肉食系女子

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ママが。
「ドッグスパ♪するよ～♡」
って言ってる。
メイメイは毛がいっぱい抜けるから、お風呂のたびに、念入りにシャインメモリーコンディショニングしてもらわないといけないの。
ふわっふわ＆さらっさら✩
お腹の毛の一本一本まで、艶々のお仕上がり。

ママの一番の悩みは、メイメイの涙やけのこと。
半年続けた、Angels' Eyes Natural Tear Stain Removerのパウダーサプリメント も、望みの効果はあんまり得られなかったし。
Eye Envy Tear Stain Remover Tearstain Removal System Pack For Dogsは、けっこうな効き目だけれども、お粉が飛び散って、扱いにくいことは扱いにくいのですって。
フードかなぁ？
トリートかなぁ？
涙流症ってやつかなぁ？
ママ。
獣医さんやグルーマーさん、犬友さんやブリーダーさんにまで、メイメイが気の毒になるくらい、涙やけケアについて相談しまくりまくっちゃってて、それでもなかなか、完治までには至らない。
でも、Awapoochi Conditioner シャインメモリーは、メイメイの難儀な涙やけもちゃんとケアしてくれて、ママもうこのお品は手離せない！って感動しているの。
綺麗な悪夢がけっして覚めないような、エンドレスな換毛抜け毛も、嘘のように軽減されちゃうし。
John Paulさんに、感謝状送るわっ！って、誰も見ていないのに、ひとしきり騒ぐほどなのママったら。

それから。
よく行く公園に遊びに行ったの。
マルチーズちゃんやトイプードルくんやウェスティくん、それから仲良しのシーズーカップルのみんなと、愉しく戯れて遊んだの。
メイメイを撫でてくれる人々は
「ふわふわだねぇ～♡フラッフィちゃんだねぇ～」
って、いろんな国の言葉で褒めてくれて、メイメイはとても嬉しい。

おうちに帰ったら、ママが、薄切りビーフロインをミディアムレアに焼いてくれたんだ～♪
小さくカットして、なんか明るいお歌をうたいながら、一切れ一切れママが食べさせてくれたんだけど
あんまり美味しくってビックリしたから、メイメイったら白目剥いて仁王立ちしちゃったの。
気がついたら、まさかの二足歩行で、お肉めがけて、もの凄い集中力を発揮して。
デザートは、スウィートポテトと林檎の煮たやつ。
はぁ～♡
美味しかったぁ～♡
ダダは。
「Can I eat too～?」
って、なんかニヤニヤ、楽しそうに笑ってた。
へへっ。
(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡
だからメイメイは、今日は、とってもいい一日だなって、思っちゃったんで～す♪



※↑さる３月２５日。
ポメッ娘メイたんの、二歳のお誕生日でございました。
筆者がお昼寝マットレスで、塩した青菜のようにクッタリしていると
「腕にそっと、可愛くアゴのせ」などの必殺技をカマしてくるようになりました。
もう。
飼い主としては、そのまま動けませんからね可愛くて。
「ぎゃあああああ…！あまりにも、可愛いんですけどぉぉぉ…！
ワタシ、このまま死んでも、なんの心残りも無いかもぉぉぉ…！
神さま、こんなワタシが天国逝きますけど、天界の皆さん、マジ覚悟はいいですかぁぁぁ…！？」
心のアケビである。
いや違う。
漢字変換ミスである。
心の叫びであると、書きたかったのだ筆者としては本当に。
地獄に堕ちても、手に負えないからと、強制送還されかねない。
そんな筆者が、天界へ昇る気マンマンです。
これほどの破壊力を秘めた凄技を、あなたは他に知っていますか？
「ポメッ娘の、腕にそっと、可愛くアゴのせ」
この技を真似して、使い古しの古女房が、夫の腕に「きゅるんっ♥」と臆面もなく、偽イノセントづらでもって、アゴのせなんかしてごらんなさい？
投げられますよ？
板壁に叩きつけられます。
必殺一本背負いだよ？

Happy 2nd Birthday dear MayMay♡
涙やけケア、これからも頑張ろっ！

mild hotは信じない

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ダーリン。
ガソリン入れる。
コンビニエンスストアで、Michelob ULTRA - Superior Light Beer 買ってもらう。
Low Carbで、Low Caloriesだというので、筆者、迷わずこれをチョイス。
その、コンビニエンスストアのお隣に位置するレストラン。
後光射すような魅惑の殿堂、なんといっても、アルコール飲料持ち込み可。
キャッホ～イ！(←この上なく、舞い上がるほど歓喜している🍺)

わりとよく通っているタイフードのお店です。
なんでも美味しい。
でもカライ。
カシューナッツチキン好き。
パッタイもラープも串焼きサテも、タイカリーやトムヤムクンなんかもハズレ無し。
タイフードのお店だけれども、ベトナム風の揚げ春巻きを、ミントや胡瓜挟んで、レタスラップにしていただく例のやつ。
ビールの友のアペタイザーに、これもやっぱりハズせない。
玄米や香米、スティッキーライスの米穀の炊き方が、見習いたいほど絶妙で。
マイルドホットだというので、注文してみたポークとキャベジのなんちゃら。
普段から、辛いもの好きの熟年夫婦の舌である。
それすら、嘲笑うように弄ぶ、超激辛ヒーハー！ではないか。
あまりの辛さに、バンコクの王宮の、タイの悪魔守護像が呵呵大笑している幻影が見えてくる。
これがマイルドとは、どうしても感じられない。
ウルトラスーパーの間違いなのではあるまいか？
思わず、お百度参りでもしたくなる勢いのヒーハー！は🍺と、トムカーガイで癒すしかありません。
ココナツミルクとジンジャーと鶏肉の、やさしいまろみのあるスープです。
フライドライスは、玄米で作ってもらって、海老ちゃんいっぱいご～ろごろ♪
でも、これも結構なカラさなの。
🍺飲まないダーリンは、タイの柑橘茶に、砂糖ぶちまけて啜ってる。

タイのヒト。
あなたさま方が言う、超激辛というのは、一体どれほどの辛さのことを言うのでしょう？
それは、催涙弾ほどのものですか？
それとも、グレネードランチャーほどのものですか？
アジアゾウ、何頭ぶんくらいのカラさなのですか？
アジアゾウ一頭、単位は何チリペッパくらいの換算になりますか？
もしかして、タイのチリペッパは、投げつけたら爆竹のように弾けて、ふつうに発火とかするのではないですか？
その赤い煙吸い込んだら、きっと激しくむせますね？
唐辛子テロルとか、やっぱやるんですか卒業式とか成人式に？
タイの超激辛フードを常食としたならば、粘膜、灼けて爛れたりするのではないかと、要らない心配をしてしまうのが、おばちゃんという生き物です。
タイのヒト。
甘いものも好きだよねきっと。
タイのヒト。
おばちゃんも、けっこう好きだよカライもの。



※↑一催涙弾で、千チリペッパくらいの勘定になります。
冬から春にかけては。
………
ひょっとして、万？

※↑お写真は、波音に緊張している、Ⅿダックスのナラっ子ちゃん。

次は山田詠美も売る

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村上龍を、なんのみれんも残さずに売り払いました。
(↑「書棚整理のため、古本をブックオフに持って行った」と、言いたい)

大大大好きだった、ワードウェアハウスに長年あったリカーショップが、ついに閉店してしまいました。
(↑ものすごい喪失感。いやマジだ。ものすごい喪失感なんだ！これから筆者は、どうやって生きて行けばいいのだろう？)

ランコムの、グランディオーズマスカラ、カーブブラシが使い易いんだか使い難いんだか、イマイチ慣れなくて、仕上がり無残にヨレてしまう。
(↑品質はお高い。一重瞼が調子がイイと二重瞼になる。
寝起きや呑み過ぎで、瞼が腫れぼったいときは、なんの遊びも見られず、華やぎに欠けた、実直な一重瞼のままである。
筆者の人生、顔の仕上がり、毎日がいきあたりバッタリだ。
筆者のことを、絶世の美女と見間違い、一目惚れでもする金城武似の男性はどこぞにおらぬもんだか？
もしいたらいたで、金城武似、キサマ、なんらかの呪いかかってるぞ。)

最近ハマっているのは
「トマトと卵の中華炒め」と「今さら、もう一度ティラミス」です。
(↑簡単に作れて、飽きずにあっさり美味しくいただけるトマト卵。
でもって、ティラミスって、いつ食べても、何度食べても、やっぱり美味しいじゃないですか！)



※↑お写真は、チワワさん姐さんのベラ♡バンビーノさんです。
緑色のリーシュは、初代シーズー「ホク」ちゃんの形見のお品です。
本日の一文、筆者の魂が、そこかしこに小規模な爆発を起こしているのが散見されます。
一番使い勝手が良くて、リピート使用できる究極のマスカラといったら、アナタは何を推奨なさいます！？

☘Ｈappy st patrick's day gift☘

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おかげさまをもちまして。
体調、すっかり良くなりました。
今年も、こうして無事に、数ある心の故郷のうちのひとつ(♧！♧)
☘アイルランド☘の、♧聖パトリックデー♧を祝えることに、夫婦ともども深く感謝いたしております。
じっくり煮込んでお味がシミシミ、コンビーフブリスケットキャベジ、粒マスダード塗りたくって、ありがたくいただくことができました。
ギネスのドライスタウトで、ココロをシンボルカラーのシャムロックグリーンに染めながら、感慨深く乾杯です♧♧♧
そして。
ブレッドプディングなどをつつきながら、アイリッシュクリーム入りのリカーコーヒーを味わうと、ほわわん♧♧♧とイイ感じにほろ酔いますし。

聖パトリックさまから、今日の佳き日に、贈りものもいただきましたのよ。
天界で、聖人と、猫神さまによる巨頭会談＆粋な計らい。
とでもいうのでしょうか？

↑ラグドール。ブルーポイント。９カ月歳の、体格の良い、大きな大きな男の子。
愛称は「ギズモ」くん。
犬バカ＆猫バカ家の一族、二号店に仲間入り。
筆者は
「☘パトリック☘　ギー♧♧♧」
と呼ぶことにしました。
今日という聖なる日。
緑の風とともに、モフモフの、おとなしくて優しい男の子がやって来たとなっては
もう、この名前しか思い浮かばないのです。
「☘パトリック☘　ギー♧♧♧」
小型犬なぞよりはるかにデカい。
大型猫なので、成猫になるまで３～４年かかるそう。
大人に育った暁は、１０㎏くらいに増量するのではないかと、家族間で、すでにギャンブルになっています。
聖なる日なのに、おもむろに公営賭博でございます。♧♧♧

筆者は、１０㎏超えに、☘　☘　☘　☘　☘　☘　☘　☘　８シャムロック賭けました。
今から、配当日が楽しみです。

女王霍乱

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いつになく、無口な夫の傍に寄れば熱かった。
隔離した。
翌日。
顔色が、半紙のように白くなりかけている我が子。
隔離した。

そう、その時は、不意打ちのようにやって来た。
普段は、ただの善良な犬バカである筆者。
非常時においては、野戦病院の従軍看護師長の側面をも併せ持つ。
土鍋に白粥。ジンジャーベジスープ。鶏肉団子の中華シャンタン。
レモンは蜂蜜に漬け込んで、冷やした摩り下ろし林檎に混ぜましょう。
「食べよ。食べなんだら、死ぬぞ！この、塩生姜ちゃんこ鍋の汁も啜らぬか！」
クリミアの天使、フローレンスナイチンゲールも腰砕けになりそうな、完全無欠な看護態勢ではあった。
無私ともいえるこの奉仕。
罹患を防ぐために、日本の秘薬葛根湯を服用しながらの、不眠不休の完全看護。
その甲斐あって、患者二名に回復の兆しが見え始めた。

その時点で。
看護師長は自覚していた。
自分の両肩に、何かがずっしりと載っていることを。
なんのこれしき花屋敷。
発熱さえしなければ、なんとでもなる。
看護師長みるみるうちに。
タブレット持って、日本語ニュースを拾い読みすることもままならぬ。
そのうち、なんとしたこと、チワワ一匹、持ち上げられなくなるザマに。
霊の仕業のせいにして、水晶当ててこめかみを揉みながら、現実逃避に励んではみた。
「…妖魔～退散～…！」
除霊虚しく
発熱し始めた。
なにがなんとも、ならなくなった。
看護師長は、患者どもの手によって、隔離されることとなる。

隔離病棟では、せめてもの温情なのか、チワワとポメラニアンを守護天使にと付けられる。
アニマルテラピーに限り受け放題。
クウィーンヴィクトリアの末期を看取ったのは、ポメラニアンの「トゥリ」。
この、看護師長でもあり、かつまた暴虐の限りを尽くした女王の(そんな側面もあったとは…！！？)
病床にはべるのも、ポメラニアンの「トゥリ」なのかもしれない。
正解は「メイ」だが、意識が混濁しているというより、イロイロめんどっちぃので、この際どっちでも良い。
普段、飼い主が横たわっているときは、ベッドに上がってこないポメッ娘が、神妙そうに寄り添ってくる。
ついでに、どこをどうやって侵入してきたものか、猫たちも寄って来る。
そして猫たちは、容赦なく病体に乗って来る。
重い～…。
暑い～…。
でも寒い～…。
でも熱い～…。
暴虐の限りを尽くし足りない女王兼元看護師長。
自分の呼気に、厭な熱が籠っているのがわかる。
朦朧としながらも、犬バカには違いないので、やっぱり獣たちに寄り添われると、嬉しいことは嬉しく、不気味に薄笑いはしている。
「you still have fever…」
夫の掌は、肉付きよく分厚く、妻の額に触れ、熱を確かめるというより、頭を押しつぶされそうな気がする。
妻は、弱っていた。
「…あぃ～…デコ、ヘシャげるぅ～…あぃ～…デコ、ヘシャげるぅ～…」
こんなとき。
妻の悲痛な日本語を、夫が解することは無い。
汗を吸ったシーツを替えるのに、ベッドの端にゴロンゴロンと木場町の丸太のように転がされ、妻の脳ミソは、頭蓋の中をタルンタルンと揺れ動く。
しかも、新しいシーツは、御陽気な色柄のハワイアンビーチタオルであったのだ。
この、御陽気な色柄のハワイアンビーチタールによって、病態が醸し出す切迫感＆哀切感が削がれてしまう仕儀となる。
そんなハワイアンビーチタオルの上に、再度木場町の丸太として転がされた妻。
これが瀕死の状態でなくて、何を瀕死の状態というのかすらわからない。
瀕死のわりには
「…治ったら、ブログネタにしてやるじぇ～…」
と、タルンタルンの脳ミソのひと隅で考えて、再度不気味に薄笑いする妻である。
眠っているのか。
熱に浮かされているだけなのか。
唇に、冷たく固く、なにやら甘い感触が。
「母さん、食べよ。食べなんだら、死ぬぞ！(英)」
子供が、剥いた林檎を、仰臥している母の口に詰め込もうとしている。
目を閉じたまま、母は林檎を咀嚼した。
しゃくしゃくシャクシャク。
シャクシャクしゃくしゃく。
できるなら、摩り下ろして欲しかった。
あら不思議。
林檎食べたら解熱した。
さすがだ林檎。
蛇にそそのかされて、アダムが喉につっかえて喉仏になり。
強欲な牝であるイヴは、一気に二個喰いして、それが乳房となったという禁断の果実だけはある。
動けるうちに、母はよろめきながら、おでん種仕込む台所。
「２～３時間くらい煮込んだら、お味がシュンだとこ二人で食べなさ～い…！」
偉いぜ私。
まるで、ジューゾーイタミの古い映画だ。
いまわの際の母さんが、夫子供に夕飯をつくり、家族が食べる様子を慈顔に微笑みを浮かべながら見つめ、そのままこと切れたあの名シーン。
私は、こと切れる代わりに、おでんの反動か、高熱に逆襲されていた。

ユータイがリーダツだか、リーダツがユータイだか。
河童が、アタイのシリコダマ持ってって、オリーブの替わりにマティーニに浮かべて、旨そうに呑んでるんじゃないか？
背骨するん！と抜かれた焼き魚って、こんな、もうどうしようもない気持ちかもしれないぞ？
発熱ワンダーランド、誰でも自在に夢を見る。
うつらうつら。うつらうつら。
寝汗にまみれて、浅くて熱くて、なかなか荒い私の呼吸。
リーダツがホンタイに戻ってきたころ、とにかく隔離病室は暗かった。
何時だ？
何日だ？
あれから幾歳過ぎたのだ？
ここは一体何処なのだ？
そして私は誰なのだ？
ここが日本の実家なのか、南の島のどこかなのかも、瞬時に把握はデキずにいた。
眠った気はしないけど、たぶん充分に眠ったのである。
回復という、神の裳裾だか、仏の法衣の袈裟の端だかに手が届く。

シリコダマ持ってかれたのは、八年前の日本の春以来のことでした。
転出転居の多い、人々でごった返している、日本の春の区役所を訪れただけで、あっけなく風邪もらい。
爛漫、馥郁とした桜の花の下、筆者はゴホゴホいっていた。
今回は、予防接種受けていたから、こんくらいですんだと無理矢理にでも思うことにしよう。
現在の私は、鼻ズーミーをかみすぎて、小鼻あたりがナチュラルピーリング状態です。
咳はだいぶ収まりましたが、咳のため腹筋使いすぎで、ハラが筋肉痛でございます。
もう。
白粥にはさすがに飽きました。
そんな今夜は湯豆腐です。

悪逆非道の限りを尽くした女王兼看護師長。
病知らずと、居丈高に豪語する輩より
今回の経験で、ヒトの痛み苦しみ、病のつらさ、そういうものを理解でき得る、優しい大人に一歩近づけたのなら御喝采。

でも。
アレよね奥さん。
やっぱり、人類の敵よねインフルエンザって。



※↑お写真は、女王の愛犬「トゥリ」とも見まごう、その本性はポメっ娘「メイ」たん♡
いつもの、海際のお散歩コース、ブーゲンビリアの垣根んとこ。

武闘派

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にわにはにわとりがにわ。

奥さん。
私、どうすればいいのかしら？

にわにはにわとりがにわ。
なのよ。

現実よ。
現実なのよ奥さんっ！

にわにわにわにわにわにわにわにわ…
庭には鶏が二羽。
この南の島って、いろんな国から来た人たちが棲んでいるでしょう？
「闘鶏」
建前としては、違法と違法といいながら、なかなか盛んみたいなの。

鋭すぎる眼光。
赤茶色の羽根に真っ赤なとさか。
緑に黒に、てらてらとぬめり光るような猛々しい尾羽。
足首に、輪っかみたいなのしてるのよ。
どこかの鶏舎から、脱走してきたみたいなの。
最初の一羽。
知らない子供たちが来て、なんとか捕獲して帰ったの。
なのにまた数日後。
奥さん私、我と我が目を疑ってしまったわ。
な、なんと。
カートゥーンアニメみたいに、二羽に増員してるじゃないの。
鶏って。
三歩歩くうち、いろいろ忘れるっていったのはどなたなの？
忘れてないわ。
忘れてなんかないじゃない。
ルースター。
お仲間連れて、また我が家の庭に、ちゃっかりしっかり、戻ってきちゃっているじゃない。

雄鶏。
鳴くの。
大音声。
それはもう。
壮絶よ。
あの、静寂引き裂かんばかりの、渾身の大絶叫ときた日には。
Cock-a-doodle-doo！！！！！
毎晩毎晩。
夜中の二時から始まるの。
昼間は散発的に、惰性で鳴いてるコケコッコ。
それはもう、安眠妨害なんていうハートウォーミングなシロモノじゃなくってよ。
拷問よ？
懲罰よ？
それとも、神が与え賜うた試練というヤツなのかしら？
でも奥さん。
このままいったら、私、神殿焼き払ってしまいそう。

さすがファイティングチキン。
目が合うと。
「…コォ～～～…！」
自分を大きく見せようと、羽根膨らませながら威嚇してくるのよ。
いくら今年は酉年だっていったって、縁起がいいとは、とてもじゃないけど思えない。

どうすればいいの？
どうすればいいの？
「おのれ！チキンスープにしてくれる！うわりぁあああ～！(英)」
子１さんが、スリングショット構えながら、朝方裸足で飛び出していく。
「キサマ！ケンタッキーフライドチキンに引き渡すぞ！どぉりゃああああ～！(英)」
旦那さまが、空気銃で脅しながら、追い払おうとする。
「クッカドゥダドゥじゃねぃんだよ！水炊きにしてやんぞ！
うらぁぁぁ～！」
丸腰ではあるが、とても堅気とは思えない罵詈雑言を吐きながら、私が恫喝を加える朝まだき。

犬バカ家の一族、只今仁義なき抗争中。
敵は、こともなげに、ひらりとライチ―の樹の枝の上に逃げていく。
コっコっコっコっコっ！鳴きながら
自宅のまわりを周回し
入念に、出入りのきっかけ狙ってる。
極道な私。
夕べは、ジッピーズのクリスピーフライドチキンを、わざわざこれ見よがしに、ルースターの目の前で貪り喰ってやりました。



※殺生はいたしません。威嚇のみです。
動物愛護団体に相談しましたところ、捕獲ケージを拝借させていただけるそうです。
↑お写真は、アフリカの奥地で、鳥獣猟犬として暮らしていたというバセンジーのエィミーさん。
彼女に始末を託すには、いくらなんでもしのびない。
闘鶏。
狂暴。
愛犬に、滅多なことで、怪我などはさせられない。
極道だけど、戦争相手に、傷を負っても欲しくない。
なので、やさぐれた私が、捕獲ケージかかえて、カチコミかけるしかねぃんでさぁ。

🎎Girl's day special🎎

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数日続いた雨降り。
犬たちと歩きに出ることすらままならず。
小型犬抱いて、窓辺にたたずみ、雨模様をながめたり。
猫的合法ドラッグの、またたびの葉っぱをまき散らし、猫たちを呼び集めて猫じゃらしに興じ、飼い主ともどもハイになったり。
そんな数日が続けば
「ハ～イ！このオクサン、今から、デコで壁に五寸釘打ち付けるパフォーマンス、してみせるのコトよ～！(英)」
奥さん少し、蟲って(バグって)しまって始末に悪い。
壁に、穴開けられるのは嫌であろう。
妻が、デコから流血しながら笑っている姿を見せつけられるのも、これも相当嫌であろう。
「出かけましょう出かけましょう。今日は三月三日ですし！(英)」
夫の声は、心なしか戦慄していた。

まず第一に、香粧品の専門店である。(←いわゆる供物のたぐい)
そして第二に、和菓子のお店である。そちらのお店の雛人形の段飾り、なぜだか毎年撮影するのがお約束。
第三に、お薄を立てるための抹茶を買いに、茶葉の専門店である。
第四に、雛祭りには欠かせない、洋菓子などのお店である。
↑このコース、ここ近年定着してきているのです。

で。
Ｇirl's day specialである。
色とりどりの、ほわほわパン各種。
バター、チョコレートソース、オリーブオイル、フルーツジャムなどで、いいだけ頬張りながら
濃い目のジャマイカンラムと🍍ジュース、とっても大好きマイタイの杯啜る。
ここらで妻は、やっと正気を取り戻す。
ほんわり酔って、蟲干し完了。
ここしばらく、ずっと食べたい食べたいと願っていた、シズリングな鉄器に、じゅうじゅう！音させてるハンバーグステーキゴルゴンゾーラソースに舌鼓。
付け合わせの緑黄色野菜やペンネのグラタンや、お腹がいっぱいすぎてもう入らない入らない。
夢のような極彩色のデザートも。
雛の祭りの甘味さえ。
ほわほわの、パン各種とマイタイが、満腹中枢トドメさす。

♡Happy♡girl's day♡

あら？
なによ？
とっくに、girlじゃないって言いたいの？
雛じゃないだろって？
怪鳥だろうって？
ま～！
わたくしを、ラドンのようだとおっしゃるの？
当たらずも
遠からず
としか言えないざます。
でも。
お仲間にして差し上げてもよろしくてよ。
ほ～っほっほっほっ！
あなたさまも、蟲らせて(バグらせて)差し上げるわ。
デコで、壁に、五寸釘打ちたくなるようになりますのよ？
不可抗力ですわよ？
もう一度、念入りに伺いますけれど、本当に本当によろしいのですね？
ほ～っほっほっほっ！



※結局。
翌日に持ち越した大量の甘味類とお薄のおかげで、例年通りハイになっており、なかなか好戦的＆挑発的なラドンです。
↑お写真は、添い寝上手な猫姫ルナちゃん。

老爺獅子狗大人

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晩上好。
みなさん你好吗？
いろいろ＆いろいろ辛苦了。
我是名前マカ大哥。
推定年齢　１４～１５歳前後。
真実年齢。
それは、どこの誰にも不明白。
妈妈。
この頃、とみにとち狂っている不憫な妈妈。
何を勘違いしたものか、身の程知らずにもコト欠いて、突如として范冰冰(ファンビンビン)になりたくなった不憫な妈妈。

中国映画や中国📺ドラマを、マンダリンで聴いてみり、カントニーズで聴いてみたり
英語字幕を、何かにとり憑かれたように、それはもう必死な感じで追っている。
画像を止めて、辞書引いて。
辞書を引いては、画像再生の繰り返し。
日本語字幕版却下。
日本語吹き替え版言語道断のコトである。
我必要中国語辞典。
アマゾン多少銭？

中国バラエティ番組を、会話のやり取りも理解できないのに、飽きもせず視聴して
テロップの、漢字のカンジで、おおまかな流れは推測だ。
アグネスチャンの「香港指南」を読んでみれば、広東語と北京語の異なる言語が、金龍銀龍のように絡み合い、わけわからなくなってアイヤイヤー！
我要頭痛薬か頭痛膏。
走了＆走了→深更のウォルグリーン。
アグネスチャン。
陳美齢。
ナゼ。
アナタ。
鳩や蛇喰うのコトよ？
我絶対不要鳩や蛇。

今回、なぜかハマった中華な世界。
どうしたのでしょう為什麼？？？
中国四千年。
なんだかすでに、のっぴきならないことになっている。
王朝的女人楊貴妃も。
武媚娘傳奇も。
我既観劇終済。
ふと。
手持無沙汰になった妈妈は。
長恨歌→鎮魂歌→不夜城と。
順番逆の逆打ちで、あのノアールな小説を、再度読み耽り始まった。
とち狂っている不憫な妈妈。
我不明白了。
そうまでして。
そうまでして。
そうまでして。
范冰冰なりたいアルか！
新しい、黒いリキッドアイライナー、何本買えば飽了妈？
とりあえず。
黒のリキッドアイライナー切れ長に引いておきゃ
そんなに遠くはないはずだ范冰冰。
真的。(マジだ)
妈妈。(ママ)
加油。(頑張る)
遥か彼方。
物凄過度遠方范冰冰。