読書な日々

読書をはじめとする日々の雑感

なつかしい昔の国鉄の映像(山陰)

2020年05月07日 | 日々の雑感
なつかしい昔の国鉄の映像(山陰)

暇なのでYou Tubeを見ていると、なんと京都夜行の車内アナウンスがあるではないか。

昔、高校生の頃に、ボート部の友人と連れ立って、夏休みに京都旅行をしたことがある。その時に使ったのが米子を夜の10時くらいに出発して、京都に翌朝の6時くらいに着く、その名も京都夜行だった。ディーゼル車に牽引された普通列車でほとんど各駅に停車しながら、京都まで行く。

その頃できたばかりの京都の四条通りのマクドナルドでハンバーガーやマックシェイクを食べた。

そして帰りも同じく京都夜行。こちらも京都を夜10時くらいに出発して、米子には朝の7時半くらいに着く。

それ以降、大阪の大学に入ってからも、米子に帰省する時に、なぜか京都夜行を使っていた。まぁお金がなかったからだろう。いつだったか、たぶん正月休みで帰るときだったのだと思うが、目を覚ましたら、ちょうど霞あたりで、停車した駅のホームは雪が1mくらい積もっており、さらに延々と雪が降っているところだった。あの幻想的な絵図は忘れられない。



もう一つの思い出は、米子発京都行きの特急「あさしお」だ。これはたぶん京都に受験に行った時に初めて使ったのだと思うが、それ以来、数回これを使った。当時はすでに伯備線の特急「やくも」が走っていて、こちらのほうが大阪に行くのに速いのだが、なぜか「あさかぜ」を何度も使っていた。

今回探してみたらこの「あさしお」もあった。しかも丁寧な解説もついている。私が乗ったのはこんな朝早く出る号ではなかったと思うのだが。



今は高速バスで4時間(5000円)の時代だ。これだって、数人しか乗っていないような時もある。たまにやくもと新幹線を利用するが、こちらは3時間半(1万円)だけど、快適さはこちらも負けていない。

さらに伯備線の生山から根雨のあいだのどこかから撮影したものだと思われる、雪の中を行き交う列車という映像もすごい。たぶん明け方から一日かけて撮影したのだと思うけど、寒いなかを大変な苦労をしたと思われる。これも感動的な映像だ。


さらに、かつて伯備線を蒸気機関車の三重連が走っていたのを撮影したものもある。これは作者も書いているように「新日本紀行」を真似て作ったもので、周辺の農村の風景や人々の暮らしを描いているのも素敵だ。


こういうのを見ると撮り鉄たちの思いがよく分かる。

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絶望的な日本の対コロナ政策

2020年05月07日 | 日々の雑感
絶望的な日本の対コロナ政策

日本政府の対コロナ政策が、無能だけでなく、まったくやる気のない安倍のせいで、絶望的になっている。5月末まで緊急事態宣言の延期を決めたが、これだって、なにか科学的な根拠があって出したわけではない。ただの憶測、いや希望的観測、まさに大本営発表と同じ。

そもそもPCR検査がいまだに4日以上熱が続かないと検査してもらえないとか、大阪では10日待ちだとか。もう悲惨としか言いようがない。1万数千人とか言っている感染者数だって、あんなもの誰も信じていない。普通に最低でも10倍以上でしょう。

どうしてPCR検査が増えないのか?島津製作所をはじめとしてあちこちで検査時間を短縮した検査キットができているのに、厚生労働省がそれらを積極的に取り入れて、使用させたり、許可を出したりする気がないから、宝も持ち腐れ状態になっている。

可哀相なのは医療関係者や不特定多数の人と接するスーパーの店員さんたち。対コロナの最前線で闘っている医療関係者や、私たちの日常生活にかかせない職業の人たちには、優先的に、かつ定期的(例えば1週間に1回など)に検査を行って、陰性ならよし、陽性なら、隔離や入院などの措置を行うようにしてあげることができれば、安心して働いてもらえるし、通院や買い物に行く私たちだって、安心して行ける。

60歳以上の感染者の死亡率が90%って、ほんとうに恐ろしい。自宅療養中に急激に悪化して亡くなるケースもあるらしい。死後に検査しているケースがどれくらいなのだろうか。きっとただの肺炎で処理しているから、あまり表に出てこないのだろう。

この60歳以上向けに大事なのが、アビガンをもっと広く使用しろということ。「赤江珠緒がアビガンで改善 投与可否の理由明かす」とか、「アビガン回復のグラドル、副作用の恐怖…赤裸々告白」というネットニュースを読むと、アビガンは劇的に効くにもかかわらず、催奇形性などの副作用があるために、申請をした医療機関でしか使えないらしい。もちろんこれから妊娠する可能性のある人たちにはその辺を理解してもらって承認を得た後に使うとしても、還暦過ぎたおっさんやおばはんは死亡率が高いのだから、どんどん使って重症化しないようにしてもらいたい。効くのか効かないのかわからないようなアメリカの薬を承認したところで何の役にも立たない。

そして休業補償。ほんとうにえらいことになっているのに、未だに休業補償はしないと言っている。非常事態なんだから、非常事態の政策をやれよ。通常の時期の政策では対応できないだろう。どうしてそんな誰にでも分かることができないのか?

まず国民の命を守り、安心感を与えるような政策や政治家たちの行動が必要なのに、改憲だって? 開いた口がふさがらない。

もうこんな首相は罷めさせよう。

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