NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

いつもココロに花笠を

2023年04月27日 | Weblog
↑術後2週間。
今週月曜日に、めでたくもかしこくも、無事エリザベスカラーの外れた次男坊です。
飼い主ともども体調良好、重ねて、めでためでたの若松サマよ♪でございます。
花笠音頭ご存知?
枝も栄えて葉もしげるのですってよ奥さん。


↑おう!?


↑おおう!?


↑おおおお〜う!?

ラスヴェガスは遊興歓楽博打街、ストリップエリアのランドマーク的Stratosphereタワーです。
チカラ入れないと、まともに発音できた試しないけれど。
今気づいたのですけれど、ストラトスフィアーなのね。
今までずっと、ストラストフィアーって言ってたわアタシ。
あーあ。
ま。
いいわ。
スタートスカイポッドって遊園地的なのも併設されているワケですね。
なんてんですか?
地べた?
フモト?
灯台元?
とにかく、近場から見上げると首痛くなるくらい、バカほどデカいんじゃありませんこと?


↑いつもの運動場からも見えます。
おわかりになりますでしょうか?
普段、筆者の視界に入ってくるのは、この豆粒サイズでございます。

さて。
犬神屋本家&分家一同が、このランドマーク的タワー越して行くのは


↑こちらですが。
お野菜超新鮮、品数豊富、消費者情熱価格、耳に入るは絶対的に韓国語オンリー。
韓ドラの世界にどっぷり首まで浸かっている母子ですので、なんとかなります否させましょう。
たまさか、日本の物品もお取り扱いしてるのです。
ただ。
こちら界隈、治安的にはあんまりよろしくございません。
ハワイのカカアコパークほどではございませんが、ホームレステントが隅々にフジツボのように…
いえあの、とにかく、フジツボっているワケです。
髭面に、下臀部ぷりぷり露出のスーパーホットパンツの艶姿、いわゆるマフのお姉さんだかおじさんだかが、明るく闊歩なさって彩りを添えていらっしゃる。
わたくし、特に偏見は持ち合わせませんが、アルコホーリックやドラッグアディクトの
「たしなんでる」といいますか「キマってる」方々もお見かけいたします。
車道っペリに、ビニールのゴミ袋風にはためいてるな〜と思ったら、それは案外、自由人が仮眠中とかね。
ですから。
通うのは、早起きして、午前中に限るに越したこたございません。


↑さまざまなフレーバーございますが、目当ての品はこちらです。
今回、マンゴー&パイナップルにしてみました。
旦那さまは
「コンジャックゼリー?」
と普通に呼ばわりますが
「おいおい、こりゃやっぱ、こんにゃくゼリーだろ?」
と、妻は冷たく日本語であしらってしまいます。


↑要冷凍。
シャカシャカ袋ごと振って、エアフライヤーで仕上げると美味しいそうです。
子2さんがカートに遠慮会釈なく放り込んでおりました。
話し聞いてみたら、日本でも販売しているそうですね。


↑韓国大根のスープ煮。
韓国大根、大根おろしにはむかないけれど、煮込んでみると甘味が増してとても美味。
生姜醤油で食欲増進。
大好評。
大鍋カラッと完食です。


↑旦那さまの好きなカボチャのそぼろ煮。

奥さんこう見えてアタシね。
クッキング、センス無いしへたっぴ過ぎて。
でもそんなアタシだって。
ええアタシだって、お料理したりもするのよ。
体力アレだから、器用に何品もこさえたりは無理なんだけど。

あら?
なんの話しでしたっけ?
あ。
そうそう。


↑次男坊の、エリザベスカラーがやっと外れて
本犬もさぞや快適だろうと。
とにかく、若松サマってことでした。








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💎I am a diamond💎

2023年04月18日 | Weblog
↑愛しの次男、Theo💕くんです。
犬の養育経験が、わりと豊富な当犬神屋大女将ではございますが。
雄犬で少食、食の好みにも波があるピッキーイーターというケースは、長い人生、初めて担当させていただいておりました。
丹精込めて、食育に専念し、やがて劇的に食欲は改善。
数ヶ月後には、筋肉、骨格、関節、内臓、精神面等、すべからくいい具合に脂がのってまいりました。
旬のサンマのような例えようではございます。
諸事情ございまして、何回か延期となっていた避妊手術でありましたが、現地時間4月10日施術決行の運びとなったのです。


↑厭世観に苛まれているご様子。
さすがの愛しの次男も悲痛な声でキュン泣きます。

筆者、「犬はベッドにのせない派」です。
ですが、次男はキュン泣きます。
ベッドにペットシート敷き詰めて、ドッグベッドごと抱き抱えて添い寝しようかとも一瞬アタマをよぎりましたが
結局、ベッドの脇の床にありあわせのもん敷き詰めて添い寝することにしました。
だがイタイ。
身体中イタイ。
寝返りうつたび骨きしむ。
骨だけではなく、しこりに凝り固まったような痛みが、脇腹でぐるんと回転するような違和感。
老体が、あっさり床の硬さに負けました。
犬はキュン泣く。
初めての、エリザベスカラーは、さぞ不自由でアンカンファタブルなことでせう。
逡巡する筆者、もう夜明けはすぐそこです。
キュン泣く次男抱えて、エントランスカウチに移動、そしてそこで、寝られなかったんだか&少しくらいは寝たんだか。
とにかく、次男の温もりを感じながら、顔だけはニヤニヤ笑っていたことでしょう。

さて奥さん。
DIVERTICULITIS
って、お耳にされたことございますでしょうか?
ダイヴァーティキュライテス
です。
ここは正直に書きましょう。
筆者、この「台ば、てぃきゅら、テス?」
まるで、たどたどしい日本語で、台車の価格を尋ねている外国人観光客様が発するお言葉のような病名の持病がございますんですの。
日本国では、わりと名のある病。
それは「大腸憩室炎」という悪辣な病です。
筆者。
あろうことか。
次男の施術まさに前日。
持病再発。


↑病院にて、右腕が、何やら華やかことになっていました。
この見た目可憐な管から、血液採取されたり、痛み止めの点滴されたりします。
痛み止め点滴ったって、タイロノールとかバファリンとか大正漢方胃腸薬とかパンシロンじゃないですよ?
zofran(嘔吐止め)入りのモルヒネですよ?
しかも、患者目を疑うほどの超高速点滴。
この、人生初モルヒネの超高速点滴は、思った以上に過酷でございました。
体内に入った途端に、後頭部にうわぁぁぁ〜ん!と厭なモヤが湧き上がるような。
そしてそのまま、奈落に引きずり落とされていくような。
トテモ キモチ ワルイ デス。
幼少期、三越の屋上のコーヒーカップのぐるぐるを、調子こいてさらにぐるぐるさせて後悔したときのよう。
二日酔いのアレは、自業自得感満載ですが、この薬物によるアレは何かの厳罰に思えます。
幸い、前回同様、投薬治療で処置できるという診断でしたので、無事帰宅することができましたが。
帰宅後の気の緩みで、空っぽの胃が突然収縮したものか、不意をついてのマーライオン祭りだったのです。
直前に、決定している次男の施術を、再三遅延することはヨシとできず
旦那さま、若衆方のリレー方式の協力を得ることができましたが
まだ、胃の底に焼け爛れた錘吊り下げたような厭な痛み抱えて、フワフワと体半分どっかに浮いているような、決して正気ではない感覚そのまま、愛しき次男の看護に臨場せねばなりませんでした。
これはもう。
犬神さまに与えられた、犬バカ昇給試験かと。
この試練乗り越えたら、犬バカ等級ダイヤモンド会員 永年勤続最高名誉賞受賞かと。
そんなとき
「コドモは具合が悪いとき、頼れるのは親しかいないんだよ」
という、実母の言葉を思い出します。
哀訴キュン泣きの次男に、両前足揃えて、まだまだ痛む左下の脇腹ぎゅううううと踏まれたときは
なんかもう、息もできなかったけど。
「…はうううううッ…!!??(←言葉にならない)」

愛しき次男は術後から普通食ですが
筆者は節制しなければなりませんでした。


↑アメリカの病人食のド定番といえばコレ。





↑🥕🥔🌽🧅のヴィーガンポタージュつくりました。

若衆は、白だし卵粥を作ってくれました。
こんな美味が世界にあったのかと感動いたしました。


↑薬味なんか一切ないほんとに素の素麺。
天上の贅沢かと思いました。


↑僕、元気になってきた。
患部の瘡蓋が自然に剥がれ落ちるまで2週間。

おかげさまで、現時点では
飼い主、愛犬ともどもめでたく復活しております。
「姐さん!犬神ポイント1点=1ミリオン$くらいだから!今回10ポイントくらい取得したから、あとはもう勝ったも同然ぜよ〜!4月中に来るから4月中に!」
祖国からの激励も、常軌を逸する華やかさ。
アレおかしいな?
まだこないぞお振り込み?
晴れて、ダイヤモンド会員になったのに。
よろしくね。
4月中だよ4月中〜!




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