庭でキツネノカミソリが咲き始めた
キツネノカミソリは種から花が咲くまで7年かかるとか
田んぼの斜面から取ってきて植えてはみたものの
庭で群生する光景を見られることが出来るのか?
なんて思いながら植えたけど
それから優に7年は過ぎたけど・・・・いなかった間に
増えたのはキツネノカミソリではなくカラムシ
丈はⅠメーター近く伸びキツネノカミソリを植えたところは
カラムシの群生地となって・・・
カラムシを刈ってもらったらその下からキツネノカミソリがポツポツ
それでもカラムシと一緒に刈られてしまったものも
矢板から那須塩原に移動して・・・7月半ばすぎると田んぼの斜面は
どこも朱色に彩られ・・・それは見事
ところがどこをまわってみても朱色に彩られている斜面は一か所だけに
田んぼの持ち主さんの家に通じる小道には数本の梅の木が植えてある
そしてその梅の木の下も毎年朱色に彩られる
お花が見られるように草刈りをしていることがうかがえる
背丈3,40センチのキツネノカミソリ
ツボミが上がってきたときに草刈りをしてしまうと花を見ることはできない
土手や斜面が背の高い草や蔓に覆われてしまっても花を見ることができない
草刈りしなくてもダメ、し過ぎてもダメ
たぶん昔は草刈りする回数や時期は決まっていてその合間合間で春から秋まで
切れることなくいろいろな花が咲いていたのだろう
ところが・・特に環境保全とかの名目で中山間地には草刈りすると補助金が出るようになって
そんな決まりも崩れ・・・強いものだけが生き残る
植生は単純化・・・環境保全ではなく環境破壊だと思うんだけどね
お役人が机の上で考える環境保全なんてこんなもの
さて今年は種を蒔こうかな?
そう思ってもこんな時代になって一年先のことも分からないのに
7年て長すぎるよね~~~~