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学習能力ゼロの安倍首相

2016年04月19日 | 日々の雑感
学習能力ゼロの安倍首相

熊本の地震災害の報道で流れてくる、避難所でシンドイ思いをしている人たちや自家用車の中で眠れぬ夜を過ごしている人たち、学校の校庭にSOSの文字を椅子で作って救援物資を求めている人たちの様子を見ていると、行政って学習能力ゼロだなとため息が出る。

20年前の阪神・淡路大震災のときは、あんな都市型の大規模災害は近年初めてだった。事態の重大性が分からず初動が遅れた村山首相はずいぶんと批判された。あれから防災・防災というようになってきて、行政も備蓄をしたり、防災訓練をしたりやってきただろう。

そして三陸沖地震のときは、あんな津波被害や原発災害も初めてだった。原発災害という困難な事態を前に菅首相もずいぶん非難された。これまた該当する行政ではそのための訓練や防災の準備がなされてきた、はずじゃなかったの?

地震は避けられない。予知もできない。せめて被災したときに、惨めな思いをしなくても過ごせるようにできないのか。

今回だって、安倍首相は迅速に復旧とかなんとか言っているが、口先ばかり。いったい何をしている?

被災地の行政は、ある意味、被災者である。だから行政にいる人たちだって家族の心配をしなければならないし、情報収集をしようにも、電気がなければコンピューターだって動かせない。道路が寸断されていれば、車を走らせることもできない。現地の行政に丸投げしてはいけないことぐらい誰だって分かる。

だから、少なくとも初動の3日間くらいは自分が熊本に入って、陣頭指揮を取り、十分な機動力を持てるように自衛隊から必要なものを集結させるとか、ヘリコプターを使って、情報収集をさせ、避難場所に必要なものを十分に送り届けるとか、テント村を作らせて、プライバシーが守れる避難所を設置させるとかということが、どうしてできないのか?自衛隊を動かすことはそれこそ首相にしかできないことだ。

自分が熊本入りができないのなら、緊急に代理の人間を投入すればいいことだ。それを通して、上記のような対策をどんどん打てばいいのだ。

国のトップとしてやるべきこともやらないで、今度は緊急出動する法律を作ろうとしているという話だ。そんなものなくても、やる気になればできるだろうに。国のトップが馬鹿だと苦しむのは国民だ。

こちらを見ると、安倍首相は学習能力以前に、今回の震災に本気で対応する気がないと論評されている。ホント、安倍って、TPPでもなんでも、平気で嘘を言う輩だ。
熊本震災問題はこちら
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安倍首相の学歴詐称疑惑についてはこちら



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