読書な日々

読書をはじめとする日々の雑感

またまた京都小旅行

2014年08月16日 | 日々の雑感
またまた京都小旅行

久しぶりに上さんと京都に小旅行に出かけた。上さんは4月から父親の看病をしていたので、ほんとうに久しぶりだ。でも、天気予報では雨。昨日の時点では、どうしようか、明日の天気を見てから決めよう、だった。朝ジョギングをしているうちに晴れてきて、出かけようか、となった。でも京都方面の天気予報は雨。おまけに大雨注意報が出ているところもある。でも家の近所はあまりに天気がいいので、とりあえず行ってみようか、となった。

3daysチケットを買ったはいいが、まだ一回しか使っていない。8月中に三回使わないと行けないのに、上さんの父親の逝去などでそれどころではなかった。でも1700円以上の距離に行かないと元が取れない。しみったれオジサンの私には辛いところだ。それで比叡山に行くつもりだったが、さすがにこんな怪しい天気のときは平地がいいということで、広隆寺に弥勒菩薩像を見に行くことに。ついでに映画村に行ってもいいかな。

阪急で大宮まで行って、そこから嵐電で太秦広隆寺前まで行く。昔、大学生になりたての頃、高校時代のボート部の同級生が立命館大学に入学して、この太秦に下宿していた。5月になって大学生活に慣れた頃に遊びに呼ばれて、初めて来たのが太秦だった。

この漢字、とても読めない。渡来人である秦氏が養蚕を行って絹織物を作っていたが、それを天皇に献上したところ「禹豆満佐=うずまさ」の姓を与えられ、これに「太秦」の漢字表記を当てたという説がわりと有力なようだ。太秦の二つ前には「蚕ノ社(かいこのやしろ)」という駅もある。嵐電は、今も昔もレトロなイメージがあって、いい。

着いたのが11時半ころだったので、腹ごしらえということで、目当てのレストランを探す。たしかにウェブで確認したのに、見当たらない。次の駅の帷子ノ辻まで行ってしまった。途中に「アララ」というカフェ・レストランがあったので、そこに入った。

とりたたてどうというレストランではないが、オーナー夫妻がお客さんを(もちろん自分のレストランも)大事にしていることが分かる丁寧な感じの、とてもいいレストランだった。週替りランチを注文した。パンならスープ(ポタージュスープ)、ライスなら味噌汁にしてくれる(もちろんクロス注文でもいい)。今日はエビフライとハンバーグ。エビフライは有頭エビのフライで、一品だけ別皿で出された。衣が薄くて美味しい。デザートにコーヒーとアイスクリームの盛り合わせ。これで1200円。目当てのレストランはなかったけど、結果オーライということで、上さんも喜んでいた。「アララ」の情報はこちら

それから駅まで戻って、広隆寺を見物する。聖徳太子のもっていた弥勒菩薩像を譲り受けてこの広隆寺(かつては蜂岡寺と言った)を創建したということで、宝物殿には、国宝第一号の弥勒菩薩像を初め、聖徳太子16才の像もあるし、12神将像もある。薄暗いのはいいとして、空調を入れてもいいのでは。暑くて暑くてたまりませんでした。


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