ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

シビレる言葉1

2015-12-18 16:44:11 | 日記
今までにも何度かご紹介しましたが
甲斐さんはよく、一行の歌詞や映画・小説のセリフ
アスリートの方のインタビュー、ニュースキャスターの方のコメント
それにサンストの投稿ハガキ等々を見聞きなさって
「この一言にグッと来た」「この言葉にシビレた」とおっしゃってたそうです

甲斐バンドのライブアルバム「流民の唄」には
「この世には辛いことが多過ぎるから
二人の父親に面倒をみてもらわなければ生きていけない」という
イタリアのことわざを掲げられ

「全編これハードボイルド」と銘打たれたアルバム「ラブ・マイナス・ゼロ」には
ジェームス・ケインやロバート・B・パーカーの小説のセリフを引用されてるし

甲斐さんの書かれたものや話されることにも
その時時に甲斐さんが心を撃ち抜かれたのであろう「言葉」が登場してますよね

「テーゼとアンチテーゼの間こそが表現の幅だ」や
ボブ・ディランの「違う、私は抵抗し、素早くツバを吐く、言葉という武器で
素朴な歳月を、転がり続けてきた曲に包み…」
というフレーズがお好きで

この言葉に支えられ、ご自身のスタイルを築かれたことを
「ヒストリー・ライブ」のライナーノーツに書かれてました

学生の頃は、金子光晴さんみたいな詩人になりたいと思われたそうだし
ご自身が歌詞を書かれる方だけに「言葉」には敏感でいらっしゃるんでしょうね

もっとも「文に書いて饒舌になる人と
喋ることで情熱を入れられる人がいるんですよ
僕の場合は絶対に後者ですね」とのお言葉通り
歌詞の中で「本当に言いたいのは、せいぜい1行か2行」らしいですが…(笑)

「HERO」や「破れたハート…」で、何をおっしゃりたかったのかは
以前の記事を参照して頂くことにして

「テレ・ノイ」では「いつも言葉は気ままなもの
僕を殺すことも出来る」と書かれ
「LOVE is No.1」でも「花を切り取るのにナイフはいらない
君しか見えないと歯の浮くセリフを吐き…」と
身をもって?言葉の威力を熟知されてるような歌詞も…(笑)

…という訳で、今回はそんな「シビレる言葉」シリーズです♪
甲斐さんご自身は、甲斐バンド解散の際に
「バンドはなくなっても歌は残ります」という言葉を残され
「真夏の夜の花火のように」「サンキュー、じゃあね」と完結なさいましたが

我が家のイチオシはやはり、江本孟紀さんの電撃引退に際しての言葉
「フロントがアホやから、野球なんかできひん!」です(笑)
ちなみに…甲斐さんは「さっぱりした男だからね(笑)」とコメントされてたそうだ(笑)

「男はつらいよ」のセリフ…俺とお前は違う人間に決まってるじゃねぇか
早ぇえ話が、お前がイモ食ったって
俺のケツから屁が出るか?(笑)…にも
「ヤッたぜ、寅さん!(笑)」と爆笑され
でも、その後に「男と女は別の生きもんって思わないと
距離感持てなくて破れさるから」と…(苦笑)

当時の奥さんは、甲斐さんが「荒馬のように」の中に書かれた
「たくさんの本を読むことも必要かも知れない
いろいろな人に会って話をすることも大切かも知れない

俺は、それよりも一冊の本を深く読む人生でありたい
ひとりの人間を深く愛し続ける男でありたい」のくだりが好きで
「ひとりの女性」を失なわれた甲斐さんが痛々しくて堪らなかったんだとか…(苦笑)

他にも「A・B・Cなんて無意味に格好つけて、ダメよ…なんて言いながら
ちょっとずつ許してくのよね、ちょっとずつ、確実に」というセリフに
甲斐さんいわく…男と女がつきあってく微妙なニュアンス、ついてるでしょ?

確かにそうなんだけど、このセリフをおっしゃったのは
「橋本治の桃尻娘のヒロイン」の方みたいです(笑)

サガンの言った「お酒はいつも私の良き共犯者でした
それはパンや塩と同じように、人と分け合うものでもありました」との言葉には
「人間関係を象徴しとります」と…(笑)

そして、近鉄時代の鈴木啓示さんについては
「足という字を分解すると、口に止まるです
喋ってる暇があったら走りなさい…ということです
男は黙って…勝負にも通じます」という言葉に
「ずうっとウケてた」ようで(笑)
「いちいちコピーになること、言ってたもんな(笑)
パリーグの糸井重里(笑)」と笑っておられました

そうそう!糸井さんが書かれる歌詞は、あまりお好きじゃなかったのに(苦笑)
「雪列車」は大絶賛なさってたんだとか…(笑)
数十年を経て(笑)カバーなさったくらいですもんね♪
…って、そもそもあの曲は(ホット)カルピスのCMソングだったっけか?(笑)

それはさておき…以前、サンストで取り上げられた「別れの言語辞典」に触れましたけど
甲斐さんが読み上げられた言葉はもちろん
その言葉に対するコメントが興味深くて

例えば「ロング・グッド・バイ」の中のセリフ
「さよならを言うのは、わずかの間死ぬことだ」には
「これを言った後、鼻水すすったら最低だね、この男(笑)」とか

「あてはないさ、知らない街に行く
あまり大きくない方がいいね」というセリフには
「言った後につまずいた日にはねぇ(笑)
笑っちゃイカン、男はこう行かにゃ」とチャチャを入れられ(笑)

千家和也さん作詞の「頬にかかる涙」の歌詞
「誰の胸で泣けというのですか
あなた以外、誰がいるのですか?」については

「こういう素直な正しさというのは普遍的だね
今、ナンで森田健作なのか考えると判る
正義には時間がかかる…こうですもん、スルドイ」と話されてますが

この「頬に…」の前に紹介なさったのは「無法者の愛」で(笑)
「今さらもう何を言っても、お前の心を変えられないのか」も
同じ「哀願のコーナー」に分類されていたようです

和田アキ子さんが離婚に際しておっしゃった
「私はついに可愛い女になれなかった」に関しては

心の中に「可愛い女とは、イイ女とは何か?」ってものが
ものスゴく引っかかってるんだと思う
だから、破局があった後にポロッと出るのは、とても切ないね
それでいて地味な、愛しいとこのある部分だね

感じてることが思わず口に出る時ってのは、やっぱふっ切ってないのね…と
他人事とは思えないコメントをなさってました(苦笑)

「野良猫ロック」の「あんたが好きだった。寝たかったなあ
一緒に御飯を食べたかったよ」というセリフには

この御飯というレンジと寝るっていうレンジ
一緒に並べると…これは愛だよ、まぎれもなく愛
こういう男と暮らしていけば幸せになるよ

そらセンチメンタリズムで甘いロマンスばっか言ってる時期も、もちろん必要だけど
こういう地に足をつけたものの言い方を、すかさず言えるってのは
非常に正しいし、イイよねとおっしゃったり

「闘牛にかける男」の中のセリフ「私にとって全てだったあの上野駅で
あなたは何のためらいもなく列車を降りた
その時から私は死んだんです」に
「これは、ちょっとキタね」と甲斐さん

「愛というもの、人を生き返らせることも出来るけど、殺すことも出来る
セリフの両刃、どっちを選ぶか!?」と結ばれてますが

この本の冒頭に「本書に収載した別れの言語は
編集の独断性と偏見とを基準にした感が見受けられます」との断り書きがあり
甲斐さんは「そういうもんです(笑)個人的な別れはどう見積もったって
独断と偏見以外の何ものでもない(笑)」と…(笑)

まあ、甲斐さんの言葉に独断と偏見をもって
勝手に殺されたり、天に舞い上がったりするのもOKってことですよね(笑)








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浮気の虫が…?!

2015-12-18 11:19:59 | 日記
奥さんは、激務のストレスのせいか?爆買いに走っていて(苦笑)
来週の甲斐さんのライブ用と思われる服や靴だけでなく
休みが取れないだろうと一度は諦めた「ツインズ」のチケットも入手したらしく
そちらの衣装探しにも余念がありません(笑)

今年の2月に藤原竜也さんの「ハムレット」を観て以来
演劇の前売り情報をチェックしていたようだけど
なかなか「コレ!」という舞台が見つからなかったり
興味を惹かれても休日のやりくりをするまでには至らず…(苦笑)

ただ「デスノート」は本気で観たかったみたいですが
残念ながら、甲斐さんのライブと丸かぶりだったし
今回の「ツインズ」も大阪公演の日程は、1月6日~11日までで
「キビシイなあ…(汗)」と奥さん

でも、前々から奥さんが「テレビではなく
舞台での演技を観たい」と言っていた吉田鋼太郎さんが出演されるし
長塚圭史さん演出、古田新太さん主演とあって諦め切れなかったんじゃないかと…(笑)

この舞台は、古田さんの強い希望で決まったらしく
「久しぶりに圭史とやるんだから、圭史っぽい作品で
お客さんがイヤ~な気持ちになればいいな(笑)
途中退場するくらい、威力のある舞台をお見せしたい」と話されてます(笑)

「残酷でユーモラスな家族の物語」とのことで
シェークスピア俳優としての吉田さんではないみたいだけど
甲斐さんが「ちょっと好きだった多部ちゃん(未華子さん)」や
りょうさんも出演されてるし、ナンだか面白そう♪

そうそう!この舞台のプロモーションのインタビューで…
りょうさんが、楽屋に住んでるのか?ってくらい(笑)私物を持ち込んでると話されると

古田さんは「今度、遊びに行きます(笑)」
吉田さんは「泊まりに行きたいです(笑)」とおっしゃってました(笑)

「Aスタジオ」に出演された際にも
高嶋政宏さんの奥様を口説かれた話が出て(笑)
「人妻だって言わないから…じゃあ!って…(笑)」と吉田さん(笑)

鶴瓶師匠から「イタリア人と一緒や(笑)女性を見たら、とりあえず声かける(笑)」とか
「スタジオ(観覧)の女性もすでにチェック済みやろ(笑)」と言われ
吉田さんが客席を見回されると
「観客の中から選ぶんヤメ!」と突っ込みが…(笑)

そういえば、溝端淳平さんも舞台で共演された際に
吉田さんが「何列目の何番に座ってるコが可愛い」と報告して来るって話されてました(笑)

「GQ」の受賞式インタビューでも
「裸で眠っている女性の髪の毛のいい匂いがした時」に
「男に生まれて良かったと実感する」とおっしゃってたけど(笑)

「男とは?」とのお題には「後悔」とお答えになり
過去に事実婚も含め3回結婚なさっていたことを突然カミングアウトされ

同じく受賞式にいらした鈴木亮平さんは、ご自身のブログで
「花子とアン」で共演された吉田さんと一緒に受賞できたと喜んでおられたのが
「今、その話をします?(笑)」と突っ込まれてました(笑)

「どうしてあの時、違うトコでズボンを脱いじゃったんだろう?(笑)」という後悔と共に
今も結婚願望がおありだそうですが
一緒に生活するには「めんどくさいヤツ」らしく(笑)
「仕事で疲れた時に話を聞いて欲しい」のに
「そんなタワゴトは誰も聞いてくれない」んだとか…(苦笑)

以前に甲斐さんがセイヤングで、吉田さんに会いたいと話され
「紹介してよ、竜也く~ん♪」とおっしゃってたけど
吉田さんによると…藤原さんが21歳くらいの時に初めてお会いになった時は
お互いに良い印象がなくて(苦笑)

その後、蜷川さんの舞台で共演することになり
最初は「気まずいなあ」と思っておられたそうですが
藤原さんが今の奥様の忠告に従われ、謝りに来られた途端に
いきなりハグなさったらしく
藤原さんいわく…ナンだ?このおっさん?!…引くわ!!(笑)

ともあれ、蜷川さんも吉田さんのことをよくご存知じゃなかったようですが
舞台での演技をご覧になってからは「ナンで売れないんだ!?」と不思議がられ
3度目の舞台で吉田さんを主役に抜擢されたらしいんだけど
通常なら、こんなことは「有り得ない」ことだそうです

ただ、お酒を飲み過ぎた翌日の舞台では、色んな武勇伝が…(笑)
上演中に舞台袖でリバースされて(汗)
スタッフの方に「2回目はないですよ!」と叱られたにも関わらず

別の日にまた堪えきれず(汗)舞台袖に行かれたらバケツが置いてあり
「優しいな、スタッフって♪(笑)」と話されると
鶴瓶師匠いわく…こんなヤツにGQやったらアカンよ!(笑)

他にも…第一幕で腕を切り落とされ、第ニ幕では義手をつける筈が
すっかり忘れて(笑)そのまま舞台に立たれ
客席から、ざわめきが聞こえても気づかれず…(笑)

たまたま、客席でご覧になっていた蜷川さんが
通路を歩いて舞台際まで寄って来られ
「鋼太郎!腕!」と教えて下さったんだとか…(笑)

「3分だけ休憩時間を下さい」と慌てて義手をつけに戻られたそうだけど
観客の皆さんは「蜷川さんの演出!?」と思われたみたいです(笑)
こういう「生」ならではのハプニングが、奥さんのツボなのかも知れません(笑)

「花子とアン」のクランクアップの際に
「仲間由紀恵さんに何か残したくて…(笑)」
あの「おでこにキス」のシーンをアドリブで演じられた話は有名ですが

12、3年前に鈴木杏さんと共演なさった時にも
杏さんが演じられた女性の方からキスを迫られるシーンで
吉田さんはそれを拒んで避けようとする役なのに
ガチでディープなキスをなさったらしく(笑)
「条件反射で…普段、入れてるもんで…(笑)」

舞台俳優としては「本当に素晴らしい!」と
皆さん口を揃えておっしゃるけど
二回りも年下の小栗旬さんには「おい、コータロー」と呼び捨てにされ(笑)
藤原さんには「銀座に飲みに行ったつもり貯金」をして下さいと心配される56歳…(笑)

でも、鶴瓶師匠は「遊ぶことで身になってる
遊んだ結果が芸になる」と話され
「ああいう芸人(笑)は久々ですよ」と春団治師匠みたいにおっしゃってましたが

ステージでは、そこに立つ人の生き方が見えることは
甲斐さんのライブで体験済みの奥さん(笑)
ナンかまた、どハマリしそうな予感が…(笑)

余談ですが…先週のFNS歌謡祭の後に
「TOKIOの長瀬さんと甲斐さんが歌ってる」ってツイートがあり
「えっ、再放送!?」と思ったら
甲斐さんじゃなくてフミヤさんでした(笑)

でも、他にも「フミヤさんが甲斐さんにしか見えない」とか
「甲斐さんとフミヤさんはそっくり」という呟きも多くて

以前に奥さんがフミヤさんのライブに行って
「ギターを弾いて歌ってる時の首の角度とか
客席を見回す仕草が似てる」と力説してたのは
あながち的外れでもなかったのかなあと…?
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