NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

Get well better soon

2009年12月28日 | Weblog
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フレディ兄さん。
あの、ハワイ名物(?)お年越しの大砲ような花火。
気の早い連中が轟かす、凄まじい轟音のせいで
ストレス性消化不良、ならびに急性胃炎に陥り、ただいま要静養中でございます。

現在は食欲も戻り、お粥さんを小分け小分けに、ペロリとたいらげておりますが。
一時、飲み水も受けつけぬほどの悪症状。
飼い主には、それは心配なことでした。

ですのでこの飼い主、押し迫った数日を、飼い犬の看病を勤め上げることで
本年度の締めくくりとさせていただくことになりそうです。

愛犬の回復が気になって、看病のほうにどうしても手が取られてしまいますので
大掃除も、買出しも、おせちの準備も
仕方なく、手を緩めねばなりません。
………
だから
「仕方なく」
ですってば。
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キャベジン様

2009年12月26日 | Weblog
クリスマス当日は、親族並びに御友人さま、とにかく一族郎党あい集っての
嵐のブランチパーティが、恒例行事なのである。

パパイヤ、ケアントロープ、ハニーデユウ、苺、キウイにオレンジのフレッシュ果実のてんこ盛り。
ビーフにチキンにターキーに、スタッフィングぱんぱかぱんと詰め込んだ、とにかく丸ごとスローローストしたもの。
各種ソーセージ&骨付きハムのハワイアンスタイル。
カリカリベーコン&コンビーフハッシュ。
チーズ&スピニッチ、ズッキーニ&オニオンのキッシュは二種類で。
ワッフルにパンケーキもありまして。
揚げたオパカパカには、ジュワッと熱い香草ソース。
シナモンロールだ、ブレッドプディングだ、忘れちゃならないクリスマスカップケーキに、蜂蜜とナッツが香ばしい、グリーク菓子のバクラバも。

私はとにかく一心不乱、メリクリのグリーティングもそこそこに
キングクラブレッグを断ち割って、レモンバターソースで頬張ることに忙しい。
ブランチパーティなので、昼前からいきなり呑みだす長男の嫁というわけにもいかず、ブラックコーヒーがぶ飲みだ。
(ワインは赤と白、遠慮がちに一杯づつ…。日本の友よ親族よ。嘘でしょ?とか言わない)
我が子等といとこ達による、フルート、ピアノ、バイオリン、トロンボーンなどの楽曲演奏の余興アリ。
これもやっぱりお約束。
誰かがポロンとウクレレ弾けば、誰かがフラを踊りだす。
アンティも、日本のクリスマスの歌を一曲と言われ
「き~よっしっ、このよぉ~るぅ~♪セーロリっ、パセリ~♪」
と、所ジョージさんが確か、23歳当時のお笑い替え歌中華風メロディー披露してみる。
私は、この楽曲を、日本の中学生だった頃覚えた。
おかげさまで、甥っ子も姪っ子も&婆様のひ孫たちまで
「セーロリっパセリ~♪」
と、一発で暗譜。
ローカルキッズの間で、日本のクリスマスソングだと固く信じ、これから毎年年末には、セロリパセリ♪と、歌いだす子も必ず幾人かは出るだろう。
日本の伝統は、こうしたカタチで、日系四世五世の、世代の裔(すえ)まで残るだろう。
アンティは、なんだか「やりきった感」でいっぱいだ。

贈り物も、今年も仰山もろてきた子供たち。
リーメ、マスクリスで、トーギフがっつり。
そして私は、ぬるいほうじ茶で、キャベジンを多めの三錠飲み干した。

日系人一族には、謹賀新年の祝宴というものも待っている。
日本から直輸入の一世はこの嫁ただ一人。
晦日には、餅つきという大命をおびている。

キャベジン様。
キャベジン様。
キャベジン様。
私には、本当にあなただけが頼りです。
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キョドるイヴ

2009年12月25日 | Weblog
イヴはとにかく、ギフトラッピングにてんてこ舞い。
スモークサーモンとクリームチーズとマウイオニオン。
パストラミやピクルスのオープンサンド&好物のシュリンプカクテルなど
それらを、とっときのシャンパンで胃の腑に流し込みながら、せっせせっせとラッピング。
毎年必ず、セロテープ足りなくなって、途方にくれてしまうのは何故だろう?
例年はロングスに走ったものだが、近年はウォルグリーンまで駆けていく。

聖夜にふさわしくない、GOD OF WARのデモゲームに燃えて。
聖夜にふさわしくない、ディストリクト9のブルーレイ観て。
あまりの画像に、シュリンプカクテルを食したことに、多少の後悔を覚えながら
中盤から後半部、怒涛の盛り上がりに、いろんなものがこみあげた。

そんなイヴ。
御近所衆が、オーバーザイヤーまで待ちきれず、砲弾のような爆音の花火を、試し打ち上げなさるので
犬たち怯えて超ナーバス。
みんながみんな挙動不審。

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ミセスサンタクロース

2009年12月24日 | Weblog
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ちょいと!
おまいさんっ!
この島は、日本より19時間遅れっていう時差があるから
まだイヴイヴなわけで、そりゃ~のんびりしてたい気持ちも、あたしゃわからないワケでもないんだよ。
これでも、もう長いこと連れ添ってきてんだからさ。
でも日本はもう、只今イヴ真っ盛りのはずだわよ。
太平楽に居眠りなんかしてないで、とっとと配るもん配ってきたらどうなんだいおまいさんっ!
あらやだ。
ぜんぜん起きないよこのヒトは。
困ったもんだねぇ。
仕方ない。
ここは内助の功ってヤツだよ。
おまいさんっ!
代行で、アジア極東方面は、あたしがちゃちゃっと配ってきちまうからそれでいいんだね?
あとから文句つけたって、あたしゃ知らないよ。
ほんじゃまぁ。
ちょいと行ってみてこようかね。
あ、そうそう。
この赤い服と赤い帽子、防寒のために借りてくよ。

さぁトナカイの野郎ども、気張って行くぜぇぇぇ~!
ピシ~ッ!(鞭)
シャンシャンシャンシャンシャン…。(鈴)

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HO!HO!HO!

2009年12月23日 | Weblog
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HO!HO!HO!
ボーイズ&ガールズ!
親御さんの言うことをよく聞いて、今年もいい子にしてたかい?
チムニーの煙突は、できれば煤払いでもしといておくれ。
サンタさん用のミルクとクッキーは、できれば犬用、シュガーレスにしてくれると嬉しいな。
聖夜には、僕はフルタイムでオンデューティ。
赤鼻のルドルフを筆頭に、他のトナカイたちとともにオンデューティ。
一年に一度ここ一番、しゃかりきにひとっぱたらきせにゃならんのさ。

橇(そり)のメンテナンスも終わったし
引っ担いでいく大袋も、一応修繕しといたし。
HO!HO!HO!
ボーイズ&ガールズ!
君たちの待つところへ、全速力で飛んでいくから、楽しみに楽しみに、どうか待っていてくれたまえ~!

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ジョンとヨーコ

2009年12月22日 | Weblog
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仲良きことは、美しきことかな。
大小二匹、手に手をとって、らぶらぶ~。

で。
扇風機とか健康竹踏みとか、ちゃぶ台とかティッシュボックスとか。
「見えなかったこと」
に、してくださると、いっそう有難さも増すというものです。

ラニ子さんは、はしゃぎ過ぎて、逆に「虚無顔」になってます。
フレディ兄さんは、長っぽそく写っちゃってて、ちょいとボルゾイ顔みたい。
この大小二匹、ほんとに仲良し。
手に手をとることで、「世界平和」をアピールしているのかも。
まさに、犬界の、ジョンとヨーコ。
おおお。
「イマジン」が、聴こえてくるぅ。

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賢者の贈り物

2009年12月21日 | Weblog
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僕は君に、何を贈ったらいいのだろう。
君は僕に、数え切れないくらい沢山のものを贈ってくれたね。
贈り物はすべて、いつも大事に、胸の奥深く抱きしめているんだよ。
だけど、僕は考えてしまうんだ。
僕は君に、何を贈ったらいいのだろう。
君の贈ってくれたもの以上に、大きくて重くて暖かいものを、君にも贈りたいというのに。
迷って悩んで、ついつい考えすぎてしまうのかな。
今日は、使い出したばかりのタオルペーパーを、爪と牙でズタボロに細かく裂いて
「白い雪」を、いっぱい作ってしまったよ。
北国育ちの君に、故郷の雪景色を見せてあげたくて。
ほら綺麗だろう?
視界一面に広がるこの雪は、決して君を、凍えさせたりはしないんだ。
大好きな大好きな君へ。
これが僕からの贈り物。
………
そう受け止めれば、「部屋の除雪作業」も、そんなに負担にならず、スイスイ片付けられるのが愛犬家というものです。

マカくん。
もうちぃ~っと、別な形で愛を贈ってくれると
ママちゃんは、すごく嬉しい。
お~っ。
掃除機のホース
ま~た詰っちまったどぉ~!





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ビカビカ~

2009年12月20日 | Weblog
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節電に役立つという、LCDクリスマスライツを試し買いしてみたのです。
そうしたら、意外にギラギラ感が強め。
まるで、都会の夜のネオンサインの灯りのよう。
なんかこう~
クリスマスツリーには
もっとこう~
柔らかいやさしい灯りのほうが、好ましく映えると思いますんです。

で~も~。
LCDライツを、わざわざお店に返却しに行くよりも、また新しいツリーを入手して、飾っちゃえ飾っちゃえ飾っちゃえ~。
オーナメントも、古いのが箱にいっぱい詰めこんであるのだし。
これはもう、ペット用ツリーってことにしよ。
おおおお。
ビカビカ~。

クリスマスストッキングには、ドッグビスケットとか、ささみジャーキー詰めてあげることにする。

「ホラホラ、君たちのツリーですよ~」
と、飼い主が、満面の笑みとともに告げたとて
犬も猫も
別段、嬉しそうにするワケもなく。
猫は無関心そうだし。
犬は無表情だし。
………
とにかく
ビカビカ~。
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けけけけけ

2009年12月19日 | Weblog
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まだまだ仔犬の頃のエィミーさん。
とにもかくにも、親父っさんが大好き。

ある晩の、仕事帰りの親父っさん。
帰宅したところで、いきなり赤毛の仔犬が、つぶらな瞳で待っていた。
独断で、エィミーさんを連れ帰ってきたのは、誰あろうこの私ではある。

「…何でバセンジー…?…何でバセンジーなの…?ところで、何でまたバセンジー………?(英)」
How come?How come?
By the way&Why?Why?
??何故??の嵐に巻き込まれながら、ソレは自然におざなりに、疑問は解き明かされることもなく。
日々過ぎ行くうちに、いつのまにやら深い仲。
「ご縁があって」
という、摩訶不思議な言霊が、日本にはあるのです。

この愛犬の、親父っさんを想う気持ちは、妻のそれより純粋です。
「親父っさん親父っさん、大好き大好き&ただ大好き!」
でしょうから。

「子供たちの携帯電話の請求額が、目の玉飛び出るくらい高くついた?
だからって、妻へのクリスマスプレゼントの予算を、大幅カットするってかぁぁぁ~?ふてぇこと言いやがるな、この親父っさんはよぉぉぉ~…?(英)」
ほらね。
誰かさんは、純粋のジュンの字もスイの字もカケラもない。

How come?How come?
By the way&Why?Why?
日々過ぎ行くうちに、いつのまにやら深い仲。
「ご縁があって」
という、摩訶不思議な言霊に操られ、親父っさんは、憑いた魔者を祓えずにいる。
この魔者。
歳月を重ねに重ね、不純物を醸し出し過ぎたのか、それはけっこうな魑魅魍魎と相成った。
供養しとかないと、それは甚大に祟るぞぅぅぅ~…。
脅してもすかしても
親父っさんは、無二の味方の、赤毛の愛犬を胸に抱いたまま
私と目が合うたび、両の指先で十字を切ったのを、こちらに向かって突き出します。
怨霊退散を祈念してのこと?
エクソシスト。
悪魔祓いの儀式だと。
ひょっとすると
王様ぎっちょ。
カギかけた。
いわゆるコレは、エンガチョ扱いなワケですか?
んま。
こっちだって、伊達や酔狂で、長年魔者やってんじゃないわよ。
そんな結界張ったって、鼻息でトバせちゃうもんね。
けけけけけ。








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含み笑いがこみあげる

2009年12月17日 | Weblog
あらま。
こちらは、まだ三歳未満の若猫の武蔵さん。
見てくれが
とっても
お赤い。
………
違った。
「お若い」

飼い主は書きたかったハズなのに。
銀の小鈴のついた赤い首ひも。
微妙な加減にほつれてる。

この頃からの武蔵さん。
家中のどこに居たとしても
「むーちゃん、コーミングするよ~(日本語)」
の、飼い主のひと声に反応し、呼べば必ず傍に寄って来てくれます。
ただソレだけのことを、非常に喜ばしく思う、シンプルマインドな飼い主。

月に一回、蚤避けの経口タブレットを与えれば簡単なのに
毎晩、蚤とりコームをかけたいがために、故意に与えていませんの。
(ココは「飼い猫の健康を気遣って」とか書かない)
で。
蚤とりコームに、あの憎い飛び跳ねるヤツが、一匹でもかかると
嬉々として、コップの水に沈めてやり
「どうじゃ~!水攻めじゃ~!はっはっは~!」
と、独りごとにしては、かなり大きな声で騒ぎながら
暗いヨロコビに、身を打ち奮わしている飼い主です。
で。
一匹も獲れない日は
「…蚤いないね~…なんかママつまんな~い…」
と、けっこう本気で意気消沈。

コップの水から這いずり出て、決死の跳躍で逃げ出した蚤がいたとしても
「…ま~さ~か~…逃げ延びられるとでも、思ってるんじゃあるめいなぁ~…?」
と、わざとドスをきかせた、「悪漢」の低い声でつぶやいて
セロテープでペペッ!と捕獲したりします。

三匹獲れたら、鼻の穴膨らむ。
五匹獲れたら、片頬歪めて高笑い。
十匹獲れたら、暗いヨロコビに戦慄しながら
アダムスの蚤とりスプレーか、猫シャンプーしちゃいますけれど。
先日初めて
「ひと櫛三匹」だった瞬間は
「…うぉぉぉ~っ!一網打尽じゃぁ~~~…!」
雄叫びました。
背筋ぞくぞくしました。
快楽に酔いました。
ああ愉しい。
ああ愉しい。
ああ嬉しい。
ああ嬉しい。

ですから。
飼い猫に蚤とりコームをかけるのは
何は無くても、とにかくもってコレだけは、毎晩欠かさぬ長年の日課です。
趣味。
ホビー。
娯楽。
と言っても、特にはばかりはありません。
「誰もバスルームに入ってこないで。これからむーちゃんのコーミングタイムだから~(英)」
たとい家族にといえども、誰にも邪魔されたくはない大切な時間って、ありますでしょ?

蚤とりコーム&コップの水&セロテープ。
自称
「南の島の、天下無双の蚤とり名人」
ああ私は。
この暗いヨロコビを
まだ知らないという人に、ぜひとも教えてさしあげたい。
ふっ。
ふふふふふふふ………。








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Life

2009年12月16日 | Weblog
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ラニたんは、否応もなく、常になされるがまま、微動だにせず。
愛玩犬といえどもごくたまに、忠義な番犬として、不意の訪問者には勇ましく威嚇吠え。
My life as a dog.
サンタさん。
アタシ、赤い帽子をかぶってみました。

サンタさん。
ラニたんは、こんなに今年もいい子でした。
クリスマスには、ミルクチーズと豚さんの皮と、あとそれから、林檎か人参いりの一口クッキーを、赤い靴下に入れといてください。

サンタさん。
飼い主も、こんなに今年も善良なヒトでした。
アタシも、犬のものと同じ、赤い帽子をかぶってます。
クリスマスには、宝くじの一等当たり券とか、徳川の埋蔵金とか、広大な油田の利権書とか、赤い靴下にどんどこ遠慮なく入れといてください。

飼い主は、否応もなく、日常生活のあれこれに、ぬっくと立ち上がり仁王立ち。
敵方の面相は、誰彼を見極めることもなく
唸るは、吠えるは、敵さんの喉っくび目がけて跳躍し、ガップリとカブりつくはの闘犬です。
My life as a greatest b×tch queen from hell.
ガルルルルルル…。(唸)






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ストックホルムへ

2009年12月15日 | Weblog
あの。
こちらの方は、エンゼルフィッシュの「ラファイエットさま」。
お写真が残っていたことに、ホリーデーシーズンの奇跡をかいま見る想いです。

一時期、魚類の虜になりまして
グッピーさんはもちろん、ネオンテトラ系、キッシンググラミー系、容姿艶やかなディスカス系。
はたまた、相方&子等が川で捕獲してきた、ザリガニ系、どじょっこふなっこ系。
水槽クリーン係りのアルジーイーター系&いつのまにか増えるタニシ類。
なんだかもう、千客万来の様相。

あれはそう。
まだまだ、日本の小学児童であった頃。
輝く飼育栽培部員として、ヒメダカたちや、理科の解剖用フナの育成に活躍していた頃のことでした。
早熟な私は
グッピー系の稚魚には、「ゆで卵の黄身のすりつぶし」がいい餌になることを学びましたのです。
五年○組飼育栽培部員代表は、毎朝、仔ヒメダカのために、固ゆでの玉子を持参して、イソイソと登校したものでした。

飼育栽培部の仕事としては
ヒメダカ、フナの給餌&水槽清掃。そのほか、水替えや水草の世話。
教室の、花の水切り、及び花瓶の水替え等。
理科解剖実験のあとの、ヒメダカやフナの葬儀埋葬。
月命日には、塔婆供養を催したりの墓守づとめ。
そして、鶏小屋、鳩小屋のケアなどの、連続ハードウォーク。

そういった、幼少の頃身についた知識が、ことごとく海外生活でフルに活用され
快挙というか見事というか
グッピーたちや、その他淡水魚たちは過増殖。
ペットショップに、売り捌かねばならなくなるほどの、活況を呈することに相成ったといいますか。
硝子に囲われたアクエリアムの中。
詩的にいえば、「水の都の宮殿での全盛期」
我が家の淡水魚キングダムは、その栄華と隆盛を、あますところなく頂点まで極めたものでした。

ふと気がつけば、今現在も
輝く飼育栽培部員ではあります。
なんていうか
名誉飼育栽培部員。
もうそろそろ
永年勤続賞を、受賞してもいい頃合い。
ところで
ノーベル飼育栽培部員賞って、ないんですかね?
旅立ちと受賞の心構えは、もういつだってできている。
飛んでけ。
ストックホルムへ。

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Taffy

2009年12月12日 | Weblog
日本で暮らしていた頃。
猫を飼うという機会には、一度も恵まれませんでした。
それは、もともとが犬飼いの一族だったため。

この色褪せたピンボケのお写真は、とってもとても古いもの。
血迷って…いや縁あって、相方ダディちゃんと一緒になってから、「飼い猫」として初めて飼った仔猫ちゃん。
ある日。
庭のつぶ蜜柑の樹の下で、ミィミィ泣いてた赤ちゃん仔猫。
毛色が
「トム&ジェリーの、ジェリーさんの弟分の、オムツしてた仔と似てる」
と、いう理由から
「タフィちゃん」と名づけられた、小さい小さい女の仔。

小食で、つつましく、目だった悪戯もしなかった、可愛くておとなしいお嬢さん。
怒涛の、第一子&第二子、製造懐胎出産育児のすべてを
見守ってくれたという護り猫。

二度の引越しに従い、若い頃に病で一度たおれかけ、手術と養生を経てから、十年生きてくれました。
魅惑のライトグリーン瞳と、天下一品のお行儀の良さで
相方ダディちゃんが、まるで愛娘のように溺愛した美人ちゃん。

私たちは、あの日々から数えて
今までいくつの、キティリターサンド(猫砂)の袋を買い求めたことでしょう。
本日
ペットディスカウント店に出向いて、コーンが原材料の猫砂徳用大袋を、相方ダディちゃんが軽々と肩に担ぐ後姿を見つめて
しみじみ思った事柄です。

タフィちゃんは、猫族の美学なのか、最後のときを飼い主たちの目に晒すこともなく、いつのまにか、霞のようにふっといなくなりました。
探しても探しても見つからず、それは本当にしばらく経ってから
「マミ!タフィちゃんいたよ!」
と、まだまだ幼子の子ちびが、宝のように大事に大事に両手に包み込んで、母に捧げ持ってきましたのは
「真っ白に光り輝く、猫の頭骨しゃれこうべ」
!!!!
だったのです。
「…タッタッタッ、タフィちゃ~~~ん…!!!」
可愛いタフィちゃん。
庭の片隅、マッカオレンジの生垣の陰に、ひっそりと白く横たわっていたそうです。
タフィちゃんたら
最後には、思った以上に、きれいにつるっとしちゃってて。
それは、ナショナルジオグラフィック誌の表紙を飾っても、少しも遜色がないような、白く美しいしゃれこうべ。
今タフィちゃんは、つぶ蜜柑の樹の下で、静かに穏やかに眠っているのです。

永遠の、ファーストキャットのタフィちゃん。
ついぞ、真っ白い骨まで見届けた、一番最初の愛猫です。









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母さんがトンでいく

2009年12月09日 | Weblog
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十二月一日には、クリスマスツリーを買いに行くのです。
「この樹はスウィートスメルだよ~」
と、お奨めをいただきまして、今年は初めて「グランド」という種類の樹をチョイス。
清浄この上ない冬の樹の香に、なんともいえない甘やかな、ライムのようなシトラスの香が二重奏。
くぁぁぁ~っ…!
確かにこりゃまた、いい匂い~~~っ…!
車中から家の中、樹に触れた手のひらまでも、樹の香に染まってウフフフフ。

飾りつけは大仕事。
「飾りつけマスター」のヒトと、真(しん)行(ぎょう)草(そう)を検分しながら、ああでもないこうでもないと、互いに意見を闘わせながら、推し進めていく作業なワケですが。
(華道とは、道がちょこっと違っていても、ここは敢えての真&行&草。流派としては、俺様流。)

真夜中も大真夜中。
喉が渇いたのか、水飲みに起きてきた子が、ビクッと飛び跳ねて驚く。
ツリーの脇に、半眼で端座する、母の姿を見つけてしまっては。
「What are you doing…?!」
「…マミ…クリスマスツリーの匂い…嗅いでるの…」
そうさ母さんはトンでいる。
あまりのかぐわしき芳香に酔い痴れて。
アロマテラピーといえば、ある意味アロマテラピーなのかもしれないが。
母さんはまさしく、クリスマスハイになっていた。
もしくは
母さんは、真夜中に
クリスマスライトの灯りを、顔面に受けつつ、かつまた反射させながら、なかば陶然と、樹の香にラリラリ&ラリっていたのです。
その姿
まるで、年月を経て変化(へんげ)した、往年の座敷童子のなれの果て。
その顔面の陰影はあくまで深く、無言のままツリーを見つめて端座して。
夢と現(うつつ)を、浮きつ沈みつ。
もうすぐ諸人&主は来ませり。

そして
時折りクスクス、一人で笑いだしたかと思えば、やにわにしっかり、樹の香を深呼吸してみたり。
我が子の寝ぼけ顔は、それを見るなり引き攣った。
ウフフフフ。
人様の前に、特に我が子に
決して晒してはいけない姿を、晒してしまった樹の香のせいで。
ううううう…。
いい匂い~…。
いい匂いじゃぁぁぁ…。
なんともなんとも、言えぬわぃぃぃ~…。
うへ。
うへ。
うへへへへへ~…!


そんな。
毎年の十二月一日。
嬉しい愉しい一日です。



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鑑になる

2009年12月06日 | Weblog
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かつて、子ちびが限りなく愛情を注いだ、嬢嬢(ジョジョ)さんの仔犬ちゃんたち。
(三匹生まれたものの、末っ子は口蓋裂。生まれた翌朝、天に還っていきました。)

この二匹。
仮名を、八(ハチ)と九(キュウ)と、呼びかけたりしてたのです。

優れた母犬の働きと。
熱血!産褥期犬ヘルパーの子チビさんの働き。
ダブルでエエ仕事こなしまして、8&9、とても健康な良い仔に育ってくれました。
二匹が、それぞれの新しい飼い主さん宅に引き取られていった日。
子チビさん惜別の涙に、押し流されておりました。
で。
母さんもやっぱり、もらい泣きしたりして。

8~!
9~!
達者でのぅ~!
さきさまでは、ご主人様によく尽くし、たんと可愛がってもらうのじゃぞぅ~!

畦っぱたの、埃っぽい白い小道を、息を切らして全速力で駆けてゆき
子ちびは絣の着物の袂を、ちぎらんばかりに打ち振って
二匹の仔犬の旅立ちを、涙ながらに見送ったのでした。

村はずれの柿の木に、一粒だけ残った熟柿(じゅくし)に、夕陽が照り映えて
からすがカァカァ鳴いていた。
焼畑の燻るようなうす煙が、そこここでたなびいて、お山の麓のお寺から、梵鐘の音が、夕に名残りを引いて
ゴォ~~~ンンンンン…!
と。

「もうすぐおっとうも、野良から帰ってくるだに
そげに泣いとったら、心配するずらよ。
ほうじゃほうじゃ。
夕餉には、子チビの好物の、里芋の味噌田楽でもこさえてあげような。
エエ子じゃエエ子じゃ。
仔犬らはきっと幸せんなる。
もう泣かんでええぞな。
ほれ。
そろそろ鼻水ば、拭きんさい拭きんさい…」

季節柄もわきまえず中途から。
日本の原風景の中に、ついトリップしてしまったが。

村の小作農の、よくでけた働きモンの女房。
手間ひま仕事で、それはみごとな機織物を仕上げる。
水仕事で手肌は荒れがちだけれども、笑顔は丸い、明るく元気な聡い(さとい)嫁。
紅筆とって鏡台に向かい、めかしこんだりすることには無縁だけれど、その素顔は清々しいほど美しい。
………
こんな奇特な嫁の鑑(かがみ)に
私はなりたいできるなら。

まずは
桑の木植えて
養蚕に励み
繭玉蒸してから糸紡ぎ
糸車でカラカラ絹撚って
織物は、ソコから。

ずぶの素人の初心者が、いきなり絹織物にトライ。
こら難しいぞ。
せめて。
綿織物からにしとけ。


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