NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

MU KYONG KO

2013年05月20日 | Weblog
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初代シーズー「ホクちゃん」
ココロの中に、今もいきいきと生き続けている、永遠の愛犬。



「なみきみきがね~…?アレ?とにかく、なみきみきがね~…ホラ、なみきみきぃぃぃ~…?」
ホクちゃんママね。
お友達に、「並木道」って言いたかったの。
三回くらい、声に出してみたんだけど、なんかもう、一生「なみきみき」でイイかなって。
いやもう、これは終生「なみきみき」でなければイケナイかなって。
ホクちゃん、ママ、もうすぐだよ。
もうすぐ、きっと頂上を極めるよ。



「そうだよね~この年齢になると、なんでも言いたいこと、むきょんこに言うようになるわよね~。
…?あら?私、今な~んて言った~?」

「ムキョンコ」
それは、クワイ的な、サクサク歯ざわりが絶妙の韓国野菜だったはず。
夏野菜だったかしら?旬はこれからの季節よね?
酢漬けとかにしたら、保存効くのよ。健康食よ健康食。

「ムキョンコ」
それは、ボツワナの熱帯雨林に棲息している、オウムにも似た、極彩色の羽禍禍しい、幻の大型鳥類だったはず。
そうよ。その怪鳥の尾羽を、満月の光りにさらせば、憎い恋敵がカンタンにかたづけられるのよ。
「ぐぇぇぇええ~ッ!!!ぎぇぇぇええ~ッ!!!」って、凄まじい悪声で、バッサバッサ羽ばたきしながら雄叫ぶの。

「ムキョンコ」
それは、人知を超えた秘宝が眠ると言われている、ティティカカ湖近辺の秘境洞窟?
青く妖しい光りを放つ、透き通った髑髏が祀られているのだわ。
そして髑髏が涙を流すとき、世界の終末を報せるの。

「ムキョンコ」
それは、世界を裏から牛耳る闇の宗教結社。
摩訶不思議な、あの逆十字に黒星の紋章。
救世主の降臨を仰ぐため、そしてまた、すべてのことを予知預言するために
霊山の麓に集結し、火を焚いて信者共々輪になって、奇声を放ち、すっぱだか踊りを繰り広げる、淫靡この上ない教祖。
それは毎月、日本のどこか、秘数の土曜の晩なのよ。

「ムキョンコ」
それは、MM78第八星雲のかなた。
火と水が燃えさかり、金と銀とにまばゆく爆裂を繰り返す
神々の祝福は決して受けない、そういう宿業の、むごたらしいあの天体。
古代地球人類の祖先は、その土壌から発生し
いつか、生きるには苛烈な環境を棄て、この惑星に飛来してきたという
あの、美しくも偉大な、星の忌み名のことかしら?

ホクちゃん、ママ、一応念のため検索してみたら
「Your search for ムキョンコ did not match with any Web results.」
って出たけれど。



ホクちゃんママね。
酔ってもいない。
イケないものも、キメてもいない。
完全シラフだったのよ。
きっとたぶん
「むこんきょ」って
「無根拠」って
言ったつもりだったのよ。

ああホクちゃん、ママ、もうすぐだよ。
もうすぐ、きっと頂上を極めるよ。

ホクちゃんところで。
「ムキョンコ」ってほんとうは。
虹の橋三丁目あたりのコンビニで売ってる、新しいドッグトリートなんでしょう?
チキンパセリ味?
それとも
チェダーチーズ味?
ねぃねぃねぃ。
こたえてホクちゃん、ママのお願い。
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2013年05月01日 | Weblog
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懐かしい旧友との再会。
想い出はふつふつと蘇り、かけがえのない時を分かち合う。
実年齢ものともしない今日は女子会、気合いを入れて酌み交わそう。

当時のガールズ、それぞれの嫁ぎ先で、妻として母として全力疾走。
酸いも甘いも噛み分けて、山坂越えて谷越えて
煮え湯だって泥水だって、血の涙とともに呑みました。
さあ今宵、誰に気兼ねがいるものか。
↑前説
正調「演歌の花道」風。
さあ乾杯だ。
I'~m♪ comin' up! so you better get this party started!♪
おおおおお。
妙齢の婦女子たちには、ピンクの曲がよく似合う。

ライトビール12缶。
瓶ビール四本。
クリームヴォッカとチョコレートリキュールでカクテル数杯。
コリアンマッコリ大瓶一本。
妙齢の婦女子たち。
南の島でスパーク☆☆☆

た~のしかったっ♪
た~のしかったっ♪
心地よい酩酊。
再会を約束して、旧友の後姿を見送る。
幸福感と、一抹のせつなさを、お酒臭い吐息とともに漏らす夜。

今朝。
とても良いお酒だったため、二日酔いのカケラもなく、爽やかな朝湯にとっぷり浸かって汗流す。
日課。
スケジュールブックに、日常のこまごまとしたことを書き付ける。
ひらがなの「じ」を書こうとして
「j」の右上に、躊躇なく「点々」書いてしまって、かあさん瞬時絶句した。

旧友よ。
私はいつの間にか、立派な「橋」になりました。
二国のあいだを結ぶ橋のまんなかで
何かを、融合させました。
はたして
昨夜の「呑み」は
足りていたのか、いないのか。

で?
明日は歌いに行くからね。
でもって、マルガリータはピッチャーで頼んじゃお。
そうそう。
お父ちゃんは運転手だから、パイナップルジュースとかでイイわよね?



※ちなみに平仮名で、ただ「じゃこごはん」って書きたかっただけなんです。

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