ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

春~夏の連ドラまとめ3

2022-08-01 18:20:00 | 日記
前回は、テレ朝の「警察モノ」をまとめてみましたが
今クールの新たな連ドラの中で、我が家の「期待値の高さNo.1」だった「初恋の悪魔」は
そのタイトルから受けるイメージとは違って?

捜査権を持たない、部署もバラバラな警察官4人が
その1人の自宅に集まって、勝手に事件を推理し、捜査、解決してしまうという
ある意味「相棒」の「特命係」よりタチが悪いかも知れません(笑)

我が家が、このドラマを楽しみにしていたのは
「カルテット」を手掛けられた坂元裕二さんの脚本ということと
W主演の林遣都さん、仲野太賀さんを始め、柄本佑さん、松岡茉優さん
安田顕さん、篠井英介さん、伊藤英明さん、毎熊克哉さん等々
舞台でも活躍なさっている役者さんが勢揃いされていることが大きかったんだけど

仲野さんへのインタビュー記事によれば…
「坂元さんの脚本には、自分の痛いところが疼くような言葉が多い
根幹にぶっ刺さって来る強さがあって、それでいてユーモアがあって
終わる頃には腹の底から泣いているような深い感動を得られる

今回も、いわゆる『刑事モノ』ではなく、コメディーとも言えるし
ラブストーリー、サスペンスもあり、どのドラマにも似てないんですよ
色んな仕掛けがあって、オリジナリティーに溢れていて
下手したら伝わらないかも知れない、かなり高度な表現の仕方もあって
本当に、細い針の穴に糸を通すような作業になる」…とのことで

まあ実際、銭湯に拳銃を置き忘れ、現在停職処分中で(汗)
凶悪犯罪愛好家の推理マニアでもある刑事課の刑事(林さん)と
捜査中の事故で殉職した優秀な刑事だった兄に劣等感を抱きつつ
現状に満足しているふりを装っている総務課の行政職員(仲野さん)

買った覚えのない洋服や靴、バッグなどと共にに
仲野さんの兄の、事故現場から紛失したスマホを持ち、どうやら別人格が存在しているらしい
元県警捜査一課、現在は生活安全課の刑事(松岡さん)に
片想い中の刑事課の新人刑事(佐久間由衣さん)に
手柄を立てさせてやりたいと願う警察嫌いの会計課行政職員(柄本さん)

…といった、あまりにクセが強過ぎる(笑)主人公たちに加え
林さんの隣人で、夜中に上半身裸で仮面を着け、何かの儀式を行っていたのを目撃した
林さんから「猟奇殺人者」と認定され(笑)監視を受けている自称小説家(ヤスケンさん)やら

仲野さんに、兄を殺した疑いがあると林さんの監視を命じる警察署長(伊藤さん)やら
アヤシさ満点のキャラクターがテンコ盛りで(笑)
この先の展開が読めない、オリジナル脚本ならではのドキドキワクワク感が半端ないです♪

オリジナル脚本といえば、前クールの「インビジブル」…って
「ブラックリスト」のパクリとの声もありましたが(苦笑)
高橋一生さん演じる、ひときわ正義感の強い刑事と

警察内部で「インビジブル(誰も見たことがないの意)」と呼ばれて来た
「犯罪コーディネーター・キリコ(柴咲コウさん)」が、まさかの手を組んで
その存在すら警察には知られていない凶悪犯
「クリミナルズ」を追う「犯罪エンターテイメント」で

裏切りありき…というか?ハナから「キリコ」を色眼鏡で見てしまったり
警察内部でアヤシイ動きをする人物がいたり、それこそがミスリードになっていたり…と
「正義」と「悪」が、目まぐるしく入れ替わる
どんでん返しに溢れた内容のため、テンポが速く「ながら見」は難しかったです(笑)

その高橋一生さんと、同じTBSのドラマ「天国と地獄」で
お互いの「魂」が入れ替わる女性刑事を演じられた綾瀬はるかさんが
フジテレビ月9「元彼の遺言状」でタッグを組まれたのが「鎌倉殿」…じゃなくて大泉洋さん(笑)

「金にならないことはしない」と公言する弁護士と、訳アリな元「別荘管理人」というバディは
タイトル通り「元彼の遺言状」をきっかけに誕生する訳だけど
先代の月9「ミステリと言う勿れ」の「バスジャック事件」と同様に
メインの事件は最初の2~3週で解決してしまって(苦笑)

あとは単発の事件が続き、最後に「訳アリ」の事件を持って来るという展開で
前のめりに視聴し始めたぶん、途中でツンのめった感はあったものの(苦笑)
「元彼」事件の関係者(関水渚さん)や、綾瀬さんの元上司(浅野和之さん)が
いつの間にか、このバディの協力者になって来て、最後はすっかり「チーム」化(笑)
また、スペシャルか続編で、このチームの活躍が観たいです♪

そのフジ月9、今クールは「元彼の遺言状」に引き続き
新川帆立さん原作の小説「競争の番人」をドラマ化
舞台は「公正取引委員会」の審査局第六審査で

捜査上のミスが原因で「第六」に左遷されて来た刑事(杏さん)には
警察に比べ、人員も資金も強制力も乏しく、立ち入り検査先にナメられるなど
思うように職務が果たせないことに歯痒さを覚えるんだけど
我が家は、知ってるようで知らなかった公取という組織に興味津々(笑)

ただ、このドラマもまた、前週の第3話で、ホテル業界の「カルテル疑惑」編が完結し
山本耕史さんのド迫力を堪能したばかりだし、勝負はこれから!って感じかなあ?

でも、杏さんの教育係として、バディを組まれている坂口健太郎さんを始め
小池栄子さんや大倉孝二さん、加藤清史郎さんそして、寺島しのぶさんと何やら因縁ありげな小日向文世さん…といった
個性豊かなキャストの皆さんの「HERO」的な絡みに期待しております(笑)

今クールは、男女のバディものが多いのか?(笑)
「石子と羽男~そんなコトで訴えます?~」は
「司法試験に4回落ちた東大卒」のパラリーガル(有村架純さん)と
想定外のことに対応できない「一発合格の高卒弁護士(中村倫也さん)」が
身近な、それでいて一筋縄では行かない事案に挑む…といった内容なんですが

弁護費用の心配をしながらも「弱い者の味方」となるお二人の活躍は楽しいし
この正反対の性格の男女に、ロマンスの香りづけくらいは期待しているものの
第1話の「依頼人」で、レギュラーキャストの赤楚衛二さんを交えての
トライアングル的な展開に傾き過ぎると…と、現在様子見中…(笑)

続いては、異色の刑事ドラマ「オクトー」
これまでにも「心理捜査員」をメインにした刑事ドラマは数々ありましたけど
それは、心理学に基づき、被疑者の仕草や態度、言葉遣いなどから
嘘を見抜いたり、動機を推し量ったりするという内容だったのに対し

「オクトー」の主人公は、両親を亡くした15年前の事件をきっかけに
目を合わせた相手の感情を「色」として見ることが出来るようになった刑事(飯豊まりえさん)で
当人は、その能力のおかげで、日常生活にも支障をきたしているため(汗)
聞き込みや取り調べは、警察庁から異動して来た「相棒(浅香航太さん)」にお任せだし

「喜び」「悲しみ」「怒り」「嫌悪」「期待」などの感情を読み取ったところで
それだけでは、動かし難い「証拠」とはならないという、もどかしさがあるし
その「感情」の意味が解き明かされたあと、一応スッキリはするものの

「事件解決の決め手」と呼ぶには、ちょっと弱いというか
「えっ!?それで自供しちゃうの?」って感じかなあ?(苦笑)
まあ、感情が見える原因となった事件や、浅香さんに異動を命じた
船越英一郎さんの目的は何か?…といった興味はありますが…(笑)

もう1本のバディものは「魔法のリノベ」
こちらは、月9の直後となる、月曜10時に新設されたドラマ枠の第4弾
甲斐さん大絶賛の「アバランチ」に始まり
やはり甲斐さんが「可愛い!」を連発なさっていた、浜辺美波さん主演の「ドクターホワイト」
広瀬アリスさん主演の「恋なんて、本気でやってどうするの?」を経て

…って、この枠で放送される作品は「趣向の変わるチャレンジ」を中心としているらしく
ジャンル分けというか、これ!といった「くくり」がないぶん、当たり外れが激しいような気が…?
ちなみに…10月からは、長澤まさみさん主演の「エルビス~希望、あるいは災い~」
来年1月からは、草彅剛さんの主演が決定しているようです

それはともかく…「魔法のリノベ」も「石子と羽男」と同じく
家業である工務店に勤める、あまり成績の良くない営業マン(間宮祥太朗さん)と
大手リフォーム会社から転職して来たやり手の女性(波瑠さん)が
その対照的な性質で、お互いに刺激を得ながら
最強バディになって行く…といった内容なんだけど

「リノベは家の魔物退治」をテーマにしているだけあって
毎回登場するゲストの家をリノベーションすることを通して
それぞれの家庭が抱えるわだかまりや、家族への思いが浮き彫りになると
そのもつれや問題を解きほぐし、かつ、それぞれの希望に沿った
まさに「魔法」のようなリノベ案を提示するという、視聴後感が良い作品です

ただ、その視聴後感に、ナンとなくデジャヴ感を覚えたと思ったら
前クールにNHKで放送された、山下智久さん主演の「正直不動産」でした!(笑)
「ウソも方便」とばかりに、口八丁で営業成績No.1を誇っていた不動産会社の営業マンが
顧客の土地にあった「ほこら」を壊した祟りで、一切ウソがつけなくなり

マイナスな情報も全部ぶちまけたり、顧客を怒らせてしまったり(汗)…で
信用も営業成績もガタ落ちする一方、その本音で語られる言葉は
借り主や買い主が、賃貸や売買において不当な契約をしないよう喚起するものな訳で
「正直者がバカを見る」ばかりじゃない結末に、ホッコリしたことを思い出しました♪

そういえば、このドラマも、営業成績のライバルだった市原隼人さん
また「顧客ファースト」をモットーとする新人社員・福原遥さんとのバディものだったなあと…
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