NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

moms are the best!〜never ends〜

2024年05月27日 | Weblog
↑Miniature Dachshund side by side.

さて。
母の日というイベントは、なかなか終わらせてはいけませんね?

サンフレアと凶日が重なり、延期となっていた母の日飲茶。
再アタックは翌週でございました。


↑排骨、パイグォと蝦焼売。


↑とっぱじめに卓に並べられるのは、甘いもの系のエッグタルトと胡麻団子。
芋角は、タロ芋のなんたら。


↑画像もれなく重複しますが、とにかく湯葉で巻いてあるやつ。


↑叉焼焼包。チャアシュウバオって頼むとコレ来ます。
あと、ラプチョンバオって頼むとこのネジネジ蒸しパン来ます。


↑腸粉。チョウファンだったかチョンフェンだったか。
「海老ちゃんプルプル」
って言うと、若衆のうち誰かが注文してくれます。


↑揚げ茄子になんらかのすり身が。


↑菜心、チョイサム、大好き。


↑肉焼売。


↑撮りきれず。食べきれず。いろいろ持ち帰るのがお約束。
あんぱんみたいなのは胡椒餅的なパン。


↑私的な、飲茶攻略法としては、蓮の葉包みの中華ちまきを先に食べてはならない。
ということでしょうか。
これ先にいただくと、お腹ぱんぱんマンぷっくー!状態になって、とてもじゃないけど他のものが食べられなくなりますので。
糯米は、持ち帰りが必定でございます。


↑練乳マヨネーズにディップしていただく、こちらが一番気に入りました。
サトウキビを芯にした、海老のすり身のパン粉揚げです。

さて。
筆者のヒトの子供たちは、気の毒な甲殻類アレルギー。
🦐🦀大好きなのに、思う存分食べたなら、悲惨な仕上がりになってしまいます。
だがしかし、目の前に好物が並んだら、食べるなというのは酷なもの。
賢母は、バッグにそっとベネドリル(←抗アレルギーの市販薬)と甜茶飴をしのばせてまいります。
案の定。
「上唇が、ちょっとピリピリになってきた〜。喉もなんかイガイガ〜」
その時点で、速攻解毒薬投与。
おかげさまで、ことなきを得ました。

店内。
ポタラ宮殿や、九さい溝(←キュウサイコウと書きたかったのですが漢字がでませんぞ)
の美しきパネルがどど〜ん!と飾ってございます。
カイラス山とかのパネルも在るならば、こちらの店内のどこかに、シャンバラに続く回廊があっても不思議はございません。
中国茶を飲み過ぎたものか、その日は一日中、ことのほかカフェインハイだった筆者でございます。
ティンシャを鳴らし、転輪棒を回し、敬虔に五体投地巡礼のココロモチで過ごさせていただきました。
中国茶、ティーポッド2回もオカワリするもんじゃございません。
ティーハイで。
魂が、霊峰めがけて飛んでいくではないですか。

飲茶。
また行こ。











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moms are the best!day2 +day3

2024年05月20日 | Weblog
↑犬神屋分家、ミニチュアダックスフンド総領、ブラック&タンのナラ姐さんが、新老舗総本家のほうにダイエットブートキャンプに来ていた頃です。

母の日前日。あれは確か土曜日のこと。
「母の日は、どっこも混むから、前倒しの1日前に、ママ美味しい茶ぁ〜が飲みたいっす」
と伝えましたらば
「じゃあ久しぶりに、みんなで飲茶にでも参りましょう!」
などと決定しておりました。
いつもより早起きしました。
デイリールーティンの、犬たちの世話も掃除もちゃっちゃと済ませ、さぁひとっ風呂浸かって、いつもより入念にお化粧でもしてこましたろと思っておりました。
そのとき、若衆からの入電。
「ママ〜なんかpc💻系統が調子悪い〜!」
「おおおおおう?!それはアレだ。サンフレアの影響なんじゃ?
なんかダダ、ベガスでもオーロラ見えるかもしれないって、すっごいエキサイティングしているよ?それに、今日はバッドラックの凶日みたいだから、飲茶は別な日でもいいんだよ?」
「とにかくじゃあ、pc💻系統なんとかしてみるね〜」
「お化粧前だから、ぜんぜんオッケー、ノンプロブレ〜モ!」
そんな流れで


↑香味野菜に漬け込んであったポークフィレにギーを塗りたくって


↑ローストしてみました。
見てくれは、あくまでアレですけどあしからず。

pc💻系統なんとかなった若衆たちが、本家のほうにやって来て


↑レモン🍋バターとケイパーとオリーブ🫒のパスタをちゃちゃっと作ってくれました。


↑野菜不足を補う、ケイジャンチキンガンボ、スープというよりゴッタ煮でございます。


↑子1っちゃんは、母ちゃんケーキをピックアップしてきてくれました。
なんかもう。
街は大混乱。
通りのカドカドに警察車両が出張って警戒ならびに検問中。
サンフレアの影響で、やはり人心も乱れるモノなのでしょうか?
母の日の飲茶は、次週に持ち越しということになりました。

母の日。
そうその日は日曜日。

目覚めてすぐにヨロヨロと、犬たちのネイチャーコールのために庭に出ます。
「…!?」


↑コレ。
コレは。
母の日のギフトなのだろうか?
ここで。
ここに座って。
日頃の行いを反省し、煩悩ひとつひとつ潰してけと?

母の日当日
若衆が
「なんかスウィーツでも買っていくよ?」
「いいのいいの。ママ自分で作ったんだからっ!(←得意げ)」

若衆方また集い。


↑旦那さま&若衆たち合同作成による、豪胆剛気な鬼武者天麩羅なんだそうでした。
筆者は大根をおろすと指までおろしてしまうので、健気に慎ましく生姜を多めにすりおろしておりました。


↑得意げに言い放ったにも関わらず、作ってみたのはチョコプディング。
奥さんアレよ。
チョココロネの中のチョコクリームの味だわよ。


↑母の日だからって、いつもよりドヤ顔で威張り散らしたけど
使ってみたのは、常時だいたい買い置きのコレだから。
旦那さまはコレが大好きなんですの。
牛乳入れてカシャカシャかんまかせばムース状になるやつ。
ウィップクリームで誤魔化すとなおよろし。
カンタンがイチバン。
ちなみに旦那さま、日本の銘菓フルーチェはいやがります。
この不届き者が!と思います。

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moms are the best! day1

2024年05月17日 | Weblog
↑アレクサンドラ💕ポージィ💕蔡蘭芳さんです。
ツァイランファンさん。
普段は「ポポちょん💕」とか呼んでいますです。

さて。
当家犬ばか一家犬神屋では。
「毎日が母の日ってことでイイねっ!?」
という暴君女帝ルールを常々敷いておりますのですが。
「日持ちする花ってナニ?(英)」
「カーネーション?」
と応えたら


↑とにかくカーネーションばっかり入手してくるハズバンド。
「もそっと華やかにならんかね?(英)」
と妻に一言放たれて。


↑考えたのでしょう。
ベイビーブレスを足すようになったハズバンド。

母の日週間🍩

でも筆者が食すのは

↑いつものシンプルシュガーグレイズド。

母の日ギフトの案件。
物欲が、レイクミードの水量よりも枯渇ぎみな筆者は
「ん〜?欲しいものはぁぁぁ〜…犬ベッド?」
…の部分は考え中でございます。


↑これを母の日ギフトと呼んでいいのでしょうか?
ええ。
いいと思います。
いいデショ?

↑ポポちょんは、すこぶる気に入っておりますし。

母の日週間。
その日は確か金曜日。
材料一式たずさえて
「ママ、ニッポンのナポリタンちゅくっておくれ〜!」
とは、母より犬バカの子2さん。
デカボトルのケチャップとともに持ってきたのは

↑「うぉしゅうぉしゅソースってなんだ?」
落ち着いてよく読めば、それはウスターソースではないですか。
「おニクいらない。チーズもいらない。やしゃいだけの」
「マッシュルーム買い置きないから、シイタケでいいな?イタリアンパセリも入れるぞう?」
ということで

↑シンプルナポリタンは、ケチャップにうぉしゅうぉしゅソースたすとバカ美味い。
ということを知りました。
大量ナポリタン、またたくまに全売れです。
なんなら、たりないくらいの勢いです。


↑食後にこちらへ。


↑おおおおおおう?
噂には聞いていたけれど、こちらはニッポンのケーキ屋さんではないですか。


↑白葡萄とジャスミンティーのお飲み物。
茶葉の苦味と葡萄の優しい香りがマッチして、喉が渇いていた筆者は、感動しながら啜っておりました。
うおおおおおお。
ニッポンの繊細なお味だなああああ。


↑mom I♡ uの焼印が微笑ましい、日本のチーズケーキも、甘さ控えめスフレみたいにふわっふわ。
やっぱニッポンのケーキは美味しいなあああああ。

母の日週間第一日目。
うぉしゅうぉしゅソースとしか読めませんでした。
おかげさまで、こんなんで、在米35年以上にもなりますか。


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🍕

2024年05月09日 | Weblog
↑ポメ姐さん。
陽光に、目を細めております。
この若紫色の小花もランタナの一種なのだそうですが、残すことにしてもらいました。


↑黄色のもランタナだとか。
黄色ちゃんには泣く泣くサヨナラを告げました。


↑そしてソッポを向くポメ姐さん。
「あら?黄色ちゃんgone?」

さて奥さん。
筆者がこの頃ハマっておりますのは。


↑カリフラワーベースでグルテンフリーだというこちらお徳用2枚入り。


↑こうして。


↑こうやって。


↑焼き。


↑こんな感じで罪悪感ほぼゼロ。

超ラクてぃんで、とってもいいわ〜♪
では。
再度、焼きにかかりたいと存じます。
なんたってお得用、2枚入りですも〜ん。
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潮を汲む

2024年05月07日 | Weblog
↑ママの可愛いべべたん💕なTHEOくんです。
愛しさが、止まらんのですわ奥さん。

さて奥さん。
本日は、ペットブログにはまったくそぐわない。
読み物仕立てでお送りしようと思います。



無慈悲なほどに耳を圧する潮騒は止むことは決してない。
熱砂は灼けていて、足の裏を焼き続けている。
水疱に砂が喰い込んで、一足ごとに激痛が奔るが、なすすべもなく女は浜に追いやられて行く。
行かねば、醜い獄卒の荊棘の細枝で嬲られるだけだから。
抱えているのは、荒い網目も崩れかけの重い潮汲みざるひとつ。
延々と果てしない寂れた浜で、女は今日も潮を汲む。
ぼろ着をまとい、陽に灼けて赤茶けた蓬髪に、干からびた魚の鱗がいくつもひっついている。
唇の皮は白く剥け、顔にも腕にも陽膨れが浮いている。
真水は無い。
与えられない。
舌から喉から胃の腑まで、海の潮の塩気だけがへばりついて、喘鳴も止むことはない。
銀波の照り返しが、鋭角に網膜を刺すように、眼球が炙られ続ける。
涙はとうに干上がって、まつげに絡んだ塩気でまばたきさえままならない。
無理矢理目を閉じても、瞼の内側はただ赤く燃えている。
天空を仰げば、閃光のような眩しい黄色の輪が襲う。
その眩むような輪が押し迫り、まるで焼け串で脳天を突き割るような鋭い疼痛も絶え間ない。

潮を、汲まねばならない。
この破れざるで。
たがの緩んだ潮汲み桶は、隙間だらけの底板の木目から、砂地に海水があっという間に漏れていく。
微塵も疑うこともなく信じたのに。
全身全霊で愛したのに。
男は逃げた。
たった一人、心から信頼して、若さの全てを捧げたあの男は
孕んだと告げた途端に、ためらいもせず逃げた。
獄卒の怒号が、潮風で半ばかき消されながら、途切れ途切れに千切れて飛んできたかと思えば
背中をえぐる、焼け火箸を押し当てられると同じ、熱い痛みが降ってくる。
荊棘の細枝は、容赦無くぼろ着もろとも皮膚を裂いて、傷がぱっくりと白い脂肪をのぞかせた途端に、みるみる血が湧き上がってしたたっていく。
本気で愛しただけなのに。
生涯、愛し抜けると神にも誓ったはずなのに。
陽膨れが潮をかぶって、その激痛が女を朦朧とさせる。
砂浜に横倒しになったひょうしに、砂粒のじゃりじゃりとした厭な味が口の中に広がる。
揺らめく蜃気楼の向こう側に、ぼんやり映って見えるのは、かつてあれほど愛した男の幻影か。
脱水している。
渇水している。
でも、死の迎えが来ることはない。
浪音を聾するような口汚い罵声を浴びて、女は必死に潮汲みざるに手を伸ばす。
限りなく果てない大海の、潮を汲むそれだけのために。
憎くはない。
憎めばいいのに、憎めはしない。
だが恨めしい。
憤りは、積もり積もって恨みに変わる。
恨んでいるうち、愛という偽名の依存と執着は、消滅していくことはない。
膿み爛れた陽膨れの激痛にも似た想い、女の心も苛んで黒く膨れ上がってくる。
殺したい。
殺せない。
自分の全てを惜しげなく差し出して
そこまで惚れ抜いた女だけが。
そこまで惚れ切った女だけが。
この無限の浜辺に追われてやって来て潮を汲む。
永劫に。
潮を汲む。
姦通に
しとどに溺れた女だけが。



いやあの奥さん。
筆者はとっても落ち込んでるワケよ。
古い知己が、不倫の最果てに病んでいると伝えられたので。
浜で潮を汲むような恋をしたと泣いていたけれど。
その涙すら、恋の悦びだということを筆者は知っておりました。
話を聞くたび、筆者の頭の中には、潮汲みのイメージが沸きました。
実際に
「破れざるで海の水汲み続けるような関係は、精算したほうが賢明だよ?」
くらいのことは言いました。
もう、だいぶ昔のことです。
今にして思えば
もっと、強い断固とした態度と言葉を投げかけるべきだったなと。
筆者も口の中で砂粒がじゃりじゃりする思いです。
胸の奥がひりつきます。
潮汲み恋ほど、不毛な恋愛も無いですね。
ちょいと、心境なんぞ吐露させていただきました。



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機を織る

2024年05月04日 | Weblog
↑皆さま、お元気でいらっしゃいますか?
こちら、西洋さんざし(あらそうよね?アタシ間違ってないわよね?ホーソーンベリーって和名はさんざしよね?)
そのさんざしが満開の頃でございます。
上部でポチッとMJ兄さんが写っております。


↑こちらの、ちらほら可憐な赤い花を咲かせているのはランタナでございます。
ランタナ越しに笑顔を振りまいているのはポメ姐さん。
ランタナ。
灼熱と厳寒を繰り返す、厳しい砂漠気候にひるむどころか、それになんなく抗うような、とんでもない繁殖力なのでした。
刈り込んでも刈り込んでも、初夏にはまふっと元の木阿弥状態でした。
まふっと繁茂していれば、自然に悪い虫の温床ともなりましょう。
そして。
毒性強し。
もし犬たちが実や葉を口にしたら危険です。
と、いうことで。


↑アディオス。ランタナ。

最初。
旦那さまが、どこから調達してきたのか、ツルハシ的な物をふるっておりました。
妻は無力なので
「与作は木ぃ〜をぉ切るぅ〜、へいへいホ〜♪へいへいホ〜♪」
と、できる限りのエンターテイメントで激励していました。
「しゃらっぷ!」
真剣作業中の旦那さまが言いました。
こ。
この与作がっ!!!
機を織る気立のいい女房にしゃらっぷとは何事だっ!
とんとんト〜ン♪
気立のいい機織り女房が荒ぶるので、仕上げは専門の業者さんにお任せすることになりました。
ああ。
サブちゃん。


↑ランタナの代替を探しに行ってみました。
犬に、悪影響のない安全な植物を選ぼうと思っています。
この画像はペチュニアだったか?


↑ローズ🌹的なものは難しいでしょうか?


↑この赤いカーネーションはしゃらっぷの詫びか?
ええ与作よどうなんだ?


↑数日後のこの白いカーネーションはどういうこった?
死んだおっかあに供養する花だよなぁぁぁ?

良かれと思って何をしても、とにかくねちねちと詰められる不憫な与作。
機織り女房は、気立がものすごく良いからなぁぁぁぁぁ。

さて。
不憫な与作話しは横っちょあたりに置いといて。
暑くなってまいりますと、冷たいものがほしくなりますね?


↑庭仕事に励むおっとうに若衆方からの愛の差し入れです。
「キムチサンデー?」
与作っ!
この与作っ!
キサマあああああああっ!
※日本の実妹、友人にこの画像を届けたところ、奇しくも「キムチサンデー?」と問われましたが。

tajin chamoyです。
筆者の耳には、どうしたって「タヒンチャモイライ」と聞こえます。
辛い。甘い。ライムの香り。
冷えたパイナップルやマンゴーに情熱的にからまっております。
暑さしのぎの、メキシカンな夏のデザートでございます。


↑ラスベガスのそこらへんのスーパーで必ず売っているこちら。
筆者は「タジン」だと思って微塵も疑いもしませんでした。
なんせ気立のいい、へいへいホ〜♪の女房なものですから。
タヒンって発音すんのね?
タヒンよ?
ああそうなのねサブちゃん。
ヴァニラアイスにかけても美味しいのですってよ?
ん〜ま〜!?

じゃあ奥さん。
アタシ機織りに戻るわね。


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