NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

Exocet décadence

2016年06月26日 | Weblog
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気に入りの、エスニック料理のお店には、持参のアルコール飲料をいいだけの量持ち込みし。
オンナ同志の、サシ呑みを乞われれば、乞われるままにハードリカーのカクテルで夜を徹し。
Japan Village Walkがグランドオープニングだと聞けば、嬉々としながら昼呑みに興じ。

爛熟。(らんじゅく)
懶惰。(らんだ)
あられもなくタダレた、背徳の毎日が、はからずも続いてしまいました。
この、久しぶりに感じる気怠さは、巷では「二日酔い」と呼び習わされる副作用なのでしょう。
でも。
犬たちと歩いて、汗をかいたあとの一杯は至福だし。
風雅に、酔い覚まししながら味わう夜明けの風は格別で。

奥さんワタシね。
明日からは、しばらく禁酒するつもりなの。
肝臓、過労なんだもの。
焼きとりと串焼きで、今日も少しだけ呑んだけど。
魔窟だわ。
Japan Village Walk。
きっと、新感覚の、ソドムの市みたいなものかしら?(←酔)
すうっと意識が遠のくくらいの人混みの中。
ツレとの会話もままならない喧噪で。
でもね奥さん。
ワタシ、日本を離れてしばらく忘れていたみたい。
「喧噪」って、ある意味、耳に蓋をするものなのよ。
ツレと一緒にいるというのに、まるで自己内観でもしているかのような
「孤高のひとり呑み状態」に陥るの。
聞く耳持ってるのに、騒がしさに紛れて、何を言っているのか、ちぃとも聞き取れないのですもの。
読唇術か、読心術を駆使しないと、意思の疎通がはかれない。
隣席の、見も知らぬ若い衆とか、もう若くはない衆とかとは、ものすごく世間話しが弾むけど。

お酒臭いわワタシ。
このところ、ずっとお酒臭い気がするの。
こんなことでは。
ああイケない。
尊い婦道の道筋を。
この峻烈な一本道を踏み外し
昼なお昏い、けものみちを征くには
ついぞオトナになり過ぎた。
早い話が
「ええ歳なんじゃから自制せにゃ」
という反省を、回りくどく書いてみたわけです。
なにせ。
まだ充分、酔うとるワケですから。
………
きゃきゃきゃきゃきゃっ♪



※↑Exocet décadence。
こんなコトバが、実際あるかどうか、ワタシはよく知りませんですのよ。
「退廃からの脱出」みたいな感じに受け取ってくださいまし。
正解は、身近なフランス人の方にでも、訊ねてみてくだされば幸いです。

※※↑お写真は、ポメッ娘メイたんと、仔猫のルナたん。
この二匹、ごらんのように、とっても仲良し姉妹なんですよ。
………
きゃきゃきゃきゃきゃっ♪




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KANAKE KOKOLEKA

2016年06月24日 | Weblog
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KANAKE KOKOLEKA.
島の言語です。
「🍬チョコレートキャンディ🍬」
という意味になりますか。
スウィートな上にも、スウィート極まりないぞコニョヤロー!などと
もう、あられもなく我を忘れて、ジタバタしている筆者ではありました。
雲間から差し込んでいる、光りの階段、まず十段くらいはまちがいなく
スーッと浮かれて昇りましたもの。
あのとき、我が子に裾を引っ張ってもらったから、かろうじて正気を取り戻すことができたのですが。
危うい。
も~。
危うい。
天界の門の守衛さんに
「天使の輪っかの申請書用紙、一部いただきたいんですけど、窓口はどちらのほうでしょう?」
そう、訊ねる気マンマンでしたもの。
(↑天使の輪っか云々書く時点で、イカレぽんち具合が露呈していると思われます。もしそこが地獄だったら、ハテサテどうする?)

パピたん。
🍭キャワイイ!🍭。
あまりにも、🎂キャワイ過ぎ!🎂なパピたんです。
イカれてしまって、すっかり筆者はぽんちらー。
犬バカ患っている身の上には、あまりにも殺傷能力が高すぎる。
🍰キャワイ🍰さに、ハートのど真ん中射抜かれて、半死半傷満身創痍、もう虫の息と言っても過言ではないほどに。(過言だ)



こちらの赤ちゃん。
親の犬バカ遺伝子を、色濃く受け継いでしまった
ヒトの我が子である子2さんの、三番目の姫君となることになりました。
あと三週間もすれば、みんなで、颯爽とお迎えに上がります。
KANAKE KOKOLEKA.
仮の愛称で
「🍬ココた~ん🍬」
と、スマホ画像の仔犬に語りかけているのです母子ともに。
瞳に、常軌を逸した、光りを湛えながら。
ブルーライトの照り返しとか、そんなナマぬるいものではありません。
不治の病。
親子ともども、犬バカの業病が劇症です。


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🎊お誕生日おめでとう!🎊

2016年06月16日 | Weblog
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本日は。
Ⅿダックス、ブラックビューティ、ナニ エレ ナラちゃんこと
ナラっ子ちゃんの、満一歳のお誕生日でございます。
「Happy Birthday To You♪」
本日のバースデイガール。
人間どもが、そう歌い出そうとした、「Happ…」あたりで、ケーキに鼻先突っ込んでいきました。
満一歳にして、なんと、前のめりな生きざま。
他の犬たちも、当然、御相伴に預かりましたわけですが。
もう。
全頭。
目の色変わってますからね。
犬の群れ、ドギーケーキ目がけて猛進です。
一人。
人間でも、目の色変えてた者がおりました。
「おいしいよコレ。すごくモイストで、自然な甘さだよ(英)」
マノアのドギーベーカリーさんに、オーダーさせていただきました。
スウィートポテトケーキのスポンジに、クリームチーズデコラの犬ケーキ。
そら、格別に、美味しかろうとも旦那さま。
犬バカ妻の、比翼の鳥だか連理の枝だか。
愛しいアナタ、因縁まみれか、戌年生まれですものね。
飼い犬どもに先駆けて、いの一番に、犬ケーキ毒見するのね、ああアナタ。

それから、本日の主役、黒くて長い姫君は、従者どもを引き連れて、ビーチパークへまいりましたのよ。
そんな、従者のなかでも。
ひときわ異彩を放つ、白くて丸いふくよかな婆。
海辺を背景にして、緑地を愉しそうに駆けまわる、黒くて長い姫君を見守りながら
チーズバーガーにパクついて、ブラックベリーレモネードをじゅるじゅる啜っておりました。
こんな小さな幸福が、末永くも豊穣に続きますこと、せつにせつに祈ります。
白くて丸くてふくよかな婆って。
因縁まみれか、この場合、わたくしのことでございましょう?

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2016年06月13日 | Weblog
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「本当にゴメンナサイ。何もかも僕が悪いです。とにかく悪かったです。許してくれませんか?(英)」
妻の寝起きに、間髪入れず詫びを入れてくる旦那さま。
………
ナンだ?
ナニやらかした?
コトと次第によっちゃあ、無事に生き延びることができるとは思うなよ。
妻。
にわかに、体勢を低くして身構えます。

「僕の携帯に、めちゃくちゃブチ切れた感じでメッセージ残したでしょ?
あれは、お姐さんの怒りの叫び声でしょう?(英)」
そう言う旦那さま。
いつになく真顔である。

誓って言うが。
そんなメッセージを残した覚えはカスも無い。
そもそも、旦那さまの携帯にわざわざ電話して、残すべき重大案件など、この頃とんと、Dust Mitesの死骸ほども思い浮かばない。
(※Dust Mites=ヒトの視覚では感知できないほど微細なダニ)

絶句する旦那さま。
「…じゃあ…これを聞いてみて。
…あれ?おかしいいな。
…あれ?消えている?
僕、消してしまったのかな?
確かに保留しておいたはずなんだけど。
絶対、お姐さんの声だったよ。ブチ切れてる怒りの叫び声…(英)」

怪異現象である。
X-ファイルである。
あなたの知らない世界である。
ヒトの子供たちが、両親のその会話を耳にして、肌に粟を立てている。
ちなみに旦那さまは、米国人のくせに、四角四面なオモシロミに欠けた真面目漢である。
しかも、演技にかけてはとてつもない大根だ。
傍から見ていて、涙を禁じ得ないほど
万の仮面を持つ、妻の二枚舌に、ころりころりとダマくらかされて生きている。
気の毒といえば、気の毒に思えないこともない。


※さあ!ここで、じっくり検証してみましょう!

⑴ブチ切れている、筆者と同年代くらいのおばちゃんが、まったくの偶然の間違い電話で、旦那さまの携帯に怒髪天メッセージを残した。

⑵筆者がブチ切れているときに、筆者も気づかない知らない間、携帯に触れてしまい、その機能がなんらかの順序を踏み、旦那さまの留守電に憤怒のメッセージが残されてしまった。

⑶普段から、念力関係全般に置いて。
すなわち。
サイコメトリー(psychometry、接触感応)
クレヤボヤンス(clairvoyance、透視能力)
テレパシー(telepathy、精神感応)
プレコグニション(precognition、予知能力)
ヒュプノシス(hypnosis、催眠能力)
及び、「念写」なども、苦も無くしゃらっと、軽い気持ちでこなしてしまう筆者が(!)
結婚生活四半世紀超えの、積年のうらみつらみを
ここぞと「念留守電」してみただけのこと。
………
筆者的には。
実を言うと。
正解は
⑶しか考えられません。(!)



続。


その晩。
日本の実家とLineトークしていた。
画像対面して会話している実妹がこう言う。
「お母さーん!お母さーん!おねいちゃん、体調すっごく調子いいんだってー!
…あれ?
お母さん、ドアんとこに立ってると思ったのに。
居ない?
誰も居ないよ~?
なんで~?」

なんで~?って。
気ぃ抜けた、まろやかな感じで、疑問抱いたまま、それで終わらせる気か妹よ。
そのとき、筆者の実母は、すでに就寝していたという。
それならば、ドアのとこに立っていたのは、一体全体誰なのだ?
夜の夜中に、家族計画的な、避妊具売りの販売員さんか何かか?
それともアレか?
あなたの幸福を祈らせてください的な、一戸一戸を漂流訪問して歩く、痛々し気な心棒者さんか何かか?

怪異現象である。
X-ファイルである。
あなたの知らない世界である。
海を隔てた、亜熱帯の島に住まうおねいちゃんは、背中に冷たい汗をかく。

続々。


深夜。
そんな時間帯には、鳴らないはずの固定電話が、けたたましく鳴り響く。
コーラーIDには、「Georgia州の何某」云々と表示されている。
いぶかしく思った旦那さまが応答。
「…Hello?…」
やにわに。
ガチャガチャガチャガチャガチャッ…!
鼓膜がつん裂かれるような、悪意のこもった電磁波ノイズ。
寝入りばなの耳孔を襲われて、旦那さまは思わず、受話器を耳から離したと。

怪異現象である。
X-ファイルである。
あなたの知らない世界である。
嬉々としながら、喰い入るように「残穢」を鑑賞していた妻に、旦那さまは、その電磁波ノイズの耳障りな悪音を
微に入り細に入り、それはもう克明に伝えてくるのです。
おかげさまで、「残穢」、愉しさも倍増。
筆者は、三度の飯よりホラー好き。



いろいろ、身の回りに起きた事象を書き連ねてみましたが。
信じるきゃ、信じにゃいきゃは、アナタ次第!

↑キメ台詞で、ここ一番とリキんだら、少し噛んだ。



※↑お写真は、霊的魔猫、ママの愛息、ジンジャーレクターハンニバル。
jin×2ことジンジンくん。



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月の光にざわめくおまえの心

2016年06月09日 | Weblog
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ただ単に、目の錯覚かもしれないんだけど。
顔やら首元やら。
ヤダあたし、ほっそりしてきちゃった感じカモ?
ひそかに、うしし♪と喜んでいたのは、昨日あたりのことでした。
なのに。
旦那さまに、有無を言わせず叩っこまれた、三月に一度の定期検診プログラム。
「ミセス○○○、痩せたように見えるのに、体重は前回より、5パウンド増量しましたね(英)」
ドクターの冷徹な一言が、筆者に衝撃をもたらしましたのです。

1パウンド(1Lbs)=0.4536kg。
2、2パウンド=大体1kg。
おばちゃんくらいの大ざっぱレベルだと
1パウンド=450グラム~500グラムくらいに思ってても、日常生活にこれといった支障はありません。
あらよ?
なによ?
痩せたと思って喜んでたのに。
定期検診前一週間は、なんなくビール断ちするから、寝起きのむくみが、普段よりいくらかマシだったってワケ?
試験前の一夜漬け的、やっつけとんちきダイエット。
姑息な手段のビール断ちなんかじゃ、やっぱり主治医は欺けないってことかしら?
↑上記のような、狡猾な性根を持て余しているのが一因となって、旦那さまによって、こういったプログラムに叩っこまれたものかと推測が成り立ちます。

先週一週間。
筆者は何のために、エロスのカケラすらないスパークリングウォーターやらどくだみ茶やらを飲んでいたのだ。
無味乾燥といえば、あれほど無味乾燥な味わいってなかなか無いぞ。
すべての努力は、今日というこの日こそを、チョロまかすためだけに行われたというのに。
………ちっ!

世の夫族の最も忌避すべきもの。
それこそが、荒れすさぶ妻という名の魔性ではないでしょうか。
鎮めねば。
封じねば。
旦那さま、鎮護の森の神さまに、一縷の願掛けしたものか
若い衆もたばねて、あちらの豪州スタイルのステーキハウスに乱入です。
奇しくも祟り神の形相で、妻はオーストラリアンピーチベリー二を呑んだよね。
スラッシー仕立てを啜るうち、ブレインフリーズによる、鋭く激しい頭痛が筆者を襲ったよ。
結界の外に、追い祓われそうなんだなコレがまた。
ムンクの叫び状態になって、大揺れに揺れながら苦悶しているのに
誰一人、心配なんかはしやしない。
………フンっ!
アペタイザーもサラダも、がしがしわしわし!食べたよね。
ニュージーランドラム、骨ごと両手に持って、喰らいつくその姿は
さすが。
自称。
「わたしは、狼小屋(いぬごや)で、狼(いぬ)に育てられたオンナ!」
と豪語するだけあると思います。
ついに本性現して、依代としての筆者に、ナニモノかが取り憑いたといえば取り憑いたのかもしれません。
狼(いぬ)に育てられただけあって、本来は肉食であるべき筆者。
スターチ類は控えめに、ブロッコリーやマッシュルームを付け合わせにしてもらって、舌なめずりしながら、憐れな子羊肉貪った。
がるるるるるぅ!
うまいぞうまい。
肉はやっぱり、牛より子羊に限るわい。
〆に、苺パルフェなぞ、ちゃっちゃちゃっちゃと、持ってきたらんかいさ~。
筆者は確かに、唸りながら喰ろうておりました。
今宵は、月もまだまだ細身だというのに。
ブログ書き終わったら、仲間呼びつけるために、遠吠えなんかもしてみましょう。



※↑お写真、最奥=チワワさん姐さんのベラさん、体重およそ1、8㎏。
中ほど=クリーム色、現時点で9パウンド超え。個体として、平均体重をオーバーしています。
手前=赤毛、現時点で12パウンド。個体として、平均体重を、あまりにも大きくオーバーしています。
飼い主と飼い犬は、「似る」ってこういうことですか? 

※※↑「わたしは、狼小屋(いぬごや)で、狼(いぬ)に育てられたオンナ!」
実話です。
幼き頃の北国で、寒いときは犬小屋に潜り込み、犬に纏わりついて暖をとっていたクチなので。
おやつなんかも、つねに等しく半分こ。
「わたしのキョウダイ、カゾクは、狼(いぬ)だけだァ!」
筆者は今日、ピーチベリー二で酔いながら、一人もののけ姫ごっこをしていたんですよ。
はりつめた弓の~♪ふるえる弦よ~♪
あおあおぉぉぉ~、あおおおおぉぉぉ~ん!(吠)







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Extravaganza

2016年06月07日 | Weblog
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この頃特に。
お化粧してもしても、なりたい自分の顔の仕上がりになれません。
あ~でもない、こ~でもないしているうち
どんどんどんどん濃くなって、驚きのお笑い系ニューハーフ顔に落ち着きます。
まさに母さん、Extravaganza。

うさぎ用のにんじんを、買い物カートに放り込んでみたところ
「Mama!That's not your shopping cart!」
子2さんが、わりと大きな声で注意喚起を発しましたので
周囲の皆さまの視線を、一身に集めることとなりました母さんです。
360度くる~り!回りながら、人差し指を唇におっ立てて
「…シ~~~…!」
「誰にも言わないで内緒にしてね」的なパフォーマンスに徹してみましたが
内緒にしてもらったからってナンなんだ?
くる~り!回り損だよ母さんは。
「よくあるんだよねそういうことは!(英)」
店員さんの笑顔のフォローアップ、ひとしお心にしみました。

いつもいつも混んでいて、なかなか入店できなかったおしゃれキャフェ。
白いキャフェオレボウルに盛られた、甘さ控えめバナナプディングが
キャフェラテにあいまって美味しゅうございます。
これで、おしゃれ犬キャリーバッグでも肩から下げて、チワワさん姐さんのベラさんにでも同伴してもらったら
「それってなんだか、素晴らしくセレブリティ♪」
と、安直な妄想炸裂させる母さんです。
ペット同伴御遠慮ください感マンマンだけどその店は。
甘いものいただいて、いきなり血糖値上昇したものか
母さんは、セレブリティ幻想にときめきながら陶酔だ。

昨日。
シーズー兄さんとポメッ娘連れて、ビーチパークに行ったのです。
あちらから、長身に、ヒステリックピンクの超ミニスカート
紫の上げ底ブーツ、ベルサイユの薔薇的な羽根飾りの帽子というExtravaganzaなファッションに身を固めた、黒人女性が歩いてきたではないですか。
何事もなく、通り過ぎるはずだったのに。
すれちがいざま、その黒人女性が、やにわに足元に唾を吐きやがるではないですか。
母さん思わず、ガンつけたその黒人女性の顔を凝視です。
「…!?」
俳優のサミュエルジャクソンが、強烈な舞台メイクを施したらこうなるという顔。
その上。
なんだろうこの、破壊的な違和感は?
鼻の下から頬、顎にかけて、もっじゃもっじゃに、白髪の顎髭を蓄えている。
なんだろうこの、笑うに笑えない、厭な感じのインパクト。
神仙境の仙人では決してない。
神々に選ばれし、聖なる稀人でも決してない。
これはアレだ。
故障中のヒトだ。
修理が必要な、お姉さんだかお兄さんだかおばさんだかおじさんだ。
関わらず、ここは粛々と立ち去ろう。
ほら。
海の色が、今日もあんなに深く美しいではないか。
この頃特に。
Extravaganzaな母さん。
ウブ毛ムダ毛の処理だけは怠るまいと、深く美しい海の色に誓ったのでした。



※↑お写真は、旧うさぎケージの経年劣化にともない
イースターの祝賀に合わせて、リニューアルしてみたうさぎのチョコレートちゃんの新居。
チョコレートちゃんはうさぎだよ。
こう見えて、サンショウウオじゃないんだよ。
仔猫のルナちゃんが、ガンつけて新居を入念に検分しています。







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Thomas Square

2016年06月03日 | Weblog
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夫を送り出したあとの二度寝。
なんという。
なんという。
至福のひととき。
ウラウラと、幸せ気分で、ゆったり寝返りなど打ちます。
そこでふと。
なにやら。
思いもせぬ違和感が。
「…!!?」
そりゃ飛び起きますよね。
横たわっている、自分の体の側面に。
得体の知れないものが、ペったりと貼りついていた日には。
真っ黒い。
ノロ~ンと長い。
体熱ほのかに暖かい。
「…なッ!なんだチミはっ!?なななななッ!?なんなんだチミはっ!?」
ホントにね。
筆者、↑上記どおりの言葉を吐いたもの。
寝起き一発志村けん。
なかなかナイよ。
日々堅実に、実生活を送っている中で、寝起き一発志村けんっていう状況は。
いやいやいやいや、コレが心底、ギョッとした。
寝ぼけまなこにいきなり映ったのは、筆者の嫌いな、カァカァ鳴く黒い硝子かと一瞬思ったよ。(←嫌いというよりコワいので、ちゃんと表記することさえ憚られる)
うちには居る。
確かに居る。
真っ黒い。
ノロ~ンと長い。
そういう生き物がうちには居る。
ノロ~ンめ。
人さまの寝室につながるスライディングドアを
鼻先、器用にこじ入れて、なんなく開けることができるようになったのね。
イヤだ。
じつにイヤだ。
こんな寝起きドッキリ、ぜひとも勘弁して欲しい。

※ここから日記です。

なんともイヤな目覚めを振り切って。
獣医さんとこ行った。
チビポメっ子の健康診断も兼ねて、ブースターショッツも接種して。
でもって、ノミダニ&蚊避けのレヴォリューションっていう塗布剤も半年分いただいて。
バセンジーも、にぎやかしがてらの御同伴。
ハートウォームピル(フィラリア予防のチュアブルタブレット)これも半年分ゲットする。
Petco寄って、ドライドッグフードと、猫用のノミダニ防止フロントラインも抜かりなく。

犬バカとしては、一日の済ませること済ませたので。
生前の、Gレトリーバーのフレディ兄さん連れでよく行っていた。
スクエアガーデンに久しぶりに行く。
というか。
兄さんとの想い出があり過ぎて、なかなか行く気になれないでいた、あの南の島で、最も古いといわれる広大な公園。
噴水を円形に囲んだバニアンツリーとか、ロイヤルポインシアーナとかの巨木が聳えている、大好きだった歴史あるスクエアガーデン。
ミロとかカマ二とか、菩提樹に似た樹木とか、熱帯植物好きにはたまらない公園なのです。
以前は、愛犬家の人々の憩いの場として、犬のしつけクラスとか愛犬家オフ会ミーティングとか、頻繁に行われていた想い出の場所。
今現在、ほぼそちらを占拠なされているのは野外生活者の方々。
うぉ~。
島で、犬連れOKのパブリックパークって、珍しいといえば珍しいのに。
公衆トイレとか水飲み場に洗濯ものとか、ごく普通に干されているのを目の当たりにしていると、なんだか寂寞としてくるではないか。
シェルターに入っても、なかなか集団生活に馴染めないで、野外に戻ってきてしまう気持ちも、わからないでもないのだが。
うぉ~。
時代の流れが、ここにも怒涛のように流れ込んでいるわけですね。
うぉ~。
気をつけろ~。
ここのガーデン、昔から虫除けきちんとしてないと、愛犬ノミ貰っちゃいやすいんだぞぅ~。
うぉ~。
うぉ~。
うぉ~。
なぜか、哀切を秘めた遠吠えを繰り返す筆者でありましたが。

昨晩より軽くファスティングをしていましたので
ディナーにいただいたオックステールスープが、心と体にじんわり沁みて
たいそう美味に感じられました。
遠吠えで痛めた喉を(?)気持ちごと、スープに慰められて癒されて。
あちらのローカルダイナー。
シェフ代わったのかな?
以前より、格段美味しくなったあのスープ。
お肉ホロホロ、スープも清んで、薫る香菜てんこ盛り。
うぉ~。

そんな一日。
寝起きドッキリで始まって、すさんだ一日になるかと用心すれば
意外にうまく、コトは運んだ。
どうか、明日の起床はノロ~ン!ではありませんように。



※↑お写真の被写体、ノロ~ン!の正体がこのこ。
スライディングドア、今夜から鍵かけることにします。















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摂取過剰

2016年06月01日 | Weblog
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ここしばらく。
ずーっと食べたいと思ってた。
だけど。
なかなかチャンスなかった。
今日こそは!と思って、キッチンのフードパントリー開けて、クリームホースラディッシュの壜など鷲掴み。
キャフェのお兄さん。
若いころの、真木蔵人さんみたい。
日本語はおろか、英語もあんまり通じなかったけど
若いころの、真木蔵人さんには似ていて、そのうえとても親切だ。
今日はいい日だ。
きっといい日だ。
若いころの、真木蔵人さんに似ているお兄さんに作ってもらったのは
パストラミとアメリカンチーズのグリルパニーニ。
しかもラージサイズ。
ビーチパークのピクニックチェアに陣取って
たっぷり、クリームホースラディッシュを
これでもか!と塗りたくったやつにかぶりつく幸せ。
ここしばらく。
ずーっと食べたいと思っていた。
パストラミとアメリカンチーズのグリルパニーニ、たっぷりクリームホースラディッシュ。
思った以上に、クリームホースラディッシュの辛さにやられて
鼻の奥がツ~ン!として、涙を流しながら食べたけど。
今日はいい日だ。
きっといい日だ。
泣きながら、犬連れて歩いてる、一見アブナイおばちゃんかもしれないけれど。
人には言えない。
パニーニに、ホースラディッシュつけ過ぎて、とても辛かっただけなんて。
ここは一発。
「夫が若い女のもとに奔って、今にも私、離婚されそうなんでございます」
そういう。
しお垂れた風情を醸し出しながら歩こう。

帰り道。
ドッグフード買いにお店に寄った。
お店のおじさん(←誰にも似てない感じのおじさんだったので、あまり印象に残ってない)
割引クーポン券くれた。
おかげさまで、お支払いが定価から5$引き。
今日はいい日だ。
きっといい日だ。
it's gonna be fine night tonight♪
it's gonna be fine day tomorrow♪
たりらりら~りらりら~♪
たりらりら~りらりら~♪



西洋わさびは、ほどほどに!




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