ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろ BEAT HARDWORK(1/7)4

2022-01-12 20:51:00 | メディア
「えー、ということで、もう1曲クリスマスソングをかけましょう
えー、この曲は…これは、スプリングスティーンもイギリス…
ストリートバンドとやってましたからね、ハイ」と甲斐さん

ジャクソン5の「ママがサンタにキッスした」を流されてましたが
以前に「好きなクリスマスソング」を訊ねられた時にも、この曲を挙げられたり
ご自身のラジオ番組で流されたり…と、お気に入りの曲みたいですね?
まあ、奥さんは、そのたびに「子供の夢を壊す曲だよね(笑)」と言ってますけど…(笑)

曲明けにも「もう、あのドあたまの、あの『ブチュー!』がですね
もうナンか…あの…黒人の分厚い唇で(笑)
『ブチュー!』とやられたくらいのスゴイ音なんですけど、ナンかねぇ…
まあ、でも、ジャクソン5の…やっぱりマイケル・ジャクソンのこの時の声はもう
群を抜いて、ムチャムチャ、ムチャムチャ上手いっていう感じですね
ハイ、素晴らしいですけど…」と絶賛なさってました

ここから、今クールの連ドラについての投稿が2通続けて読まれたんですが
まず、甲斐さんがご覧になっているとおっしゃったので
「『最愛』を観てます」という方からの投稿に
「僕、あの…実は『最愛』ですね、真ん中辺りまで観てたんですけど
もうナンか、ものすごい忙しくなりまして、ハイ

『アバランチ』は最後まで、一応観ましたね…『アバランチ』ともう1コ…
あっ、アレだ!『和田家の男たち』はもう全部観ましたけど…
結局『最愛』は、もうどんどん、どんどんこう…熾烈な展開になって行ってるんで…(笑)

えー、ナンか結局、半分まで観て、あとはですね、1話から第8話までの…
えー、ダイジェスト版が、深夜にあったんですよ、深夜の2時20分くらいから…
それをしっかり録って、もうそれ全部…そのダイジェスト版で観て追いつくっていう、ハイ
最終回…

汚いでしょ?ハイ、ウチの家族が『ホントに汚いな』って…(笑)
もっとナンか素晴らしい…ナンか、松下洸平とかが素晴らしい…
『良い場面があったんだよ』とか色々ね(笑)言ってましたけど、ええ…
『吉高(由里子さん)が良い場面があったんだよ』とか言ってましたけども…

そいで、ちょっと…そういう若干ね、えー、はしょって、ハイ、最終回に追いつきました
えー、最終回、観ましたけども…」と明かされてましたが(笑)
初回に岐阜県で起きた殺人事件に関するシーンが、たびたびフラッシュバックするかの如く
現在進行中のシーンの中に差し込まれる…といった構成のドラマですし

最終回では、その過去の殺人事件だけでなく
現在の東京で起きた2つの事件に関するシーンも差し込まれて
犯人と共に、全ての謎が解き明かされるという展開でしたし…って
イヤ、もちろん、ダイジェスト版には、最終回の謎解きに必要な場面は盛り込まれていたものの
やはり、全編を余すことなく観たからこその感慨があったような気が…?(苦笑)

犯人については「ああ、やっぱり…」というか
考えてみれば「この人しかいなかったな」って感じなんだけど
この人にとっての「最愛」は、ヒロイン(吉高さん)だけじゃなかった…というより
そんな男女の恋愛感情とは別の愛情…「家族を守りたい」一心だったんだなあと…

まあ、早くに両親を失くしているという設定の人物だった上に
岐阜県での事件直後、我が子の罪を目の前にした父親(光石研さん)が
警察に通報しようとした自分に、未成年だとか、正当防衛が適用されるとか
「そんな法律の話をしてるんじゃない!家族の話をしてるんだ!」と言ったことも
大きく影響したんじゃないかと…?

その後の彼の行動は、ちょっと「容疑者Xの献身」のあの数学教師を彷彿させる…って
あちらは、その献身が、殺人という重大さゆえに報われなかったんですが(汗)
こちらは、過去の事件の死体遺棄と犯人隠避
現在の事件は、どちらも傷害致死っぽいし、物的証拠はないしで「失踪」という形になり

ヒロインは薄々、ヒロインの母親(薬師丸ひろ子さん)は
彼の罪に気づいているというエンディングでした
でも、その「最愛」の家族を守るためにしたことで
結果「最愛」の人たちの前から姿を消さないといけなくなったのが切ないですねぇ…

会社のためと思い、詐欺事件に関わった社員(及川光博さん)が
殺人事件への関与を疑われた時に「詐欺は出来ても、人は殺せない」と言ったり
自分を庇って出頭し、収監された会長(薬師丸さん)に
「秘密を抱えて生きる人生を受け入れるのは難しいです」と罪を償う覚悟を告げたり…と
真逆の選択をするシーンが、より切なさを募らせ、彼の愛情の深さを感じさせました

話が横道に逸れたついでに…と言ってはナンですけど(笑)
「アバランチ」は、もう文句なしに面白かったです♪
シリーズ前半に、メンバーそれぞれが「アバランチ」に参加するきっかけとなった事件が紹介され
その関係者に対して「必殺仕事人」よろしくリベンジするというストーリーはもちろん

最終的な標的である大山内閣官房副長官(渡部篤郎さん)との手に汗握る駆け引きや攻防
仲間や視聴者をも欺く(笑)作戦の鮮やかさに脱帽でした!
ナンか、ちょうど「相棒20」でも、特命係と内閣官房長官の対決があったので
より面白さが増したような気がします(笑)

大導寺先生(品川徹さん)が「アバランチ」に活動資金を提供していたことや
大山の指示で動いていた内調の桐島(山中崇さん)が
実は、ジョーカー的なメンバーだったことは、ナンとなく察していたものの
「アバランチ」結成の根本だったテロ事件の被害者・藤田(駿河太郎さん)が生きていて
しかも、大山に協力していたと知った時には、心底ビックリしたし

ウチさん(田中要次さん)の「あるよ!」というセリフに
某ドラマを思い出してクスクス笑っていたら(笑)最後にあんなシーンが待っていたし(汗)
ナンと言っても、初回で、官房副長官の秘書から
「こんな人のために働かなきゃいけないのか?」と愚痴られるくらい(苦笑)
支持率ばかりを気にする愚かな人物と思われていた郷原総理(利重剛さん)が

「アバランチ」に「ワンチャン狙って」誘拐されたかと思ったら、途中で放り出された(笑)辺りから
自分なりに「アバランチ」に対する印象を変えて来て
最後には「国民の話を聞くのが、総理の仕事だからね」と言い切ったりして
「ホントにこんな人が総理だったら…」と感じさせる人物に変身する(笑)という展開にスッキリ!

そして…「アバランチ」は、リアルタイムで撮影された、ターゲットとのやり取りを生配信し
「あとの判断は国民に任せる」という形で、社会的制裁を加えて来た一方で
仮面で素顔を隠したそのやり方を、敵側に真似されたため
世論は「ヒーロー」から「テロリスト」扱いへと変わってしまう場面があったけど
そういうメディアの在り方について、一石を投じたのが「和田家の男たち」です

祖父の「ワダカン」こと和田寛(段田安則さん)は、大手新聞社の元社長で、今は論説委員
父・秀平(佐々木蔵之介さん)は、テレビ局勤務で報道番組の総合プロデューサー
息子の優(相葉雅紀さん)は、ネットニュースの記者というマスコミ三世代の家族が
食事のシーンで、それぞれの立場から仕事について語り合うんですが
妻や恋人への恋愛感情なども、同じように話題に上り、堅苦しさはありませんでした

…というか、我が家では、番組開始当初から、深夜枠とはいえ、このテレビドラマの中で
当のテレビ局が「今のテレビ」をどう考えているのか?を表現することに興味津々だったので
例えば、ドラマの中の「ワイドショー」で、カリスマ女性社長の失踪事件を扱っているのを観て

秀平さんが優くんに「(30歳年下の)夫にもう殺されてると思ったろ?
そういう色が付けられた報道がされてるからだよ
年の差婚のことをわざわざ言ったり『(夫が)何らかの事情を知ってる』って
あやふやなニュースソースで話したり、みんなが判りやすく納得する
ストーリーに仕立てて煽ることばっかり考えてる」と説明したり

カンさんが「週刊◯春」を連想させる週刊誌の編集長に
「新聞やテレビが報じない出来事をすくい上げているのが週刊誌などの雑誌メディアなんだよ」と話し
編集長が「それは違います!新聞やテレビが、ウチの後追いをしてるだけです

我々は、新聞やテレビの人たちとは違い、記者クラブなどに入ってません
だからこそ出来る自由な報道に懸けているんです
テレビの人も、国に忖度せずに『やるべき報道はやる!』ってくらい、覚悟が必要です」と言い返すと
カンさんも「同感!国の許認可事業とはいえ、もっと挑戦すべきだ!」と言ったり

その週刊誌が、政治家の不正疑惑のスクープをブチ上げたものの
圧力に負けた出版社の意向で、第2弾を諦めることになり
全ての事情を知っている政治家の秘書の居場所を知らされた秀平さんが、不正疑惑とは別に
自分の妻(小池栄子さん)が死亡した事故に、その政治家が関与しているとの証言を撮り
局には隠したまま、番組で流そうと決意したシーンでは

カンさんが「テレビ局の使用している電波は公共のもので、国民の財産だ
その電波を個人的な感情で使っていないと言い切れるのか?」と問いかけ
「政府と与党は、周辺のことを調べ上げ、確証もない秘書の証言を公共の電波に乗せ
電波を私物化し、名誉を傷つけた上に、国民を不安に陥れたと逆襲して来るのは間違いない
秀平は秘書を守るつもりだろうが、テレビ局は秀平を守らない」と分析するも

秀平さんが「視聴者は、そんなに愚かではない
この事件は、司法の独立が侵されていることを示している
マスコミは、そういうことを国民に伝えるのが仕事です
公共の電波だから何も出来ないという考えは間違いです
個人的復讐でないことも世の中は判ってくれると思います」と話すと

「じゃあ、やれ!テレビ報道をバカにしておったが、さすがワシの息子だ!
信じた道を行け!…ただ、私より先に死なんでくれよ」と背中を押したり…
…といった風に、テレビ局側も「今のテレビ」の在り方に
疑問を持っているのは間違いないみたいだけど

この秀平さんの「ゲリラ作戦」は、放送前に秘書の証言内容を知った部下が
秀平さんが解雇されることだけは阻止したいと
秀平さんに無断で、局長に報告したためにオンエアされることはなかった…という結末だったことで

秀平さんの「コロナを経て、どの局も本来の姿に立ち返り
視聴者が独自の判断が出来るよう、様々な情報やニュースを
冷静に提供するようにならなくてはいけない」という言葉が
現実のものとなるには、まだまだ時間がかかりそうだなあと…(苦笑)
コメント
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