楽隠居への道程

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この仔はhannaちゃん。
これももう、随分古い一枚。
hannaちゃんは、トーイフォックステリア系ミックスの女の子と推察されました。

ごみ捨て場に遺棄されていた兄弟たちの、唯一の生き残り。
へその緒取れたばかりくらいで、ダニまみれのノミまみれ。
脱水がひどく、あともう数時間保護が遅れたら危ないところだった仔。
お腹には、当然寄生虫がわんさかで。

子チビさんの手篤い看護で、みるみる目に輝きがもどって、新しい里親さんが見つかるまでのあいだ、めったなことで吠えることもなかった仔。

ノミの駆虫はわりと簡単。
でもダニは執拗で。
足指の間や内耳などに、ころんころんとびっしりで。
私は、あの日をきっかけとして
ダニ取りのエキスパートへと、技を高めることができたのです。
今となっては、懐かしい大切な想い出。

思い返せばhannaちゃんは、ものすごく性格良しのお嬢さん。
吠え癖なく咬み癖なく、悪戯破壊癖なく分離不安癖もからきし無く。

純血種の血統を守るのは、すごい労力と情熱が必要だと思います。
私も、レトリーバーやスパニエル、ハウンドドッグなんか大好きです。
それでももうひとつ、個人的には、雑種だって可愛いし賢いし。
なんとなく、性格良しの子が多いような気がするし、遺伝性疾患も比較的少ないように感じます。

子チビさんの幼き頃の未来予定図では。
「大人になったら、うちのお庭に、行き場のなくなった犬猫たちの、ホスピスシェルターを造成しゅる！」
と、いうものでした。
おおおおお。
それはまたなんて壮大な。
両親は、それを聞くたび少しだけ気が遠くなったものでした。
子チビさん。
今やいくらか成長を遂げ
「（親が元気なうちは）犬３～５＆猫３～５にしてアゲル！」
という、譲歩しながらも高飛車な宣誓。
おおおおお。
父さんにも母さんにも、楽隠居させる気は毛頭ナイということで。

未来に武者震いしながら、両親はコラーゲンとヒアルロン酸を、どくだみ茶すすりながら摂取するのです。
何しろ３～５。
この数は。
うっかり呆けちゃいられないぃぃぃ。

育児バテに喝を入れよ

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左の、お鼻ピンクの男の子が「しんちゃん」
右の、耳や鼻先にカラーポイント入ってる女の子が「雛子ちゃん」
懐かしい、もう古いお写真です。

この兄妹猫を抱っこしているのが、一時仮里親だった養母さん。
養母さんたら。
二の腕も顎のあたりも、あんまりなことになってます。
修正することこそ、世間様に対する礼儀というもの。
いやあの「消整」って感じですか。
とにかく、養母さん発禁処分状態。

２０１０年春のこの頃。
数年前と相変わることもなく、仔猫育児に勤しんでいるわけですが。
哺乳＋離乳食のお世話。
トイレットのしつけなど。
こういったこもごもで、とんと外界から隠棲することほぼ一ヶ月弱。
養母さん。
いろんな意味で、劣化がすすんでいやしないか心配です。

自分自身を励ますために。
ここでご唱和願います。

ヒトの赤子は、ほぼ三年かかりきり！
イヌネコの赤子は、離乳したならなんとかなる！

今、養育している、赤ちゃん猫のタマリロちゃんだって
↑のお写真の、しんちゃん＆雛子ちゃんくらいの月齢になれば
キツンカリカリだって一人で食べて
養母の仕事がひと段落つくのです。

ここ一週間十日が関が原。（天下分け目かっ！？）
越えよ山坂。うんとこしょ。（うんとこしょっ！？）
あなたと越えたい天城越え。（浄蓮の滝っ！？）

憧れのリセッシュ

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うさぎの「真珠郎さん」と
まだベビたんだった頃のチビラニさん。
この日から、あっというまに身と背が過ぎました。
………
違うの。
みとせ。
三年ね三年。
ご存知でしょうけど、それはThree years.

後方に、オレンジセントのコラックス（塩素系漂白剤）が写ってるのは
気にしないでいただけると有り難いです。

ついでですけれど。
ペット用の消臭剤や消毒剤には、水で三倍くらいに希釈したコラックスを吹きかけるのが、なんと言っても一発一番＆ベストレゾルト。
ケダモノアンモニア臭など、瞬間完全消臭よ。
そして完全除菌。
ペットシートやわんこトイレを清潔に保つスグレモノ。
衣服に付着しちゃたりすると、ホワイトアウトになるので、注意が必要だけれども。
あと、ペットたちが吸い込んだり、顔面に吹きかかったりしないようしなくちゃね。
（↑ココ大事）
たんぱく質成分を溶解する作用がありますので、素手で触れたらにゅるにゅるののち、ガサガサ手肌になるからね。
効き目はものすごく強力です。
ほいでもってね。
バスタブの湯垢やトイレットの除菌漂白にも、これスプレーしておけばお掃除しなくてもピッカピカ。
塩素の匂いは、数分ほっときゃ、わりとあっさり消えるしね。
ちなみに飼い主は、オレンジセントのコラックスがわりと好き。
レモンやグレープ、スプリングフラワーなんかのセントもあるんだよ。

ただひとつの難点は。
コラックス成分が強すぎて、スプレーボトルのノズルが、そんなに長くはもたないの。

※飼い主の小さなのぞみ。
一度でいい。
日本の「ペット用リセッシュ」っていうの、ぜひ使ってみたいものですな。

婆口伝

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この～木なんの木、気になる木～♪
見たことも～ない木ですからっ。
見たことも～ない～、木に～なるでっしょぉ～♪

日本国出身の民草です。
モアナルアガーデンの堂々たるモンキーポッドツリーを目にしたなら、こう熱唱しないわけにはいきますまい？
私は必ず歌ってますよ。
もう、我を忘れて大声で。
日立さん、私を愛して。
もっと、もっと、もっと。
　
そのモアナルアガーデンの奥まったとこに、こぢんまりとしたドッグパークがあるわけで。
蚊に喰われないように、モスキートリペレントなど振りかけながら
スウェットに長袖という、完全防備ないでたちで向かわなければなりません。

昔昔その昔。
こちらでは清らかな、アルテージャンウォーターが湧いていたのだということで。
犬の後方に築かれた石垣には、汲めども尽きぬ湧き水が、こんこんと湧いていたことでしょう。
見たところ左側の岩は、ハワイアンな水妖の、ホーリィロックなのかもしれません。
碑（いしぶみ）のように見えますが、それでもきっと、聖なる何かの波動を感じます。
（↑ホントニ感ジルノカ？）
ハワイでは、バースストーンとかヒーリングストーンとか
正にも負にも、さまざまなパワーのある、スピリチュアルな岩石を、いたるところで目にすることができるそうなのです。

ですから、子供たちへの教えの中に。

とにかく「大きめの岩」を見かけたら
何かいわれのある岩だと心得て、落書きしたり欠いて持って帰っちゃいかんぞね。

と、村の語りべの婆さまのように、口伝しているわけですが。

今はドッグパークなわけで、大きい雄犬なんかは、ホーリィロックに嬉しそうに１Ｐしちゃったりしてますの。
古代ハワイアンの方々に成り代わって、語りべの婆さまとしては
わんこたちの、用済みの後、水などかけ流して、浄めずにはいられぬのじゃ～。

今は湧き水、完全に枯渇しているのですけどね。
シティが、人為的に止めたらしいですけどね湧き水を。
ここの近場に、水道局のなんちゃら施設もありますし。
ひょっとして、人為的に制御された湧き水は、めぐりめぐって、また人も地も潤してくれているのかもしれません。

愛犬の１のＰには流し水を、２にはＰ袋の携帯を忘れぬがええぞ。
聖域を汚したり愚弄したりするはもってのほか。
よいか子供たち。
この語りべ婆の言うことを、よっくよっく聞き覚えるがええ。
敬わねば、敬ってはもらえぬのじゃぞ。
もし万が一、この岩がぐらぐら揺れだしたら。
それは水害の兆しぞ。
よいか、そのときはな。
タンタラスの山に登るのじゃ。
水が引くまで、山のてっぺんでラウラウでも喰うて、人と寄り添うて過ごせ。
そしてまた、地に下りてくることができたなら、不敬な行いは繰り返すまいぞ。
そうおのれの胎に誓え。
そして友にも諭すがええ。
語りべ婆の言うことは、幼いうちから真剣に、よっくよっくと聞くもんじゃ～。



＠＠＠＠＠＠＠
日本の身内よ友人よ。
とうとうわたくしも、ついに語りべ婆になりました。
もうすぐ、亀の甲羅かなんか焼いて、その亀裂の走り方で、明日の吉兆を占うようになるでしょう。

出世払いで桃の花クリームを

「スコティッシュフォールド等、（前方に）耳折れの猫は突然変異種。
ディフォーム（畸形）遺伝子が伝わり易い。
骨格異常は後肢に出やすく、また軟骨の形成不全などの場合には、歩行困難になったりもする。
さらに、尻尾の形成に異常を持つ仔は、内臓の障害を持つことも多くなる。」

（↑きちんとした専門知識のあるキャッテリーで、理にかなった交配の結果得られた仔猫には、当てはまりにくい見解だと私は考えます。）　

＠＠＠＠＠＠＠＠＠

たぶんタマリロちゃんは、折れ耳同士の繁殖で生まれてきた仔なのでしょう。
これから成猫に育っていく過程の中で、確かにいろいろな不安材料を抱えています。
でも食欲は旺盛で。
四肢の筋肉も、徐々に発達してきて。
追視なんかもインプルーブ。
猫じゃらしリボンにも、さかんに手を出しじゃれ遊ぶようになってきました。
「音」なんかにも反応よし。

まあなんとかなるでしょう。
まあなんとかしてみましょう。
そろそろ離乳食がメインになる頃ですが、ただいま哺乳瓶命のタマリロちゃん。
虎か豹の仔のような勢いで、あっというまに飲み干すミルク。
これだけ生に貪欲ならば、立派な大人猫になると思うんです。
折れ曲がりの尻尾だって、かなりの個性になるかなと。
筋肉増強トレーニングには、いっぱい遊んであげること。
屈強頑健な、立派な猫に育ちますように。
いやいやなんとも、こうなりゃ育ててみせましょう。
このミルクの飲みっぷりから予測すると、どんなラスカル（「いたずらっ子」または「悪坊主」）な猫になるかと、末恐ろしい気もしないではないのですが。

タマリロちゃん。
仔猫の細いツメに引っ掻かれ、ママの手の甲には、小さく薄い傷がそこかしこ。
うくくくく。
ピンク色の、桃の花クリームが塗りたいで～す。

味噌漬けなどもよい

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怖い夢みたんです。
すごく怖い夢。

夢の中で私。
何かお料理しようとしてました。
材料をサクサク切って、味付けはどうしようかな？
和風？洋風？それとも中華？いっそのことエスニックな感じもいいわよね？
ハーブやスパイスはどうしましょ？
取り合わせのお野菜はアレとコレ…。
ふんふんふん♪
夢の中の自分。
楽しげです。
でも。
その目の前のメインの食材。
「茶色の柴犬」
だったんです。
サクサクサク。
私、そのまま輪切りにしちゃったの。
お米や具材を詰めて出汁醤油で煮た、「イカめし」なんかを、サクッと切り分ける要領で。
これがまた可愛い茶色の柴犬さん。
「ごめんねごめんね。でも仕方が無いの。夫や子供が飢えてるの」
サックリ切られて、流血もせず、困った表情で私を見つめる柴犬さん。
あろうことか、切り分けたお肉を、フリーザーバッグに小分けにして、冷凍庫に入れて、保存食料にしようとしてました。
それから、お湯がふつふつ煮えている大鍋に、おもむろに「本日の柴犬」を…。

ココで飛び起きた！
心臓バクバク！
ものすごい罪悪感！
信じられないナイトメア！
私。
動物好きを自認しながら、いざ食料危機となったなら、平然と喰う気でいたようです。
柴犬さん、ごめんなさいごめんなさい。
そういう意味での「犬好き」では、決してないはずなんですが。
ああ慙愧の念に駈られます。
厭な汗がじっとり染み出る。
夢見が悪いったらありゃしない。
喉元塞がるような、哀しい気分の寝起きです。

それから目にする、愛犬たちの安らかな寝姿。
いつにもまして、心癒されるその時間。
どうぞ安心してください。
私は君たちを、喰ったりすることは、限りなく無いと思われます。
かといって。
完全菜食主義者には、到底なれぬ飼い主。



ま、アレだ。
万が一そのときが来てしまったら。
刺身でいくのだけは控えよう。
とにかく火通しておけば安心だ。
日保ちさせたいなら
ワインヴィネガーとベイリーフでマリネだな。


（ひ、ひどい…。悪魔め！）

いまだ神にとどかず

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ハワイ名産、コーヒー豆の焙煎工場。
その敷地まわりが、第一のお散歩コースです。
ヴァニラやチョコレートのクリーミィな香りや、マカデミアナッツやヘイゼルナッツのナッティーな香り。
それらが渾然一体と交じり合った、あまりにも馥郁たる芳しい香りを、ここぞとばかり、思いっきり深呼吸しながら歩くのです。
深呼吸するのは、おもに飼い主だけですが。
なんとなく、しゃっきりしないときだって
ロースティングされたコーヒー豆の香りを浴びるように嗅ぎますと、すっきり目が覚める感じがしますから。
たとえそれが、夕暮れ時だとしても、とにかくばっちり覚醒しますんですのよ。
私たちはこれを、アッパー系アロマテラピーシャワーと呼んでいます。

足をのばして、第二のお散歩コース。
そこはコカコーラボトリングのファクトリー。
緑の多い外周を、のんびりゆっくり歩きます。
歩いて喉が渇いたころを見はからいまして、冷えたコカコーラゼロなどか～っ！と飲み干すのが快感で。
あたりの芝は青々と、白い小鷺が餌をついばみながら歩いてます。
そこかしこを見渡せば、プルメリアなんかも咲いている。
季節には、レインボーシャワーツリーの花樹の並木が、それは見事な花房を開きます。
飼い主は、ここらへんから、なんだか楽しくなってきます。
たとえそれが、夕暮れ時だとしても、とにかくばっちり充填されますんですのよ。

帰り道。
子１の好きな抹茶アイスと、子２の好きなジャージーミルククッキーをお土産にして帰ります。
人の夕餉のお世話のあとは、ペットたちの夕餉のお世話。
飼い主は、夕暮れ時くらいから、なんだか楽しくなってきてるせいもあり、勢いづいて眠気なんかは感じません。
ですから夜は、先週入手したゲーム、GOD OF WAR3に夢中です。
戦いの合間に、仔猫にミルクあげたりしてると、ほんとに夜明けは近いです。
一日24時間が、せめて30時間くらいになって
睡眠時間２時間くらいで、エネルギッシュに健康的に生きられる体になりたいと
もう何十年祈ってきていることでしょう。
長年の、祈り虚しく、いまだ神にとどかず。
とどかないものは仕方が無い。
だって、とどかないんだもん♪
だから、仕方が無いじゃない♪
たっぷりお昼寝。
惰眠を愛し、そしてまた惰眠に愛されて。
起きたらまた、犬どもとお散歩に参ります。
そしてまた、お散歩先で、しゃっきり目覚めたいと思います。

観察対象★Ｂ

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こんばんは。
プロフェッサーフレディです。

観察対象★Ｂは、映画「プレシャス」を鑑賞しました。
予想に反して、感情的に昂ぶることも、あられもなく号泣することもなく
淡々とした様子を保ちつつ、愁嘆場を演じることもありませんでした。

本人の述懐はというと
「モニーク姐さんっ、Indeed! You are the one deserved oscar!
You go my kind of girl! My sister Go～!（←興奮ぎみである）
できることなら私だって、ぶっちぎれたなら、こんな具合に好き放題の罵詈雑言で吼えてみたいもんだわよ。
でもきっと、舌噛んじゃうな～！いやいやそれより、こんなに吼えたら、心臓発作起こすかも～！」

観察対象★Ｂは、ある意味凄惨な、モニーク姐さんの独壇場シーンを観て
思わずあっぱれの拍手を送っていました。
観察対象★Ｂの子供たち。
（子供◎１と、子供☆２は、母親である観察対象★Ｂに先んじて、モニーク姐さんに賞賛の拍手を送っていました。あっけにとられていたともいう。）

想定外なところで、観察対象★Ｂのパートナーで、男性でもある□Aのほうに、ボディブロウの後ようなダメージが見受けられました。
「…It's painful to watch…」
心なしか、青ざめた表情で、そう言ったきり絶句している傾向が窺えました。
顕著なことです。
顕著なことです。

観察対象★Ｂは、モニーク姐さんの演じた母親に対して、多々感想を述べたいようでしたが、誌面のことを考慮して、込み入った長い部分は割愛させていただきます。

今回、映画「プレシャス」鑑賞のさい、涙のナの字も無かった、観察対象★Ｂいわく
「主役は、被虐的立場にあったティーンの女の子ももちろんだったけど、屈辱感と憎悪にまみれた性格破綻者を演じていた、モニーク姐さんの凄演に瞠目させられました。
モニーク姐さん、もうワタシ、一生あなたについていきますんで！」
と、いうことです。

観察対象★Ｂ。
さっそく、MだのFだのDだのSだの。よろしくない米国語の生きたランゲージを、モニーク姐さんを真似て、練習し始めたりする暴挙に打って出ています。
ものすごく小声で。（何かしらの硬い殻が、内側から破れないらしい）
ものすごくゆっくりと。（第一言語が日本語なので、早口の米国語だと、ほんとに舌が回らないらしい）

傍観者である、わたくしプロフェッサーフレディの、私的意見を吐露させていただけば。
観察対象★Ｂの、モニーク姐さんに追従するような行動こそ、この心理分析に、新しい示唆を含んでいるのではないかと思われます。

今夜の集会は、そろそろこれで終了したいと思います。
何か、質問のある方はいらっしゃいますか？
あ。
はい。
このメガネは、伊達メガネなんですよ。
はぁ。
どうもわたくし、緊張しぃなものですから。
え～、ゴホン！ゴホン！（咳払い）
ご静聴ありがとうございました。
それでは皆さん、足元にはお気をつけてお帰りください。

こうみえてマドンナ

仔猫ミルクの量も、格段に増えました。
すごい勢いで飲み干します。
５ml、２～３時間おきから、１０ml、４時間おきになり。
２０～３０ml、５時間おきが、昨夜から５０ｍｌの一気飲み。
これで、６時間くらいは続けて眠れるようになった母。
乳が足りぬと、仔猫に泣いて起こされます。
（↑他人様が一読したら、なんてつまんない記述だろうと思うわね。けど書いちゃうよ。うふうふっ。）

ああ飼い主は。
新生児、赤ちゃん養いを、思う存分堪能しているよ。うふうふっ。

生え始めていた乳歯も、いい感じになってきましたので、キツンフード二粒をお湯でふやかして、すり潰したべビフードで、食べる練習もしています。
うふうふっ。うふうふっ。うふうふっ。

新生児保育には、今日と昨日の境というものがありません。
臆することなく堂々と、ゆったり引きこもっていられます。
ところで今日は何曜日？
マザーテレサ。ナイチンゲール。聖母マリアさま。
お願い申し上げます。
ここにいます仔猫の養母に。はい。さようでございますこのマドンナめに。
正確な日にちをお告げくださいますように。
今は春ですか？それとももう夏ですか？
ここ数日、お化粧などもしていません。
マドンナは、今後のスキンコンプレクションなど気になります。うふうふっ。



こうみえてマドンナ。
抱きしめてジルバ。
踊り狂ってロドリゲス。

ハッピー聖パトリックスデイ！

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１７日は聖パトリックスデイでした。

飼い主、三つ葉のクローバー色のタンクトップ着用。
飼い犬、ドッグリーシュを、ブリリアントシャムロックグリーンでキメてみて、そこらを堂々練り歩いてみたのです。

父さんが、フレッシュコンビーフブリスケット＆お野菜を、ことこと煮込んでくれましたので
母さんはそのまま愛犬連れて、ブレッドプディングとウィップクリームを買い求めに、ベーカリーへ行きました。
ええ。
緑な感じのいでたちのまま、それは颯爽と行ったのです。
気分は、一人セイントパトリックスデイパレード。
単独での、清々しい行進です。
街で行きかう人々の服装も、さまざまな緑色が光ってる。
私、見てくれは何の変哲もない東洋系。
ですがこの日だけは、どっこいうわべは黄色でも、中身はなかなかにアイリッシュ。
この子もね、一見シーズーみたいですけど、本当はアイリッシュウルフハウンドなんですよ。
はいはいはい。
かなり小さいほうなんです。
家には、かなりゴールドがかってはいますが、アイリッシュセッターも居るんです。
この日に吐かなくてはならない、選りすぐりの嘘も、なんだか華麗な緑色で統一です。（？）

で、練り歩くだけ練り歩いてみたあとは、帰宅一番、渇いた喉に冷えたギネスをぐいっと呷る。
んが～っ。
こりゃまたニガイね。
ダブリンの黒ビール。
父さんが、六時間煮込んだキャベツやポテトやキャロットや。
お野菜全部に、フレッシュコンビーフの、塩気や香味や旨味が、じっくりしみ込んでいて熱々で。
辛めの粒粒マスタードつけて食べると、ケルト民話や妖精王の味がする。（？）
暖めたライ麦パンと白パンとには、アイリッシュバターを添えてみたのです。
甘味はもちろんブレッドプディング。
これにウィップクリームは欠かせまい。
食後のコーヒーには、クリームリキュールのベイリーズを、とっぷりタプタプ注いでみましたの。

そんなわけで、母さん久々にできあがり（酔）、このごろの寝不足もあいまってか
満腹ののち、昏倒するように寝に入る。
赤ちゃんチビ猫のお世話は、スプリングブレイクに突入した子供等に一任し
挑むように、闘うように
ぐっすり寝ました夢も見ないで。
聖パトリックさま。
おかげさまで、１６時間熟睡の幸せを、心ゆくまで貪らさせていただくことができました。

ハッピーシャムロック！！！

呑みっぷり

呑んで寝ろ。
寝たら呑め。

呑んだら遊べ。
遊んだら呑め。

呑んだら育て。
育つから呑め。

押さば引け。
引かば押せ。
押してもだめなら押し倒せ。
押し倒してもだめなら潔く引け。
右でも左でも。
縦でも横でも。
念のため、もう一回くらいは、押しても引いてもどっちもよし。
その場でやっぱり立ち往生。
いっそのこと、クルクル回ってしまうもまたよしとする。

次の授乳時間がくるまで、無理しても起きてようと思うので、時間つぶしにみっつもブログアップしてる母。
少しだけ。
朦朧としている。

呑んだら乗るな。
その手に乗るな。
乗る気があるなら、もうとことん呑むがいい。
乗るなら呑むな。
乗って降りてからまた呑め。
呑み過ぎて、昨夜のことなんか、ぜんぜん思い出せない。
昨夜のことなんか、これっぽっちも思い出したくないなら、さらにさらに、もっともっと呑め。

意識が。
混沌としている。
　

これが世にいう、「文化」というシロモノね

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熱愛発覚。
密会現場。
不倫疑惑。

こっ、これは！？
旦那さまの、まさかの浮気現場写真だわ！
やっぱり、若い娘のほうが好きなのね！
旦那さまったら、満面の笑顔で、鼻の下タラ～ンと伸ばしちゃって！
男ってやつは！
ああ、男ってやつはどいつもこいつも！
きぃ～っ！！！

艶々の黒髪の美女の、小悪魔的な魅力には、さすがの妻も太刀打ちできない。
いいの私は。
きっと一人でも暮らしていけるから。
だって、「明日」という字は、「明るい日」と書いて、「アシタ」と読むのです。
強く生きるわ。
きっと、きっと、泣きはすまい。

旦那さまと頬寄せ合う、美貌の彼女は、賢い犬友のドーベルマン。
娘盛りの器量よし。
若い娘には、どうしたって負けちゃうわ。
か弱い妻のことを、負け犬呼ばわりする人。
「明日は我が身」という言葉を知っていて？
こうと決めたら、後ろを振り返っちゃいけないの。
かいくぐってきた修羅場の数で、人の値打ちは決まるのよ～！

室井滋さんか、高畑淳子さんになったつもりで熱演してみました。
誇り高き、いち女優として。（おいっ！）

乳と不眠と仔猫と私

呑んで～♪呑んで～♪
呑まれて～呑んで～♪
呑んで～♪呑みつぶれて眠るまで～♪呑んで～♪
や～が～て～、仔猫は～♪
静かに～、眠るのでしょぉ～♪

乳母でございます。
真夜中だろうが、明け方だろうが。
数時間おきの授乳に追われております。
枯れかけた母性本能、刺激されまくり。
自分でも
「…アタシ…この仔いつのまに産んだんだろう…？」
と、しばしば錯覚するほどに。

犬ばかは、猫ばかでもありますので、寝不足で目の下に隈つくってますけど
「至福」といえば、これは相当な「至福」です。
つける薬が無いってことなのでしょうか？
よく塗ってるんですけどね。
タイガーバームとか。

Come on!

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年越しの爆竹花火騒音によるストレスから、自慢の美尻がうすらっパゲになっていたエィミーちゃん。
すっかりみごとに、そのパゲは完治を遂げました。
やれ、ひと安心＆ひと安心。

ところが。
春先の長雨続きに祟られて、なかなかお散歩に出られぬうちに、やはりストレスからか、尻尾の一部の毛を、自分で毟ってしまったよう。
バセンジーの尻尾は、硬く巻いている巻き尾なので、そりゃパゲが目立つことはあまりありません。
今現在、再生の方向に向かっているそのゲーパー。
だというのに、パゲがパゲがと、父さんはうろたえる。
父さんは、ひとごとではなく、愛犬のパゲを本気で心配しています。
気に病むな。
食餌の栄養価やら、ペット用ヘルスサプリメントやら、犬の養毛剤やら、毛生え薬軟膏やらと、あれこれ心配し過ぎると
飼い主の父さんこそが、あっというまに、つるりんゲーパーになるかもよ。

父さんが、ついにピカッてしまっては、想像してみるとあまりにも笑える絵ヅラなので
そこは基本に立ち返り、張り切ってさぁお散歩に行きましょう。

あれこれと対処療法に走らずとも、自然なエクスサイズが、健康にも精神衛生上にも、やはり一番だと。
ですから、この調子でいけば。
来週くらいまでには、父さんも犬もボーボーくると思うのです。

あなたと私は。
目と目が合うたびにとにかく。
「カモン！ボーボー！」
と、気合を入れて、拳を天に突き上げる。
それが、今の私たちの合言葉。
「青春」という熱い二文字が、お互いの、瞳の奥でメラメラと。

タマリ～ロ♪

こちら。
「タマリロちゃん」です。

子１が、四日間のキャンピングに出かけちゃいました。
ですから、子２を羽交い絞めにして、ベッドでごろごろウダウダしながら
「ママはぁ～、子１がいなくて、ちょっと寂しいかも～…！」
と、やってしまったのです。
ちょいとばかし執拗に、子２に対して、ハグハグ＆ゴロゴロを入念に。

そんな母の手を振り切って、お友達のとこに遊びに行った子２さん。
帰宅してきて開口一番。
「…ママが寂しいって言ってたから～♪」
ニコニコしながら、何やら母に、差し出してくるではないかいさ。
その、紙の靴箱を開けてのぞいたら
クタクタの布地に包まれて
タマリロちゃんが眠ってた。

こうきたか！
こうくるか！
迂闊だったな母さんは！

手馴れた手順で流れ作業。
はいキツンシャンプー。
はい温風乾かし。
乳歯生えかけ、目蓋もしっかり開いている。
ノミなしダニなし。皮膚状態良好。離乳食用すり鉢＆スポイトスタンバイ。

カラダが自然に、動いてしまうのが不思議です。
子猫のお世話は、わりと久しぶりな感じ。
炎のアニマルレスキュー隊長子２。
まだ、その炎は燃えていた。

さあ唄おう。

あ～の町こ～の町、日が暮れる～♪日が暮れる～♪
今きたこの道、かえりゃんせ～♪かえりゃんせ～♪

お家～がだ～んだん、遠くなる～♪遠くなる～♪
今き～たこ～の道、かえりゃんせ～♪かえりゃんせ～♪

お空～にゆうべの星が出る～♪星が出る～♪
今き～たこ～の道、かえりゃんせ～♪かえりゃんせ～♪

寂し～い寂し～い、言っちゃだめ～♪言っちゃだめ～♪
うっかりしてちゃあ、いけないよ～♪いけないよ～♪

小鬼が動物連れてきた～♪連れてきた～♪
今さ～らこ～の道、か～えれ～なぁい～♪か～えれ～なぁい～♪
………
唄っているうち、だんだん声が大きくなっていくのは、ナゼナンダロォォォ？