ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

Happy Go Lucky!(12/23)その3

2022-01-05 21:05:00 | メディア
藤田恵美さんが、コンサート会場のスピーカーなどの音響機材を取り払い
代わりにレコーディングスタジオの録音機材を持ち込んで
ある意味、本来の「ライブレコーディング」をなさったことについて、ググった奥さん

そもそもは、甲斐さんが「ちょっとくらい音がヨレていても」
熱のこもったグルーヴを大事にされていることに、ライブ音源の醍醐味を感じていたトコへ
ライブ音源のクオリティを追求する、思いも寄らない手段を知り、興味を持ったらしい(笑)

その試みの発案者でいらっしゃる阿部哲也さんは…
「レコーディングのような品質を一発勝負のライブでパッケージするというのは
アート/エンターテイメントというよりも、むしろスポーツに近くて
オリンピックで結果を出すアスリートのように
『絶対に金メダルを獲る』というところからのスタートだったので結構しんどかったですけどね

やっぱり、一発録りじゃないとダメ…『せーの!』でやる偶然とか
エモーショナルなものを録りたいと提案したんですが、それもナカナカ難しくて
アーティストには『レコーディングとライブではモードが違う、どっちなんだ?』と言われました

ジャズの人たちは『いいな、やってみたい』と答えはすぐ出て来るんだけど
いざ、やるかというと、曲にもよりますけど
ドラムとかパーカッションの大きな音だと、会場で音が回ってしまってレコーディングは難しい
…とおっしゃってるんですが、これは「ライブでやっているアレンジで一発録り」をなさった
甲斐バンドのアルバムの作り方にも「通じるものがあるんじゃない?」と食いついた(笑)一方で

藤田さんが「私たちは『ヘッドホンを通して聴くと、こんなに良いんですよ』ってことを
推奨するためのコンサートをした訳ではないんです
きちんとしたレコーディングをするため、PAから音を出せなかったので
必然的にコンサート会場のお客さんもヘッドホンで聴くしかなかったんです

阿部さんが、これをやりたいと思ったのは
スタジオレコーディングの時の歌よりも、また違った良さがライブにはある
それをナンとか良い音で捉えたいというのが出発点だったんです
良い意味での雑味みたいなものから出て来るグルーヴ感や
エモーショナルなものがライブの中にはあって
それがきっとスタジオレコーディングの中にはないものだったりするんです
普段のライブ録音のような音ではなくて、スタジオレコーディングのようなクオリティの音で
それを捉えたいっていうところから始まってるんです

それ故に、すごく曖昧というか、ライブはライブだった訳ですけど
普通の感覚で捉えるライブとかコンサートとは違うんです
照明がすごかったり、演出があったり、クレーンでナメるような映像だったり
そういうのを想像しちゃうと思うんですけど、あくまで、音・演奏が中心にあったんですね
クレーンや華美な演出があると、ノイズなど音に影響するので何もないんです
そういう意味でのエンターテイメントとして捉えるとズレると思うんです

普段だと各楽器を隔てるように、それぞれ部屋に入って
お互いの音を遮断した所でやるのが、レコーディングスタジオなんですけど
今回は、みんなが同じステージにいて、パーティションもない状態
そこで、みんなヘッドホンをして、私も真ん中にレコーディング用のマイクがあって
そこに立ったまま、動けない…鎖に繋がれた犬みたいな感じですよ(笑)」

…と説明なさっているのを拝見して「センターの席なら『動かない甲斐さん』もイイけど(笑)
『20Stories』ツアーでの、カバー曲の歌詞を見るために
『動けない甲斐さん』はちょっと…(苦笑)」と苦笑い
もっとも「ライブ会場でレコーディングするんじゃなくて
レコーディングスタジオに観客として入れて貰えるなら観てみたい(笑)」と申しておりましたが…(笑)

ちなみに、藤田さんは…「普通のレコーディングだったら、1曲を何テイクか歌って
その中から良いものを選ぶという感じですけど
コンサートは、リハも入れたら30曲にもなるので、喉を守っていられない
なので、なるべく声を疲れさせないように、MCはしないつもりだったんですけど
本番10分前くらいに、スタッフが『お客さんが緊張してますよ、何か喋った方がいいですよ』って…

ステージに上がったら『皆さん、こんにちは~!』から始まって
『今日の趣旨、判ってますか?』みたいな…バラエティ番組の前説みたいなことをやって…(笑)
そこにお客さんがいる限り、聴いて下さる方へも気持ちを向けて行かなきゃいけないんだな
…っていうのも、当日初めて気づいたりして、自分のイメージを超えていたんですね

何かのカテゴリーに嵌めて、このコンサートを捉えないで聴いて欲しいと思うし
そういう感じで私たちもやってましたよって伝わったら面白いなと思います
全てにおいて実験的でしたし、良い悪いというジャッジよりも
『よくここまで面白いことやったね』みたいな感じで捉えて貰えるといいかな」と話されてます

それはともかく…「なるほどね、よく考えましたね、それは」と長岡さん
「その新しいCDには、恵美さんの作詞作曲は何曲くらい入ってるんですか?」とお訊ねになり
藤田さんが「えーとですね、2曲かな?あのー、Le Couple時代の『縁は異なもの』っていう曲と
それから、長岡さんに選んで頂いた『愛の景色』っていう…」とお答えになった途端

「あっ!あれは大好き!僕ね、ここね、皆さんに後で説明しようと思ってるんですけど
良い曲があるんです!」と声を大になさって(笑)
「これ、でもね、長岡さんがね『CDに入れよう!』って言って下さらなかったら
お蔵入りになってた気がする(笑)」という藤田さんの一言に
「みんな、どんな耳してるんだ!?って…あれ(の良さ)が判んない?」とコーフン気味?(笑)

でも、藤田さんが「そう、長岡さん『これ、絶対入れた方が良いよ!』って言って下さって
『ココロの食卓』っていうね、アルバムの中に入れられた…
久しぶりに今回のこのコンサートでも歌って、またCDに入れさせて貰いました」と話されると
「そうそう!そうそう!一緒に作りました」と頷かれつつも
「恵美さんはさ、確か佐世保にナンか縁がありましたよね?あれ、出身?違う?」と質問(笑)

藤田さんが「あ、えーとね、両親が出身なんですよ。なので、小さい頃、よく行ったし
長崎にも親戚があちらこちらに住んでいます」と返されると
「あっ、お父さんお母さんの兄弟とか…?ナンかこう…印象に残ってる景色とか
イベントとか色々あります?長崎のおくんちに…?」と重ねてお訊ねになり

「長崎はね、まっ、海と海の幸が美味しいってことと、あと、坂道がやたらに…(笑)
あとは、ナンかこう…異国情緒があるっていう…」とのお答えに
「(坂道は)確かに!(笑)(異国情緒は)ありますか?横浜とはまた違う…
横浜とはちょっと違った…谷底ですもんね、街がね」とおっしゃってました

ただ、藤田さんが「あの…まあ、一昨年でしたかね?大村に行かせて頂いて、佐世保も行きましたけども
ナンか、自分の血の中に、あの…ナンか、やっぱあるなあって…
すごい懐かしいっていうのか…」と続けられたトコで
「ナンか、私も結構、年齢を重ねて来たんですけどもね
健康管理のため、ナンか運動とか、スポーツとか
サプリメントとか、やってます?」と、また話が飛んで(笑)

藤田さんが「私はですね、まあ、運動はやって来なかったんですけど
でも、まあ、この年であんまりやり過ぎてもね
逆に、ほら、壊しちゃったりするじゃないですか?関節とか…(笑)
ストレッチは、えっと、寝る前と朝起きた時にやったりとか
あと、半身浴…体を温めるのに、半身浴とかやったりとか…」とお答えになると
「あと、食べ物とか…?」とフォローされたものの

「でも、まあ、あの…もうクリスマスですけど
来年のね、音楽活動とか、そういう告知・宣伝あったら、ちょっと言って下さい」と振られ
藤田さんが「ああ、まだ今はあの…ハッキリ決まってることがないんですよね
ナンとなく、こう…こんな計画みたいなのはあるんですけど、今こんな状況なので
ホントに今、どういう風な…いつ決定できるか?みたいなのが、ナカナカ判らないですね
でも、まあ、ホントにどこかで、もしご覧になって頂けたら…チェックして頂けたら…と思います」

…と話されたトコで、猫の鳴き声がして(笑)「うん、エルたん鳴いてます(笑)
今日は、あの…クリスマスイブイブの忙しい中に、トークありがとうございました
お別れにもう1曲、何をかけましょうか?」と質問
「ハイ、じゃあ、この1番新しいアルバムの…ヘッドホンコンサート2021から
井上陽水さんのカバーで『東京』という曲を聴いて下さい」と選曲なさった藤田さんに
「ハイ、判りました!元気でいて下さいね!また会いましょうね!」と声をおかけになり

曲を流されたあと…「藤田さんとは一緒にね『ココロの食卓』ってアルバムを作ったりしたんですよ
その中にね、さっきも言ったけどね、恵美さんが作詞作曲した
庭先の陽だまりで寛ぐ犬をこう…優しい目線で見守りながら
自分たち夫婦の今の愛の姿を描いた『愛の景色』っていう作品があって
これ、もうホントに良いんですよ!これ
機会があったら是非、皆さん、このCDにも入ってますけど聴いてみて下さい
おすすめの曲です」とプッシュなさってました

「続いて、今日ね、もう最後の曲になるんですけどね
切ない名曲、辛島美登里さん『サイレントイヴ』です」と長岡さん
曲の途中で…「辛島さんもね、数年前に『シーハット(おおむら)』のね
さくらホールでコンサートやったんですよ
本番寸前にね、のど飴をステージの袖で喉に詰まらせて、激しく咳き込んで
声が変わってしまってね、開演が20分くらい遅れたんです
まっ、そういう事故がありました

私はね、担当アーティストの作品を辛島さんに発注して、名曲を沢山貰いました
西田ひかるさん、斉藤由貴さん、新妻聖子さんなんてね、曲を作ったんですけど
サビメロが高いからかな?叙情的な旋律を叶えてくれるのは彼女だった…」とおっしゃったトコで
「長岡さん、もっと話していたいですが、また来週ということで、今週はここまでです」
…と友廣さんストップがかかり(笑)「それではまた来週!メリークリスマス!」で放送終了♪
ゲストコーナーがある時は、2週に分けるなどして、30分以上の枠で聴きたいです(笑)
コメント
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