NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

EVITA

2013年11月24日 | Weblog
シーズー×ビションフリーゼ。
犬界では「テディベアドッグ」と、キャッチコピーのつくらしいフィーメイル。
年明けにはもう七歳。
LANI KISMETさんです。

躾は完璧、温厚この上なし、飼い主とは、阿吽の呼吸で意思の疎通も熟達の域。
ラニたん。
円熟。
まろやか純米大吟醸。
あら?
勢いついて、ナニ書いたのかしら?
詩?
詩なのね詩?

自問自答する初冬。
南の島。
貿易風のそよぐ日中は、素肌にも心地よい日差しに包まれます。
やがて太陽が水平線に没すれば、その気温もそれなりに下がるという理。

「理科」の「理」って、コトワリって読むのよね奥さま。なかなか使う機会ってナイわよね奥さま。コトワリよコトワリ。
「ふジャケんじゃニャイわよ!そんなんおっコトワリだよあたしゃ~!ぎゃ~っはっはっは♪」
私、友人とフザけてて、昨日、わりとすごい大声出したけど。
それとはなんだか、違うみたいなのよ奥さま。)


しかも追い打ちかけるように、いろいろな食品売り場とかカハラモールとか。
長くいれば、骨までバカほど冷えるよな、冷房の人工的なあの寒さ。
無印良品 ウール仕立ての大判ストール。
南の島に戻ったら、コレは使う機会がないダロウと安易に思っていたトコロ。
これがまた、どうにも手放せないのです。
帰島してから、使い倒しているので、少し毛羽立ってきて、そこはかとなくみちゅぼらしくなってきたかしら?
だから夫に
「ザトウイチ~」
とか
「ポンチョレディ~」
とか。
そんなふうに呼ばわれてしまうのね。
けっして、ソレが嫌いなワケではないけれど。

拍車かかったのかどうなのか。
デザイン違いでほかにもう四枚。
頼んでしまった無印良品。
これでしのぐの。
奥さまドコが寒いって、コスコーの(コストコ?)の野菜保冷室。
も~ね~。
熱燗でも啜って、体内から速攻温めないと、キュウリもアスパラも、おちおち選んでいられない。
トマトに手を伸ばしかけ、寒くて適わず、そこから身を翻して逃げるもの。

だからして。
純米大吟醸とか。
指先が勝手に動いたのねきっと。
無意識のうちに、心底恋うたのね日本酒を。
そうねそうだわ、詩を綴らずにはおれぬほど、痛ましいほど恋うたのね。
 
バカほど寒い保冷温。
それに冷えれば冷えるほど、擦り切れた大判ストールをこの身に巻き付けて
Don't cry for me Argentina~~~!!!
詩どころか、もう私には
ミュージカル風に朗々と、歌いだすしか道がない。
それは華やかな独り舞台。
@コスコーの野菜保冷室。







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chocolate

2013年11月17日 | Weblog
「チョコレート」だよ。
だから、「チョコレート」だってば。
ん~~~。
あのね。
チ、ョ、コ、レ、イ、ト。

あ~の~。
とにかく、子2さんの幼馴染みちゃんからの要請だったのです。
「アンティが、バースデープレゼントにベィビーバニーをくれたのね。
でも、場所がなくって、お部屋の中の水槽で飼ってたの。
だけど、六か月くらいに育ったら、水槽の中でミッチミチに大きくなってきて、身動きもできなくてカワイソだから、おばちゃんちの子にしてあげて?(英)」
そういう経緯でした。
「お名前は?」
と尋ねたら
「チョコレート」
と、いうことでしたのよ。

スニーカーの空き箱に入れられて、我が家に連れて来られてから
チョコレートは、数日間、ラビットペレットしか食べませんでした。
現在では、さらにも増して、ミッチミチ~のもっふもふ~★
丸々大きく膨らんで、とっても福々しい、うさぎ男子に成長です。
毛色も濃く、グラデーションが表出してきて
チョコレートが、ダークマーブルチョコレートになりました。

あ?
今ナニ?
旦那様ご帰宅?
何か一生懸命、背後から話しかけられたような気がするけど。
「ウサギカワイイネ~」
みたいなコト言ってなかった?
コレ書いてたから、力の限りガン無視しちゃって
「…聞こえないみたいだね…(英)」
って、リビングルームのほうに去って行ったみたい?
まあ。
不憫な。
気の毒だ気の毒だ。
仕方ないな。
冷たい女房、もらっちまったもんだなハニーちゃん。

そんなハニーちゃんは
「なんかお土産買ってきてね~(英)」
と言うと。
女房が機嫌悪いときも、はたまた極上笑顔でいるときも
当たりはずれなく、なんのひねりもなく
もれなく、必ず、馬鹿の一つ覚えのように
美味しそうなチョコレート買って来てくれますね。



煩雑なことは、とにかくそこらに置いといて。
いいのいいの。
あとからなんとかするから、今んとこはとにかく、そこらへんに、おっぽら置いといて。
単純明快大正解。
simple is the best
家庭円満、その秘訣。
福々うさぎ&チョコレート。



※問1「煩雑なこと」を使って、用例文を書きなさい。

一日の終わりのリラックスタイムに、帰宅の遅い夫のために夜食の準備等をするのは、かなり煩雑なことである。
この時間は、主婦の唯一の自由時間なのだから。
それにしても、今夜もお土産に、大好きなチョコレートをありがとうハニーた~ん♪













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LINO

2013年11月07日 | Weblog
母が島を留守にしていた盛夏。
八月下旬、いまだに炎のアニマルレスキュー隊長、子2さんによる決死の保護。
当然といえば、至極当然なる、これはもう、不可抗力ともいえる保護。

アレですよ。
たまたま、友人の車に同乗していたら、タイヤの調子がおかしくなったのですと。
で、とあるバス停あたりに車を停めて、タイヤ交換など執り行っていたのですと。
そうしたら、茂みのほうから、キュ~ンキュ~ンと、弱弱しい声に呼ばれたのですと。
おそるおそる、放置されてある段ボール箱をのぞき込んでみたならば
娩出したての嬰児パピー6匹と、出産直後でひどい脱水、半ば臨死状態の母犬を発見。
そこで子2さん、迷わずGO FOR BROKE!
母の留守中にもかかわらず、お小遣い全部ぶっこんで、間一髪の救出。

(慣れ親しんだ獣医師さんによれば、母犬チワワ×パピヨン。
マイクロチップからのトレースで、パピーミルからの遺棄。
その後の、それなりの処置と詳細、この場にては割愛。
母犬、無事回復。キョウダイ犬それぞれ、飼い主さんが決まりました。)

帰島後五日ですよ。
母さん、まだ時差取れてませんよ。
日本、とても寒かったですよ。
ホノルル、とても暑いですよ。
保護仔犬たちの紅一点。
これはまた、ちいちゃなちいちゃな女の子ですよ。
なんといっても、人口哺乳で目が開いた、離乳食始めの、よちよち赤ちゃんですからね。
そりゃもうアナタ。
初見。
うごめく、ナポレオンベーカリーのチョコレートエクレアかなんかだと思いましたよ。
意外に大食漢で、みるみる成長、今ではサンジェルマンのロングジョンくらいにはなったかな~。
(↑わかる人にはわかると、願ってやまない。冊子には載らないアロハ情報)

で、ハワイ語で「きらきら光る」的な深い意味のあるワード。
愛称は「LINOたん」ということですよ。

すごいの仔犬。
んま~!すごいの。

「チビり~の~っ!おまい絶対、チワワ系じゃなくって、なんちゃらすばしっこいテリアかなんかなんだろぉ~っ!ホントのとこはさぁぁぁ~っ!」
(↑なんと、真夜中の独り言だコレが)

んま~!そりゃもう。
強いて言うなら
そうね。
「豆」で表すと
「メキシカン ジャンピング ビーンズ」
それ以外に、なかなか考えられないということです。
(↑わかる人にはわかると、願ってやまない。この仔犬、そんなはっちゃけぶりなのです。)
………
「豆り~のは、大きくなったら、グレートデンになるんだもぉ~~~ん♪」
(↑なんと、真夜中の独り言だコレも)
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ハダカの介護さん 南の島に戻る

2013年11月02日 | Weblog
お久しぶりです。
どれくらい、お久しぶりなのかも、すでにさだかではないほどの
お久しぶりです。

真夏から初冬までを、日本で過ごしておりました。
油照りの太陽、うだる熱風、粘つく湿気、荒れる天候。
それらに翻弄されながら、36℃の人混みを
キャスター付き買い物キャリー、俗称「カラカラちゃん」引きずって、泳ぐように溺れるように、果敢に歩いたわたくしは。
そしてあの仕打ちは何なんだ。
お風呂場の、化粧石鹸の裏には、得体の知れないゲジゲジが潜んでる。
姉妹そろって、たまぎる絶叫。
アレは一体、どういうことだったのか?

一気に気温は急降下。
靴下を、二枚重ねではかねばならぬとは何事だ?
暖房入れば、空気も乾く。
足首粉吹き、掻き毟れば血がにじむ。
ああ憎い。
靴下のゴムがああ憎い。
痒みに泣きながら、ケラチナミンを求めに走る私に、救いの手を差し伸べてくれる、妙齢のイイ男などはいなかった。
そしてなぜ、私の右肘だけが、骨の髄まで冷えるのか。
右肘だけに、見えない蛇でも巻きついてはいまいかと、蒼くなって母に詰め寄る晩秋に。

そんな私は介護さん。
なかなか、なかなか、役には立たない介護さん。
湯船を洗っていたところ、湯上りの老いた母に名を呼ばれ、そのままスッポン、慌てて走って駆けよれば
「アハハ~、おねいちゃんってば、ハダカの介護さ~ん♪」
そうその日から
私は「ハダカの介護さん」。

「ハダカの介護さん 駅前郵便局に行く」
「ももちゃんとプーとハダカの介護さん」
「ハダカの介護さん 倍返し大作戦」
「バッグ選びゴーゴーヴァリューだハダカの介護さん」
「踊る!ハダカの介護さん」
「田舎のハダカの介護さんと都会のハダカの介護さん」
「美味しいって嬉しいね♪ハダカの介護さん」

台風の影響で、全便欠航という憂き目もなんのその。
当初の予定より、エクストラ5daysで、南の島に戻ったら
時差も取れぬ嵐の夜に、二か月に満たない、それはそれはちっちゃいmixチワワの赤ちゃんが増えちゃった。
「赤ちゃん育児中のハダカの介護さん~ハロウィンには間に合ったよ♪~」

次回作品、来年の撮影になるだろう続編のタイトルは
「帰ってきた ハダカの介護さん」
「続ハダカの介護さん リスタート」
「続々ハダカの介護さん ~零~」
シリーズ化になってら~。
ブルーレイBOXプレゼントとかするぞぅ~。

ハダカの介護さんの決めぜりふ。
「なんかあったらアタシを呼びな。そんときゃ~また、ひとっ飛びで帰ってくるぜぃ~」



※お写真は、オレンジカラメル色の子猫ちゃんたち。六年くらい前の保護。

「日本に飛び立つ前に、ダダちゃんがPC全とっかえしたため、撮り溜めたお写真のダウンロードをどうすればいいんだったか、なかなか戸惑いが隠せない
途方に暮れる、ハダカの介護さん」

次回作を、どうぞお楽しみにね!



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