ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろビルボードツアー2024東京(5/25・5/26)3

2024-06-11 05:55:00 | ライブ
「スマイル」が終了し「力量に見合った拍手」が贈られる中、木村さんのボウイングが始まり
鈴木さんが、アコギのボディを「コツコツコツ」と叩いてカウントなさると
甲斐さんが「♪ため息と蜜の味♪」と、スローテンポで歌い出され…
そして、ようやくスタンディングタイムへ突入(笑)

画面上では、見切れながらも、ピョコピョコしたり、あるいは、バンザイしながら
手拍子している奥さんが確認されました(笑)
このステージの席は、実質4列目だったようですが、お隣の実質3列目の席の女性が
通路を挟んだ斜め前の男性のお背中を避けるため
通路に出られ、真ん中寄りにお立ちになったので、奥さんも一歩前へ…(笑)

ただ、この時は、次の「イエローキャブ」で、席に戻って来られるかも知れないと思い
自分も、すぐ自席に着けるように、若干?(笑)控えめな前進だったみたいだけど
いざ「イエローキャブ」が始まると、思いの外、着席なさる方が少なく
件の女性も戻って来られなかったため、そのままスタンディング…って
ステージサイドの照明が、モロに目を直撃して来たらしく、少し体をずらしたんだとか…

奥さんは、間奏の際に、木村さんがWベースのボディをトントンとタップなさって
ボウイングから指弾きに移られるという、一連の流れが好きみたいですが
この映像では、その流れが確認できず「ちゃんと写しといてよ~!」とブツブツ(苦笑)
ちなみに…この間奏の時に、山田さんの足元を見てしまうと
演奏なさってるのと全然違うテンポでステップを踏んでおられるため
「リズム感がメチャクチャになる(笑)」ようです(笑)

ともあれ…「風吹く街角」は、奥さんの大好物の「ギターを弾く甲斐さん」が見られるから
気に入っているのかと思っていたら、それだけじゃなく、この曲のキー…特にサビ前の…が
いわゆる「一番いい声」とされている「裏返る手前の地声」にあたるんじゃ?と感じるらしく
「振り絞るみたいな高音もいいけど、この高さをサラッと歌う声がいいんだよねぇ♪」とウットリ(笑)

続いて「マッスル」が始まると、VIP席の男性陣も総立ちになられたそうで
視界確保のため?先に通路に出られたお隣の席の女性に並ぶ勢いで、更に一歩前へ出た奥さん(笑)
常日頃、甲斐友さん達から「手拍子すると、どこにいるかすぐ判る(笑)」と言われてるだけあって(笑)
「バンザイ」状態&ピョコピョコしてる姿を簡単に確認することが出来ました(笑)

当の本人は「動く甲斐さん」もさることながら
「♪お前はひざまづき許しを乞う♪」のあとのベースのフレーズが
「超カッコいい!」と毎回萌え~♪らしい(笑)
大いに盛り上がったあと「メンバーの紹介を!」ということで
「Wベース、木村将之!」「フィドル、山田拓斗!」「ギター!ギター、鈴木健太!」と
メンバーの皆さんのお名前をコールされるたびに、ご自身も拍手なさっているのが印象的でした♪

「えー、10周年ということで、ねぇ?
ネットとか、えー、ファンクラブの機関紙とかで『ベスト15』というランキングを…
10年間の(演奏された)曲(の投票)をやったんですけど、ええ…1位に輝いた曲がありました!
…で、その曲についての背景を深く語るつもりはありません!(笑)その曲をやりましょう」と甲斐さん(笑)

その前のステージでも「1位になった曲の背景には触れたくない(笑)いいですか?(笑)」と
奥さんの方をご覧になっておっしゃったらしく、思わず「うん!」と頷いたら(笑)
「曲名、ナンだっけ?(笑)」と鈴木さんにお訊ねになったそうです(笑)

ただ、この時は、生配信中ということもあり、さすがに「松藤英男が書いた作品ですね
『汽笛の響き』をやります!」とQ出しなさってましたが(笑)
カットされた「アレンジは俺たち4人がやった」「オリジナルとは別物」というコメントの通り

原曲にはない、ギターとフィドルの掛け合いから始まるイントロは
映像を観ているだけでも、体が弾んで来たし…って
「手拍子がちょっと速くね?(笑)」という奥さんの言葉で我に返るみたいな感じで
これを生で聴いたら、さぞかし楽しいだろうなあと…?(笑)
実際、奥さんは、ピョコピョコしながら、更に一歩前へ前進したみたいだし…(笑)

手拍子のテンポに関しては、木村さんのベースが入って来た時点で落ち着き
甲斐さんが、ステージ上を右に左に動かれると
観客の皆さんの両腕が、風にそよぐ枝のように、そちらへなびき(笑)
甲斐さんが、客席にマイクを向けられると、大きな歌声が響き
オリジナルの曲調からは、ちょっと想像できないくらい「バンドライブ」的な盛り上がりでした♪

惜しみない拍手が贈られる中、演者の皆さんが、いったんステージを降りられると
奥さんは、自分の立ち位置確保のために、脇へ退けた椅子を元の位置に戻し
カラッカラの喉を潤し、しばしの休息…って、もちろん両手が空いている限りは手拍子しながら…(笑)

そうそう!「花道」近くのVIP席の際に、本編終わりの甲斐さんが
スタッフの方に何か話しかけていらしたらしく「ん?」と思っていたら
再登場なさった時の表情が険しかったみたいで「うわっ!ご機嫌ナナメ…?」とドキドキ…(汗)
でも、ステージに上がられた途端、鈴木さんに向かって笑顔をお見せになったそうで
ホッと胸を撫で下ろすひと幕があったんだとか…?

ちなみに…そのステージから階段を降りられ、花道へと曲がられる際
甲斐さんが、少し荒々しく歩いて行かれたために
ちょうど曲がり角にあたる位置に立っていらした女性に肩がぶつかって
甲斐さんが、そのまま通り過ぎて行かれたのに対し、女性の方は大喜びのご様子だったと聴いて
「それがファン心理というものか(笑)」と…(笑)

まあ、花道沿いの席で、甲斐さんに足を踏まれた甲斐友さんも
「踏んでいただいた」と話していたそうだし…(笑)
…って、どちらの女性も、その相手が「ただのおっさん」だったら
当然、喜ぶどころの騒ぎじゃなかったでしょうね?(笑)

ともあれ…照明が点り、再び演者の皆さんが登場なさると、ほぼほぼ総立ちでお出迎え
甲斐さんは、赤地に黒い模様のTシャツにお色直しされ…って
奥さん達は、ツアー初日に、この衣装を拝見した時から
密かに「赤べこ」と呼んでいたみたいだけど…(失礼!)

アンコールの1曲目「レイン」では「♪出来はしない♪」の部分はもちろん
「♪Call my name♪」も歌うよう、観客にアピールなさる甲斐さん
もっとも、大阪公演の時のように、ピンポイントで観客にマイクを向けられることはなく…(笑)
まあ、その「よほどのこと」が起こったこともそうですが
それにお応えになった男性の方がスゴイですよね?
映像を観てると、こんなシチュエーションで、よくお歌いになれたなあと…(笑)

「レイン」が終わったあと、2回目のメンバー紹介があり…って
これは、毎回のことではなかったみたいだけど、今ツアー中、何度かあったようで
甲斐さんの中で「もう一度メンバー紹介をしたい!」という
高まりの基準がおありだったんじゃないかと…?

そして、三好さんからアコギを手渡された甲斐さんが、バンジョー準備中の鈴木さんに
「健太、俺のエンジンは大丈夫だぜ!(笑)」という謎の?(笑)言葉をおかけになり(笑)
…って「フルスロットルだぜ!」でも「バリバリだぜ!」でもなく「大丈夫だぜ!」って…(笑)
更に「俺のエンジンは…もういいか(笑)」って…(笑)
でも、この「胸いっぱいの愛」は「フルスロットル」で「バリバリ」でした(笑)

このファイナルステージでは特に触れられなかったけど
この5月26日付のサンスポで、甲斐バンド50周年記念のBOXセットが発売されることと
10月からライブハウスツアーが行われることが、正式に発表されたため
ツアーが終わっても、甲斐バンドとして忙しくなりそうだといったことを話されたらしく

奥さんが「このビルボードツアーのメンバーには関係ないけどね」と思いながら聴いていたら
甲斐さんが「あっ!ファンミーティングもある!」と鈴木さんを振り返っておっしゃったそうで
「えっ!?もしかして、スペシャルゲストって健太くんなの?」とビックリ!

まあ、トークがメインとはいっても、ミニライブもなさるみたいだし
甲斐さんの弾き語りに、伴奏やコーラスでフォローして下さる方がいらした方がいいですよね?
ただ、奥さんは「SWICH/インタビュー」的な感じで、甲斐さんとは違う職業の方…
例えば、映画評論家の町山智浩さんのような…との対談を想像していたらしい(笑)

そうそう!このライブハウスツアーの日程をご覧になった甲斐さんファンの方や甲斐友さんから
「(仕事を)休めるんですか?」「大丈夫?休めるの?」と心配して頂いた奥さん(笑)
その時はまだ、しかと日程を確認していなかったので「12月はキビシイかなあ?」と思っていたのが
いざ、カレンダーに日程を書き込んでみると

「連チャンになってるトコは終演後に帰れるし、単発のトコも1泊で済むし…」と余裕綽々…(笑)
…って、それは、ビルボツアーで2泊することに慣れちゃったせいなんじゃないかと…?(笑)
ちなみに…宿泊予定の日は全て宿を押さえ、北海道への往復航空券も予約済みらしい(笑)

それはさておき…いよいよ大ラスの「この夜にさよなら」を残すのみとなり
映像では「今夜は、ホントにみんな来てくれて感謝してる!サンキュー!ありがとう!
もう1曲やろうぜ!」とおっしゃっただけでしたが
それ以前のステージでは「10年続いたっていうのはスゴイことだと思う」とか
「みんなが応えてくれるのが嬉しいんで…」と話されていたんだとか…

ただ、1日目の2ndステージでは、この曲が始まった時から、手拍子が起こり
「えっ!?ウソでしょ!?」と思いながらも、次第にフェードアウトするだろうと耐えていたのが
鳴り止むどころか、どんどん大きくなって行き
間奏で「御開帳」を迎えると、その夜景に対する拍手の続きで?手拍子に加わる方が増えたみたいで
「全然、曲に集中できなかった…」らしい(汗)

翌日の1stステージで、小さな歌声と手拍子がチラホラ聞こえて来た時には
前夜の残念さを体験なさったのであろう皆さんが、一斉に後方を振り返られたため?
歌声も手拍子もパタッと止んだみたいです(苦笑)
客席からの掛け声もそうだけど、歌声や手拍子も、その場の雰囲気を壊さないことが大事ですよね?

甲斐さんは、演者の皆さん全員で挨拶なさる際に
メンバーの皆さんをステージ中央へ招かれますが
この日は、前に出て来られた木村さんとハグされ
4人でお辞儀をなさったあと、鈴木さんともハグ…って、鈴木さんからという説もあったようだけど(笑)

山田さんが、手を差しのべかけられた時には、もう観客の拍手に応えていらして、ハグはなく…(汗)
「今年最後なんだからハグしてあげてよ~!」と奥さん(苦笑)
まあ、控え室に戻られたら、当然ねぎらいのお言葉はあったと思われますが…?

実際、山田さんは、終演後のXに…「甲斐よしひろビルボードツアー無事完走!
毎年参加させて頂いておりますが、13日26公演は自分的にも最長ツアーで
今までで最も学びが多く、気付いたら季節が変わっていました!
この期間に関わって下さった皆様、ありがとうございました!
そして甲斐さん、10周年おめでとうございます㊗精進致します!」…と記されてました

鈴木さんは「『10th Anniversary KAI YOSHIHIRO Billboard Live 2024 go EAST,go WEST』全13日間26公演、完走!
甲斐さんとのツアー10周年、感慨深くて熱かった!
甲斐さん、スタッフの皆さん、ファンの皆さん、そして木村くん、山田、ありがとうございました!」
…とメンバーお三方の写真と共にポストなさって
木村さんは「『スマイル』前の(甲斐さんの)MCについての解説と感想」をnoteに綴られてました

「今年のMCで『凄いことやってるのに、見合った反応がない!』というお言葉がありましたが
元々、甲斐さんのボーカルに、バックはストリングスのみなんですね
ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロです。それを今回の編成でやろうということなんで
1stヴァイオリンを山田くんが、2ndヴァイオリンとヴィオラパートを健太さんが
チェロパートを私がコントラバスで、という感じでやっております

原曲のアレンジは久石譲さんなんですが、やはりボイシングが素晴らしいので
是非冒頭だけはこのままやりたいと思い、健太さんには単音でもコードでもなく
指定の2音(4音の真ん中ふたつ)を弾いてもらってます。途中からはギターらしい内容に移ってもらいました

チェロパートをコントラバスで弾くのの何が難しいかっていうと
まあ若干音が高いくらいの話なんですが、こういう事をやる人はほぼ居ません
ヴァイオリンパートをヴァイオリンで弾くのは、まあ普通?という感じもしますが
普段クラシックじゃないものばかり弾いてる山田くん的にはチャレンジではあります

ライブの他の曲もそうなんですが、クリック(メトロノーム)を使ってないんです
昨今ライブコンサート界隈は、クリックあって当たり前な現場も多く
レコーディングは勿論クリック使ってると思うんですよね
ボーカルに関しては結構、字数多くて、テンポ設定、およびキープについては結構シビアです

そして完成品はというと…確かに目立つ超絶技巧がある訳でもなく
エキサイティングな分かりやすいノリノリな訳でもなく
お客さんが熱狂するかと言われれば難しいだろうなと思います

しかし、演奏してる方からすると、上記の理由でやりがいが限界突破してるので
曲が終わった瞬間の『よし!』っていう達成感はハンパないです
なので、ステージと客席で温度差が発生してしまったと…

ここまで解説で、ここから私の感想。私だったら『まあ反応薄くてもしょうがないかな
わかる人にしかわからない凄さだよな』と思ってしまう所
敢えて『凄い事やってんだ!』って伝える甲斐さん
『甲斐さんのファンってこうだよね』というには、ライト層からコア層まで幅が広すぎるとは思うんですが、あくまで私の所感ね

知ってる有名なヒット曲だけ聴きたい1番ライトな層も人数的には多いんだと思うけど
ビルボードシリーズに来る層は、多少コアな方の人達だと思うんです
で、やっぱり甲斐さんご自身が、めっちゃ音楽マニアじゃないですか
ラジオもずーっとやってらっしゃって、ファンの方達は甲斐さんが紹介する曲に触れてきてて
それによって音楽偏差値が底上げされてると思うんです

歌声が良い、曲が良い、歌詞が良い、アレンジが良い、バックの演奏が良い
録音が良い、ミックスが良い、アルバムジャケットが良いとかね、観点が増えればより深く楽しめます
『お客さんは全員かくあるべし』とは思わないですよ?ライト層大いに結構でございます
でも『イエーイ!!』っていうのだけを楽しむところから、一歩進んで
演奏の中身とかまで楽しんでくれる人が増えたら、演者側としてはとても嬉しいなと思います

そして、それを伝えてくれたのが評論家じゃなくて
センターで実演してる方だってところがまた良いです
『最初はよくわかんなかったけど、ラジオとかで甲斐さんが良いっていうなら…』って
ポップ、ロック音楽に詳しくなっていったファンの方、結構いるんじゃないですかね

『バックの3人、本当に凄い事やってるんで…』から始まる『スマイル』緊張感ありましたねー
お客さん的には『具体的には何が凄いかわからないけど
そう言われて聴いてみたら、なんか凄い気がした!』だけでもいいんです
立ち上がるでも手拍子するでもない、このくらいのテンポの曲は箸休め…じゃないんだぞ!という事が
事前にわかってから聴くと、いつもと違う見え方になったのでは??

ぶっちゃけ『もっと拍手くれ』って中々言えないですよ
俺達に出来ない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!憧れるぅ!
でも、私としては、言ってくれて結構嬉しかったりしたのです」…といったことを記され
「長文書いたけど、現場見てないと意味わからんかったかも…」と振り返っていらしたけど
奥さんは、自分が感じていたことをそのまんま言い当てられたみたいで
「木村さんって、テレパスかも知れない」と…(笑)

山田さんは「素晴らしい文章でツアーメンバーの演奏を表現して下さいました!
書いて下さっている通り、自分にとってチャレンジングな楽曲でしたが
1番難しいのは圧倒的にコントラバスパート
更に音源から譜面におこして下さり、木村さんがいなければ出来なかった楽曲です」と返され
鈴木さんは「素晴らしい音楽家なだけではなく文才まである木村くん…ほんと尊敬…」と大絶賛
クールなグルーヴマスターも、実は熱き思い溢れる音楽青年でいらしたんだなあと…
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 甲斐よしひろビルボードツアー2024東京(5/25・5/26... | トップ | 甲斐よしひろ BEAT HARDWORK(5/3)... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。