NOHEA 'ILIO

僭越ながら、屋号犬神屋を名乗らさせていただいております。
19年春、ホノルルからラスベガスに転居してまいりました。

さんちゃん波乱万丈

2011年07月23日 | Weblog
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題「夏休みに楽しかったこと」

Amyたんは、お父さんとお母さんと一緒に、ビーチパークに行きました。
Amyたんのお友達、運河に棲んでる青鷺の「さんちゃん」と遊ぼうと思って行きました。
高潮どきだったので、運河は水かさが高く、「さんちゃん」は、餌の小魚が捕りづらそうだと思いました。

ところが、それは要らない心配でした。
運河に釣竿を垂れているロコキッズのみんなが、釣りたてピッチピチの新鮮な小魚を、次々と「さんちゃん」にあげるからです。
「さんちゃん」小魚丸呑みです。
まったく噛まずに呑み込むので、喉のあたりで、まだ活きている小魚が動いているのがわかります。
なんだかすごい!と、感心してしまいました。

それから、池のほとりで休憩です。
お父さんが、冷たいお水を飲ませてくれました。
Amyたんはなんだかとっても嬉しくて
「お父さん大好き!」と言いました。

三年犬組 バセンジーえみこ

※青鷺の「さんちゃん」は「横顔が、秋刀魚に似ている」というソレだけのことで
お母さんが「さんちゃん」と呼ぶようになりました。
灰青色の羽、赤銅色の鋭い眼光。
凶器のようなクチバシに長い頸。
黄色い両足での慎重な歩様。
羽ばたく音で、通る者を威嚇する。
お母さんが言うには
「今は足を洗って、すっかり堅気の衆のさんちゃんだけど
昔はサギの常習。なんのなんの今もサギ。油断しちゃならねぇ…!」
だそうです。
 
暑いから、お母さんも、もっとちゃんと、お水を飲んだほうがいいと思いました。
SUMMER 2011。





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kurochibiちゃんにあやかります

2011年07月20日 | Weblog
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ノミダニいない。皮毛もきれい。
お耳も骨格もお尻周りも問題なし。
とってもおとなしい女の子。
飢えて渇いて、途方にくれていた女の子。
首輪なしにて所在無し。
仔犬ちゃんにしては、痛々しいほどガリガリに痩せてます。
黒ラブ系+なんちゃらテリアmixと見た。
ほっぽりだすくらいなら、ちゃんと母犬に避妊手術を受けさせて。
無情に見捨てるくらいなら、せめてヒューマンソサエティに電話して。
生後、お初であろうシャンプートリ-トメントには、多少面食らっていたクロチビちゃんでしたが
その食欲、みごとに旺盛。
幼いお腹を、ずいぶん空かせていたんだね。
あらあらあらあら。
よく見れば真っ白な犬歯が美しい。

乗降客でごった返すバス停から、子2さんをこそ選り抜いて、一心不乱にそのアトをついてきちゃったクロチビちゃん。
「ママ寝不足過ぎるから、今日運転して迎えに行けないので、バスで帰ってきてください。ソコんとこ、どうかヒトツ!」
たしかにその日
母のこの口がそう言いました。
どこでもあるのね出会いって。
それがたとえ、なんの変哲もない、街角のバスの停留所だとしても。

この気立て良しのクロチビちゃん。
もう、あっちゅ~まに里親さん見つかりました。
イケてるメンに、それは可愛がられている様子。

教訓
「バスの停留所で見かけて、この人だと思ったイケてるメンのアトを、一心不乱について行ったら、人生なんとかなるのかもしれない」
と、いうことでした。
 




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暑がる菩薩

2011年07月16日 | Weblog
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猛暑お見舞い申し上げます。

おか~さん。
シェーヴアイスかスイカちょうだい。
水浴びしたいから、庭のスプリンクラー回して。
すっきりサッパリしたあとは
暗いお部屋に蝋燭ともして
それから聞かせて
背筋もゾ~ッと凍るよな、とっておきのコワイ話しを。

あのね。
おか~さんね。
ネットで簡単、心理テスト!
っていうの、おと~さんとフザけてやってたの。
そしたらね。
「この世でもっとも残酷な、処刑の仕方って何だと思います?」
っていう設問にね。
「殺さないで、生かすこと」
って即答したの。
すがすがしいくらい、間髪入れずのキッパリ即答。
そしたらね。
「その答えを躊躇なく言える人は…
殺人鬼になる素地があります!」
そんな結果が出ちゃったの。

あああああ。
暑いな。
ちっとも涼しくなんないな。
玉の汗がほとばしる。
もの狂おしいほど、猛る夏。
瘴気祓いに、滝の清水に打たれたい。





ちなみに。
「薬殺、絞首殺など、シンプルに答えた人は、普通の人の可能性。
ネチネチと拷問じみた方法を、悦に言って語る人は、軽度の精神疾患者の可能性。」
そんな感じなんですと。
「殺さないで、生かすこと」
小揺るぎもしない、菩薩の境地の、答えだったハズなのに。


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殺人亀

2011年07月06日 | Weblog
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シーズー犬のマカくん。
子2さんが、劣悪極まりない状況下から、キミやキミのキョウダイたちを救い出して来たあの日から
いつのまにか、三年という月日が流れましたね。
 
汚れモップ状態のキミに、子2さんが堂々と学校をサボって、孤軍奮闘丸刈り美容を施し
母さんが、低く唸るキミを、デオドラントシャンプーで丸洗いしました。
シーズー犬の最大のチャームポイントとも言える、まんまるつぶらであるべきの瞳。
その右側の眼球を、キミはすでに失っていました。

「宝くじ三億円当たったらナニ欲しい?」
と、親しい人たちと、戯れ言を交わしたりもするけど。
そりゃアレも欲しい。
こりゃソレも欲しい。
もちろん欲望は無尽蔵。
お金でアガナエルもの、それはこの世に、扇情的なほど満ち溢れているではないですか。
カミサマ。
GOD OF DOGサマ。
あたしゃやっぱり、お金でアガナエナイもんが要る。
かなうならマカくんに、健康な、よく見える右目を授けてくださいますように。
寛大に、願いを聞き届けてくれるというのなら
べつだんカミサマでなくていい。
カメサマでもカニサマでもいい。

「あなたが水の中に落としたのは、金の斧ですか?それとも銀の斧ですか?」
と、女神サマに問われたら
「わたくしが、ただいま落としましたのは、ダイヤモンドでできた斧でございます!」
と、即答し
嘘を見抜いた女神サマに、無言のまま、斧でざっくり頭カチ割られても、文句の言いようもない母さんです。
そのときは瀕死の状態、息も絶え絶えになりながら
「…斧はもういいです…。その代わりマカくんに、健康な、よく見える右目をくださいますように…」
女神サマの、最後のお慈悲にすがってみることとします。
女神サマ、必要以上に惨たらしく、母さんの頭、叩き割ったりしないで。
脳漿がぴゅ~!よ。
脳漿がぴゅ~!。
後生でございます…
なにとぞどうか…
わたくしの命と引き換えに…
マカくんに、健康な、よく見える右目をば…
…あああっ…!
あなたは、よくよく見れば女神サマなんかじゃない…!
カ、カ、カ、カ、カ、カメサマ…!



こんな末期じゃ
浮かばれない。
カメノバカメ。
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豊作唄

2011年07月01日 | Weblog
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ちょっと気ぃ抜いてたり、うかうかしてたりするとね。
来ちゃうんだよやっぱり。
新人さんがね。
なぜだかね。

とある晩。
「窓の外から、キツンの泣いてる声がするっ…!」
子1&子2のお二人さん。
雷神風神そこをのけ!みたいな感じに
夜を「すわっ…!」と、駆け出して行った日にゃ。
近所のフェンスの破れ目に挟まって、身動きとれなくなっていたこの仔を、瞬く間に助けてきちゃったよ。
きょうだい仔猫の中で、どうにか一匹だけ、敢然と生き延びたサバイバー。
小粒に見えても、ピリリとカライに決まってる。

ちっちゃ~い!
今までの歴代保護仔猫の中でも、抜きん出てちっちゃ~い!女の仔。
皮膚状態良好、お尻周りもお耳もキレイ。お水も飲めるし、離乳食もちゃんと自力で食べられる。

母は、どう見たって、ピリリとカライに決まってる仔猫に違いないから
「サンショちゃん(山椒)」って呼んでみたら不評でね。
子等の独自の命名で、仮名は「キムちゃん」ってトコロに、収まりついた様子です。
おなかまでまんべんなく、ワイルドスポッツの広がった、甲高い鳴き声のおチビちゃん。
ちっちゃ~い!
この月齢で、こんなにちっちゃい仔猫はお初かも。
ほんとに仔猫かな?
ベィビーマングースとかじゃないのかな?
もうちょっと成長過程を観察しないと、まだはっきり特定するのは危険かも。
(↑ちょっと書いてみたかった)

器量よしで人馴れベッタリの仔だから、里親さんもすぐに見つかることでしょう。
たとえマングースだったとしても、ソコはソレ、アレをナニすれば平気よね。



山椒、山椒の木で、雀が啼いた。
足で山椒を踏んで、山椒の木で啼いた。
豆も小豆もサヤからはしる。
サヤも小ザヤも、皆垂れさがる。
山椒、山椒の木で、雀が啼いた。
山椒、山椒の木で、山椒踏んで啼いた。

「豊作唄」よ。
「野口雨情」作。
日本語って、美しいわね。
山椒の詩よ。
山椒がピリリとカラくって、その刺激に、スズメすら啼くということね。



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