ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

かりそめのスウィング 2017 福岡2(ネタバレあり)

2017-11-15 06:57:00 | ライブ
「すべてはここから始まった」という
大森南朋さんの語りで始まる映画「照和」
その照和が閉店した後に、お店の前を通りがかられた甲斐さんが
「ノスタルジックな思いにかられて」書かれた【地下室のメロディ】

甲斐バンドの「オールタイム・ベスト」の収録曲が発表された時に
この曲がトップに置かれているのは印象的だなどと言ってたんだけど
博多でこの曲を聴くと「ひと味もふた味も違う」と奥さん
ただでさえ思い入れのある曲に
正当な理由が与えられたって感じでしょうか?(笑)

まあ、当日は「目の動きまでハッキリ判る(笑)」
…くらい近い甲斐さんにドキドキしていて
冷静にそんな風に考えてた訳じゃないみたいですが…(笑)

曲の途中で甲斐さんに発見され、笑顔で指差し確認は終了(笑)
1曲目にして、もうすでに奥さんの思考力は著しく低下した模様(笑)

熱い拍手と歓声に「サンキュー・ソー・マッチ」と甲斐さん
「今日という日を福岡で迎えることが出来て嬉しい
素晴らしい夜にするために最後まで楽しもう」
…といった?短い挨拶の後【HERO】

この日は、冒頭の2曲に限らず、ほとんどの曲で
中国・四国地方の定番「トントン拍子」の手拍子が聴かれたらしく
それで場内の熱気が一層増したような気がするんだとか…

しかも、お隣の席の男性を始め、周囲の皆さんが大声で歌っておられたので
奥さんも次回の「歌う名古屋」を待たずして
遠慮なく声を出せたみたいです(笑)

続く【ちんぴら】も、甲斐さんがこの街に住んでいらした頃の
「まだ何者でもない」という焦りや不安が窺える気がして
「ちょっと切ない感じがした」そうで
「ああ〜ああ〜ああ〜」のコーラスが雄叫びになってやしなかったかと…(笑)

4曲目の【きんぽうげ】は
「もしかしたら、大阪よりも長く、客席にマイク向けてたかも?」と奥さん(笑)
それって…逆に言うと、甲斐さんがあまり歌っておられないってこと?(笑)

ともあれ…ここで、いつものように甲斐さんが
「皆さん、ベストアルバムを聴いて、来てくれてると思ってます
曲順は変えたりしないから…(笑)」と話され
松藤さんがアコースティック・ギタリストに変身なさったところで
「【裏切りの街角】やりましょう」

以前に奥さんが、もう何千回と聴いたこの曲の
「プラットホームを 今 思い出が走り出す」というフレーズに
突然、号泣したことがある(苦笑)とご紹介したんですが
この日も鼻の奥がツンとしたらしいし

次の【ダニーボーイに耳をふさいで】も
胸が締めつけられるような気持ちで聴いていたそうだし
泣いたり笑ったり、この感情の起伏の激しさは博多効果?(笑)

ちなみに…ライターの水上はるこさんは
「『傘を破って』とか『つきささる吐息をはいて』とかいった表現は
彼の二十才前の恋愛が、ひどく大人びたものであったことを連想させる

プロのジャーナリストにとって、あまりに直接すぎて
いわばタブーでもある『少年』とか『青春』とかいった常套用語が
甲斐よしひろに限り、実に有効な意味を生じて来る

だが、決して、さわやかとか、みずみずしいとか
そんな言葉に続いて来る青春の形式ではなく
筋肉質の疾走感があるリアリティに満ちたものだ」と記されていて

その「二十才前の甲斐さん」が住んでいらした街で聴くと
歌詞のひとつひとつが、より一層、胸に迫って来るのかも知れません

そして…いつも通り「松藤英男が歌ってくれる!」のコールで
【ビューティフル・エネルギー】
やはり、松藤さんも地元・福岡ということで?
リラックスなさったご様子で伸びやかに歌われた後

イチローさんが、エンディングの演奏に
新しいフレーズか何かサプライズを仕込まれていたのか
「おっ!?」という風に一瞬、目を見開かれ
笑顔でイチローさんの方をご覧になっていたんだとか…

ただ、終演後に下手側の席だった甲斐友さん達から
稲葉さんのギターの音が大き過ぎて
イチローさんのギターはほとんど聴こえなかったと聞いてビックリ!
この曲に限らず、全編通して大音量だったらしく
甲斐さんの声が聴こえない時も…(汗)

奥さんは今までのところ、センターか右ブロックの席ばかりなので
稲葉さんよりイチローさんのギターの方が
大きく聴こえるのが普通だと思っていたらしく(苦笑)
この話を聞いて「下手側の席」デビューの日が
「ちょっと怖くなった」と…(苦笑)

そうそう!この日の松藤さんは
例の…甲斐さんがTシャツとおっしゃってる…ニットではなく
ホントの「シャツ」をお召しだったため
「IN」なさっていたそうです(笑)

8曲目【フェアリー】の途中で
甲斐さんがステージ上手側におられるPAの方に、エアドリブルの仕草…
奥さんは「えっ!?イヤモニ不調?」とドキッとしたみたいだけど
すぐに改善されたのか?笑顔の甲斐さんを見てホッと一安心(笑)

今ツアーの甲斐さんは、ずっとゴキゲンでいらっしゃるので
すっかり忘れていたようですが
イヤモニ・トラブルのトラウマは根深いんだなあと…(苦笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする