ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

歌える!J-POP黄金のベストアルバム(7/31)5

2022-08-10 19:15:00 | メディア
甲斐さんが「加藤和彦さん」に食いつかれたからか?(笑)
渡辺美里さんと大黒摩季さんのプロフィールは、ライブ映像が流れている間に
画面下に表示されていたのが、加藤さんのプロフは、このタイミングで表示されていて

そこには…「加藤和彦 1947-2009年 ザ・フォーク・クルセダーズや
サディスティック・ミカ・バンドのメンバーとして活躍
1960~1970年代の日本の音楽シーンをリードし多くのアーティストに多大な影響を与えた
作曲家・プロデューサーの他、映画・舞台・歌舞伎など幅広く活動」…と記されてましたが

そのフォークルで、加藤さんの盟友でいらした、きたやまおさむさんは…
「『帰って来たヨッパライ』がヒットした当時は
団塊の世代が思春期から青年期に入り、人生の『旅立ちの時』を迎えた
若者のエネルギーの発露だった音楽が、再び大人に管理され、大資本と結びつくことで
ビジネスとして成功する過渡期でもあった」と指摘なさって

更に…「60年代は、行き先が判らず、若者の将来の不確実さへの不安を表現する
どこか拠り所のない歌詞が多いのに対し、70年代は明るく、夢があり
特定の場所を目指す曲が増えた」…と作詞を担当なさっていた方らしい視点で分析されてます

ちなみに…フォークル解散の1ヶ月前に作られた「風」は
はしだのりひこさんが、あたためていらした曲に、きたやまさんが歌詞をつけられたそうだけど
お二人は共に、学生時代に親友を自死で亡くされていたらしく
「どんなに辛くても、空しくても、人生はただ歩き続けるしかない」との思いを共有されていた一方で

きたやまさんが「ただ風が吹いているだけ」という歌詞で
「死」を感じさせる余韻を残して終わらせようとなさると
はしださんは「前向きな終わり方にしたい」と反対され
「振り返らずただ一人 一歩ずつ 振り返らず泣かないで歩くんだ」
という歌詞を加えることになったんだとか…

当時を振り返られて、きたやまさんが…
「スポットライトと歓声を浴びる華やかなステージを一歩降りると死があり
お金も必要とされる『不確かな日常』との落差に苦しんでいた
顔の見えない聴衆との『マスコミュニケーション』にも、不安や恐怖を感じた
絶望した僕と、希望を求めるはしだとの、せめぎ合いがあった」…と話されているのを拝見して
「フォークは希望を、ロックは今を歌う」という言葉を思い出しました

きたやまさんは、フォークル解散後、ある楽曲を巡る意見の対立から
40年ほど、はしださんと絶縁状態でいらしたものの
加藤さんの自死をきっかけに再会されたそうで
「はしだとまた会えたことは本当に良かった
今、人生を振り返っても、そこにはやっぱり風が吹いているだけなんです」と明かされてます

我が家では、甲斐さんが「とびうめ国文祭」で
氷川きよしさんがお歌いになる曲を作られることになり
きたやまさんに作詞を依頼なさった際に、歌い手が氷川さんだからといっても
いわゆる「演歌」ではない曲にしたい…というコンセプトで合意なさったはずが

その「人生号」という曲に登場する「旅人さん」というフレーズの読み方を
お訊ねになった甲斐さんに「たびにんさん」だとお答えになった(笑)…という話を聴いて
「思いっきり『股旅』じゃん!(笑)きたやまさん、自由過ぎる~!(笑)」
…と笑ってしまったんですが(笑)、歌い手・氷川きよし
作曲者・甲斐よしひろというプロジェクトに対する
きたやまさんなりの落としどころでいらしたのかなあと…?(笑)

それはさておき…廣瀬智美アナウンサーの「さあ、それではお聴き頂きましょう
松山千春さんの『長い夜』は、1982年札幌真駒内屋外競技場で行われたコンサートからです
さあ、そして、甲斐さんご注目の『あの素晴らしい愛をもう一度』は
2009年つま恋で行われました、南こうせつさんのライブイベント『サマーピクニック』から
加藤和彦さん始め、坂崎幸之助さんや南こうせつさん、ムッシュかまやつさんなど
そうそうたるメンバーが参加している、こちらも貴重な映像です。2曲続けてどうぞ!」とのQ出しで

まずは、まだ(失礼!)おぐしがフサフサの松山さんが、ギターではなく
ハンドマイクを手に歌われている映像が流れ始め
画面下には「松山千春 1955年 北海道出身 1977年『旅立ち/初恋』でデビュー
『季節の中で』『恋』『長い夜』『大空と大地の中で』など数々の名曲を発表
今年10月から恒例の秋の全国コンサートツアーを開催」とのクレジットが出てましたが

当時の奥さんは「ギター1本での弾き語り」にこだわっていらした松山さんが
この映像のようにマイクを手にステージを動き回られる姿に
「違和感ありまくり(笑)」だったらしく
その後、年上の方や先輩ミュージシャンの方々を呼び捨てになさるなどの「俺様」発言や
「政治家に転身?」の噂を耳にして、松山さんのコンサートには行かなくなったみたいです(苦笑)

続く「サマーピクニック」の映像では、加藤さんの両隣に、こうせつさんと坂崎さん
こうせつさん(ステージ下手)側に、かまやつさん、杉田二郎さん、山本潤子さん
小原礼さん、尾崎亜美さん、BEGINのお三方
坂崎さん(ステージ上手)側に、伊勢正三さん、スキンヘッドの松山さん
森山良子さん、イルカさん、元ちとせさん等、豪華メンバーが勢揃いされてたけど

加藤さんが「あのすば」をメインで歌われたのは、1コーラスだけで
2コーラス目が始まる直前には「潤子ちゃん!亜美ちゃん!」というご指名の声が上がり
最後は、観客の皆さんも含め、全員で熱唱…って
まあ、そういうシーンにピッタリな曲ですが…(笑)
甲斐さんも「フォーク村」でお歌いになったみたいですし…?(笑)

ただ、このライブイベントが行われた、その同じ年に
加藤さんがお亡くなりになったのかと思うと複雑な気分になりますねぇ…

しかも、このライブ映像が終わったあと
三たび、お三方がテーブルの前に立っておられる映像が映ると
いきなり、廣瀬アナが「♪いのーちかけてと誓った日から~ステキな…♪」と
「あのすば」を歌い始められたかと思ったら(笑)
チラチラと甲斐さんの方をご覧になりながら「♪…思い出 残して来たのに~♪」と続けられ
甲斐さんは、真っ直ぐ正面を向かれたまま苦笑い(笑)

そのお二人の間に挟まれたDJ KOOさんは、頭を抱えていらしたんだけど(笑)
やがて、甲斐さんが「イヤイヤ!これはもう、ずっと…
ずっと行って貰いましょう(笑)」とおっしゃったトコで
画面下には「何事にも動じることなくゾーンに入っている廣瀬アナ(笑)」との表示が出て(笑)
まさにその通りに「♪あの素晴らしい愛を…♪」と歌い上げられる廣瀬アナをご覧になって
「放置しときたい(笑)」と甲斐さん(笑)

でも、KOOさんは「ちょっと待って下さいよ!あの…あの…
ずっと甲斐さんが『自分の神様だ』って、おっしゃってたトコなんですけど…」とカットイン(笑)
甲斐さんが「失礼な!(笑)」と返されると
「来てくれるかな?ハモってくれるかな?と、ちょっと期待してたんですけど…」と廣瀬アナ

ボクが「イヤイヤ!いくら『大人』になられたと言っても、さすがにそれは…(笑)」と言うと
奥さんは「その前に『あまのじゃく』なんだから
そんなミエミエの淡い期待に応える訳ないでしょ(笑)」とクスクス(笑)
まあ、甲斐さんご自身は、DJ KOOさんの
「ただ(廣瀬アナの)メンタルは最強なんですけどね」という一言に大笑いなさったあと(笑)

「あの映像もね、ホントにそのまんま、あの加藤さんが最後まで歌ってくれるのかな?
(…と思ったら)そうはいかなかったですね(笑)」と、そこは少しご不満そうでしたが
そもそも、南こうせつさんのライブですし(笑)
NHKのライブラリーには、あの映像しかなかったのかも知れませんね?

ともあれ…最後は、廣瀬アナが「ホント、ナンかね、少年のようにお二人がね
ナンか、ご覧になってるのが印象的でした」と結ばれ
KOOさんが「さあ、甲斐よしひろさんと一緒にお送りして来ましたが
甲斐さん、今日はいかがでしたか?」とお訊ねになり

甲斐さんが「イヤ、そうですね、やっぱり野外のああいう映像観ると
やっぱり、やりたくなる(笑)また歌いたくなりますよね、ナンか…
(『そうですね、まだまだこれからがピークですから』とKOOさん)
ハイ、そうですね」とお答えになったトコで

KOOさんが「では、甲斐さん、今日ご紹介した曲…『歌える!』でよろしいでしょうか?」
…とお約束のフレーズを口になさると「う、歌える!」と拳付きで返され(笑)
廣瀬アナは「カッコいい~!」と、KOOさんは「イエ~イ!ありがとうございます!
『歌える!』頂きました!」と反応なさって

〆は、廣瀬アナが「『歌える!J-POP黄金のベストアルバム30M』次回もお楽しみに~!
甲斐さん、ご一緒に!あの…」と振られ
甲斐さんが「素晴らしい」とお応えになったそばで「イエイ!イエイ!」とDJ KOOさん(笑)
甲斐さんの「あっ、僕もそっちの方がいいな、『イエイ!』の方がいいな」との一言に
渾身の「イエ~イ!」(笑)廣瀬アナの「そっち!?(笑)」で番組終了…(笑)

まあ「The Covers」ほどではなかったものの
それなりに楽しそうな甲斐さんが拝見できて良かったです(笑)
コメント
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