ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

春~夏の連ドラまとめ4

2022-08-03 20:35:00 | 日記
今回は「家族モノ」中心のまとめなんですが
まずは、甲斐バンドの広報部長こと(笑)小芝風花さん主演の「妖怪シェアハウス」
そのシーズン2であり、劇場版公開へのステップとなる「帰ってきたん怪」から…
あっ!もちろん?小芝さんは、このドラマのプロモーションでも
「甲斐よしひろさんからギターを頂いた」話をなさってました(笑)

ともあれ…シーズン1では、結婚や社会的成功など
いわゆる世間一般の「ものさし」に振り回され、確固とした「自分」を持てずにいた女性が
「誰に何を言われてもいい、自由に生きる!」と妖怪化する自分を受け入れ
清々しい開き直り(笑)でもって、シェアハウスから旅立って行く様子が描かれた訳で
ある意味「完結した」物語をどう膨らませるのかな?と思っていたら

自由な生き方をするにも、先立つものがないとどうにもならない…という、せちがらい理由で(笑)
シーズン1の冒頭と同じく…イヤ、それ以上に貧した状態の「澪」が登場(汗)
一方、妖怪の皆さんは、以前に住んでいた神社から、お寺へと引っ越していて
シーズン1の神主さん親子に代わり、和尚さん役でレギュラー入りなさったのは
奥さんご贔屓の池田成志さん♪

普段は、お酒ばかり飲んでいる、ちゃらんぽらんなキャラながら
仏教にまつわる「イイ話」を披露する際には、キリリと引き締まった印象に変わられる辺り
奥さんのギャップ萌えに拍車がかかったような気が…?(笑)

ちなみに、シーズン1で「陰陽師指導」を担当なさった高橋圭也さんは
仏教も修行されているとのことで、今回は「仏教監修」という形で携わられたそうで
更には、西洋・東洋占星術や風水にもお詳しく
「不思議」系の物語なら、全般的に何でも監修できそうな方らしく
ある意味、一番妖怪に近い(失礼!)方なのかも知れませんね?(笑)

そのシーズン2は、1話30分に短縮されたぶん、毎回登場する妖怪たちがパワーアップ…
というより、本来の妖怪としての姿や特徴に留まらず「闇落ち」したとの設定になっていて
「かっぱ」や「タヌキ」「小豆洗い」など、どちらかといえば弱小系妖怪…「小物」のはずが
すぐには正体が判らないくらい変貌していたり
人間の姿をしている時の言動も「現実にこういう人いるよね?(笑)」といった説得力があったり
ナカナカ中身が濃ゆくて面白かったんですが、劇場へ足を運ぶか?と訊かれると…?(笑)

続いて「マイファミリー」は、その名の通り「家族」がテーマなんだけど
その家族の絆が「娘を誘拐される」という形で試されるのがミソ
家庭を顧みず、仕事に打ち込んで来た父親(二宮和也さん)は
娘の身長や、よく履いている靴なども全く知らず
身代金受け渡しの当日、犯人から電話で「娘が初めての遠足で行った場所」を訊ねられ
答えられなかったことで、取引が中止になってしまうシーンでは
全国の「お父さん」方が肝を冷やされたんじゃないかと…?(汗)

その後「警察を完全に排除しろ」との条件付きで、再度受け渡しの機会が与えられた際には
元刑事と弁護士の親友たちや、自分たち夫婦の親、職場の仲間たちも巻き込んで
警察と犯人、両方の裏をかき、無事に娘を救出した二宮パパを観て
「犯罪者の素質あるんじゃね?(笑)」とツッコんでしまいました(笑)

ただ、このドラマも「ミステリと言う勿れ」や「元彼の遺言状」と同様に
最初の数週間で、メインストーリーであるはずの「二宮家の誘拐事件」が解決してしまい
「最近は、このパターンがトレンドなの?(笑)」などと言ってたら
今度は、親友の弁護士の娘や取引先の社長の娘の誘拐事件が起こり
同一犯と思われる犯人から交渉役に指名されるわ
警察や周囲の人間からは、共犯の疑いをかけられるわ…(汗)

結局、同一犯による連続誘拐事件ではなく、過去に自分の娘を誘拐され
いまだにその行方を探し続けている親友の元刑事と
その過去の誘拐事件の原因を隠そうとした警察官僚が犯人だった訳ですが
スピーディーに二転三転する展開と、誰も彼もが怪しく見える(笑)演出のおかげで
かえって「一番怪しくなさそうな人がアヤシイ(笑)」という
あまのじゃくな我が家の予想が的中してしまい、最終回はちょっと残念な感じでした(笑)

お次は、我が家みたいな庶民には、全く縁のなさそうな「やんごとなき一族」(笑)
江戸時代から続く超一流の名家の次男坊(松下洸平さん)に嫁いだ下町娘(土屋太鳳さん)が
理不尽なしきたりと、一族が仕掛ける数々の嫌がらせに立ち向かう…という
こちらも「本来あるべき家族の絆」がテーマなんですが

莫大な財産、社会的権力や地位を巡っての嫉妬や憎悪が渦巻く家庭の様子は
あまりにも住む世界が違い過ぎて、コメディーにしか観えないし(笑)
…というか、長男の嫁役を務められた松本若菜さんは
完全に笑かしにかかっておられたような気が…?(笑)
とても「復讐の未亡人」と同一人物とは思えません(笑)

最終的に、義理の母や妹、叔母様にお婆様まで味方につけ…って
まあ「やんごとなき」家の女性陣の反乱により
古くさいしきたりにこだわる、ご当主様(石橋凌さん)が、お屋敷を追い出されるんだけど
だからといって、ホームレスになるかなあ?(笑)
もっとも、優しい奥方様(木村多江さん)が、おにぎりなんか差し入れちゃったりして
結構、幸せそうなエンディングでしたが…(笑)

一見あり得なさそう…でも、もしかしたら元華族みたいな旧家や、例えば皇室の中では
庶民には無縁の様々な決まり事があるのかも知れないけど
こちらは、まずあり得ないであろうというのが
「ある日突然、死んだ人間が生き返る」ドラマ…「空白を満たしなさい」
原作は「亡くしたはずの大切な人にもう一度会えたら」という着想で
東日本大震災後に発表された、平野啓一郎さんの長編だそうです

ただ、生き返ったものの、死の直前の記憶を失っている主人公や
もう、その悲しみを乗り越えて、新たな生活を始めている家族は元より
友人や親戚、かつて勤めていた職場の上司や同僚たちの戸惑いが半端なく(汗)
また、そうした「復生者」たちの新しい人生をケアするために
税金が使われることに反対する人々もいるし
就職もままならないのに、生命保険の返金を求められるし(汗)

何より、主人公の男性(柄本佑さん)は、事故か自殺か判然としない、転落死で亡くなっており
「居場所を失った状態」に戻って来てしまったという辛さに加え
記憶の「空白」を埋めようとする中で「自分が人を殺したかも知れない」という疑問が浮上し
生き返らない方が良かったんじゃないかってくらい、不安と恐怖に苛まれる日々…(汗)

…って、頭では「あり得ない設定」と思っているのに
主人公やその家族の感情の揺れが、ものすごくリアルで、息苦しささえ感じてしまうのは
やはり、柄本さんを始め、妻役の鈴木杏さん、警備員役の阿部サダヲさん等々
キャストの皆さんの演技が、それこそ「あり得ない」ほど自然だったからじゃないかと…?

終盤は「えっ!?」っていう展開でしたが(苦笑)
なぜ自分が死んだのか?という「空白」が満たされ
前世では築けなかった家族との関係を築くことが出来て、心置きなく…というか
今度は生き返ることはないだろうと思えるようなラストシーンでした

続いては、前述の2本に比べれば「あるかも?…イヤ、きっとある!」と信じられる(笑)
「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」
独立を考えているヨガインストラクターの娘(上野樹里さん)と
妻に先立たれた辞書編集者の父(松重豊さん)が、親子で婚活をスタート…と言っても
娘は、特に結婚したいとは思っていないことを、父に言い出せないだけなんだけど(苦笑)

「仕事第一!」の割には、2人の男性(田中圭さん・磯村勇斗さん)の間を行ったり来たり…
というか、田中さんのことが好きなのに、シングルファーザーである彼に
「息子優先」を宣言されて、それ以上踏み込めない寂しさを
仕事や他の恋愛で紛らせようとしているとしか見えなくて、感情移入が出来ず…(苦笑)

もっとも、奥さんは、亡くなった妻への思いを大切に胸に秘めながら
新たな出会いにときめく松重さんに「カワイイ♪」を連発(笑)
娘の幸せをひたすら願っているものの、少々ピントがズレているトコもツボだったようです(笑)
それにしても、松重さんといい、エンケンさんといい、光石研さんといい
「バイプレイヤーズ」の皆さんの「お父さん」ぶりは、ホントにステキですねぇ♪
コメント
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