NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

めざせ妖獣

2014年03月23日 | Weblog
2001年。
春は五月のマザーズデイ。
ほんの仔猫の武蔵さん。
縁あって、家族の一員となりました。
おかげさまで我が子等二人、こちらのむーちゃんとともに、すくすくと育ってまいりました。

ヒトも犬も猫も。
年齢あがれば、いろいろと不具合が発生するわけです。
このところ、入退院を繰り返しているむーちゃん。
筆者、鉄壁の、看護態勢に臨んでいる次第です。

むーちゃんが!
むーちゃんが!
むーちゃんが!
一家総勢、大騒ぎ。
完全猫派の子1。
むーちゃん抜きでは安眠できぬ子2。
猫アレルギーを、愛で克服した我が夫。

むーちゃんどうか、猫又になるまで長生きしておくれ。
むーちゃんどうか、化け猫になるまで達者でいておくれ。
かーちゃんの尻尾が、首尾よく九つに割れるその日まで。
かーちゃん今んとこ、まだ七つくらいしか、尻尾が生えてきていない。
今。
数えてみたんだけども。



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明日、ママが…

2014年03月13日 | Weblog
「ニキータ」のように、拳銃を撃ちまくって欲しい。
「レオン」」のように、不運な暗殺者を庇いながら、一緒に逃亡して欲しい。
どうせなら、「エイリアン」と、互角に戦って、撃退して欲しい。
いっそのこと、「アルマゲドン」のように、人類の危機に敢然と立ち向かい、地球を丸ごと救って欲しい。

銀座で、クラブカルネのマダムになって、海千山千の奴らと渡り合って欲しい。
ふてぶてしい、二代目BOSSになって、犯罪捜査に走って欲しい。
「おまんら、許さんぜよ!」って、鉄のヨーヨー投げて欲しい。
大河ドラマで、「尼将軍 北条政子」になって欲しい。
「放浪記」の舞台で、でんぐり返って欲しい。
「黒蜥蜴」で、明智小五郎と、虚実ないまぜの駆け引きをして欲しい。
「緋牡丹博徒」のお竜さん、流暢に仁義きって、博打場で大暴れ、娘盛りを渡世に賭けて欲しい。
極妻シリーズで、五代目姐を、ぜひとも襲名して欲しい。
女の色香、匂い立つ「陽暉楼」で、名妓と謳われて欲しい。
「鬼龍院花子の生涯」、土佐高知の侠客の娘になって「なめたらいかんぜよ!」ってキメて欲しい。
薄倖可憐な芸妓となって、貝殻節で舞って欲しい。
題名、無論。
「まな千代日記」

大御所女優 芦田愛菜さん。
現在の年齢で、↑上記はそつなく演じてくれるでしょう。
おばちゃん観たい。
できることなら、全作品、今観たい。

明日、ママがいない。



動物たちの、世話たのむ。
日暮れに戻る。
お土産、タコ焼き買ってくる。



おや?
ママとしたことが表記漏れ。
紅天女は、マヤでなく亜弓でなく、芦田愛菜さんでとどめを刺して欲しい。


※お写真は、猫の白珠伯爵夫人こと、氷上の新星 ユリアリプニツカヤさんです。
射るような、蒼い瞳が酷似かと。
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a requiem

2014年03月11日 | Weblog
南の島の夕陽。
この夕空、この方向
その彼方に日本。

絶対に忘れない。
あの日。

2011年3月11日。
身内の三回忌法要でした。
本来なら、私は飛んで、そこに降り立つはずでした。
不義理しました。
涙を呑んで。

一人になりたくて、家族と視線の合うのも避けて
犬たちを連れて、歩きに行きました。
この方向の空。
みごとな、いっそ胸を締めつけられるような、それは美しい夕焼けでした。
葬儀斎場でも流れていた、Rachmaninoffの、Vocaliseを聴きました。
言葉にもできず、まして痛みで涙も湧かず
心で不義理を詫びながら
その方向へ、頭を垂れたことを覚えています。

自宅に戻ったら、家族の思い遣りなのでしょう。
酒席がもうけてありました。
まだ半分拗ねながら、内心、気遣いは嬉しいくせに
ふて腐れた態度で乾杯しました。
ほろ酔い気分になった時。
子供から報せが。
「ニッポン、ツナミ…」
CNNのワールドブレイキングニュース。
現実感が遠のいて、ただ掛け値なしの恐怖というものの存在を
記憶に、楔が打ち込まれるように知りました。

この頃やっと。
海鳴りに怖じ気る心が、徐々に徐々に薄れて来ています。
そして必ず、日々生涯、祈り続けます。
南の島から
この夕陽の方向に向かって。
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すこやかに成長しきった雛たちは今…

2014年03月05日 | Weblog
握り寿司に澄まし汁、鶏の唐揚げ、卵サラダ。
ストロベリーケーキ、フルーツケーキ、桜ブラマンジェ、ピーチムース、チョコタルト。
和風の焼き菓子に粒餡草餅。
カワイイピンクの苺カルピス。
桜餅は、道明寺タイプを敬遠し
一口大福、桜と金柑、白餡仕立ての春の味。
Sweety cuties loves sweets.
お雛祭りでしたから、お抹茶なども立ててみたのです。

血糖値急上昇。
漲るチカラ。
お抹茶キャフェイン。
Sugar high!
& Fly high!

感極まったか婦女子ども
「Go girl!せぇ~~~のぉ!scream!」
車のルーフトップを開け放し、心のたけをおのおの叫ぶ。
一歩間違えたら、はじめ人間ギャートルズ集団。

コワいねお砂糖。
頭スッキリ超覚醒。
婦女子ども、普段忘れているようなコトの細部まで思い出したのか
この男子禁制の夜。
いつもの、ただの酔っ払いよりタチ悪い。

筆者、婦女子どもを送り届けてからの帰宅後。
国際的に、とにかくガールズトークにのめりこむ。
喋り倒していたら、あっというまに夜が明けた。
翌日、反動がきて、どうしてなのか筋肉痛。
今も、まだサロンパス貼ってたりもする。

春紅色に染まる、手弱女(たおやめ)たちの、雛のお祝いだったはずが
思っていたより、凄絶なコトになりました。

こんなハズでは。



※お写真は、うちの婦女子たちです。

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