NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

完治済み

2012年07月30日 | Weblog
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酷暑お見舞い申し上げます。

愛する妻子を養わんがため、一日を勤め上げた就業後。
帰宅してみれば妻にせっつかれ、深夜過ぎのセーフウェイへ赴く。
一日の疲労もあいまってか、ついうかつにも、他愛のない一言で、なんと妻の機嫌を損ねてしまう。
一触即発。
その気まずい余波を引きずったまま、鉄仮面を被った雪女(←DOUBLE COLD 冷二倍)のような表情の妻とは、ドラッグストア内ではぐれることとなる。
間の悪いときは間の悪いもので、携帯電話は携帯することを忘れたままだ。
ものごとに、あまり執着を見せない氷の微笑の妻。能面でいったら「泥眼(でいがん)」
あっさりと、ここは自由に帰途につく。
妻に置き去りにされたため、数キロの家路を、虚しく一人辿ることになった胸苦しくも暑い夜。
重なるときは重なるもので。
気を鎮めるためにも、キッチンで、妻愛用のクリスタルグラスを、力任せに手洗いした途端。
ほとばしる鮮血。
ザックリ裂いたのは、利き手の指の第二関節。

こちらの笑顔のお父ちゃんは。
エマージェンシールームにて、傷口を丁寧に消毒された翌日。

妻の不興を買う。
それを「油断」と、言いはすまいか。
トラブルに見舞われる。
それを「厄日」と、言いはすまいか。

「ダディとはぐれたから帰って来ちゃった~。だってママ、早くバスルームに行きたかったの~」
ヒトの子供たちは、母の行いをひどくなじっていました。
ちなみに、クリスタルグラスに一筋ひびが入ってしまったので、あとから捨てようと放置していたのも、じつはこの母なのでした。

お父ちゃんの指。
痛いの痛いの、ダイヤモンドヘッドの向こうにおっぺけぺ~!




コメント
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