ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

一理あり…1

2015-12-11 06:11:14 | 日記
「せめぎあい」って言葉は、あまり良い意味では使わないのかも知れませんが
一方が「正しい」とか「常識だ」と信じていることが
他方から見れば「そうじゃない」場合もある訳で
お互いの意見を主張するという意味では、イイことなんじゃないかと…?

例えば、ベトナムでは「パジャマ」に見える格好で外出される方が多いらしく
外国人観光客から「あんな格好で海水浴をするのは如何なものか?」との苦情が相次ぎ
誘客に熱心な観光当局は「パジャマ禁止ゾーン」の設置を議会に要請
これに対し議員からは「文化や習慣の違いだ」と反論の声が挙がったという

当の一般市民の方によれば「水着に抵抗がある年代の人もいる」
「日焼け防止用の水着は割高だ」など「ある程度は仕方がない」との意見が多数で
中には「露出の多過ぎるビキニの方がよっぽど不快」とおっしゃる方も…

お国柄だけでなく、性別、年代によっても価値観が違うのは当然でしょうし
ボクなら「郷に入っては…」と、その光景も旅情の一つと楽しめそうだけど…(笑)

日本も来るべきラグビーW杯やオリンピックに向けて
ホスト国としての準備が着々と?進んでますが
もうすでに、外国人観光客の方のプールや大浴場の利用について
「タトゥー」が問題になってるようで

海外や若者たちの間では「ファッション」として捉えられていても
やはり「刺青」は、反社会勢力の方々をイメージさせると
眉をひそめる方も少なくありません(汗)

「眉や目尻に墨を入れているのはイイのか?」とか(苦笑)
「タレントやサッカー選手なら許されるのか?」といった質問も寄せられてるらしいし

「ワンポイントならシールで隠せばOK」「露天風呂つきの個室を勧める」という風に
それぞれの施設で対応しているのが現状みたいですが
一朝一夕に「タトゥー」に対するマイナスイメージを拭うのは、容易くはないでしょうね

日本の家屋に土足で上がってはいけないというのと同じように
公共の施設ではタトゥーはNGだと理解して頂くのが
無用なトラブル回避の上で一番いいんじゃないかと…?

ただ、先日「医師法違反」の罪で略式起訴された彫り師の方が
「自分の仕事を犯罪だと認めることは出来ない」と
無罪を訴えておられるとの記事を読んで…

確かに「針の先に色素をつけ、皮膚の表面に入れる行為」は
保険衛生上、危害が生じる恐れがあるため
医師にしか出来ないと通達されているんだけど

現在は技術が改善され、安全性が向上しているにも関わらず
英国の鍼灸師免許や米国のほとんどの州で発行されているライセンスのような
医業とは別の「資格」そのものがない現状では
法に合わせることは困難だと思われます

いつか、タトゥーがファッションとして受け入れられ
彫り師という職業が認知されるまでに
法の整備も見直した方が良いのかも知れません

余談ですが…映画「刺青(タトゥー)あり」のモデルになった
通称「梅川事件」がきっかけで
甲斐バンドの「三つ数えろ」が生まれたことは有名ですが

当時の甲斐さんは、インタビューの度に…
マスコミは梅川が二重人格だと片付けたけど
俺は違うと思うね
ああいう人間ってどこにでもいるし
俺の中にもきっと潜んでると思う

麻雀の打ち方で荒っぽいところがあったから
あんな事件を起こす要素があったと
物事を簡単に割り切って片付けてしまうことに怒りを覚える訳よ

正義っていうのはさ、ひとりひとり形が違うものだし
自分なりの正義というのは持ってないといけないと思う
俺だって、ひとつ間違えば梅川になっていたかも知れない

…といったお話をなさっていたようですが
ご自身の番組だけでなく、プロモーションでゲスト出演される際にも
同じ熱っぽさでお話しになっていたらしく(笑)
まあ、その番組のパーソナリティーの方(おそらくディレクターの方も)とは
当然、温度差が生じるでしょうし

あまり「過激」な発言はちょっと…(汗)って風に
話題をそらそう、穏便に済まそうとなさる訳で(苦笑)
それをまた、甲斐さんが元に戻して続けよう
…というより、この話をするために来たと言わんばかりだったと…(笑)

最後まで平行線を辿ったこのせめぎあいは
奥さんにとって、オモロしんどいものだったんだとか…(笑)








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする