野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

介護とはね~

2010-12-07 06:50:07 | 花藍
実家と那須の行ったり着たりの生活が始まって
始めは緑も山も見えない暮らしはたまらない・・・思っていたのに
4ヶ月が過ぎた今ではなにやら快適に感じるようになってきたから不思議
始めのころは落ち着かなかったワンコ達も今ではすっかり実家での生活になれて?
「さ~出かけるよ」と声をかけてもコタツから出てこない

ホームセンターや花屋を見つけてウロウロ
おかげで実家の出窓には1つ2つと鉢植えが増えて
「ここにきてまで鉢植えを殖やしてどうするの」・・・と言いながら

「3人の年寄りを見ているなんて大変ね」・・・とよく言われるけど

イヤイヤちっとも大変ではありません

痴呆が進んでおまけに大腿骨骨折の義母は寝たきり状態となり
実家のそばのホームのお世話になっている

車で7,8分
空いた時間に行って
車椅子でホームの中のお散歩、自動販売機でジュースを買って

窓越しに見えるソメイヨシノの古木を眺めながら
いっものソファーで休憩
春には毎年みごとな花を楽しんで
夏には濃緑色を見ているだけでホット心が和み
秋には真っ赤な紅葉色
そして冬には枯れ枝にやってくる小鳥達がよくみえる

アッチニトンでコッチニトンでの会話だけれど
それでもけっこう母は楽しそう

実家では父は朝早くから落ちば掃き
大きなビニール袋を何枚も庭のあちこちにおいて
朝ごはんも食べす”お昼も食べす”
そこで簡単なものを作って庭で食事
疲れたときにはコタツで2,30分横になり
「さ~て続きをやるか」・・・そして日がかげるまで

時々動きすぎで腰が痛くなるらしい
そんな時には黙ってベルトを腰に巻いて
「腰が痛い」と言ったら
「ほ~らみなさい、言わないこっちゃない」
娘のキツイ一言がかならす”飛んでくることをどうやら心得ているようです

夕食を終えて6時を過ぎると
「さてそろそろ寝るかな~」
落ち葉の季節はこれが父の日常で
まったく手が掛かりません

さて寝たきりの母は3度の食事と3度のオムツ替え
後は自分でベットを操作して
テレビを見たり休んだり
娘が気が向いたときにはお喋りの相手をして

こちらもまったく手が掛かりません

使える時間は細切れだけど
アッチへフラフラ、コッチヘフラフラ
おかげで新しい道を覚え、新しい店発見

これでは大きな顔して
「介護に通っている」・・・・なんて言えないよね~


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