ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

シビレる言葉5

2015-12-31 13:37:19 | 日記
明けましておめでとうございます♪
またしても、年またぎのブログネタになってしまいましたが
どうも我が家は「たった一晩で何もかもリセットされる」
…ような気持ちになるには、少々勤務形態がヤサグレてるみたいです(苦笑)

イヤ、年があらたまった気はするんだけど
感慨深くはない(笑)って感じかなあ?
実際、奧さんは昨夜遅くまで仕事して、納めた途端に
今朝はもう引っ張り出さなきゃ…だし(苦笑)
ボクはボクで、自宅で仕事してる内に新年を迎えちゃったし…(笑)

ともあれ、新春第1弾でシビレて頂きましょう(笑)
フランスの哲学者J・L・ナンシーさんによると…
「ジュ・テーム」は「愛してる」という表現
それに「ボクー」をつけると「あなたのことがとても好き」という意味になるそうで

「好き」ではなく「大好き」なのだから、愛は一層深くなる…と思いきや
実は、逆なんだとか…(笑)

昔、サンストに「大好きは好きの2倍」
でも「大好き」は言えても「好き」は言えない
…という投稿があったらしいんだけど

甲斐さんは、この部分を2度繰返して読まれ
「なるほどねぇ」と感心しておられたという(笑)

ナンシーさんいわく…ある人への愛は
量とか程度、比較などを超えたところで初めて生まれるもの
さすがアムールのお国ですね♪

ある男性が、iPhoneのSiriに向かって「愛とは何か?」と訊ねたら
「愛とは、理解の別名です」と…(笑)
「じゃあ、恋は誤解の別名ですか?」と突っ込むこともなく(笑)
翌日、再び同じ質問をすると
「今日はその話はやめにしましょう」(笑)

筆者の鷲田清一さんいわく…
履歴を探りつつ、人ごとに違う応じ方をするソフトもすごいが
質問者の心理にも妖しい興味が湧く
…同感です!「愛」を模索する男性に一体ナニが?(笑)

甲斐さんは、かつてサンストで
「女の命とは何か?」というアンケート結果をご覧になって
1~4位が「愛に関することなんだよね。じゃあ男は何だって言うと
プライド、誇り、これしかない」と話されていたそうだ(笑)

でも、離婚によって「何を信じたらいいのか判らなくなった」時には
「本当に好きな女性と初めて同士で結ばれたこと」が支えになったとか

当時の甲斐バンドの活動について
「色んな不安とか、色んな思惑があったにせよ
好きな人と肩を並べて歩いている時に
多分メチャクチャ、ピュアでイイ顔してたんだと思う」

「そのピュアなもの、それが最終的な
【命】に引っかかって来る部分だと思うんだよね
愛ですな(笑)人それぞれの状況はともあれ
最後はやっぱりそこに帰る」とおっしゃってます(笑)

ボクは「マドモアゼル・ブルース」の
「たとえ、どんなに僕がつらくても
シルクのドレスを着せてあげたい」という歌詞が
恋する男性共通の願いなんじゃないかと…(笑)

「恋とは人に焦がれること」
「自分のことより相手のことを先に思いやること
そして、自身は痛い思いをしてもなお
その人の思いを支えたいと願うこと」

「愛とは、貰うものではなく贈るもの」
「愛されたいと願うよりも愛すること」…など
恋愛に関する定義は事欠きませんが
ただ、これらの言葉もスマホに内蔵されているのかと思うと、ナンだかなあ(笑)

それはさておき…1994年に流れていたウィスキーのCMで
「恋は、遠い日の花火ではない」というコピーがありました

確か、長塚京三さんが若い部下?の女性の一言に胸をときめかせ
スキップ(ジャンプ)する…といった映像のバックに
このコピーのナレーションが入っていたような…?

作者の小野田隆雄さんによれば…
「購買層として狙う団塊世代への応援歌のつもりで」書かれたみたいだけど
スポンサーからは、明るさや元気さに欠けると強く反対されたらしい(苦笑)

まあ、薄暮の街で撮影されたとおぼしきCMは
確かにちょっともの哀しい、哀愁漂う映像でしたが
奧さんは、人生の後半に入って、そろそろ先も見えて来た男性が
些細な一言で小躍りするのが「可愛い♪」と…(笑)

それで思い出しましたが「ど根性ガエル」の作者・吉沢やすみさんは
その大ヒットの後、極度のスランプに陥られ
仕事もご家族も放り出して失踪…(汗)

でも、ボロボロになって帰って来られた吉沢さんを迎えられた奥様は
「すっごく可愛かったんだから!」とおっしゃったんだとか…

都々逸には「くう~っ♪」って感じの粋なフレーズが多いんだけど
「イヤなお方の親切よりも 好いたお方の無理がよい」が
いかに人の心の真理を突いてるか(笑)
この肝っ玉奥様の一言が証明してますよね(笑)

ちなみに「遠い花火」は、少年時代の思い出として残る夏の風景だそうで
それには「魅力的な寂しさ」があったと小野田さん

甲斐さんが「最近の線香花火は根性クサッてる(笑)」と怒って話されてた際に…

「だいたい線香花火する時ってのは、妙に場がシーンとなるだろ?
それはね、火花がピィーッと小さくなってって
最後にグツグツ丸まった火の玉が、ポトッと落ちるのを見届けたい!
という強い欲求があるからなわけ」

それが今は、小さくなった途端にすぐ落ちてしまって
「あの郷愁の線香花火」は「あれほど粘ってたのに
あのイジラシサはどこへ行ってしまったんだ(笑)」と…(笑)

線香花火に限らず、花火というもの自体が
たとえ何万発も打ち上げられ、夜空を彩り、喝采を浴びようと
数秒で消え去る瞬間の芸術、はかないものなんですよねぇ…

でも、作家の山田稔さんいわく…
人は思い出されているかぎり、死なないのだ
思い出すとは、呼びもどすこと…名言です!








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