ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろのジャーニー・ギター(第31回)

2017-11-08 16:22:00 | メディア
この放送は、甲斐バンドツアー・相模大野ライブの日にオンエアだったので
奥さんは、予約録音をセットしていたんだけど
開演前にスマホの電源をオフにして
しかも終演後に再び電源を入れるのを忘れていたため
結局、タイムフリーのお世話になることに…(苦笑)

この第31回は、牧志の桜坂劇場1階から放送とのことで
桜坂劇場をググると、BAR サクラザカの近く…道1本挟んだ辺り…にあり
奥さんが、9月の台風の日にジャンケンに勝って早帰りした時に聴いた
第25回放送で、甲斐さんは初めてこの劇場を訪れておられたらしく

その際に、ヨーロッパは、歴史ある建物を大切に残してる
何でも壊せばいいってもんじゃない…とか
日本は、戦後、間違ったアメリカ流を見習ったけど
ホントは、アメリカは大切にするものは残す
CDも聴くけど、カセットも大事にするみたいな…と話されていたそうで

何となく、以前に甲斐さんが絶賛なさっていた
長瀬智也さん主演のドラマ「歌姫」の舞台だった
「オリオン座」のような映画館をイメージしたんですが
さすがに、そこまで老朽化した建物ではありませんでした(汗)スミマセン!

その桜坂劇場の広報担当の女性に
「(この建物に)入った時、感激しました」と甲斐さん
「ありがとうございます!会員募集中です(笑)」と言われて
「ヤメなさい!(笑)」と笑っていらしたみたいだけど

今回、再びこの劇場で収録なさったのは
かなりお気に入りなのかなあと…?(笑)
その対談のお相手は、同じFM沖縄で
「ジャーニー・ギター」の後に放送されている
「スクリーンへの招待」という番組のパーソナリティ・安谷屋真理子さん

甲斐さんは「どっぷり重いですね、もうチリワインのような(笑)
映画の話をしたいと思っております」とおっしゃって
安谷屋さんが、73年に「極東放送」と呼ばれていたFM沖縄に入社され
以来「ずっとやってるんです」とお知りになるや

「僕、デビューして43年なんですよ、今年…
ということは、同じスタート?良かったね
変なこと言ってイイですか?
『スクリーンへの招待』ってタイトルあるじゃないですか
15年前か20年前だったら、みんなから却下されるタイトルですよね?(笑)」と質問(笑)

安谷屋さんのお答えは「私が入った時に
もう先輩が始めてたタイトルだったんです」
甲斐さんは「『スクリーン』って雑誌があってね
ナンか、床屋さんとか美容院行くと
絶対『スクリーン』って置いてありましたよね」…って、ご実家にも?(笑)

「FM沖縄になった時に、変えようかな?
あまりにも古いしって思ったんですけど…」という言葉に
「イヤ、変えない方が良いですよ
あと2度3度、呼び戻しが来ますんでね
逆に今、逆にアナログっていうよりも、ちょっと品良く感じますよ
ナンかね、僕、ちょっと大笑いしたんですけど、最初…」と…(笑)

でも、安谷屋さんが「幅広いリスナーの方がいらっしゃるので
中学生の方も、60代の方も(メールを)下さるんですよ」と話されると
「それはね、映画の魔力なんですよ」と甲斐さん

「早いヤツ、むちゃくちゃ早いですよ
僕もホントに…さっきも言ってたんだけどね
物心ついた時からずっと観てますもん」と話されてましたが
桜坂劇場の広報担当の方と対談なさった時にも

ご商売の関係で、お家の中にいつもお弟子さん達がいらしたため
「土曜日のオールナイト映画を観に行くのが
その後に食事に行くのが、家族だけの団らん」で
「『映画館では寝てもいい、食事する時は起きろよ』っていう戒律がある(笑)」とか

「一番最初に衝撃を受けたのは『楢山節考』
田中絹代が総入れ歯にして…壮絶な映画で
その時は知らなかったから、怖さ反面、切なさも…」と
皆さまよくご存知のエピソードを披露され
更に「九州少年」でも触れられていた「大浜東映」の話題も登場したらしい

「訳あって、1年だけ支店の方に住んだら、通りの前が映画館で
最初は小遣いを貰って通い始めた」のが
「だんだん、めんどくさくなって来て(笑)
『モギリよ今夜もありがとう』のお姉さんと仲良くなる(笑)」と

「最初はチャンと払うんだけど
途中、お昼ごはん食べに家に帰って
戻って来て、ずっといるっていう…(笑)」風に、ご近所特権を得られ(笑)

「『恐怖の蛇女』とか訳わかんない(笑)
(まねきを見ると)ヌードっぽい…(笑)
『おぉーっ!』て言うじゃないですか(笑)
そんなシーン、ついぞ終わるまでない(笑)」映画などをご覧になった
「その時の匂いや感覚が(桜坂劇場と)似てる」そうです(笑)

「九州少年」の中では「僕はここで映画の見方を覚えた
世界中には色々な人間がいて、様々な愛情の形がある
違う生活があり違う生き方がある
自分の知らない世界を教えてくれる
それが映画だということを知った」と記され

この第25回の対談では「今の中高生は映画を選び過ぎ
ムダと思える映画を観といて、後でプラスになる
世界中に色んな人がいて、色んな愛し方があって…
まあ、僕は選り好みしなさ過ぎでしたけど…(笑)」と話されていたらしい(笑)

ちなみに…もし、甲斐さんがミュージシャンでなかったら
「一番やりたい仕事は映画の配給」だそうですが
「LEGENDS」の中で、ビデオスルーになった作品について
配給会社に苦言を呈しておられたのは
そういうお気持ちもおありだったからかなあと…?

じゃあ「マイ・ムービー」のコーナーは
その名の通り、甲斐さんがリスナーの皆さんに
配給したいと思われた映画なんですね(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする