岡本太郎さんが、トイレで「しずく」を拭われたハンカチで
頭や顔、口元までゴシゴシ拭いていらした…という衝撃のエピソード(笑)を話されたあと
「相当、年齢行ってらっしゃったんですけどね
あの年齢でね、そこまで熱中できるものがあるっていうのはね
本当に生き方として素晴らしいと思いました、尊敬します」と長岡さん
…って、そう話される長岡さんも、今でも好奇心旺盛でいらっしゃいますよね?
「川崎にね、岡本太郎さんの博物館みたいなのがあるんですよ
(『へぇ、行ったことないです』と橘ほなみさん)
そうそう、行ってみるとね、あの…岡本さんの作品はね、すっごいエネルギーがあるんですよ
見たら元気になります!機会があれば皆さんもね、爆発する芸術を体感してみて下さい
(『今度、私も行ってみましょう』)
さて(笑)…これが今日の『ここだけの話』…
『ここだけの話』だからね、人には言わない…
自分でしまっといて下さい、皆さん、ハーイ」と結ばれ…って、書いちゃいましたけど(笑)
「さて、次の曲はね、このあとコーナーで…
あの…宣伝をするコーナーがあるんですけど、そこで関係がある曲を選びました
お聴き下さい、イーグルスで『ジェームス・ディーン』」…をおかけになったんですが
ちょっとカントリーっぽいゴキゲンなR&Rに乗せて
ナンて歌ってるんだろうと思って訳詞をググると、ずいぶんと難解な歌詞なのか?
訳す方によって、かなりニュアンスが違っていて「うーん…」って感じ…(苦笑)
すごくザックリまとめると、スクリーンの中のジェームス・ディーンは確かにカッコいい
でも「間違いなく卑劣な反逆者さ、もしもそれに理由がなかったのなら」と
主演映画のタイトルに絡めた辛辣なワードも…(汗)
要するに「あんたは現実を知らなかった」…実際に「生き急いで早死にした」ことで
「これからの順調な人生を銀幕に映し出すなんて出来ない」ってことを教えてくれた…
みたいな内容らしいんだけど、奥さんは「甲斐さんが『HERO』で言いたかったこと…
『銀幕の中やせっぽちの俺たちが見えるだろ?
(今が過去になる前に俺たち走り出そう)』…に
近いような気がする」と食いついておりました(笑)
まあ、それは、1コーラス目に「銀幕の中泣き顔のジェームス・ディーンのように」
…っていう歌詞があるからじゃないかなあ?(笑)
更に…「ナンで、この曲をかけたかと申しますとね、このあとのね、お知らせコーナーでね
今日はシーハットシネマのお知らせで、その映画のね、主人公が
このジェームス・ディーンっていう俳優なんです…(『有名ですよね』)…ね?
若くして亡くなったヒーローなんですけども…
この(曲の)歌詞の中にもあります…『Too fast to live, Too young to dye』…
って、あるんですけども『生きるには早すぎて 死ぬには若すぎた』って…
ずっとね、まさにね、こう…その通りの役者人生だったんですよね
(『永遠の青春スターですよね』)」…という話を聴いて
「『バイオレット・スカイ』の元ネタね(笑)」とニンマリ(笑)
甲斐バンドの「夏の轍」に収録されているこの曲の中に
「生きて行くには早すぎて 死んで行くには若すぎるのか」という歌詞が…(笑)
確か、この曲は、イチローさんの曲先で、甲斐さんが歌詞をつけられたんですよね?
奥さんは「HERO」から「感触」「漂泊者」を書かれた頃の甲斐さんが
「ものすごく生き急いでる気がした」らしく…って
それは、ライブでのパフォーマンスを目の当たりにして感じていただけじゃなく
当の甲斐さんが、このジェームス・ディーンに限らず、突出したアーティストたちが
若すぎる死を迎えていることに、たびたび触れられたり
「とにかく今は、がむしゃらに走り続けなきゃって、居ても立ってもいられない感じなんだよね」とか
「今の生活を続けていて、俺、30まで生きられるのかなあって思うことがある」
…と口になさったりしていたのが、余計にその思いを強くしたみたいだけど(汗)
「バイオレット・スカイ」は、その当時のご自身へのアンサーソングのように感じていたんだとか…
それはともかく…長岡さんから「では、お知らせコーナーです」と振られて
橘さんが、シーハットおおむらのさくらホールで開催される映画上映会…
「さっき、お話があった通り『永遠の青春スター』ジェームス・ディーンの初主演作品…
代表作ですね『エデンの東』と、レオナルド・ディカプリオと渡辺謙さん主演の
スパイアクション映画『インセプション』という2作品の上映会」…について告知をなさったあと
「今日はね、もう1曲お聴かせします」と長岡さん
「これね…昔はね、声を聞いただけで『あっ!この人、美人だろうなあ』と思うようなね
そんな声の持ち主…(『結びついちゃうんですね?』)…そうです
かの香織さんで『午前2時のエンジェル』」…を流され
曲明けには…「ね?ほいで、前にも話したと思うんですけど、これ絶対、美人声ですよね?
(『可愛らしい声ですね』)…ナンか、甘え声…おねだり声っていうかね
(『男性はイチコロな声ですね』)…そう、ナンかね
『それ取ってー』とかね『あれ持って来てー』とか(言われたら)もう、ナンでもきいちゃう!
(『男性が鼻の下伸ばしちゃいますね(笑)』)」
…と話されてましたが、ボクは最初に「美人声」って聞いた時に
「天は二物を与えず」というか、ある知り合いの方の奥様が
「鈴の鳴るような」ってくらいの美声の持ち主で
その昔、社内の電話交換手をなさっていた頃に
その声に魅せられた会社中の男性社員の方々が、こぞって、お顔を拝見しに現れたものの
その声からのイメージを、あまりにも美化し過ぎていたためか?
「絶世の美女」とまでは行かないとはいえ(失礼!)
充分にお美しいお顔なのにガッカリしたらしい…という話を思い出していたので
かのさんの歌声と「美人声」が一致しなくて「うーん…」と思ったんだけど
長岡さんの説明にナットク致しました(笑)
ともあれ…「こんなね、美女をね、夜中の2時…夜中の2時ですよ?
『あなたが好き』『あなたが好き』なんて言わせながらね
街の中をタクシー使わせて走らせてる…こう…罪な腹立たしい男がいますね
ホント、癪にさわります!このヤロー!ですよね、ホントに…」と長岡さん
歌詞に出て来る女性に肩入れなさっていて(笑)
橘さんの「(その男性のことが)大好きだったんでしょうね(笑)」というフォローにも
「バカですよ!バカ!」とバッサリ(笑)
でも、ちょうどお時間となったようで(笑)
橘さんの「もっと話していたいんですが…」という
いつものお別れコメントが入り、番組終了となりました(笑)