野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

今日の記念館

2021-07-21 07:52:56 | 田舎暮らし

7月16日の夕方

記念館の隣の建物が国の登録有形文化財に認定された

明治42年に建てられた記念館と続いている隣の建物は

三代目の有道が別荘として昭和2年に建てたもの

オレンジ瓦の洋館が当時のまま維持されている

中もとっても素敵で

以前専務にこちらも公開したらいかがですか

え~見たがる人なんているの

いるいる沢山います

そこで専務の許可を貰い

人数の多い団体の時には

居間で説明を聞いてもらい

コーヒーをゆっくり飲んでいただくことにした

記念館は県道から一キロぐらい入った高台にある

建物は静寂に包まれ

凄い山奥に来たように感じるらしく

ずいぶん山奥にあるのですねとよく言われる

     

まるで別世界に来たみたいとも

那須方面を調べていたら記念館が出てきたので

寄ってみました

どうしてこんな素敵なところがあるのに宣伝しないのですか

ともよく言われる

もっとたくさんの人に知ってもらい来て欲しいと

私も思うけど・・・・・

でも記念館の魅力は

バックは深い森、前に広がる里山の風景

聞こえてくるのは鳥の声だけ

明治大正昭和平成令和と時は流れ

それでも変わらぬ周りの風景と建物

時の流れをユックリ感じ味わってほしい

沢山の来館者でこの静寂が壊れてしまうのもね~~~~

矢板に家を建てた25年前

初めて記念館を知り

四季折々野の花が咲く素敵なところ

そこで一ファンとなりカメラを携えせっせと通った

そのころと変わらぬ記念館・・・その前から

そしてこの先も

ズ~ト変わらぬ記念館であり続けて欲しい

 

 

 


田舎の贅沢

2021-07-20 19:20:08 | 田舎暮らし

二度目のプラム採り

先日友人の家へプラムを頂きに行ったときは

梅雨の中

実は立派だったけど甘みはなかった

彼女の庭にある果樹はほとん山形のイシドウからの取り寄せ

イシドウの説明には

ハニーあやか・果肉はクリーム色で硬さは中位で肉質は良く、多汁で糖度高く酸味少なく、

ギッシリと実をつけていたあやか

味見をしたときとてもジューシーだった

これが甘かったら凄く美味しいのに残念

梅雨明け5日目、毎日真夏日

そこで2度目の訪問

あやかの木の下は木に付いている実より

下に落ちている実の方が多かった

一つ味見したら甘みは少しましたけど

あまりにジューシーすぎて

やっぱりこれはジュース向き

そこで果肉の赤い

スズロ、イクミを頂いて

カブトムシも参加

欲張って更に

紅色の

美しいジュースを作ることに

桃エリアでは色が付き始めた桃を少し頂いて

これは赤いプラムと合わせジャムを作ることに

帰りには

ホワイトプラムも味見

味見で今回もお腹一杯になってしまった

またまた籠から溢れんばかりのプラムを頂いて

都会では味わえない贅沢かな

 


田舎暮らし

2021-07-19 18:12:05 | 田舎暮らし

梅雨明けから今日で4日

それまで毎日雨曇りの日が続き

夜になると涼しくて夏野菜の伸びが悪かった

でもなんとかタヌキもの入っている水瓶は

無事にゴーヤの日除け

 

トチカガミの水瓶

昨年はフェイジョアの日除けにして

今年はメロンとゴーヤの日除け

 

アサザの水瓶

なぜかここのゴーヤは伸びが悪く

日除けは間に合わず

アサザの葉が日焼

      

何時頃からなのかな?

日除けなしでは水草を楽しめなくなったのは

 

冬の間出来上がった支柱だけど

白、ブルー、茶と色を付けたのに

シノダケ色になってしまった

中々伸びなかった蔓野菜

ここに来て雌花&雄花が

ゴーヤ

メロン

そしてスイカ

 

皆無事に育ってくれるかな

支柱が緑で覆われて

そこに黄色いメロン、ココア色のスイカ、赤いカボチャ

緑の葉陰からチラチラ

頭の中で出来上がっている構図

さて現実に目に出来るかな?

 

 

 


田舎暮らし

2021-07-19 05:49:30 | 山縣有朋記念館

昨日友人から電話

樽いらない~~、

あなたなら何か使うんじゃないかと思って

いらなけらば燃やしちゃう

そこですぐに飛んで行った

 

30年物置の奥に置いてあったという樽

大小7,8個あったのかな?

あまり大きなものは重くてダメ

 

 

そこで2個の中ぐらいのをもらぅてきた

今朝仕事に行く前に水を張って

 

帰ってきたら

一つの方は底に15せんちぐらいに水が溜まっているだけ

もう一つの方は水かさは少し減ったけど

水漏れはなし

凄いな~~30年も物置に置いたままだと言うのに

全然色あせていない

さて何に使おうかな?

 

記念館に付いたら駐車所には沢山の車

テントも2つ張られて

前の道で映画のロケが始まっていた

沢山の人に驚いたココは

帰る時間まで古い建物の床下に潜り込み出てこなかった

里山の風景が残る記念館周辺は

通る車も少なく長閑で静か

田園風景のロケ地としては

ピッタリの場所~~~

 


布も庭も作品

2021-07-18 06:16:28 | 田舎暮らし

最後の展示会は何処だったかな?

あれから11年が過ぎた

好きな花を次々スケッチして

型おこし・・・手首が腱鞘炎になって指にはタコができ

それでも出来上がりを想像して

止まらなくなり後先考えず何時間でも没頭していた

 

次男が来て背高く伸びた草を見て

ヤダヤダ毎日草刈りなんて~~~~

 

布の上に思いつくまま好きな花を表現する

今は布が大地に変わっただけ

自由に好きな花を残し小道をあちこち作り

草刈りするたび庭の姿が変わる

今は庭はお母さんの作品なの

 

それなら飽きずに草刈りするのも分かるけど

俺はそんな趣味ないからイヤだね・・・だって

 

毎年変わる庭の光景

去年の姿は・・・はて?

どこに道が広場があったのかな

毎年生えてくる植物が違う

それに合わせて小道も広場も違う

ここに道を作って、刈て行っても

草に埋もれて

お気に入りの花が咲いていれば急遽

道は右や左に曲がって

ツル類や外来の植物が多く入り込んでいる所は

全て刈りこみ広場へと

植物次第気分次第で

 

染の構図と同じ

布の上に置く型はその時の気分次第

大好きなコオニユリ

&アザミの型が一番多かったような

そうそう山百合も

沢山のスケッチ、型を作った

毎日飽きずに眺めては・・・

あ~しょう、こうしょうと構図を考える

制作の過程は同じだけど~~~

布は風景を留めることが出来るけど

庭は私の意志とは関係なく

勝手に変化してしまい留めることが出来ない

完成のない作業

 

 

 


今日の記念館

2021-07-16 21:50:04 | 田舎暮らし

梅雨明け宣言

久しぶりに朝から夏の日差し爽やかな風もあり

山百合は全開

そんな中、テレビ&新聞の取材&来館者もあり

賑やかな梅雨明けの一日となった

 

後をついて来たココは山百合の前で座り込み

 

立ち上がって

長らく香りを楽しんでいた

 

クロアゲハは香りでなく花蜜

8個の蕾を付けていた山百合は花の重みで傾いて

支柱を立ててあげた

紫の小花

アキノタムラソウも咲き始めた

水琴窟の周りに植えたコバギボウシ

もうすぐ紫の縁取りを見ることが出来る

山百合の花が終わると

秋の花の季節がやってくる

 

 

 

 

 

 

 


今日の記念館

2021-07-15 20:19:21 | 山縣有朋記念館

今日も一日雨

雨は時々強く降ったり小雨になったり

そんな中でも山百合が咲きそろった

長雨と虫の発生で

花数は昨年の半分ぐらいになってしまったけど

それでも大きな白い花は庭を華やかにしてくれる

車で館に近づくとまず初めに目に飛び込んでくるのは

木の下の群生地

続いて橋の上から

そして中庭では

芝の中に生えてきたカンゾウを一部残してもらい

花が咲いたらヤブカンゾウでチョッとガッカリしたけれど

でもこれはこれで緑の中の

朱色は素敵

中庭の縁取りに植えた山百合

まだ花数は少ないけど

敷石に沿って植えた山百合

今年で5年目

何処を歩いても山百合の香りが後を付いてくる

 

 

 


母の日のカーネーション

2021-07-15 07:58:28 | 田舎暮らし

お昼を食べに行った息子が

カーネーションの鉢植えを抱えて買ってきた

ハイお土産

なにそれ~~

母の日だから

もったいない~~~

言うと思った、

1000円なんだからイイだろ・・

 

後で素直にありがとうと言わなかったことをチョット反省

でもカーネーションの鉢植えは花が終わればそれで終わり

でもとりあえず花が終わった後

根元の方から切りそろえ一回り大きな素鉢の鉢に植え替えてみた

友人が来てそれを見て

これって面倒見てあげると鉢の中で何年も花が咲くよ

え~何年も面倒見るのか

 

それから2カ月が過ぎ

鉢の中で黄色い蕾 

 

有難うは大切な言葉

言いすぎるぐらいでもイイの

そう言いながら子育てして

そして今は孫に・・・・・・

みんなチャンと実行継続中になのに

言っていた本人が有言不実行ではね

 

 


プラム

2021-07-13 17:33:59 | 田舎暮らし

先日友人が届けてくれたプラム

大石早生&ビーナス&いくみの三種類

いくみは後一週間後位が食べごろだから

そのころ採りに来て

一週間過ぎても天気は毎日グズグズ

今日の朝は薄曇,

予報は午後から雨

そこで友人の家へ

広い敷地には沢山の果樹が植えてある

坂道を上がっていくと

初めは桃エリア、

スモモエリア、梅エリア

道路には黄色く熟した梅がポツポツ転がって

アジサイの花

咲き始めのヤマユリ

とても素敵

早速籠を持ってスモモエリアへ友人と

スモモは早生、晩生と次々食べられるように植えているとか

お目当てのいくみは

枝が折れそうなぐらいギッシリ実をつけている

食べ比べしてみて

イクミから

 

次はスズロ

 

葉っぱの赤いハリウッド

まだまだ食べ比べは続いて

もう名前覚えきれないよ

早世の大石から始まりビーナス、イクミ、スズロ、ハリウッド、

サクランボみたいな小さなコスズetc・・・・

一週間ぐらいずれて完熟の時期を迎えるように植えてあるとか

晩生は梅雨明け後

まだ実は固く青かった

一つの実がずっしり重く大きく

2,3つ食べたらお腹一杯になってしまった

七月四日に友人が届けてくれた時は

それぞれハッキリと味の違いが分かったのに

その後雨続き・・・・

晴れの日は一日もなし

どれも甘みも酸味も抜け水っぽい

果物の味ってこんなに天候に左右されるんだ

気候変動の中で農家の人の苦労を垣間見た気がした

晩生の収穫時期は

梅雨が明けて晴れ続きだとイイな

 

 

 

 


時には人は

2021-07-12 18:38:10 | 田舎暮らし

原発事故から10年4カ月

十年ひと昔、私の中でも緊張感も薄らいだ

小出先生が

人は長くは緊張感を維持できないと言っていた

宇治でお会いした明通寺の住職中嶌 哲演氏も

やはり同じことを言っていた

そして今回のコロナ

4回目の緊急事態宣言が出るみたいだけど

一度目の時とは違い人々の関心は薄れ

まわりでも話題に上がることも無くなった

3,11が起きた時も

周りはあっと言う間に緊張感は無くなった

でも私の中では数年緊張は続きライフスタイルも大きく変わり

3,11前と同じ生活には戻れない

でもなんとか自分らしい生活が出来るようにはなった

 

庭に出れば手の届くところに食べるものがある生活

タマネギ&じゃが芋もストック

採り切れない梅

大きな桶で梅酵素&ジュース&梅干し

なんて便利なんだろう

 

でも10年過ぎても元の場所には帰れない人

帰れないまま亡くなった人も・・・・

自然豊かだった場所

そこでは四季折々自然を取り入れた

便利な生活が営まれていたに違いない

たわわに実った果物を見ると

誰もいなくなったところで同じようにたわわに実をつけ

人に食べることも利用されることも無くなった果物は

花が咲き実をつけ、あるものは動物や鳥の餌となり

大地へと帰っていく

たわわに実をつけた果物を見ると

当時の自分と重ね合わせ・・・・

なんだか切ない

 

長い歴史の中で

人は時には個人の努力ではどうにもできない

強制的変化を強いられ

自分らしい人生を過ごすことが出来ない人・・できなかった人

原発事故、コロナ

そしてこれからもきっと・・・・