ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

朝日新聞デジタル(12/13)2

2019-12-20 19:59:00 | メディア
甲斐さんのインタビュー記事…「『ミュージシャンになっていなかったら
音楽評論家になっていたかも』というほどの量の音楽を浴びた」…の続きです

「一方で、大人たちには博多どんたくがあり
年に一度、街中の舞台で歌い踊ることを楽しみにする日常があった
『僕らのスーパースターは(福岡出身の)小松政夫と米倉斉加年ですから

芸事の盛んな地域で生まれ育ったということが
いい形で消化され発露していったということでしょうか
物心がつくまでにすべての環境が揃っていたので
ミュージシャンになったのは運命だった気がしますね』」

…と記されてますが「祭り事の好きな気質」というのは
門田一郎さんも森山達也さんも口になさってますし
カラオケがなかった時代から、一般人がステージに上がって
歌や踊りを披露することが「フツー」という環境が
一般参加型のテレビ・ラジオ番組を繁栄させたんでしょうし
「照和」などのライブハウスに出演したい若者が殺到したのもナットクです

ともあれ…「甘いはずの『レモンスカッシュ』に苦い思い出がある
福岡の繁華街天神にあるライブハウス『照和』の味だ
デビュー前、プロを夢みて照和のステージに立った
チューリップや海援隊、井上陽水たちの羽ばたいたステージでもある

一つのバンドに出るギャラは1千円にも届かず
メンバーで割ると100円ちょっと
バックヤードで出されるレモンスカッシュの酸っぱすぎる味に人生の悲哀を重ねた」
…という話も有名だけど、シロップが入っていないレモンスカッシュと共に出されたのが
「ジャムトースト」というのが、酸っぱさを引き立てたんじゃないかと…?(汗)

当時の照和のギャラは、ソロ600円・バンド700円だったらしく
高校生の頃の甲斐さんは、ノーマン・ホイットフィールドという3人組のバンドで出演され
「1人200円くらいじゃ、往復のバス代にしかならない」ということで
脱サラなさった後、照和に戻られた際には「絶対ソロ!(笑)」とおっしゃったんですよね?(笑)

ただ…「甲斐バンドは照和出身」と紹介されると
実際には「甲斐バンドのメンバー全員が照和出身」という意味で
「甲斐バンド」としては、ステージに立たれていないということが
「伝わりにくいよねぇ」と奥さん(笑)
確かに、この記事を読む限り「甲斐バンド4人で(ギャラを)割ると…」と受け取れる気が…?(笑)

でも、妙安寺ファミリーバンドなんて、7人組でいらしたんだし(笑)
甲斐さんが「あまりに安すぎる」と直談判なさったおかげで、100円アップが認められ
照和の後輩でいらっしゃる陣内孝則さんが「100円の恩義があるんで…(笑)」と
甲斐さんご出演の「夜ヒット」にお花を持って来られた訳ですし…(笑)

それはともかく…「とはいえ、アマチュア時代から甲斐の人気は高く
ライブを開けば軽く数百人を動員していた
加えて、東京へ行くんだという熱意に凄味があり、周りはプロになると疑わなかった
『僕は、自分でちゃんと食える道を全力で探していただけ』と本人は言うが…

いま、全国11ヵ所をまわる45周年ツアーの真っ只中
全22曲を収めた2枚組のベスト盤の曲順が、セットリストそのままという異例の公演だ
マイクスタンドを蹴り上げる様も、いつものようにバシッと決める
楽屋でも筋トレを欠かさず、切れ味鋭い動きでシャウトする

『45年、ずっとこうして日本中を旅してきたことに尽きる
それが出来たのはファンのおかげ』
シンプルな言葉に深い謝意がにじむ
甲斐よしひろの旅は終わらない、声尽きるまで」…と結ばれてます

先日、奥さんのスマホに、Google Mapから
「今年1年であなたが移動した距離」なるお知らせが届き
内容を確認したところ「地球1.2周」と記されていてビックリ!(笑)
でも、4月からのビルボードツアーに始まり
夏のライブハウスツアー、今回のホールツアー
そして、ナンと言っても「JAPAN DAY」参加のため
30年ぶりに海外へ行ったことを考えると、これくらいにはなるのかなあと…?(笑)

ということで…甲斐さんが、今年だけに限らず
またツアーだけでなく、プロモーションやプライベートでも飛び回っておられることを思うと
「日本中を旅してきた」という甲斐さんの感慨が
少し実感できるというか、ズシっと重みを持って感じられたようです

ちなみに、この記事の下には…「福岡公演は28日午後5時 福岡市の福岡市民会館」と
キョードー西日本の電話番号が記され
更に「甲斐よしひろの歩み」として…「1953年 福岡市生まれ」
「74年 大森信和 長岡和弘 松藤英男と甲斐バンド結成
『バス通り』でデビュー」に始まり

「78年『HERO』リリース 翌年、初のチャート1位 180万枚の大ヒット」
「79年『安奈』が大ヒット 日本武道館2日連続公演」
「80年 芦ノ湖畔の野外イベントに2万4千人動員」
「81年 大阪・花園ラグビー場で2万2千人動員」と来て

ナゼか「THE BIG GIG」には触れられず?
「85年 両国国技館のこけら落としに登場
当時の春日野理事長をリハーサルから締め出して激怒される」と記されていて
「えっ!?そっち?(笑)」とクスクス(笑)

「86年 甲斐バンド解散 日本武道館5日連続公演」
「87年 初のソロアルバム『ストレート・ライフ』リリース」…って「初」じゃないけど(笑)
「93年 福岡ドームのこけら落としに『福岡BIG4』として
井上陽水、財津和夫、武田鉄矢と共演

「96年 甲斐バンド再結成」
「2007年 東京・品川での特別ライブが10分で完売」
「14年 甲斐バンド40周年ツアー」
「19年 45周年ツアー『HEROES2019』」

…といった風に、若干?虫食いで、後半はハショった感があるものの
ここに記されている「甲斐よしひろの歩み」は
そのまんま奥さんの45年と重なるんだなあと思うと、感慨深いものがありました、ハイ(笑)
コメント
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