NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

楽隠居への道程

2010年03月31日 | Weblog
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この仔はhannaちゃん。
これももう、随分古い一枚。
hannaちゃんは、トーイフォックステリア系ミックスの女の子と推察されました。

ごみ捨て場に遺棄されていた兄弟たちの、唯一の生き残り。
へその緒取れたばかりくらいで、ダニまみれのノミまみれ。
脱水がひどく、あともう数時間保護が遅れたら危ないところだった仔。
お腹には、当然寄生虫がわんさかで。

子チビさんの手篤い看護で、みるみる目に輝きがもどって、新しい里親さんが見つかるまでのあいだ、めったなことで吠えることもなかった仔。

ノミの駆虫はわりと簡単。
でもダニは執拗で。
足指の間や内耳などに、ころんころんとびっしりで。
私は、あの日をきっかけとして
ダニ取りのエキスパートへと、技を高めることができたのです。
今となっては、懐かしい大切な想い出。

思い返せばhannaちゃんは、ものすごく性格良しのお嬢さん。
吠え癖なく咬み癖なく、悪戯破壊癖なく分離不安癖もからきし無く。

純血種の血統を守るのは、すごい労力と情熱が必要だと思います。
私も、レトリーバーやスパニエル、ハウンドドッグなんか大好きです。
それでももうひとつ、個人的には、雑種だって可愛いし賢いし。
なんとなく、性格良しの子が多いような気がするし、遺伝性疾患も比較的少ないように感じます。

子チビさんの幼き頃の未来予定図では。
「大人になったら、うちのお庭に、行き場のなくなった犬猫たちの、ホスピスシェルターを造成しゅる!」
と、いうものでした。
おおおおお。
それはまたなんて壮大な。
両親は、それを聞くたび少しだけ気が遠くなったものでした。
子チビさん。
今やいくらか成長を遂げ
「(親が元気なうちは)犬3~5&猫3~5にしてアゲル!」
という、譲歩しながらも高飛車な宣誓。
おおおおお。
父さんにも母さんにも、楽隠居させる気は毛頭ナイということで。

未来に武者震いしながら、両親はコラーゲンとヒアルロン酸を、どくだみ茶すすりながら摂取するのです。
何しろ3~5。
この数は。
うっかり呆けちゃいられないぃぃぃ。

















コメント
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