Bella～☆

家族のように親しい友人が、島を訪れておりましたので
二週間、みっちり強化合宿とでも言うように
遊び倒しておりましたのです。

珠玉の想い出、また増えました。
アウトドアも満喫。
グルメも堪能。
さっそくもう、次回のプランが目白押し。

友人を見送った、その二日後のことでした。
久しぶりに自宅でゆっくり、豚汁つくっていたならば
にわかに、チワワがやって来る。

数年前。
島の東部。
ヴォランティア獣医師も、思わず落涙を禁じ得なかったという
いたましい、繁殖場の崩壊事件がありました。
そちらからのレスキュー。
その後、里親宅からも移転。
そういうバックグラウンド。

チワワのBellaちゃん。
五歳というのは、信じ難くもあるけれど。
いや、それは、明確に誤報だろう嘘だろう。
このBellaちゃん。
キャンともヒンとも鳴かず騒がず
家庭犬としての、さまざまなマナー＆エチケットは完璧です。
筆者の、チワワに対する認識は、根底から覆ってしまいました。
筆者、１２歳頃（！）チワワ飼育経験アリ。
１２歳頃…
そうあれは、縄文、弥生、奈良、飛鳥…。
古典歴史の狭間に、つい、羽ばたきかけてしまうくらいの大昔。
チワワって、こんなに飼い易かったでしょうか？
チワワって、こんなに小さかったでしょうか？
とにかく、シニア犬の素晴らしさが、小さな体にギュギュっと濃縮されていて
筆者、驚きと喜びに、翻弄される毎日です。
もう、この小型犬、金糸錦のお座布団にでも奉って
鉦鳴らして、伏し拝みたくなるほどの行儀良さ。
当面、口腔内のケアと、筋肉強化トレーニングが、主題になるかと思います。

ブラック＆タンの、ポメラニアンの男の子パピーは
ほかに、預かりさんを見つけることができました。
パピーはもちろんカワイくて。
でも、すべてがＺＥＲＯからの、修身教育課程がありますし
子育て体力が、顕著に衰えつつある筆者には、荷が重過ぎです。
ですので、個人的にいいますと、シニア犬が共に過ごし易くて大好きです。
今週の主張としまして
「犬もヒトの女も、ただ若きゃイイってものではアリません」
と、いうことにしたく思います。

酸いも甘いも噛み分けて～☆
今のうち～、しっかり噛み分けておかないと～☆
さっき、酸っぱかったのか、甘かったのかすらさえ～☆
そのうち認知が曖昧になったり、しちゃうのかな～～～☆
だからこそ～☆
人生の～☆
旨味はね～☆
噛み分けられるうちに～☆
存分にとっくり～☆
味わっておきましょう御同輩～☆

おばちゃんも飛んでいる

飛飛（フェイフェイ）です。
チンチラです。

ダイヤモンドヘッド。
皆さま、よくご存知かと思います。
そちらの麓に、ドッグパークがありますの。
道を挟んだところに、小規模ながらもパーキングも完備。

ダイヤモンドヘッド。
「山」ですから、麓あたりは茂みといいますか、ちょっとしたブッシュが広がっておりまして。
子２さん溺愛の愛犬、ちびリノさんが
すばしっこい、シルバーグレイの丸い塊を、いち早く察知。

場所柄、逃げ出したものとも思われず
これはまた、故意に遺棄されたチンチラかと、そのように推察されました次第です。

（※ペットを手放すときは、責任をもって次の飼い主を探しましょう。
もしくは、動物愛護団体に、しかるべき手続きをとったのち譲渡しましょう。
と、おばちゃんは、当たり前のことを、言い言いしながら○十年。）

懇意にしている獣医師さんを頼って、島内でチンチラを診てくださる医院を探すのに、多少手間取りましたの。
あまり、人馴れしない動物かと、勝手に勘違いしておりましたところ
膝乗り、肩乗り、健康優良。
干し草好きな、砂風呂大好きっこなのでした。

飛ぶように跳ぶ。
飛ぶように跳ぶ。
と、いうことで、たちまちひらめいた愛称が
飛飛（フェイフェイ）。
ご覧のとおり、中国人でもないけれど。

被毛に触れた感触が、フワフワモコモコで心地よいことこの上ない。
小さな小さな手のひらで、ぴとっとhigh５！してくれちゃったりも。
砂風呂を堪能している表情が、かかかかかか可愛らし過ぎて
おばちゃん、エプロンの裾、口元まで引っ張り上げて
思わず、ヒィィィ～☆と、噛みしめてしまったりしています。