犬地獄

サマーカット前の、もしゃ毛のラニさん。
ああラニさん。
あなたはやっぱり、もしゃ毛のほうが愛らしい。
もしゃ毛のアナタは、左耳が中耳炎みたいになりやすい。
まひなママは、ボリックアシッドパウダー（ホウ酸粉）を、毎日アナタの左耳になすり込む。
耳の中が蒸れないように、耳毛もつねに、間引かなければなりません。
目の周りの毛も、ちょっきりと、こまめに短くトリムする。
それなのにラニさんは！

何がラニさんの闘魂に火をつけるのか、相手が縫いぐるみだと思うと、容赦なく中身の詰め物を、唸りながらほじり出す。
ペンギンさんは、両目を喰い破られ
クマさんは、臓物抜き取られたような無残なお姿に。
家中のそこかしこ、縫いぐるみの詰め物ワタが、雪のように散乱している。
まひなママは、這いつくばって、雪ワタを掻き集めながら、うっそりとつぶやくことでした。

「…午前三時の犬地獄…」
と。

※ホントに午前三時でした。
半分、朦朧（もうろう）としてました。
ええ。
それは昨晩のことでした。

こんな日がいつまでも続きますように

マノアのフィールド。
吹く風が穏やかで、とても気持ちがいい。
この日は、よそんちのトライカラーのキャバリア君と、うちの子ちびとフレディくんで、野っぱらを駈けずり周り、追いかけっこしながら楽しく遊びましたです。

そんな光景を眺めながら、まひなママは、ピクニックテーブルで、フリフリチキン齧って、妖しげな紫色の、ココナツタロのモミティ啜ったりしてました。

あ。
後方に、まひなママの、お散歩わんこバックパックがぶん投げてある。
ちなみに中身は、ハンドステアライザー＆エチケットうんＰ袋満載。
日本の偉大な商品、痒み止めの「ポケムヒ」も常備なり。

月が美し過ぎるから

まひなママの相方ダディちゃん、なかなか頑張ってくれました。
お休みの日に、４～５時間を費やし
エイミーお嬢様専用アネックス、ハウンド用外犬舎の新設です。
(外犬舎商品名「HOUND AROUND」。なんて絶妙なネーミング！）


子２は、ピクニックチェアをドッグケージ内に持ち込み、愛犬とともに、たいがいの時間をそこで過ごしたりしています。

エイミーお嬢さん、すんなりとわんこハウスにも馴染み、ぞんぶんに寛いでおられる御様子。
でも。
めったなことでは吠えない、バークレスドッグバセンジー。
家族に、愛を伝えたいときだけは
コヨーテやジャッカルのように、哀切こめてハウリングしたりしますから。（吠）
特に、月光の宵や暁には気をつけろ。
美しい月の光に誘われて、遠吠えは叙情せつなく、悲しげに尾を長く引くのです。

そんなわけで、エイミーお嬢様、アネックスと本館を、行ったり来たりの毎日になりました。




次の月には、飼い主も吠えろ！

ミドリにおまかせ

宝石みたいにキレイな、マダガスカルゲコちゃん。
とくに、飼ってる～っ！ってワケじゃないのだけれど～。
でも、呼び名は
「森野ミドリちゃん」
よ～く見ると、なぜだか可愛くなってくるのが不思議よね～。

南の島の楽園の、森の小さな妖精ちゃん。
そう呼んで、いとしげな眼差しを注いでいたら
「ささやかかもしれないけど、アナタの願い事を叶えてアゲル。ケッケッケッ…！」
そう言って、森野ミドリちゃんが、笑ったの。



まひなママ
全宇宙統括の野望も夢じゃない。

嘆きのRat Bite Cut

まひなママ、無謀にも、自分でラニたんにサマーカットを施そうと試みて、あえなく大敗退。
うすうす、そんな予感はあったけど。
が～ん…！
で、進退キワまって、茫然自失なまひなママ。
そんな様子を見かねた、相方ダディちゃんが、アフターケアでなんとかカタチつけてみたのですが。
ラニたん、シーズー×ビションの面影もすっかり消えうせて
「わんわん物語に出てきた、トランプくん似のパピー。断固たる色違い犬」
に、変身してしまったようです。
あと、昔「ネバーエンディングストーリー」に出てきた、ファルコンにも似たりよったりの仕上がり。
………
ダディちゃんがさ、悲しみに満ちた声で、ラニたんを見つめながら
「…Rat Bite Cut…」
って、ため息ついて嘆くのさ。
んま。
「ねずみに咬まれ刈り」ってことですかしら。
………
誰のせいでもありゃしない～、みんなおいらが悪いのさ～。
こんなカンジの歌、ありましたよね？

あの歌声は
尾藤イサオのモノでしたか？

眼力

我が家の、ペットたちの総取締役。
猫王、武蔵さまこと、むーちゃんの鋭いカメラ目線。
どうです？
何もかもすべてを、瞬時に見透かすかのような、魔力を秘めた眼力は。
そして、このカウチの上が、彼の定位置。
犬たちや人たちを、常に睥睨（へいげい）しとります。
あ…
後方に、アイロン台出しっぱなしなの、写ってしまってなぁ～。

摩訶不思議なくらい吠えないコ

遊びたくてしょうがないのに、すでに睡魔に襲われて、ど～しよ～もないエイミーさん。
この表情が、飼い主にはたまらなく、可愛いったらありゃしない。
もうすぐ生後七ヶ月。
犬的には、とっても微妙な月齢です。

わりと胃弱のくせに、恐るべき食欲大魔神。
カリカリドライフードと、まひなママ手作り愛情わんこごはんで、日々健やかに成長中。

ウオッチャー

テレビジョン鑑賞中の、黄金の若さまフレディくん。
最近、まひなママからは
「ふれおさん」
と、呼ばれています。
観ているのは、たぶん「アニマルプラネット」かなんかだと思われ…。
それとも、録画しておいた、日本の大河ドラマ「篤姫」か…。
ありゃ？
そうか～
「スポンジボブ」だったかな？
ふれおさんの好きな番組は。

泪橋を渡る猫

こちらの方は、我が家にゴハン食べにやってくる
「ひなおさん」
まひなママ家で、以前飼われていた美猫「雛子さん」にうりふたつ＆ただし、男の子。
という事柄から、アッサリと「ひなおさん」と呼ばれる。
熱い視線で住人の帰りを待ち、カリカリフードをゲットしてゆく野生猫。
ひなおさんよ、ひなおさん。
いまだに、ひと撫でもさせてくれないけれど
「ひなおさ～ん！」
と、呼ぶそばからソコに居るアナタ。
カリカリフードの御礼に、「ねずみの半分、尻尾ついてるほう」を、庭に置いていってくれる義理堅いアナタ。
………
だけど～、るるるる～。
るるる～、るる～るる～。
明日はきっと、何かアル～。
ひなおさんの、あしたはドッチだ～？
ひなおさん。
まひなママは、何故だか唐突に、歌ってしまいたくなりました。（猫）

爽やかの君（サワヤカノキミ）

お散歩の途中、街角でたたずむボク。
ペットものディスカウントショップへの同伴の前に、すませておかなきゃならないコトがある。

それはナンバー１＆２。
犬飼いの方ならば、みなまで語らずとも、おわかりでしょうそうでしょう。

この、黄金のお坊ちゃま、フレディ若君さまの表情は
「まひなママ、すんだよ。I'm ready to go～！」の図。
シュワ～ッと軽快＆清涼飲料水系、すっきり爽やかの君なりき。

夏だから、あけっぴろげに大胆ガール

エイミーお嬢さん、「お座り！」ってことになると、だいたいこんな座り方で～す。

そろそろ刈りごろ

トリミングしてから、２～３週間目くらいには、ちょうどまた刈りごろになるラニたんです。
奴隷さん（ダディ）、そろそろ出番ですよ。


※ラニたんのトリミングは、まひなママの相方ダディちゃんが、エレクトリックペットクリッパー片手に奮闘するのです。
ラニたんの、皮毛のお手入れが趣味だそうで。
「ト～リ～マ～！」
と呼ぶと、バリカン＆鋏＆コーム一式抱えて、颯爽と登場するんです。
いえ、ホントによ。