心で関心です。

 「いい年してあんなマント買い込んで、外を歩かれたらたまったもんじゃない!」と従妹は息子の情けなさに怒ってましたが、そのマント、オジタンからのプレゼントなんですよ。でも、そんなもん買い与えたなんて怒られそうだから「ソダネー」としらばっくれてました。ちょっと前までアンパンマンのマント着ていたんだけど、ずいぶん成長したんじゃないですか?

 この家の末っ子は土木技師で土佐に出向しているので、そろそろ初ガツオの時期。何のために土佐に出向になったのか?郷里にカツオのたたきを送るためにじゃないか!こちらは貰い物の越後の酒の鶴齢と八海山の用意ができているのだけど、まだカツオのたたきは送られてこない模様。社会人として一番重要異なことを認識していないようです。土木の現場監督なんて仕事は職人さんに任せてカツオ漁に行け!

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腰痛が

2023年04月20日 | 日記・エッセイ・コラム

 天気晴朗なれど腰痛し。

 日本海海戦における東郷平八郎の気分で力仕事していたら腰の感覚が。やばいですぜこの感覚、腰ががっくりと折れちまいそうな頼りなさ。昨日の夕方から調子が悪くて早めに寝たのですが、早朝に目が覚めてもなかなか起き上がれない。腹筋が弱っているなとは感じていたのですがふっきぬんどうするゆとりもない。

 ヨコラセノセッセッセ でも起き上がれず。サノヨイヨイで何とか起き上がり、薬箱から塗り薬。

 塗る前に確認。間違いなくボルタレン。以前間違えて買ったボラギノールはまだ使いかけのまま箱に眠っている。

 間違いないよね。ボルタレンだよね。

 調子がよくないのに無理したら、さらに調子が悪くなってしまいました。

 昨年ぎっくり腰やったときに登山の先輩から「腰に抜群に効く」ともらった薬がありますが、登山やるような奴がそんな人並みのことをするわけがないので調べてみたらインド製バイアグラ。ちんちんだけ元気になっても意味ないから服用しなかったけど。忍者部隊月光だって言っている「ピストルは最後の武器だ!」

 何かの時に役に立つかもしれないのでまだ保管してます。

 温泉から帰ってくると薬を塗ってすぐに横になり夕食も食べずに寝ることにしたもののなんか寝付けない。うつぶせになってパッドでアマゾンプライムビデオの鬼滅の刃を3話ほど見てウトウトしてきました。

 丸くなって寝ましたが絶妙に空腹感が。早起きして明け方の夕食を食べよう!と、根性入れて寝ました。

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絵馬の話

2023年04月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 朝、両腕のしびれで目が覚めました。

 両腕に覆いかぶさるようにうつぶせ姿勢で寝ていたようで、腕の中を炭酸飲料水が駆け巡るようなしびれがしばらく続いてました。

 昨日の雨が嘘のような青空。雨上がりなので蒸し暑さが漂っていましたがほこりもたたず一日仕事ができました。

 缶コーヒーを差し入れてくれたおばさんと間引き絵馬の話をしました。

 羽場と言う地区の日枝神社の本殿に掲げられている絵で、子供を産んだばかりの母親が鬼の顔人って、その下では翁が生まれたばかりの子供の首を絞めて殺している。その横では猫がいとおしそうにわが子をなめている。

 この地区に嫁いで40年以上、何度もこのお祭りの手伝いに来て夫は役員なのでお祭りの当日は裃を着て社務所にいる。なのし、この絵馬のことは知らずにいたそうで、「それで妊娠するとここにお参りして安産祈願をしたのか?」と、納得してました。

 5月3日の縁日には本殿が開かれるから、一度は目にしておくといいですよ。命のいつくしさが身に染みる絵ですよ。と、伝えておきました。

 縁日当日はあなたも来るの?と聞かれましたが、その頃に命があれば伺いますよ。

 還暦姐さんがほぼ20年ぶりに高速道路を走ることになり、何かの時に助手席に誰かついていた方がよいというので、だれがどうこうするかで駆け引きが行われている最中。助手席に同行する。つまりそれは「死」を意味づけられているので誰も乗りたがらない。心身ともに身軽な私に白羽の矢が立っている状態なので、このころに生きている保証がない。

 いい人だったんだけどねぇ。私。

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あんかけ焼きそば

2023年04月18日 | 日記・エッセイ・コラム

 昼頃から雨になってきたので、仕事を切り上げて家に戻り、肩に湿布をして過ごしました。

 朝のうちは雲一つない晴天で、およそ予報の雨など気配もなかったのですが、気圧の関係なのか右肩から肘の先あたりまでがずきずきと痛み出し、こりゃやっぱ降るかもな?と思っているうちに雲がわいてきました。

 夕食の買い出しに行くのも面倒なので、冷蔵庫にあった野菜と焼きそばの麺であんかけ焼きそばを作りました。

 当初の予定ではソース焼きそば作ってご飯を入れてそば飯にする予定で麺を一食分残しておいたのですが、ジャーに残っていたご飯をお昼に食べてしまったので、急遽メニュー変更になった次第です。

 長年自炊生活しているとこういうときも臨機応変。腕を磨きたければ料理ができない嫁をもらうことをお勧めします。

 学生時代の後輩から定年退職の挨拶状のハガキが届きました。手書きで9月から次の仕事に入るようで、健康検査のため来週から人間ドックに入るみたいです。余計なことをして余計な病気が見つからなければよいのだけど。

 長寿の村の秘密とは?病院がないところが高齢者の健康状態がいいんだそうです。大きな病院があるほど健康年齢が低くなる。

 群馬では南牧村と言う軽井沢のふもとの村が健康年齢が高い土地で、高齢者が山や畑で仕事している地帯ですが、病院がない。よくよく悪くなって医者がかりする頃にはすでに手遅れで医療費もかからない。皮肉だなぁと思いつつも私の町も健康保険は黒字なんだとか。

 なるほど、無駄に元気な年配者はやたらと多い。

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ミズキの話

2023年04月17日 | 日記・エッセイ・コラム

 アメリカハナミズキの街路樹が咲くようになりました。ハナミズキは上に向かって花をつけるので、下から見上げることが多い街路樹では「なんか花が咲いてるなぁ」と見えるだけで、花をまじまじ見ることは少ない。でも葉っぱが茂る前に花が出るので目立つことは目立つ。アメリカ的な花ですなぁ。

 アメリカのワシントンDCに日本から桜が送られた返礼に日本に来たのがアメリカハナミズキだと聞いてますが、街路樹として増えてきたのはこの2-30年でしょう。あまり背が高くならない気ですし、太くもならない。結構病気にも強いので、手がかからず街路樹向きなのかもしれません。

 ミズキと言う樹木は昔から日本にも存在しております。ご近所に生息している娘さんはみずきちゃんでしょう。それとは違う植物の方ですね。

 子正月飾りを作ったり正月の焼き団子を刺したりするのでダンコノキなどとも呼ばれますが、木目が主張をしなき樹なので加工しやすいのでこけしなど人形制作にも使われたた木でした。

 このミズキの樹を切ると切り口からオレンジ色の血を流します。ファフィア酵母と呼ばれる酵母が樹液の中に含まれていて、これが空気に触れて固形化されたもので、樹を切ったり傷をつけても根が水を吸い上げているので血が噴き出たように不気味な液体がわいてきます。

 子供の頃ゲゲゲの鬼太郎の水木しげるさんはきっとこの不気味なミズキをペンネームにしたものと思っていましたが、後にゲゲゲの女房で住んでいたアパートが水木荘だったことからこのペンネームになったと明かされていました。

 そういえばあの頃、と言っても小学生の頃ですが、ミズキの皮が擦り傷に効くと、小刀で皮をはいで傷口に押し当てて、しばらくすると皮をはいだ幹に赤っぽく樹液が固形化されたものが浮き出てくるので、気がケガを代わって背負ったんだ。なんて言ってたものですが、ありがたかったということにしておきましょう。素朴っていいなぁ。

 水木の木を薪に使ってくれと作業しているんですが、結構曲者なんですよ。その名の通り水分たっぷり含んでいるのでやたらと重たいけれど、乾くとスカスカに軽くなり、燃やせば段ボールの兄貴分程度で灰も残らない。なので昔は竈なんかでよく使った燃料ですが、暖房に使うには火が持つ時間が少ない。

 しかも、割るのに意外と苦労する。柔らかい木なのですが木目がないようなものなのでちょっと力加減が悪いと斜めにそげてしまう。割ると石鹸のような匂いがしてこれが目に染みる。シナミズキと言う外来種がこの匂いきついのですが、マンサクなんかも同じようなにおいがする。昔は化粧品などにするために樹液を採っていたこともありますが、汗臭い作業着がさわやかな香りになることはない。

 でもまぁ、愚痴らずに接していこう。っと。

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おもちゃ

2023年04月16日 | 日記・エッセイ・コラム

 鬼滅の日曜日。なのにおてんとうさまが顔出しているので一日仕事をしてきました。

 夕方、軽く仮眠をとってから同級生宅にテレビを見に行ってきました。先週はこたつの中に陣取って外敵に潜入を防御していた猫三匹。今日は石油ストーブの前で熱波を遮断していました。程よく温まった猫を懐に入れてのテレビ観戦。

 部屋の中には宇随天元さんの日輪刀が飾られていました。昔からできるやつだと思っていましたが、還暦過ぎてこう言うもの買い集めているのはさすがです。さらに押し入れの中には裏ビデオが300本。こいつが亡くなったらこれらの遺産を巡って親族も大変でしょう。

 彼が言うには、小学生の頃お祭りや縁日で売っていたお面を変えなかったことが今日の変なものコレクションの原動になっているのだそうです。

 仮面の忍者赤影の黄金の仮面も持っていて、これなんか彼の死後に継承者を巡って争いになりうそうな気もするけれど、赤影なんて知っているのは50代半ばから上でしょうね。

 この同級生。子供のころから手先が器用で、家の外に積んであるかまどの薪を削ってマンガに出てくるグッズなどを作っていたようですが、ミズキやトチの木などが工作しやすいなんてことを実体験の中から憶えて行ったそうです。

 学校の先生には、そんなもの作る暇があったら勉強しろ!と、目の敵にされたものの、今にして思えばあのまま木工の技磨いた方がよほど社会的に大成していたことでしょう。重要無形文化財、人間国宝になっていたかもしれない。

 隣にお姉さん一家が住んでいるので、独居老人に認定されるかも微妙な立ち位置。

 何事も極めなければ。

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推察すると

2023年04月15日 | 日記・エッセイ・コラム

 朝から雨なので仕事になりそうもない。

 新潟方面にドライブに行きました。田中真紀子さんの唯一の評価される仕事。「父ちゃんが濡れちまう!」と、浦佐の駅前の田中角栄の銅像に屋根を付けたこと。こんな天気の時には威力を発揮してます。

 お昼にラーメン食べていると食堂のテレビで岸田首相に爆発物投げつけた若者が出たとか。場所が和歌山の雑賀埼港。ここ、行ったことがある!鉄砲伝来に関連している土地!お魚食べたくて漁港を目指して行ったんだけど、なぜかきつねうどん食べて帰ってきた。近くに温泉センターがあったっけ。

 安部元首相の時は奈良県だった。あの時は改造銃。真っ先に脳裏をよぎったのは国友衆。琵琶湖付近にいる鉄砲鍛冶の一族で、その技術の高さは種子島に伝播した火縄銃を模倣改良して、瞬く間に日本を銃大国にしてしまった戦国の技能者集団。

 その流れを汲み琵琶湖付近に暮らしている改造銃作っちゃいそうなエンジニアと言えば一人しか思い浮かばない。岩崎宏美の歌を歌いながらピザ窯を手作りしちゃう器用な人なので鉄砲くらいお茶の子さいさいだろう。

 鉄砲伝来のルートを想像すると、今回の事件で種子島から紀州に上陸して奈良経由で滋賀県に入ったのではなかろうか?と、想像してしまう。

 そういう意味では今回の和歌山での襲撃事件。二階派も疑わしいけれど、私的には背後で操っていそうなおっさんがいる。と、言うより和歌山市には友人が一人しかいないないのだけど、子供の学費のために小遣い減らされたり、夫婦げんかして奥さんにこてんぱにされているので、首相を襲う動機は十分ある。和歌山ヒ素カレー事件の時はお江戸に出張に来ていて疑惑から逃れてしまったが、今夏は関係者だったらおもろいねんでぇ。

 しかし、現実は厳しいようで、事件があった時間帯は奥様の厳しい監視下の中、庭の草刈りの労働をさせられていたようです。岸田首相が応援に行ったのは中川議員の奥さんと路チューしていたことで話題になった議員で、以前の選挙では比例復活もならぬほどの大差で落選していた二階派の男。現地で配信の風が強いので同情票呼ぶためのやらせじゃねぇか?なんて声まで出ているようです。あまり評判よくない人物みたいですね。でもそういうのが通っちゃうのが一区と言う選挙区の無責任なところ。

 漁師町で気性が荒い地域なので、犯人は漁師たちに取り押さえられボコられていたようですが、蛍雪の動きがもうちょっと遅ければす巻きにされて海に放り込まれていただろう。と現地では予想されているようでおます。

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