読書な日々

読書をはじめとする日々の雑感

奈良・若草山

2022年04月20日 | 日々の雑感
奈良・若草山

天気が良いので、奈良の若草山にハイキングにでかけた。

以前、奈良にはよく行っていたのだが、若草山は上がったことがない。中学の修学旅行以来、あるいは学生の頃にも一度上がったことがあるかもしれないが、いずれにせよ、ずいぶんと久しぶりだ。

近鉄奈良駅から奈良公園を歩いていくと、浮見堂がある。そこで腹ごしらえ。池を望むベンチでサンドイッチを食べた。後ろのほうでは鹿たちが日陰で休んでいる。毛の生え変わりの時期のようで、ズタ袋のような状態になっている。


そこから志賀直哉旧居のほうへ歩く。車のこないコースとトイレがあるコースを選んで歩く。志賀直哉旧居は、いわばただの部屋なので、パス。

そこから森の中を歩いて春日大社へ。藤の花がきれい。


さらに、西に歩くと、やっと若草山の麓に到着。


柵があって、入場料を払って入るのだが、ここまででけっこう疲れており、日差しが強いのに、日陰がなさそうなので、山の上にあがるのはやめて、下の木陰で休憩。

若草山の前にある商店や旅館、食堂などはコロナ禍の影響で、見る影もないようになっている。

そこを歩いて、東大寺へ。


大仏殿は何度も見ているので、新緑の楓の下で池越しに休んでいると、なにやら砂埃のようなものが。よく見ていると、砂ぼこりではない。スギ花粉だかヒノキ花粉が風に煽られて、巻き上がっているのだ。恐ろしや。テレビで見たことはあるが、目の前でスギ花粉が目で見えるくらい巻き上がるのは、見たことがない。誰も気づいていない。あまりの恐ろしさに早々に撤退し、バスに乗って駅に向かった。


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