NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

Disco Fever

2015年02月28日 | Weblog
チワワ、薬用シャンプーし終わって。(←意地でもペットブログ)
南の島に、友を迎える。
北国の友、温暖気候をとっぷり味わう。

埠頭の間際。
日暮れの、柔らかい海風。
テラステーブルから臨めば、ぽっかり開いた高層ビルのあいだに
パウハナフライデー。
ヒルトンホテルの花火が上がる。🎆🎇🎆
再会を祝して乾杯。
サンプル🍺は琥珀色。くいっと一気、ほろ苦いスモークフレイバー。
ピーチマティーニ。🍸
ひと啜りで酔うほど濃い。
(私的には、いいサーヴィスだと思う。🌺)
友は赤いサングリア。
ショーファーな旦那さまは、色気なくアイスティー。
ガーリックエダマーミ(枝豆)
ゴートチーズとアーティチョークのフラットブレッド。
定番フィッシュ&チップス。
シェフの心意気か特大大盛り。
モルトヴィネガー、いいだけ振りかけて、さっぱりといただきます。
勢いついて、林檎と🍒のクレープシュゼットまで、ほぼ筆者が独走。
ライブバンドの演奏で、みなさん踊らにゃそんそん状態。
曲が、80年代ヒットメドレー。
知らぬ曲名何一つなく。
アースウィンド&ファイヤーだわドナサマーだわ。
そうよねやっぱりあの頃は
ディスコでフィーバーな年代ね。
(↑きゃ~!自分で書いて恥じゅかしぃ。うふ。🌼)
ポップもテクノも早足で駆け抜けて。
すこしお姉さんになった頃、くるりん前髪、ぶっとい眉毛。
バブル真っただ中。
振り回してみる羽根扇。
乗るか剃るか 反るかのお立ち台。

あの頃私たち純潔だった?
いやどうだった?
そういえば、ああだったぁ~!
いやいやいや、こうだった~!
ぶっちゃけ女子放談。
ダイジョブダイジョブ。
旦那さま肝っ玉すわってる男だし、日本語わかんないからぜんぜん平気。
え?
うちの旦那さま、日本語喋らないだけで、私たちの会話ほとんど大筋で理解してるって?
まぁフシギ。
まぁアメージング。
ま、アレよね。
そんなもんよね。
イイのイイの。
どうせ、お互い叩いても叩かなくても、ホコリがワッサワッサ~!
空気清浄機なんか、効かないでしょうよきっと。
うひょひょひょひょ♪
踊っちゃおうか?
呑んじゃおか?
踊っちゃおうか?
呑んじゃおか?
んも~。
昨日おととい島についたと思ったら、もう明日の便で帰るってどういうコトぉぉぉ?

「明日、島に行く」
「着いた。時差。寝る」
「〇〇〇〇ホテル」
「明日、出発」
なんて簡潔トレビアン。
なにこの所作?
なんか武士道?
侘び?
寂び?
友。
夏川結衣似の超絶美人なのに、そのくるりん巻き毛にもかかわらず、やっぱりアナタ、男の中の男だったわね。

友よ。
北国。
寒いぞぅ。
戻ってこ~い。



※お写真は、チワワのベラバンビーノさんと、猫のジンジャーくん。
同じような色合いなのに睨み合い。








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愛犬のすべて

2015年02月26日 | Weblog
フレディ。
フレデリック コア。
見た目やさしい、クリームゴールドの毛並み。
永遠の、愛犬中の愛犬。

保護時、成犬三歳。
きょうだい犬は悲惨なことに餓死。
背骨、あばらが浮くほどの痩身。
関節形成不全、カウホック。
ひどい毛玉だったため、ヴォランティアによる、粗削りザンギリラフカット。
フィラリア陰性も内蔵疾患あり。
口腔内の状態も悪く、引き取りには、それなりの覚悟が必要でした。

栄養失調から、お腹の具合もなかなか落ち着かず
そのうえ、関節を思い遣り乍ら、体重を載せていくには、食餌にも知恵をしぼったものでした。
アカラス発症したときは、旦那さまの助力を得て
大型犬、日々、薬用シャンプーケア継続二週間。

大変だったはずなのに、楽しく、幸せだったことばかり思い起こせます。
あんなに楽しく幸せだったのは、フレ兄さんが家族に心を開いたのももちろんですが。
それはそもそも、彼が素晴らしく賢い犬であったから。

「シェイクハンド!」
の、コマンドひとつで先を読み
お手→お代わり→伏せ→ロールオーバー。
の、一連の流れを、得意げに披露。
「オゥオゥオゥオゥ…!」
低い声でオットセイのように、目が合うと、何かを語りかけてくるのです。
最初の頃、日本語まったく通じず。
でも瞬く間に
「ゴハン」「ハミガキ」「オサンポ」「オヤツ」「アソボウ」
ベーシックなところはあらかた掴み
「オゥオゥオゥオゥ…!」
と、とにかく小気味のいいレスポンス。
「フレちゃん行こか~?」
「オゥオゥオゥオゥ…!」
愛犬、笑顔全開。
嬉々としてはしゃいで、尻尾がぐるんぐるん。
愛犬の日本語理解力。
明確に、うちの旦那さまの日本語能力よりもはるかに………

テディベアの縫いぐるみを肌身離さず。
オンナコドモと小動物にすこぶる優しく。
売られた喧嘩は買うけれど、自らトラブルを起こすことは決してなく。
ブラシを握れば、率先して背中を預けてくる、愛しい愛しい犬でした。
雷鳴で落ち着きを無くし、稲光でパニックの大脱走。
小一時間後、泥まみれ、得意満面の笑顔で、ハフハフ息を切らして帰ってくるのがたまにキズ。

幼少期、日本で、黒虎毛の秋田犬と蜜月を過ごして以来
筆者の人生、二頭めの大型犬。
フレ兄さんの、お陽さまをたっぷり吸い取った、デコの匂いが好きでした。
夜中に、遠慮がちにぽてぽてと近づいてくる足音も。
きちっと座り込んで、入室を許されない部屋の一歩手前で、静かにたたずむ姿。
忘れられるはずもない。
愛犬の、そのすべて。

現在、手元には、チビチョロ犬が頭数を増やしていますし。
筆者の老齢 体力のことも考慮すれば
これからの年代、大型犬飼育は難しくなることでしょう。
ですから、手元にいるチビチョロたちに、できる限りの愛を注いでいこうと思います。

映像でも。
日本でも南の島でも。
もし見かけたら、つい視線を奪われて
その場に釘づけになってしまい、凍結したように身体が動かなくなるゴールデンレトリーバー。
フレディ兄さんのことが頭をよぎれば
まだ痛い。
まだつらい。
まだ、胸の内に涙が吹き溢れる。
いまでもよく、この愛犬の夢を見る。
まだまだ。
どうすることもできない、そんな、どうしようもない筆者です。

不覚ですよ。
お手上げですよ。
惚れたのはれたの、恋愛沙汰で、腐れ縁のオトコと切れる別れるのほうが、比較にならないほどラクかもしれません。(←当社比)
失恋したら、呑んで忘れて次へgo!
シンプルなもんです。
ところが、愛犬の場合は、代わりがおりませんのですよ。
どれくらいの喪失感かというと、大型犬一頭ぶん、まるまるの欠損です。
犬莫迦ですから、このまるまる欠損全部抱えて、臨終まで持っていく覚悟です。

不覚ですよ。
お手上げですよ。
「虹の橋一丁目、コンビニ前のドッグパークで、絶対に待っていろ」
今でも、独り言、口に出して言いますもん。
筆者、哀しいことに
愛犬ロス症候群に、どっぷり陥っていられる身分にはございませんの。
食も細くしていられませんし。
夜も、熟睡しなくては、翌日動けませんし。
生きているうち、明日は必ずやってきますもの。
もう驚きますもの。
必ず必ず夜は明けて、いやでもやってきますからね、明日っていうやつは。
それでもって飼い主のほうも、虹の橋一丁目あたり
いやでもそのうち、必ず訪れなくてはならない日はやって来る。

犬莫迦の皆さま、おわかりいただけますでしょうか?
犬莫迦でしか、理解し得ないこの気持ち。

まだ痛い。
まだ、心のどこか、裂傷している。













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Wounded Angel

2015年02月21日 | Weblog
天使のように可愛い、仔猫の爪は小さく細い。
天使のように可愛い、仔犬の爪も小さく細い。

見るも無残なことになっています。
筆者の手足が。
引っ掻き傷やら、擦り傷やら、かさぶたやら、打撲痕やら。
老眼で 視力の弱い眼で、小さく細い爪は切ることが難しい。
獣医さんに頼んで切ってもらったとしても
小さく細い爪は、あれよという間にすぐ伸びる。

仔犬は、無邪気に飛びついてきますので、当然あちこち引っ掻かれます。
ペットシートの認識はあったとしても、まだまだハズす率も高いのが仔犬。
「…うぉりゃあああああああ~~~ッ!!!」
シート片手に、ハズレCHIを受け止めるために、怒涛のスライディングもしますし。
「…どりゃあああああああああ~~~ッ!!!」
これも捨て身で、UNチョスキャッチのため
引きちぎったトイレットペーパー掴みざま、頭から突っ込んだりもいたします。
カーペットとの摩擦熱で、膝だって肘だって、冗談のように擦り剥きます。
「…ッぎゃああああああ~~~ッ!!!」
旦那さまに、アルコール綿で消毒してもらうと、絶叫するほどしみますし(激痛!)
いまどきの日本では、まず使用されないであろう、マーキュロクロムを塗られたりもします。
「…うっぎょおおおおおおおお~~~ッ!!!」
おまけに、お風呂のお湯もしみ放題。

筆者の身体は、膝も肘も、いわゆる赤チンかさぶただらけです。
鼻水垂らした、昭和の悪ガキ大将もかくやという話しです。
これ以上傷は増やしたくないので、動きもいつもよりギクシャクしてると、
ペットゲートに足引っかけて転んだりして、赤たん青たん打撲痕。

仔犬は噛むもの引っ掻くもの。
なんといっても、ナンでも噛みたい月齢です。
大型犬パピのソレと比べたら、Hei!でもないとはいえ、細い乳歯での甘噛みは、けっこう痛いものがあるのです。
でも、仔犬には通じますね。
「イ、タ、イ!」
と、大仰に痛がると、ハッとして静止しますもの。

こんなこともあろうかとオロナイン。
日本で、買いだめしてきて大正解アットノン。
家庭常備薬バイオオイル。
アメリカの、傷薬といえばネオスポリン。
↑これらで手当てをしながら、いつまで続く、就寝前の負傷トリートメント。
長い目で見て、半年から一年未満という覚悟でいれば、気がラクになるものでしょうか。
筆者、とにかく傷だらけ。
外出の際は、長袖とレギンスで傷を隠して歩かねば、不審尋問とかされかねない。
あるいはもう、なんらかの別件容疑で、とにかくしょっ引かれてしまうかも。
傷だらけだし。
天使だし。



傷だらけだし。
天使だし。
(二回め)

↑この場合の天使は、仔猫や仔犬を指すものではありません。
誰が天使やねん?
ということになりますか。

満身創痍。
傷よりイタイ。
自覚はあるけど治らない。



※お写真は、悪い笑顔の、黒天使ポリーちゃん。






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H Kailua

2015年02月19日 | Weblog
Kailua。
木曜日といえば。
ファーマーズマーケット。

グァバスモークが香ばしいBBQポーク。
程よい炊き加減の玄米に、野菜のえぐみも新鮮なサラダ添え。
忘れちゃいけない、ジャーに詰めてあるフレッシュレモネード。
人混みのさなかでの立ち食いには無理がある。
ですから。
愛車の後部座席を倒して、小さな宴会場にして(!?)そちらでいただくのが良いのです。

お腹が満ちて出店に戻り。
香草買って、果物買って。
ジェリィ買って、ジャム買って。
好物の、アーモンドチョコレートクロワッサンにバターアボカド。(←そんじょそこらのアボカドとは、アボカドの存在価値が違う美味)
ベトナミーズ揚げ春巻き、チャゾーはお腹いっぱいで入らない。
蕎麦粉のクレープ、甘いがいいか、しょっぱいがいいか。
でもやはり。
もう、お腹がいっぱいで入らない。

Kailua。
いつもそう思うけどガイジン率高し。
筆者のガイジンのオトモダチ、みなとにかくKailuaに住んでいる。
なんとなく、ガイコクに紛れ込んだ気になるような、あんまりそうでもないような。
健康志向、自然食などのお店も充実。
プロバイオティック、ケフィアのスムージー苺と桃。
ウィートグラス。
それは確かに草だろう。
ケール。
それは確かに緑の葉。
胡桃とオーツの、健康マフィンを焼きましょう。
全粒粉の小麦粉は、色黒美人かまっ茶色。
なんちゃら酵素に、ヒマラヤの生のままの白蜂蜜。

健康食品は。
「カラダにいい!」
と、矢のように。
断固として、信じて念じて貫いて
しかと摂取することが大事かと。

「これであなたに、リラックスマッサージしてあげるわねハニーたん♡」
と、騙して手に入れた、ラベンダーボディオイルのやさしい香り。
あちらで、愛犬のトリミングに精を出す旦那さま。
あなたに遥かに先んじて
うっとり陶然と、その香りに癒される妻なのでありました。
御指名いただきありがとうございます。
今夜の源氏名 芸名、ヘルシーKailuaでありました。



※フレディ兄さん(大)とまだ仔犬っぽいラニたん(小)。
2007~8年ごろと思われます。


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2015 Chinese New Year

2015年02月17日 | Weblog
血が騒ぐ。
極東の血と。
大陸の血と。
双方、融合しあって血が騒ぐ。
呼んでいる。
きっと私を呼んでいる。
ベイエリア。
「中國城」
対の赤い柱に、銀の鱗の昇り龍。
その門を、潜り抜ければ。
愛して愛して、愛してやまない、そこはああ華人街。

年々、チャイナタウンへの愛が、病的なまで深くなっていきます。
霊能者や、占い師や、宇宙人に尋ねれば
「あなたの前世はチャンツィーだった姑娘(クーニャン)だった」
「あなたの前世はシルクロードに花開いた香妃(シャンフェイ)だった四川省のパンダだった」
「アナタノ前世ハ、揚子江ダッタ。ピポパポピー!」
とか。
そういう、当たり前の、御託宣だか妄言だかを吐くのでしょう。
………
そう言われれば。
そんな気がしないでもない。(!?)
麒麟だったのかも、虎だったのかも、キンシコウ(猿)だったのかも、レッサーパンダだったのかも。
それは誰にも判らない。
あるいは。
春巻きだったのかもしれない。
豚饅だったのかもしれない。
それとも。
楊貴妃が好んで食したライチだったか、テレサテンが好んで食したマンゴスチンだったか。
それから、えぇぇぇとぉぉぉ。
ブルースリーの好きだった…
ジャッキーチェンの好きだった…
とにかく。
それは誰にも判らない。

春節。
旧正月のお精進「斎」をいただきに参らねば。
あとはいつもの、竹籠で熱々に蒸しあがった、とりどりの点心や。
紹興酒。
細切り生姜で香りづけして、ほんのり酔いが心地良い。
口直し、中華甜点は甘味やわらか、華茶は熱く湯気だって。
「Wishing you all a happy, healthy prosperous New Year!」
コレ↑言う。
長いアル。
プロスぺ…あたりで舌噛むナー。
アイヤー!
ココの島の華人街。
「Kung Hei Fat Choy! (恭喜発財)Happy Chinese New Year!」
元気よく言うアルヨ。
みな、ニコニコスマイル&ハピハピジョイジョイ間違いなしのコトヨ。

「永遠我熱愛華人街」
筆者の心の奥深く、↑この漢字のタトゥーが彫り込まれているのかもしれません。(!?)
私ひょっとしたら。
前世。
意外なとこで、シュウマイだったのかもしれ…☆★☆★☆★☆★!!!



※お写真は、我が家の中華代表、獅子狗のマカくんです。
愛玩犬に見えて、じつは中国悠久、荒ぶる血潮の流れを汲む暴れ龍。
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Valentine's puppy♥

2015年02月14日 | Weblog
何気なく、レシートの日付け見た。
刹那。
凝固する。

恭喜発財!週末のチャイナタウン。春節祭ばかりに気を取られていたせいもアリ。
旦那さまが、普通に勤務日であったせいもアリ。
日々の仔犬育児に、気を取られていたせいもアリ。
とにもかくにも。
きれいさっぱり、失念していた愛の日を。
こんなことでは、ああイケない。
チョッ…!
チョコレート買わずんば、恋を得ず。
チョコレート買わざる者、飯喰うべからず。
チョコレート得ずんば、死して屍、拾う者無し。
はたして、今夜に間に合うか?
すわ。
韋駄天走りで、See's Candiesに向けて猛ダッシュ。

「Happy♡♡♡Valentine's Day!」
と、土産物など抱えて、満面の笑顔で帰宅された旦那さま。
そしていそいそと、クローゼット内に隠していた、愛のカードと贈り物をくださるではないですか。
投げず諦めず(←ココ大事)長年、手塩にかけて洗脳してきた甲斐あって
今日という日に、素晴らしき結実。
旦那さま。
妻は心を込めて、あなたに感謝せねばなりません。
愛のカードには。
BEST WIFE EVER!
QUEEN AND THE HIGH PRIESTESS OF THE〇〇〇〇 HOUSEHOLD.
と、イカレ教団の狂信者みたいな文言が添えられていました。
あの、長年の結婚生活という責め苦。
連日連夜、互いに退かず譲らず、繰り広げられてきた攻防。
歯を食いしばり耐え忍び、ついに、信仰にすがったものか旦那さま。

帰宅後。
韋駄天走りで息もあがりながら、熟練主婦のやっつけワザを駆使してちゃちゃっと簡単グリーンサラダに、手早く煮込んだボロネーズソース。
あとはパスタを茹でりゃいい。
今開けずに、いつ飲む?
昨年秋にまとめ買いして年越した飲み口軽快ボージョレー。
あとは、コーヒーでも淹れて、甘いチョコレートとフルーツと。
信者とあなたと一緒、穏やかにすごせば
THE HIGH PRIESTESS.
それは一輪の赤い薔薇。(!?)
神聖な、スピリチュアルパワーも増大かと思います。
でも今年から。
私たちの口にする甘いミルクチョコレート。
健康重視、完全無欠のシュガーレス。
これからの世代。
愛より健康。
愛、それは甘く。
毒、それは糖分。
嗚呼めくるめく愛のシュガーレス。♡♡♡
ダーリンお願い、しぶとく粘って。
私を一人残して、どうか老いていかないで。
Happy♡♡♡Hippy♡♡♡Valentine's Day!
来年も再来年もその先もずっと、どうか元気で健康で。
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微熱太夫

2015年02月08日 | Weblog
昨年、春。
加療入院から、一旦、外泊許可を得て、自宅療養中の武蔵さん十四歳。
療養食になってから、お薬も欠かさず。
この頃は、ダイエットも功を奏して、ますます愛しい飼い猫です。

一方。
飼い主ですが。
口唇が、なんか痛痒いわと思ったら、みるみるぷっくり腫れまして。
左顔面、触れてもいないのに、サワサワヒリヒリするのです。
頭痛もする感じ。
なんだか悪感もする感じ。

今週末。
役割分担、すべてを放擲。
食事もつくってもらって。
掃除もしてもらって。
洗濯もしてもらって。
動物たちの世話もしてもらって。
朝寝、昼寝に、でもって夕寝ときたもんだ。
熱は下がりゃんしたが。
あちきゃ、ひねもす、お大尽暮らしでありんす。
………
重篤だ。
いきなりアレだ。
脈絡なく。
昔日の、花街吉原までトンだもの。

ぬしさん。
身請けのお情け、ありがたく頂戴いたしゃんす。
ですけれど。
太夫のあちきゃ、当分、全面休業しますわえ。
滋養休眠、存分にとって本復したあかつきにゃ
本腰いれて、御職を張らせていただきとうありんす。
休養。
これぞ専業主婦の、本懐ですわいな。
ぬしさん。
あちきゃそろそろ、今宵はこんなで
どうぞ、落籍せて 引かせてくんなまし。





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なんとかして東京へつれていって

2015年02月05日 | Weblog
夜も更けて。
一日の疲れで、心も体もボロ雑巾。
ああ、今夜もやっと、安らかに眠れると思うそんなとき。
「…!?」
まさかの。
あろうことか。
その、まさかの。

熟睡している旦那さまを、ベッドから引き摺り下ろす。
波打ち際に打ち寄せられた、流木より重い旦那さま。
流木は、別な寝室に、ゴロンと転がして打っちゃります。
幾つものピローを投げ飛ばし、シーツを剥ぎ取り
ベッドパッドも毟り取る。
洗わなくっちゃ、乾かさなくっちゃ。
洗わなくっちゃ、乾かさなくっちゃ。
やったぜラッキー、ベッドパッドまでは浸透していない。
それでもやっぱり、マットレスには除菌ファブリーズをいいだけ噴霧。
ドライヤーの熱風で、しゃにむに乾燥させまして。

「ドッグベッドにちゅれて行かないで、遊ぶだけ遊んで睡魔に襲われて、勝手に寝ちゃったダダが悪かったでちゅもんねぇ♡
ベラたんが、いくらちっさいからって
ベッドに、ほったらかちにちたまま気ぢゅかない、うっかりダダが許ちぇまちぇんねぇ♡
マミィから、後で、びしっ!と言ってあげまちゅよぉ♡
マミィも、うっかりちてまちたぁ♡
ベラたんは、何にも悪くないでちゅ♡
ホラ、マミィ、じぇんじぇん怒ってなんかいまちぇんよぉ♡
ベラたんはいいこ♡
とってもとっても、かわいいこ♡」

なんだこの。
気味悪いほどの甘やかし声は。
ドコから発声してるのだ。
後頭部か。
ぼんのくぼか。

可愛い可愛い、Bella Bambino。
お粗相など、したためしのない超小型犬。
就寝前に、庭に誘導するのを忘れたな。
これは、飼い主の凡ミス。
砂浜に、埋めてやろうか流木は。
………
やっぱり。
埋めません。
焚き木にもしません。
これはやはり、筆者のミスでもありますし。

洗ったすべて。
乾かしたすべて。
なけなしの根性使い果たして、香りづけした整えた。
とにかく全部やり終えて。
ボロ雑巾は、洗いざらしてほどよくもつれた、黄ばんだガーゼみたいになっていた。
クタクタヨレヨレ、放心状態でベッドに深く座り込む。
筆者は。
大阪で生まれた女ではないけれど。
電信柱に、心底しみつきたかった夜明け前。

「…東京へは、ようついていかん…」

声に出して、そうつぶやく。


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北の国へ

2015年02月01日 | Weblog
北国。
夜間。
通りすがりの御婦人、壮年、青年の皆さま。
凍った雪道。
段差にはまって、立ち往生していた実妹の
車両を後押ししてくださいまして、心より感謝申し上げます。
雪、吹き殴る酷寒に、春より暖かい御親切。
冬の気候に対しては、滅法無能な実姉から、頭を垂れて御礼申し上げます。
「は…は…は…貼りがとうしなさい…!」
正確には。
「門柱に、感謝の貼り紙をいたしましょう…!」
と、実妹に提案したかったわけなのです。
南の島から、つい気持ちばかりが先走り
愚昧な口先、ツイッと滑って、変な日本語吐きました。
寒冷に、滅法無能な実姉です。
通りすがりの御婦人、壮年、青年の皆さま。
それぞれの皆さまの、御健勝と御多幸を
渾身、祈らせていただきます。
日々、さぞ多忙でいらっしゃることでしょう。
そんな折、窮地の実妹に、救助の手を差し伸べてくださるとは。
本当に、感謝感激しております。
ありがとうございました。

門柱に、貼りがとうしていても、積雪に埋もれて、お目に留まらないかもしれません。
でも文末に。
「Mahalo Plenty.」
の、文字。
それと、ダイヤモンドヘッドと椰子の樹の、稚拙極まりないイラストがあることでしょう。
もし、それを認めていただけたら嬉しいです。
姉妹から、熱い感謝のメッセージ。
願わくば、ぜひとも届きますように。
叶うなら、私たち姉妹は、この上なく幸いに思います。

定番中の定番ですが。
コナコーヒーと、マカデミアナッツチョコレート、実妹に送り届けておきます。
どうぞどうぞもう一度。
我が実家の門柱前を、通りすがってくださいますように。


全体的に、なんとなくチャラっぽい一文となってしまいましたが。
感謝の気持ちは真実です。

厳寒に、こころぬくもる、情けかな。
春よこい。
常春は、此処にあるある人の世に。
温情に、雪より白い、真綿の温もり感じます。

何句詠んでも、チャラっぽい。
実姉から、御礼でございました。
いや。
マジで。







※お写真は、チワワ専用のポップオープンケンネルに無断で入り込み、ちゃっかり寝る猫でございます。




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