ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

石塚かおりのゆうわく伝説(9/23)2

2017-11-26 11:41:00 | メディア
「それで、ナンかテレビには見向きもしなくなり
1年半くらいで、ライブだけやろうと決めて…」と甲斐さん
「年間…だから100本から150本とか
すごい回ってましたよ」と話されると
「2日か3日に1回は…」と石塚さん

甲斐さんは「そうです、そうです!そうそう!移動日があるからね
この頃、だって…新潟だって、今は結構近いけど
新潟、昔、都市銀行なかったからね(笑)
お金おろすの大変でしたもん(笑)
長岡の駅前のおでん屋の屋台で、1回ツケしました(笑)

あれ、マネージャーが持ってると思ったら、マネージャー持ってなかった(笑)
だから、全員持ってなかったんですよ、その時、ホントに…(笑)」と話されていて
やはり、金沢キャンペーンの際におっしゃったのは
新潟と勘違いなさっていたことが判明しました(笑)

「だけど、苛酷ですよ、150本っていうと…
しかも、毎回違う客で、違う街でやる訳じゃないですか
ワンナイト・スタンドじゃないですか
だから、今日は声が出ないとか、今日はサボリたいとか
そんなこと言ってられないんですよ

しかも、自分たちが決めた訳じゃないですか、ライブだけやるって…
だから、バチーン!とやってましたね
とにかく、全員、本番のある日に倒れたことがない…ね?
ただ、休みの日に倒れると…(笑)ホント、ホント(笑)
絶対、倒れるなよって、いっつも言ってましたから…」

…と、おっしゃると大きく頷く奥さん(笑)
今の自分の生活がそうなってるみたいです(苦笑)

石塚さんが「その街その街で待っててくれて
(甲斐さん達にとっては)百何十日の1日だとしても
その人にとっては、たった1日だから…」とフォローされてましたが

先日ご紹介したWEB MAGAZINE「MUSIC VOICE」でも
「ライブで抜群に良い出来の時は忘れることだね
そのライブを思いながら、次やると
客は違うし、街も違うから、残像を追ってはいけない
悪いライブのことは覚えておきながら、良いライブは忘れる
それが、長くライブが出来る秘訣だね」と甲斐さん

「それは、早い段階で気づかれたことなのでしょうか?」と訊かれ
「僕らはライブを年間150本くらいやってたから
だから、そのことは20代中盤くらいで判ってたね」とお答えになってるんだけど

都会の立派なホールだろうと
地方の小さな会館だろうと、集客数に関係なく
「目一杯のライブを観せてくれたのは甲斐バンドだけだった」と奥さん
今も活動を続けておられるミュージシャンやバンドの中には
地方だと「明らかに手抜き」と判るライブをやった人もいるらしい(汗)

それはともかく…ツアーが始まっても
地方の中学生が、地元の街以外の会場にまで足を伸ばすのは難しく
また、そこまで遠征をしなくても、地元で2〜3ヵ所
両隣の県もあわせれば、1ツアーで5〜6本は観れたみたいだし
それくらいつぶさに回っておられたということですよね

「そうなんですよ、正にそう!
38度くらい熱があって、水割り2杯くらい飲んで出たら
終わった頃には治ってましたね(笑)若い時、すごいですよね
だから『本番前は飲まない!』っていっても
そういう時、ちょっとナンか違うことやらなきゃダメじゃないですか
熱があったりすると…だからケロッと治ってましたね

それで、また飲むという…(笑)
ダメだろ!それは…(笑)休まる時ない(笑)」と一人ノリツッコミ(笑)
「疲れ果てた体を騙し…」じゃないけど
長年、ツアーを続けていらっしゃる内に身につけられた
甲斐さんなりの「対処法」なんでしょうね?

ここから、ベストアルバムの話題になり…
【かりそめのスウィング】と【ちんぴら】を
新たにレコーディングなさったこと
「ドラマだと、ちょっと残念な感じ」だけど(笑)
「作品としても歌い方もすごい好きだったんで」
【非情のライセンス】をカバーされたこと

更に「甲斐バンドの今とか、甲斐バンドの現在を伝えたいなっていう時に
新曲っていうのはあるんですけど
それよりか、やっぱりみんながご存知で
有名な曲をカバーした方が面白いかなっていうのがあったんで…
『あ、そうか、変わってないな』っていうこともある訳で…
意外とすごいポップですからね」とその理由も説明されてました

そうそう!福岡キャンペーンで…
「キイハンター」は、土曜日の夜9時から放送だったため
「子供は寝なさい」と言われたDJの方がいらっしゃったけど
その話を思い出されたのか?(笑)

「『寝なさい』って、子供が見ちゃいけないって
それほどじゃなかったですよね?
そんな『プレイガール』みたいな感じじゃないもん(笑)
『11PM』みたいな、ね(笑)
ただ、千葉さんと野際さんがデキてたっていうだけですね(笑)
ヤメなさい!ヤメなさい!(笑)」とも、おっしゃってました(笑)

また…「今度のベストアルバムの曲順が
そのまんまセットリストになってる」こと
「セカンドシングルの【裏切りの街角】から
今話題の船越さんのドラマの主題歌の【Blood in the Street】という所まで
40何年分、総ざらいで入ってる」ことを話された後

「曲を聴いた瞬間に、その時代に一瞬にして
引き戻されるっていうのは、歌だけですからね
小説も映画も、そうはならないから…歌はすごいですね
一瞬にして引き戻されますもんね」と甲斐さん

確かに、以前、レストランで映画音楽が流れていたりすると
その映画のシーンや、それをご覧になった当時のことが
一気にフラッシュバックするとおっしゃってましたね

そういえば…我が家には、20代の頃の甲斐さんの声を聴くと
「少女」に戻ってしまう者が約1名おりますが(笑)
今現在の甲斐さんが、当時の曲を歌われるのを生で聴いても
そうたびたび「子供返り」する訳じゃないのは
「歌」ではなく「歌声」が、タイムマシンになっているのかなあと…?
コメント
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